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第3章 アレクを狙って
第844話 鬼の創造神と神達の反抗と処分!
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創造神は、神たちを集めて会議を開こうとしていた。だが、自由気ままな神たちは、聡明神と獣神と精霊神しか集まっていない。
「はぁ、やはりお主らだけじゃったか。少しばかり、あやつらにお灸を据えなくてはのぅ。神縛」
創造神は、天高らかに腕を伸ばして神縛と叫ぶ。すると、黄金に輝いた拘束具を着けた神達が、次々に椅子に姿を現した。
「クソじじぃぃ、何してくれてる。絶対破壊する」
破壊神が、拘束具に向けて破壊を試みるが、何も起きる気配がない。
「創ちゃん、僕の知らない魔法だね。早く解析しなくちゃ。へぇ~、これがこうで、こうなって......」
魔法神は、目を瞑ってオリジナルスキルである解析を使って原理を探り始める。
「創造神様よ、俺達を拘束して何しようとしてんだ?世界は、平和になっただろう?俺達が呼ばれる理由がわからんな」
武神は、拘束具をはめられているにも関わらず、力技で無理矢理腕を動かしてテーブルに叩きつけた。
「お前ら、創造神様に対して無礼過ぎる!もっと敬う気持ちを持て」
獣神は、不貞腐れた態度を見せる三神に対して、立ち上がり怒号する。
「獣ちゃん、半神なのに~僕達に殺されないと思ってるの?弱い犬ほど......あ、ぁぁぁぁ」
「魔法神、少し黙りましょうか。破壊神と武神も、頭が高いのではなくて?這いつくばりましょうか?それから、獣神は私の大切な夫なの。次同じような態度を取ったら精霊達のエサにするわよ。いいわね?」
精霊神と獣神は、いつの間にか伴侶となっていた。そして、アレク達のお陰で全盛期の力を取り戻した精霊神は、他の神達に匹敵する力を持っている。
魔法神が話せなくなったのと武神と破壊神がテーブルに顔を打ち付けたのは、精霊神の持つ精霊魔法を使ったからだ。
「う、ゔ、う」
魔法神は話すことが出来ず、仕方なくテーブルに頭を打ち付けて謝った。
「悪かった。反省しているから解いてくれ」
「僕も反省してる。わがまま言わない。だから、解放して」
武神と破壊神も、テーブルに顔を押し付けたまま謝る。
「はぁ、反省してるなら仕方ないわね。次は、許さないわよ。獣神と私にしてきたことを忘れたわけでないから」
精霊神は、指をクルンと回して精霊魔法を解くと、魔法神は話せるようになり、武神と破壊神は動けるようになった。
その瞬間、魔法神の体を拘束していた拘束具が外れる。更に、武神と破壊神の拘束具も外れたのだ。
「バカなやつだよ。僕に解析出来ない魔法はないよ。よくもやってくれたね。神縛武神と破壊神やっていいよ。これで、じじぃも精霊神も獣神も、魔法と神力を封じたからね」
「魔法神、よくやった!強いからって威張ってやがった創造神にムカついてたんだ。ボコボコにしてやる」
「半神風情と精霊神を仲良く破壊する。破壊!バイバイ」
魔法神は、解析したばかりの神縛を使って捕縛した。そして、武神が創造神の顔面目掛けて殴りに行き、破壊神が獣神と精霊神に向かって破壊のスキルを使う。だが、武神は創造神の前で固まり動かなくなる。更に、魔法神は頭を押さえて発狂したあと白目を剥いて倒れた。破壊神に至っては、破壊と言ったにも関わらず何も起こらず呆然としている。
「ワシが、甘やかし過ぎたようじゃ。聡明神よ、魔法神を殺してはおらんじゃろうな?」
「はい!宇宙に存在する知識を一気に頭へ送り込んだだけです。廃人にはなるでしょうが、死んではおりません。ですが何故、私を中立と考えたのでしょうか。頭の悪い方々の考えはよくわかりません」
創造神と聡明神は、初めからこうなることを予想していた。だが、拘束された段階で反省したならば許してやろうと考えていた。しかし、一番悪い方向へと進み、最終手段を実行したのだ。
「自惚れや自尊心は時に神すらも狂わすのじゃな。そろそろ新たな神を選定せねばなんのぅ。こやつらのような物が現れるせいで無駄な決まり事も作らんといかんようになったしのぅ。とりあえず、こやつらの処分が先じゃな」
下界への不干渉などのルールも、このような身勝手な神がいるからこそ作られたものだ。
そして、三神の処遇が決められようとしていた。
「武神よ、今までご苦労じゃった。永遠に殴り合うがよい。魔法神も、ご苦労じゃった。一生目覚めぬまま永遠の時を過ごすがよい。そして、最後に破壊神......なんじゃ?まだ自分の状態が理解出来ておらんのかのぅ?」
創造神は、武神と魔法神に手を翳すと、その場から二人は消えた。二人は、創造神が作った牢獄へと幽閉されたのだ。
だが、破壊神だけは諦めておらず、永遠と破壊破壊と声を出している。
「もうお主らの能力は全て奪ったわい。ワシも、ルシファーのことで甘い考えを捨てたのじゃよ。今は、破壊神ではない。人間と同じじゃわい。そろそろ、幽閉先に送るかのぅ」
「なんて......全て奪った?このクソ野郎......」
ルシファーの時は、能力を奪う拘束具で幽閉していたが、あのようなことは二度起こしてはならないと、破壊神と武神と魔法神の能力全てを奪った。
「そうじゃ!言い忘れておったわい。破壊神は、永遠に破壊と再生を繰り返す罰じゃ。破壊が好きであったお主なら気に入るじゃろう」
創造神は、わざと消えたあとに伝えて声高らかに笑うのだった。
「はぁ、やはりお主らだけじゃったか。少しばかり、あやつらにお灸を据えなくてはのぅ。神縛」
創造神は、天高らかに腕を伸ばして神縛と叫ぶ。すると、黄金に輝いた拘束具を着けた神達が、次々に椅子に姿を現した。
「クソじじぃぃ、何してくれてる。絶対破壊する」
破壊神が、拘束具に向けて破壊を試みるが、何も起きる気配がない。
「創ちゃん、僕の知らない魔法だね。早く解析しなくちゃ。へぇ~、これがこうで、こうなって......」
魔法神は、目を瞑ってオリジナルスキルである解析を使って原理を探り始める。
「創造神様よ、俺達を拘束して何しようとしてんだ?世界は、平和になっただろう?俺達が呼ばれる理由がわからんな」
武神は、拘束具をはめられているにも関わらず、力技で無理矢理腕を動かしてテーブルに叩きつけた。
「お前ら、創造神様に対して無礼過ぎる!もっと敬う気持ちを持て」
獣神は、不貞腐れた態度を見せる三神に対して、立ち上がり怒号する。
「獣ちゃん、半神なのに~僕達に殺されないと思ってるの?弱い犬ほど......あ、ぁぁぁぁ」
「魔法神、少し黙りましょうか。破壊神と武神も、頭が高いのではなくて?這いつくばりましょうか?それから、獣神は私の大切な夫なの。次同じような態度を取ったら精霊達のエサにするわよ。いいわね?」
精霊神と獣神は、いつの間にか伴侶となっていた。そして、アレク達のお陰で全盛期の力を取り戻した精霊神は、他の神達に匹敵する力を持っている。
魔法神が話せなくなったのと武神と破壊神がテーブルに顔を打ち付けたのは、精霊神の持つ精霊魔法を使ったからだ。
「う、ゔ、う」
魔法神は話すことが出来ず、仕方なくテーブルに頭を打ち付けて謝った。
「悪かった。反省しているから解いてくれ」
「僕も反省してる。わがまま言わない。だから、解放して」
武神と破壊神も、テーブルに顔を押し付けたまま謝る。
「はぁ、反省してるなら仕方ないわね。次は、許さないわよ。獣神と私にしてきたことを忘れたわけでないから」
精霊神は、指をクルンと回して精霊魔法を解くと、魔法神は話せるようになり、武神と破壊神は動けるようになった。
その瞬間、魔法神の体を拘束していた拘束具が外れる。更に、武神と破壊神の拘束具も外れたのだ。
「バカなやつだよ。僕に解析出来ない魔法はないよ。よくもやってくれたね。神縛武神と破壊神やっていいよ。これで、じじぃも精霊神も獣神も、魔法と神力を封じたからね」
「魔法神、よくやった!強いからって威張ってやがった創造神にムカついてたんだ。ボコボコにしてやる」
「半神風情と精霊神を仲良く破壊する。破壊!バイバイ」
魔法神は、解析したばかりの神縛を使って捕縛した。そして、武神が創造神の顔面目掛けて殴りに行き、破壊神が獣神と精霊神に向かって破壊のスキルを使う。だが、武神は創造神の前で固まり動かなくなる。更に、魔法神は頭を押さえて発狂したあと白目を剥いて倒れた。破壊神に至っては、破壊と言ったにも関わらず何も起こらず呆然としている。
「ワシが、甘やかし過ぎたようじゃ。聡明神よ、魔法神を殺してはおらんじゃろうな?」
「はい!宇宙に存在する知識を一気に頭へ送り込んだだけです。廃人にはなるでしょうが、死んではおりません。ですが何故、私を中立と考えたのでしょうか。頭の悪い方々の考えはよくわかりません」
創造神と聡明神は、初めからこうなることを予想していた。だが、拘束された段階で反省したならば許してやろうと考えていた。しかし、一番悪い方向へと進み、最終手段を実行したのだ。
「自惚れや自尊心は時に神すらも狂わすのじゃな。そろそろ新たな神を選定せねばなんのぅ。こやつらのような物が現れるせいで無駄な決まり事も作らんといかんようになったしのぅ。とりあえず、こやつらの処分が先じゃな」
下界への不干渉などのルールも、このような身勝手な神がいるからこそ作られたものだ。
そして、三神の処遇が決められようとしていた。
「武神よ、今までご苦労じゃった。永遠に殴り合うがよい。魔法神も、ご苦労じゃった。一生目覚めぬまま永遠の時を過ごすがよい。そして、最後に破壊神......なんじゃ?まだ自分の状態が理解出来ておらんのかのぅ?」
創造神は、武神と魔法神に手を翳すと、その場から二人は消えた。二人は、創造神が作った牢獄へと幽閉されたのだ。
だが、破壊神だけは諦めておらず、永遠と破壊破壊と声を出している。
「もうお主らの能力は全て奪ったわい。ワシも、ルシファーのことで甘い考えを捨てたのじゃよ。今は、破壊神ではない。人間と同じじゃわい。そろそろ、幽閉先に送るかのぅ」
「なんて......全て奪った?このクソ野郎......」
ルシファーの時は、能力を奪う拘束具で幽閉していたが、あのようなことは二度起こしてはならないと、破壊神と武神と魔法神の能力全てを奪った。
「そうじゃ!言い忘れておったわい。破壊神は、永遠に破壊と再生を繰り返す罰じゃ。破壊が好きであったお主なら気に入るじゃろう」
創造神は、わざと消えたあとに伝えて声高らかに笑うのだった。
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