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第3章 アレクを狙って
第714話 リッド男爵の初仕事依頼と研究馬鹿な骸骨!
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学校の建築に目処が立った頃、おやっさんの次に位置するドワーフの凄腕建築士のジャルと夜明けの雫のリッドとオドヘートが会議室に呼ばれた。
「三人を呼んだのは、ドワーフの第二拠点を作るところから魔ノ国との交渉まで全てを任せたい。俺は、これからこの世界の存亡をかけた戦いに行かないといけないからさ」
この懐かしいメンバーを呼んだのには理由がある。エルフの国に旅立つ前に、やっとリッドの教育が終わったとオドヘートから聞かされて、アレクは辺境伯の特権である任命権を行使してリッドを男爵にした。そして、陛下からも許可が下り、あることをオドヘートからお願いされた。
「アレク様、一つお聞きしてもよろしいでしょうか?」
男爵となったリッドは、冒険者時代のような言葉遣いなくなり、凛とした表情をしている。
「どうしたの?なんでも聞いていいよ」
アレクとオドヘートは、どんな質問が飛び出すか、予想はついているが、敢えてリッドからの質問を聞くことにした。
「私は、オドヘート様の補佐として赴くという認識でよろしいでしょうか?」
「違うよ。男爵としての初仕事になる。オドヘートさんから、リッドはもう一人で任せられると判断したんだよ。でも、熟せなさそうなら、もっと簡単なことに変えるけど」
リッドは、オドヘートから認めてもらったことを嬉しく感じる。しかし、こんな大役を任されてうまく熟せるか不安にもなる。
更に、アレクの高低差のある言い方に、人が悪いなと感じて、引き受けなければ一生日の目を見ない人生になってしまうだろうと思う。
「やらせて頂きます。私にとって、これ以上ない機会ですし、貴族社会を生き抜くには、この試練を乗り越える必要がありますから」
リッドは、真剣かつ爽やかな表情で話す。
しかも、向上心が見て取れる言葉だけを話して、泣き言のように聞こえる言葉は一言も発しない。
昔のリッドならば、違っただろうが、貴族社会の勉強をして、この場での泣き言は悪手になると理解しているからだ。
「よし!任せるよ。オドヘートさんも、補佐役お願いしますね。多分、大忙しになるからね。それに、この大仕事の要はジャル、君の建築の腕にかかってる。お願いね」
オドヘートは、元領主であり、若返りの薬で頭の回転も体力も昔に戻っているので、この大役を任せるには適任だ。
そして、ジャルには故郷よりも過ごしやすい街を作ってもらい、アレクが考える将来の計画に近付ける足掛かりを築いて貰わなくてはならない。
「ハッ!拝命致しました。タカハシ辺境伯様の期待に添えるよう全身全霊で当たらせて頂きます」
「酒の神様の命令なら、全力でやろうじゃないか。弟子を数名とドワーフの仲間を三人ほど連れていきたいのだが、いいだろうか?」
オドヘートもジャルも、やる気満々といった表情をする。
「うん。ジャルが思う人員を連れて行ってくれたらいいよ。あと、大量に酒を持って行っていいからね」
最近知ったのだが、酒造りを担当するドワーフ達は3箇所も醸造所を作り、常にフル稼働させている。そのせいで、年単位で賄える量を作ってしまった。
「流石、酒の神様だ!話が早くて助かるぞ。だが、酒をしまっておく場所がない。どうしたものか」
酒を大量に持っていくのはいいのだが、エルフの国での保管場所に悩まされた。
「その事を考えて、もう一人用意してるよ。オーバーテイカー入ってきて」
「皆様、お久しぶりです。お会いするのは、数年振りでしょうか。少々研究に没頭し過ぎました」
オーバーテイカーとは、鉱山の採掘について行ってから二年も帰ってこなかった聖職者の服を着た骸骨である。
「久しいな。二年も帰ってこんから成仏したかと思ったぞ!」
ジャルとは面識があり、採掘のドワーフからオーバーテイカーのことは聞いていたが、わざとからかうように成仏したかと尋ねる。
「まだまだ成仏など出来ませんよ。それに、いまや私の骨はアダマンタイト・オリハルコン・ミスリルの混合ですからね。そんな簡単に死にはしません」
オーバーテイカーは、自らの骨を砕いて、希少な鉱石と融合することは出来ないかと、ずっと研究をしていた。その結果、二年の歳月を経て最強の肉体ならぬ最強の骨を手に入れた。
「ずっと戻らないと思ってたよ。それより、お願いしていた件は引き受けてくれるかな?オレールさんに次ぐ魔法に長けたオーバーテイカーにしか出来ないことだからね」
「研究も一段落付きましたし、自由にさせて頂いていましたので、そろそろ仕事しましょう。引き受けさせてもらいます」
アレクは、魔法使いにしか出来ない仕事を頼みたかった。しかし、オレールもスベアも忙しいので、適任者がおらず、オーバーテイカーに白羽の矢が立った。
「あの~、こちらのオーバーテイカー様には、どのようなことをお願いするつもりなのですか?」
リッドは、聖職者の格好をしているので、生前はかなり身分の高い人だったのだろうと思い、敬う言葉を使う。
「アイテムボックス、所謂荷物運びとエルフの国と第二拠点の結界を張ってもらう予定だよ。それと、エルフの教育だね。自衛できるくらいの魔法は身に付けてほしいからさ」
アレクは、心許ないエルフの認識阻害の結界や重要な場所の守りの甘さを懸念してオーバーテイカーにお願いした。
「そうでしたか。オーバーテイカー様、よろしくお願いします。貴方の魔法で、より各所との交渉がしやすくなります」
「ほぉ~、君が聞いていた若き貴族でしたか。では、我々年寄りが一肌脱ぐと致しましょう。よろしくお願いします」
オーバーテイカーは、全く恐れる様子のないリッドに友好を示した。そして、オドヘートとも挨拶を交わして、握手をする。
「最後に、ある薬を複数用意したから、向こうに着いたタイミングで確認してね。出し惜しみなく最高の薬を作ったからさ」
ノックスとパスクと話してから吹っ切れたアレクは、またも世界を悩ませる薬を作ったのだった。
「三人を呼んだのは、ドワーフの第二拠点を作るところから魔ノ国との交渉まで全てを任せたい。俺は、これからこの世界の存亡をかけた戦いに行かないといけないからさ」
この懐かしいメンバーを呼んだのには理由がある。エルフの国に旅立つ前に、やっとリッドの教育が終わったとオドヘートから聞かされて、アレクは辺境伯の特権である任命権を行使してリッドを男爵にした。そして、陛下からも許可が下り、あることをオドヘートからお願いされた。
「アレク様、一つお聞きしてもよろしいでしょうか?」
男爵となったリッドは、冒険者時代のような言葉遣いなくなり、凛とした表情をしている。
「どうしたの?なんでも聞いていいよ」
アレクとオドヘートは、どんな質問が飛び出すか、予想はついているが、敢えてリッドからの質問を聞くことにした。
「私は、オドヘート様の補佐として赴くという認識でよろしいでしょうか?」
「違うよ。男爵としての初仕事になる。オドヘートさんから、リッドはもう一人で任せられると判断したんだよ。でも、熟せなさそうなら、もっと簡単なことに変えるけど」
リッドは、オドヘートから認めてもらったことを嬉しく感じる。しかし、こんな大役を任されてうまく熟せるか不安にもなる。
更に、アレクの高低差のある言い方に、人が悪いなと感じて、引き受けなければ一生日の目を見ない人生になってしまうだろうと思う。
「やらせて頂きます。私にとって、これ以上ない機会ですし、貴族社会を生き抜くには、この試練を乗り越える必要がありますから」
リッドは、真剣かつ爽やかな表情で話す。
しかも、向上心が見て取れる言葉だけを話して、泣き言のように聞こえる言葉は一言も発しない。
昔のリッドならば、違っただろうが、貴族社会の勉強をして、この場での泣き言は悪手になると理解しているからだ。
「よし!任せるよ。オドヘートさんも、補佐役お願いしますね。多分、大忙しになるからね。それに、この大仕事の要はジャル、君の建築の腕にかかってる。お願いね」
オドヘートは、元領主であり、若返りの薬で頭の回転も体力も昔に戻っているので、この大役を任せるには適任だ。
そして、ジャルには故郷よりも過ごしやすい街を作ってもらい、アレクが考える将来の計画に近付ける足掛かりを築いて貰わなくてはならない。
「ハッ!拝命致しました。タカハシ辺境伯様の期待に添えるよう全身全霊で当たらせて頂きます」
「酒の神様の命令なら、全力でやろうじゃないか。弟子を数名とドワーフの仲間を三人ほど連れていきたいのだが、いいだろうか?」
オドヘートもジャルも、やる気満々といった表情をする。
「うん。ジャルが思う人員を連れて行ってくれたらいいよ。あと、大量に酒を持って行っていいからね」
最近知ったのだが、酒造りを担当するドワーフ達は3箇所も醸造所を作り、常にフル稼働させている。そのせいで、年単位で賄える量を作ってしまった。
「流石、酒の神様だ!話が早くて助かるぞ。だが、酒をしまっておく場所がない。どうしたものか」
酒を大量に持っていくのはいいのだが、エルフの国での保管場所に悩まされた。
「その事を考えて、もう一人用意してるよ。オーバーテイカー入ってきて」
「皆様、お久しぶりです。お会いするのは、数年振りでしょうか。少々研究に没頭し過ぎました」
オーバーテイカーとは、鉱山の採掘について行ってから二年も帰ってこなかった聖職者の服を着た骸骨である。
「久しいな。二年も帰ってこんから成仏したかと思ったぞ!」
ジャルとは面識があり、採掘のドワーフからオーバーテイカーのことは聞いていたが、わざとからかうように成仏したかと尋ねる。
「まだまだ成仏など出来ませんよ。それに、いまや私の骨はアダマンタイト・オリハルコン・ミスリルの混合ですからね。そんな簡単に死にはしません」
オーバーテイカーは、自らの骨を砕いて、希少な鉱石と融合することは出来ないかと、ずっと研究をしていた。その結果、二年の歳月を経て最強の肉体ならぬ最強の骨を手に入れた。
「ずっと戻らないと思ってたよ。それより、お願いしていた件は引き受けてくれるかな?オレールさんに次ぐ魔法に長けたオーバーテイカーにしか出来ないことだからね」
「研究も一段落付きましたし、自由にさせて頂いていましたので、そろそろ仕事しましょう。引き受けさせてもらいます」
アレクは、魔法使いにしか出来ない仕事を頼みたかった。しかし、オレールもスベアも忙しいので、適任者がおらず、オーバーテイカーに白羽の矢が立った。
「あの~、こちらのオーバーテイカー様には、どのようなことをお願いするつもりなのですか?」
リッドは、聖職者の格好をしているので、生前はかなり身分の高い人だったのだろうと思い、敬う言葉を使う。
「アイテムボックス、所謂荷物運びとエルフの国と第二拠点の結界を張ってもらう予定だよ。それと、エルフの教育だね。自衛できるくらいの魔法は身に付けてほしいからさ」
アレクは、心許ないエルフの認識阻害の結界や重要な場所の守りの甘さを懸念してオーバーテイカーにお願いした。
「そうでしたか。オーバーテイカー様、よろしくお願いします。貴方の魔法で、より各所との交渉がしやすくなります」
「ほぉ~、君が聞いていた若き貴族でしたか。では、我々年寄りが一肌脱ぐと致しましょう。よろしくお願いします」
オーバーテイカーは、全く恐れる様子のないリッドに友好を示した。そして、オドヘートとも挨拶を交わして、握手をする。
「最後に、ある薬を複数用意したから、向こうに着いたタイミングで確認してね。出し惜しみなく最高の薬を作ったからさ」
ノックスとパスクと話してから吹っ切れたアレクは、またも世界を悩ませる薬を作ったのだった。
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