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第3章 アレクを狙って
第575話 最強部隊勢揃い!デストロイは、オチ役!?
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広場には、100人を超える魔物の兵士と最前列には、ノックス、豪牙、デストロイ、レッドドラゴン、アサシン、スベア、ロナンが並び立つ。
ちなみに、魔物の兵士は全員おやっさん特製の防具と武器を持っており、最強の部隊になっているのだ。
「今回は、この国の国王陛下と宰相様からの要請で王都奪還と王城奪還の任務に当たってもらいます。王都の住人と味方には、注意しながら好きに暴れて敵を蹴散らしてください」
オレールらしくない力技でねじ伏せる奪還作戦を伝える。何故かと言うと、変に難しい作戦を伝えたところで、基本脳筋な者たちは遂行できず、普段の力を出し切れないからだ。
「アサシンと私は、皆さんが暴れている隙に別働隊として王城に乗り込みます。ノックス、暴れ始めたら通信魔道具で連絡をいただけますか?」
「あぁ、任せろ!あと、こいつらにも学ばせればいいんだな?」
アサシンとオレールは、機会を見計らって、転移魔道具を使い、王城内部へと転移して陛下達の救出に向かう予定だ。
そして、ノックスは、話しながらロナンの肩を抱いて大笑いする。
「はい!スベアさんとロナンをよろしくお願いします。いい経験になるでしょ!お二人とも、ノックスの側を離れず、色々吸収してきてください」
スベアとロナンは、力強く「はい」と返事をする。
「オレールさん、セバンさんがやってきました!」
パスクが、転移でやってきたセバンを連れてやってくる。
「遅くなってしまい、申し訳ございません!久しぶりに、皆様と共闘できると思うと胸が踊りますね」
セバンは、戦闘時にはめる黒い手袋といつもの執事の格好で現れる。
「パスクくん、案内をありがとうございます。それと、私達がいない間、魔物の街を頼みます」
「はい!お任せください!ドワーフの最新鋭兵器もありますし、安心して行ってきてください」
今回パスクは、奪還計画には参加せず、魔物の街に残ることになった。
「待っていましたよ!セバンさんは、私とアサシンと一緒に王城の奪還計画に参加してください」
「微力ながらお力添え出来ればと考えております!」
セバンは、そう言ってデストロイの横に並ぶ。デストロイは、セバンをじっくり観察するように眺めてからニヤリと笑う。
「くっはははは、久しぶりだな!この任務が終わったら一戦交えろ!お前も、ウズウズしてるんだろ?」
「はぁ......貴方と殺り合うのは、懲り懲りなのですがね。私のスキルと最大の魔法もあっさりと耐えられてしまいましたから」
デストロイは、更に特訓をして強くなったセバンを見て、早く戦いたいと思ったのだが、セバンは化け物を相手にしていたら、いくつ命があっても足りないと感じて、ため息をついてしまう。
「俺とノックスと豪牙とパスクとオレールで、バトルロイヤルをやる!それに、参加しろ!これは、決定事項だ!くっはははは」
デストロイは、誰もやるとは言っていないにも関わらず、勝手にバトルロイヤルをすると決めるのだ。
「デストロイさん、勝手にするなら、おいしい食事はなし!それに、今回の戦闘にも参加させませんよ!嫌なら黙っていてくださいね!フフッ」
「クソッ!ずっと、馬鹿にしやがって!許さねぇ」
デストロイは、オレールを殴り飛ばそうと顔面目掛けてパンチを繰り出す。
しかし、ピカピカと金色に光ったシールドに阻まれて弾き返される。
「チッ!クソッ!まだ破れないのかよ!」
デストロイは、弾き返された勢いのまま、後ろに飛び退いて距離を取る。
「神力の鎖!さぁ、皆さん、早く王都に行きますよ」
「クソッ!離しやがれ!オレ~~ル~~」
オレールは、金色に光った鎖をデストロイに巻き付けて、引きずりながら連れて行くのだった。
ちなみに、魔物の兵士は全員おやっさん特製の防具と武器を持っており、最強の部隊になっているのだ。
「今回は、この国の国王陛下と宰相様からの要請で王都奪還と王城奪還の任務に当たってもらいます。王都の住人と味方には、注意しながら好きに暴れて敵を蹴散らしてください」
オレールらしくない力技でねじ伏せる奪還作戦を伝える。何故かと言うと、変に難しい作戦を伝えたところで、基本脳筋な者たちは遂行できず、普段の力を出し切れないからだ。
「アサシンと私は、皆さんが暴れている隙に別働隊として王城に乗り込みます。ノックス、暴れ始めたら通信魔道具で連絡をいただけますか?」
「あぁ、任せろ!あと、こいつらにも学ばせればいいんだな?」
アサシンとオレールは、機会を見計らって、転移魔道具を使い、王城内部へと転移して陛下達の救出に向かう予定だ。
そして、ノックスは、話しながらロナンの肩を抱いて大笑いする。
「はい!スベアさんとロナンをよろしくお願いします。いい経験になるでしょ!お二人とも、ノックスの側を離れず、色々吸収してきてください」
スベアとロナンは、力強く「はい」と返事をする。
「オレールさん、セバンさんがやってきました!」
パスクが、転移でやってきたセバンを連れてやってくる。
「遅くなってしまい、申し訳ございません!久しぶりに、皆様と共闘できると思うと胸が踊りますね」
セバンは、戦闘時にはめる黒い手袋といつもの執事の格好で現れる。
「パスクくん、案内をありがとうございます。それと、私達がいない間、魔物の街を頼みます」
「はい!お任せください!ドワーフの最新鋭兵器もありますし、安心して行ってきてください」
今回パスクは、奪還計画には参加せず、魔物の街に残ることになった。
「待っていましたよ!セバンさんは、私とアサシンと一緒に王城の奪還計画に参加してください」
「微力ながらお力添え出来ればと考えております!」
セバンは、そう言ってデストロイの横に並ぶ。デストロイは、セバンをじっくり観察するように眺めてからニヤリと笑う。
「くっはははは、久しぶりだな!この任務が終わったら一戦交えろ!お前も、ウズウズしてるんだろ?」
「はぁ......貴方と殺り合うのは、懲り懲りなのですがね。私のスキルと最大の魔法もあっさりと耐えられてしまいましたから」
デストロイは、更に特訓をして強くなったセバンを見て、早く戦いたいと思ったのだが、セバンは化け物を相手にしていたら、いくつ命があっても足りないと感じて、ため息をついてしまう。
「俺とノックスと豪牙とパスクとオレールで、バトルロイヤルをやる!それに、参加しろ!これは、決定事項だ!くっはははは」
デストロイは、誰もやるとは言っていないにも関わらず、勝手にバトルロイヤルをすると決めるのだ。
「デストロイさん、勝手にするなら、おいしい食事はなし!それに、今回の戦闘にも参加させませんよ!嫌なら黙っていてくださいね!フフッ」
「クソッ!ずっと、馬鹿にしやがって!許さねぇ」
デストロイは、オレールを殴り飛ばそうと顔面目掛けてパンチを繰り出す。
しかし、ピカピカと金色に光ったシールドに阻まれて弾き返される。
「チッ!クソッ!まだ破れないのかよ!」
デストロイは、弾き返された勢いのまま、後ろに飛び退いて距離を取る。
「神力の鎖!さぁ、皆さん、早く王都に行きますよ」
「クソッ!離しやがれ!オレ~~ル~~」
オレールは、金色に光った鎖をデストロイに巻き付けて、引きずりながら連れて行くのだった。
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