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第三章 侯爵令嬢としての心得
カースティ補佐官のレッスン(4)
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「今度は、セレンティア様がお立ち下さい。深い口付けはお互いの呼吸に合わせて、相手の主導権を握って行くのです。
口の中で、果実の取り合いを致しましょう…。どちらが先に、喉に押し込めるかを競います」
マリーは菓子箱からドライフルーツを砂糖菓子で包んだ物を取り出し、舌の上に乗せてセレンティアを誘う。レッスンを疑問に思って事もすっかり忘れて、何だか楽しくなってきた。
「……ぁん、う、あっ……んくっ…」
互いに砂糖を舐め終えると、ダークチェリーの洋酒漬けが出てきた。苦味と酸っぱさに満ちた味わいと、マリーの舌の感触を味わいながら、セレンティアは秘芯の奥が熱くなってきたのを感じ取る。
顎を引き寄せ、マリーの唇を啜る。互いの髪が交わりながら、瞳に映る淫らな姿に酔いしれた。
「受け身だけではなく、相手を責めなければなりません。セレンティア様は奥方となられるのですから、公爵家のサロンを御せられるように仕上がって頂かないと…」
カースティ補佐官に見られている事を思い出し、恥ずかしさに舌を躊躇させてしまうと、マリーに喉奥へと責め上げられて、ダークチェリーを吸い取られてしまった。
「ほら、今は勝負の時間です…。ギャラリーの視線に怯えていては、甘い果実を味わえませんよ」
カートからガラス箱に入った赤い色のチェリーを取り出し、蜂蜜をかけてからセレンティアの舌の上に乗せた。
ドライフルーツとは違い、一度どこかで齧らなくては嚥下出来ない大きさのため、舐めたり吸い上げるだけでは口に収められない。
「……果物の水分を二人で吸い上げて、身体を交わせるように更に深く口付け合います。チェリーを齧ったら、中のタネを吸い上げた方が勝ちです。口付けだけではなく、手指の動きも重要な勝負ですわ」
舌に乗せられたチェリーをノックされるように唇を塞がれ、慌てて舌の裏に押し込んで果実を隠そうとするが、すぐに押しつけられて元の位置に戻されてしまった。
より深くを責められるように、マリーを抱き寄せて強く口を塞ぐと、意地悪な事にドレスの隙間から秘芯に指を差し込まれてしまった。
負けじとマリーのスカートを捲り上げて、何も身に付けていない秘芯の奥に指を這わせると、マリーの秘部も蜜に溢れていて、拙いセレンティアの指先の動きを楽しそうに受け入れた。
「……このまま、溢れてしまいそうですわ。セレンティア様の秘芯は、熱く濡れていて、んっ…。指が、溶けてしまう…」
深呼吸の時間にチェリーを齧ろうとしても、マリーの上唇に阻まれて果実を小さくする事は叶わない。
秘芯の一番敏感な場所を摘まれ、果実はマリーによって齧られてしまった。小さくなったチェリーは舌先で丸め取られるようになり、あっという間にタネはマリーの口の中に収まった。
二粒目はマリーの舌の上で始まり、今度はセレンティアが体制を上にする事でマリーの秘芯を責め上げ、喉奥から舌先を吸い上げる形で何とかチェリーを齧り、何とかタネを口に含む事が出来た。
「……私の負けですわ、セレンティア様。初めてで私から果実を取ってしまうだなんて、指導役も要らないくらいの出来栄えですわね」
「深い口付けを学ぶ事で、掃除の手順や仕草も分かって参ります。お互いの距離感、疲労や限界を知って、どのように行い、どこまでを攻めれば良いのかを身体が知っていくのです」
マリーは深いお辞儀をして、菓子箱などの片付けをすると壁に立ってギャラリーに徹した。
次はカースティ補佐官からのレッスンになるようだが、困惑していた自分は既に消え去り、セレンティアは。この屋敷での行いを受け入れる気持ちになった。
逃げ道が無いというならば、貴族らしく試練に立ち向かわなくてはならない。小さな、とても可愛らしいプライドだが、彼女なりの矜持を示すための決意だった。
「掃除を行う際は、最初は受け身の姿勢をして、段々と相手の主導権を握って行きます。男性にとって大切な器官を晒け出すのですから、絹を扱う時のように繊細に触れてから、やがては熱を込めて行くのです。娼婦のように淫らに、でも、決して貴族としての気品を損なわないように心がけて、丹念な掃除を行うのです」
マリーと同じように補佐官もソファーに腰掛け、だらんと脱力した姿勢でセレンティアの前に座る。
覚悟を決めて膝立ちとなり、ベルトを外してチャックに触れ、少しだけ怯えながらカースティ補佐官の物を取り出した。
「平静に、手を震わせずに、最初はそっと撫でて感触を覚えて行くのです…。主導権を握れなくては、相手を手玉には取れません」
熱を帯びた器官と、やや堅い感触を味わいながら、長さや太さ、肉棒の先や付け根といった部分に触れて行き、好奇心に溢れた子供のように弄り回して行くと、再び発情から来る眩暈と、淫らな吐息とが身体に溢れ出した。
口の中で、果実の取り合いを致しましょう…。どちらが先に、喉に押し込めるかを競います」
マリーは菓子箱からドライフルーツを砂糖菓子で包んだ物を取り出し、舌の上に乗せてセレンティアを誘う。レッスンを疑問に思って事もすっかり忘れて、何だか楽しくなってきた。
「……ぁん、う、あっ……んくっ…」
互いに砂糖を舐め終えると、ダークチェリーの洋酒漬けが出てきた。苦味と酸っぱさに満ちた味わいと、マリーの舌の感触を味わいながら、セレンティアは秘芯の奥が熱くなってきたのを感じ取る。
顎を引き寄せ、マリーの唇を啜る。互いの髪が交わりながら、瞳に映る淫らな姿に酔いしれた。
「受け身だけではなく、相手を責めなければなりません。セレンティア様は奥方となられるのですから、公爵家のサロンを御せられるように仕上がって頂かないと…」
カースティ補佐官に見られている事を思い出し、恥ずかしさに舌を躊躇させてしまうと、マリーに喉奥へと責め上げられて、ダークチェリーを吸い取られてしまった。
「ほら、今は勝負の時間です…。ギャラリーの視線に怯えていては、甘い果実を味わえませんよ」
カートからガラス箱に入った赤い色のチェリーを取り出し、蜂蜜をかけてからセレンティアの舌の上に乗せた。
ドライフルーツとは違い、一度どこかで齧らなくては嚥下出来ない大きさのため、舐めたり吸い上げるだけでは口に収められない。
「……果物の水分を二人で吸い上げて、身体を交わせるように更に深く口付け合います。チェリーを齧ったら、中のタネを吸い上げた方が勝ちです。口付けだけではなく、手指の動きも重要な勝負ですわ」
舌に乗せられたチェリーをノックされるように唇を塞がれ、慌てて舌の裏に押し込んで果実を隠そうとするが、すぐに押しつけられて元の位置に戻されてしまった。
より深くを責められるように、マリーを抱き寄せて強く口を塞ぐと、意地悪な事にドレスの隙間から秘芯に指を差し込まれてしまった。
負けじとマリーのスカートを捲り上げて、何も身に付けていない秘芯の奥に指を這わせると、マリーの秘部も蜜に溢れていて、拙いセレンティアの指先の動きを楽しそうに受け入れた。
「……このまま、溢れてしまいそうですわ。セレンティア様の秘芯は、熱く濡れていて、んっ…。指が、溶けてしまう…」
深呼吸の時間にチェリーを齧ろうとしても、マリーの上唇に阻まれて果実を小さくする事は叶わない。
秘芯の一番敏感な場所を摘まれ、果実はマリーによって齧られてしまった。小さくなったチェリーは舌先で丸め取られるようになり、あっという間にタネはマリーの口の中に収まった。
二粒目はマリーの舌の上で始まり、今度はセレンティアが体制を上にする事でマリーの秘芯を責め上げ、喉奥から舌先を吸い上げる形で何とかチェリーを齧り、何とかタネを口に含む事が出来た。
「……私の負けですわ、セレンティア様。初めてで私から果実を取ってしまうだなんて、指導役も要らないくらいの出来栄えですわね」
「深い口付けを学ぶ事で、掃除の手順や仕草も分かって参ります。お互いの距離感、疲労や限界を知って、どのように行い、どこまでを攻めれば良いのかを身体が知っていくのです」
マリーは深いお辞儀をして、菓子箱などの片付けをすると壁に立ってギャラリーに徹した。
次はカースティ補佐官からのレッスンになるようだが、困惑していた自分は既に消え去り、セレンティアは。この屋敷での行いを受け入れる気持ちになった。
逃げ道が無いというならば、貴族らしく試練に立ち向かわなくてはならない。小さな、とても可愛らしいプライドだが、彼女なりの矜持を示すための決意だった。
「掃除を行う際は、最初は受け身の姿勢をして、段々と相手の主導権を握って行きます。男性にとって大切な器官を晒け出すのですから、絹を扱う時のように繊細に触れてから、やがては熱を込めて行くのです。娼婦のように淫らに、でも、決して貴族としての気品を損なわないように心がけて、丹念な掃除を行うのです」
マリーと同じように補佐官もソファーに腰掛け、だらんと脱力した姿勢でセレンティアの前に座る。
覚悟を決めて膝立ちとなり、ベルトを外してチャックに触れ、少しだけ怯えながらカースティ補佐官の物を取り出した。
「平静に、手を震わせずに、最初はそっと撫でて感触を覚えて行くのです…。主導権を握れなくては、相手を手玉には取れません」
熱を帯びた器官と、やや堅い感触を味わいながら、長さや太さ、肉棒の先や付け根といった部分に触れて行き、好奇心に溢れた子供のように弄り回して行くと、再び発情から来る眩暈と、淫らな吐息とが身体に溢れ出した。
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