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第3章 アレクを狙って
第585話 師匠面倒くさくなる!王城内に侵入!
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「レッドドラゴンのやつ、おもしろい敵と戦ったらしいな!こっちは、雑魚ばっかで、嫌気がさす」
ノックスは、レッドドラゴンの魔力と感じたことのない力がぶつかり合うのを感知して羨ましがる。
そして、ノックスがよそ見をしてる隙を狙って、次々と敵が襲いかかってくるが、躱すこともせず、相手よりも速い速度で大剣を振って、バッタバッタと斬り倒していくのだ。
「ノックス、このままだとキリがないぞ!一気に薙ぎ倒したら駄目か?」
デストロイは、約束を守って、一人一人倒していたのだが、無限に現れる敵に嫌気がさしていた。
「そうだな!流石に、この数には嫌気がさしてきた!なるべく被害を出さず、敵だけを吹き飛ばす感じで戦えるか?」
ノックスも、デストロイと同じで、この無限湧きにイライラし始めており、住民のことを考えるよりフラストレーションの方が勝ってしまったのだ。
「任せろ!お前ら、許可が出たぞ!まとめて殺せぇぇぇ」
デストロイは、ニヤリと笑うと、魔物の兵士に向かって、バトルアックスを高らかと上げて、終焉の狼煙を上げる。
「オォ~!」
魔物達も、デストロイと同じように武器を高らかと上げて、魔法や衝撃波を敵に放つ。
デストロイも、バトルアックスを振り回して、竜巻が起こる勢いの風を発して敵を吹き飛ばす。
「俺も、負けてられんな」
ノックスも、大剣を振り回して、一気に何十人も吹き飛ばす。
敵は、いきなりかつ圧倒的な攻撃を前に、パニックを起こすか、逃げ惑うように走り出す。しかし、ノックスもデストロイも、そう易々と逃がすほどお人好しではないので、逃げる前に薙ぎ倒すのであった。
◆
ノックスが、オレールに通信の魔道具で話したところまで、時は遡る。
「向こうに着いた瞬間、戦闘になる可能性が高いと思いますが、お二人とも、準備はいいですか?」
転移魔道具の前に着くと、オレールが振り返って、アサシンとセバンに尋ねる。
「準備はできております!」
「任せろ!瞬殺してやるよ」
セバンは、はめている手袋を引っ張って準備完了だと言い、アサシンはナイフを取り出して、クルクルと回す。
「では、セバンさん姿を消す魔法をかけさせてもらいます!アサシンも、姿を消して転移してください」
アサシンは、頷いてスキルを使い、姿を消す。オレールは、セバンを消したあとに、自らも姿を消して、三人は転移魔道具の真ん中に立って、王城へと転移するのだ。
「お二人とも、流石素早いですね!もう片付けたのですね」
王城に着いた瞬間に、アサシンとセバンは、敵を視認すると素早く動いて、10人の敵をあっという間に倒した。敵は、いきなり起動した転移魔道具に驚くあまりに、姿を消した二人に誰も抵抗できないままやられるのであった。
「それでは、手分けして探しましょう!セバンは、地下の牢屋を、アサシンは2階を、私は3階に向かいます!あとは、片付き次第、連絡をしてきてください」
オレールがそう言うと、二人は頷いて、それぞれの攻略する階に向かう。
ちなみに、地下は陛下が捕まっている可能性が高く、解放した際にお世話が出来るのは、執事であるセバンしかいないと思い選ばれた。
2階は、重要人物が捕まっている可能性があるので、もっとも隠密に優れたアサシンが担当する。
3階は、一番守りが固く、ルイス第一王子や裏切った者が数多くいるため、一番強いオレールが担当することになったのであった。
ノックスは、レッドドラゴンの魔力と感じたことのない力がぶつかり合うのを感知して羨ましがる。
そして、ノックスがよそ見をしてる隙を狙って、次々と敵が襲いかかってくるが、躱すこともせず、相手よりも速い速度で大剣を振って、バッタバッタと斬り倒していくのだ。
「ノックス、このままだとキリがないぞ!一気に薙ぎ倒したら駄目か?」
デストロイは、約束を守って、一人一人倒していたのだが、無限に現れる敵に嫌気がさしていた。
「そうだな!流石に、この数には嫌気がさしてきた!なるべく被害を出さず、敵だけを吹き飛ばす感じで戦えるか?」
ノックスも、デストロイと同じで、この無限湧きにイライラし始めており、住民のことを考えるよりフラストレーションの方が勝ってしまったのだ。
「任せろ!お前ら、許可が出たぞ!まとめて殺せぇぇぇ」
デストロイは、ニヤリと笑うと、魔物の兵士に向かって、バトルアックスを高らかと上げて、終焉の狼煙を上げる。
「オォ~!」
魔物達も、デストロイと同じように武器を高らかと上げて、魔法や衝撃波を敵に放つ。
デストロイも、バトルアックスを振り回して、竜巻が起こる勢いの風を発して敵を吹き飛ばす。
「俺も、負けてられんな」
ノックスも、大剣を振り回して、一気に何十人も吹き飛ばす。
敵は、いきなりかつ圧倒的な攻撃を前に、パニックを起こすか、逃げ惑うように走り出す。しかし、ノックスもデストロイも、そう易々と逃がすほどお人好しではないので、逃げる前に薙ぎ倒すのであった。
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ノックスが、オレールに通信の魔道具で話したところまで、時は遡る。
「向こうに着いた瞬間、戦闘になる可能性が高いと思いますが、お二人とも、準備はいいですか?」
転移魔道具の前に着くと、オレールが振り返って、アサシンとセバンに尋ねる。
「準備はできております!」
「任せろ!瞬殺してやるよ」
セバンは、はめている手袋を引っ張って準備完了だと言い、アサシンはナイフを取り出して、クルクルと回す。
「では、セバンさん姿を消す魔法をかけさせてもらいます!アサシンも、姿を消して転移してください」
アサシンは、頷いてスキルを使い、姿を消す。オレールは、セバンを消したあとに、自らも姿を消して、三人は転移魔道具の真ん中に立って、王城へと転移するのだ。
「お二人とも、流石素早いですね!もう片付けたのですね」
王城に着いた瞬間に、アサシンとセバンは、敵を視認すると素早く動いて、10人の敵をあっという間に倒した。敵は、いきなり起動した転移魔道具に驚くあまりに、姿を消した二人に誰も抵抗できないままやられるのであった。
「それでは、手分けして探しましょう!セバンは、地下の牢屋を、アサシンは2階を、私は3階に向かいます!あとは、片付き次第、連絡をしてきてください」
オレールがそう言うと、二人は頷いて、それぞれの攻略する階に向かう。
ちなみに、地下は陛下が捕まっている可能性が高く、解放した際にお世話が出来るのは、執事であるセバンしかいないと思い選ばれた。
2階は、重要人物が捕まっている可能性があるので、もっとも隠密に優れたアサシンが担当する。
3階は、一番守りが固く、ルイス第一王子や裏切った者が数多くいるため、一番強いオレールが担当することになったのであった。
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