657 / 821
第3章 アレクを狙って
番外中編) 日本に帰ってきても巻き込まれるアレク!
しおりを挟む
アレク達は、服を買うために高級店ではなく、フランチャイズのリーズナブルなお店に来ていた。
前世は、37歳の中年男性だったため、ブランド物やオシャレに気を使うことはなく、実用的で安価な物でいいと思っており、行きつけのここを選んだ。
「父さん、あの動いてるの何!?動力は魔力石?でも、魔力反応がないしなぁ」
大樹は、服よりもエスカレーターに注目して、何をするものなのか、どう動いているのか気になってしまう。
「あれは、二階に人を運ぶエスカレーターっていう動く階段だよ。足の悪い人とか病気の人が不自由なく移動できるように作られた物だったはず。動力は、電気......雷の魔法みたいなものを利用してる感じかな」
アレク自身も、エスカレーターを分解したことや設計図を見たことがないので詳しい説明は出来ないが、何となく間違ってはいないだろうという思って答える。
「凄い......後で乗ってみたいなぁ」
「アレク、あれを城につけましょう。最近、メイド長が階段を上るのが辛いと言ってたのよ」
大樹とヘルミーナは、本来の目的を忘れて、物珍しいエスカレーターのことばかりに注目している。
「その話はあとでね。今は、服選びからだよ。この服目立ち過ぎて、ほら......大注目浴びてるからさ」
アレク達は、服だけで大注目を浴びていると思っているのだが、大樹の女性顔負けの美形と20代の容姿をした美男美女のアレクとヘルミーナだからこそだ。
周りにいる人々は、美し過ぎて声すら出ず、凝視してしまう。
「そ、そうね。でも、見たこともない服なのと、これだけの量があると迷ってしまうわ」
「父さん、このままだったら人集りが出来そう。店員さんに選んでもらうのはどうかな?」
気付くとどんどん人が集まってきて大変なことなっていた。傍から見ると、芸能人のお忍びが見つかってしまったのではと勘違いさせるほどだ。
「アハハ、考えが甘すぎたかも。あ!ちょうど店員さんが来たし、大樹の言う通り頼もうか。あの~、すみません!服を選んでもらえませんか?」
何事かと人混みを掻き分けてやってくる20代前半くらいの女性にアレクが尋ねた瞬間、アレクのあまりのカッコ良さに、女性は顔を真っ赤にして、そのまま倒れてしまった。
急に倒れたのでアレクが慌てていると、スーツ着たポニーテールのキャリアウーマンらしき美人な30代の女性と警備の人が数人やってきて、アレク達に来るように誘導してきた。アレク達は、その指示に従って移動する。
「え~っと、日本語は通じますか?」
事務所に通されたアレク達は、外国人だと思われているのか、日本語が通じるか確認される。
「はい!通じますよ。助けて頂きありがとうございました。お金は、この通りお支払いしますので、私達に似合う服を何着か選んでもらえませんか?今戻ると、またパニックになりそうでして......」
アレクは、このまま警察に通報された場合は、この女性の記憶を消して逃亡しようと考えていたが、雰囲気からして心配なさそうだ。
「日本語がお上手ですね。それから、先程の提案理解しました。試着室も、ご利用になられると思いますので、一部を一時封鎖に致します。その代わり......お願いがございまして......あ!勿論、衣服に関しては、タダでお渡し致します」
「試着室が使えるのとタダは魅力的な提案ですが、お願いとは何でしょうか?」
異世界では、一国の王だが、今は不法入国者に過ぎないアレクは、どんな無理難題を迫れるのか、生唾を飲み込み答えるのを待つ。
「モデルをお願い致します!今日モデルの撮影があったのですが、まだ来ていなくて......しかも、人気アイドルなのでお客様も多数来店している中、すでに1時間も待たせておりまして......どうか、どうか、私達を助けると思ってお願いします」
「はい!?も、モデル!?」
前世では、関わることのなかった三文字の言葉が飛び出して、ひっくり返ったような声を上げる。相手の女性は、「はい!」と追い打ちをかけるように真剣な顔で答える。
「アレク?大丈夫?」
「父さん、この人はなんて言ってるの?もしかして、面倒な感じ?」
ヘルミーナと大樹は、日本語を理解出来ないので、真剣に話す女性から責められているのではないかと勘違いしている。
「大丈夫だよ。弊害なく服を選べるように写真を取りたいらしいんだよ。服もプレゼントしてくれるって。同意していいかな?詳しい話は、移動しながら話すからさ」
面倒な状況ではないことを知った二人は安心する。そして、写真くらいであれば何の問題もないと感じて頷いた。
「では、受けますので、早速始めましょう。ですが、来る予定のモデルが来た場合、何があっても責任は負いませんよ」
「はい!全責任は私が負います!ですが、その前にこの状況で、上が私に責任を押し付けるようなら辞めてやります。それに、あのアイドルには何度もやられているので、屈辱を味合わせてやりたいです」
人気アイドルということで、会社の上層部が何度も依頼を出したようだが、その度に服に文句をつけて帰ってしまったり、遅刻やスタッフに暴力などは当たり前で、この女性はいつか仕返しをしてやろうと考えていた。
勿論、毎回上層部に報告はしたのだが、売上しか見ていない上層部は何もすることなく、我慢しろとの一点張りだ。
「へぇ~、なら俺も協力しますよ!よし、屁の薬でも作るかな」
「ありがとうございます!えっ?最後何か言いましたか?」
最後のアレクの言葉は、異世界の言語で話したので、ヘルミーナと大樹にしか伝わっていない。
大樹とヘルミーナは、またしてもアレクが何かしでかそうとしてるなと思う。しかし、おもしろそうなので、協力しようと思うのだった。
前世は、37歳の中年男性だったため、ブランド物やオシャレに気を使うことはなく、実用的で安価な物でいいと思っており、行きつけのここを選んだ。
「父さん、あの動いてるの何!?動力は魔力石?でも、魔力反応がないしなぁ」
大樹は、服よりもエスカレーターに注目して、何をするものなのか、どう動いているのか気になってしまう。
「あれは、二階に人を運ぶエスカレーターっていう動く階段だよ。足の悪い人とか病気の人が不自由なく移動できるように作られた物だったはず。動力は、電気......雷の魔法みたいなものを利用してる感じかな」
アレク自身も、エスカレーターを分解したことや設計図を見たことがないので詳しい説明は出来ないが、何となく間違ってはいないだろうという思って答える。
「凄い......後で乗ってみたいなぁ」
「アレク、あれを城につけましょう。最近、メイド長が階段を上るのが辛いと言ってたのよ」
大樹とヘルミーナは、本来の目的を忘れて、物珍しいエスカレーターのことばかりに注目している。
「その話はあとでね。今は、服選びからだよ。この服目立ち過ぎて、ほら......大注目浴びてるからさ」
アレク達は、服だけで大注目を浴びていると思っているのだが、大樹の女性顔負けの美形と20代の容姿をした美男美女のアレクとヘルミーナだからこそだ。
周りにいる人々は、美し過ぎて声すら出ず、凝視してしまう。
「そ、そうね。でも、見たこともない服なのと、これだけの量があると迷ってしまうわ」
「父さん、このままだったら人集りが出来そう。店員さんに選んでもらうのはどうかな?」
気付くとどんどん人が集まってきて大変なことなっていた。傍から見ると、芸能人のお忍びが見つかってしまったのではと勘違いさせるほどだ。
「アハハ、考えが甘すぎたかも。あ!ちょうど店員さんが来たし、大樹の言う通り頼もうか。あの~、すみません!服を選んでもらえませんか?」
何事かと人混みを掻き分けてやってくる20代前半くらいの女性にアレクが尋ねた瞬間、アレクのあまりのカッコ良さに、女性は顔を真っ赤にして、そのまま倒れてしまった。
急に倒れたのでアレクが慌てていると、スーツ着たポニーテールのキャリアウーマンらしき美人な30代の女性と警備の人が数人やってきて、アレク達に来るように誘導してきた。アレク達は、その指示に従って移動する。
「え~っと、日本語は通じますか?」
事務所に通されたアレク達は、外国人だと思われているのか、日本語が通じるか確認される。
「はい!通じますよ。助けて頂きありがとうございました。お金は、この通りお支払いしますので、私達に似合う服を何着か選んでもらえませんか?今戻ると、またパニックになりそうでして......」
アレクは、このまま警察に通報された場合は、この女性の記憶を消して逃亡しようと考えていたが、雰囲気からして心配なさそうだ。
「日本語がお上手ですね。それから、先程の提案理解しました。試着室も、ご利用になられると思いますので、一部を一時封鎖に致します。その代わり......お願いがございまして......あ!勿論、衣服に関しては、タダでお渡し致します」
「試着室が使えるのとタダは魅力的な提案ですが、お願いとは何でしょうか?」
異世界では、一国の王だが、今は不法入国者に過ぎないアレクは、どんな無理難題を迫れるのか、生唾を飲み込み答えるのを待つ。
「モデルをお願い致します!今日モデルの撮影があったのですが、まだ来ていなくて......しかも、人気アイドルなのでお客様も多数来店している中、すでに1時間も待たせておりまして......どうか、どうか、私達を助けると思ってお願いします」
「はい!?も、モデル!?」
前世では、関わることのなかった三文字の言葉が飛び出して、ひっくり返ったような声を上げる。相手の女性は、「はい!」と追い打ちをかけるように真剣な顔で答える。
「アレク?大丈夫?」
「父さん、この人はなんて言ってるの?もしかして、面倒な感じ?」
ヘルミーナと大樹は、日本語を理解出来ないので、真剣に話す女性から責められているのではないかと勘違いしている。
「大丈夫だよ。弊害なく服を選べるように写真を取りたいらしいんだよ。服もプレゼントしてくれるって。同意していいかな?詳しい話は、移動しながら話すからさ」
面倒な状況ではないことを知った二人は安心する。そして、写真くらいであれば何の問題もないと感じて頷いた。
「では、受けますので、早速始めましょう。ですが、来る予定のモデルが来た場合、何があっても責任は負いませんよ」
「はい!全責任は私が負います!ですが、その前にこの状況で、上が私に責任を押し付けるようなら辞めてやります。それに、あのアイドルには何度もやられているので、屈辱を味合わせてやりたいです」
人気アイドルということで、会社の上層部が何度も依頼を出したようだが、その度に服に文句をつけて帰ってしまったり、遅刻やスタッフに暴力などは当たり前で、この女性はいつか仕返しをしてやろうと考えていた。
勿論、毎回上層部に報告はしたのだが、売上しか見ていない上層部は何もすることなく、我慢しろとの一点張りだ。
「へぇ~、なら俺も協力しますよ!よし、屁の薬でも作るかな」
「ありがとうございます!えっ?最後何か言いましたか?」
最後のアレクの言葉は、異世界の言語で話したので、ヘルミーナと大樹にしか伝わっていない。
大樹とヘルミーナは、またしてもアレクが何かしでかそうとしてるなと思う。しかし、おもしろそうなので、協力しようと思うのだった。
230
お気に入りに追加
6,146
あなたにおすすめの小説
伯爵令嬢の秘密の知識
シマセイ
ファンタジー
16歳の女子高生 佐藤美咲は、神のミスで交通事故に巻き込まれて死んでしまう。異世界のグランディア王国ルナリス伯爵家のミアとして転生し、前世の記憶と知識チートを授かる。魔法と魔道具を秘密裏に研究しつつ、科学と魔法を融合させた夢を追い、小さな一歩を踏み出す。

魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました
紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。
国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です
更新は1週間に1度くらいのペースになります。
何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。
自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m

転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
勇者パーティを追放された聖女ですが、やっと解放されてむしろ感謝します。なのにパーティの人たちが続々と私に助けを求めてくる件。
八木愛里
ファンタジー
聖女のロザリーは戦闘中でも回復魔法が使用できるが、勇者が見目麗しいソニアを新しい聖女として迎え入れた。ソニアからの入れ知恵で、勇者パーティから『役立たず』と侮辱されて、ついに追放されてしまう。
パーティの人間関係に疲れたロザリーは、ソロ冒険者になることを決意。
攻撃魔法の魔道具を求めて魔道具屋に行ったら、店主から才能を認められる。
ロザリーの実力を知らず愚かにも追放した勇者一行は、これまで攻略できたはずの中級のダンジョンでさえ失敗を繰り返し、仲間割れし破滅へ向かっていく。
一方ロザリーは上級の魔物討伐に成功したり、大魔法使いさまと協力して王女を襲ってきた魔獣を倒したり、国の英雄と呼ばれる存在になっていく。
これは真の実力者であるロザリーが、ソロ冒険者としての地位を確立していきながら、残念ながら追いかけてきた魔法使いや女剣士を「虫が良すぎるわ!」と追っ払い、入り浸っている魔道具屋の店主が実は憧れの大魔法使いさまだが、どうしても本人が気づかない話。
※11話以降から勇者パーティの没落シーンがあります。
※40話に鬱展開あり。苦手な方は読み飛ばし推奨します。
※表紙はAIイラストを使用。

【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。