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第8章 復学生活の始まり
第359話 どんどん話が進み長になるアレク!
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「さっきから、どんどん魔物が集まってきて膝をついているんだけど......」
レッドドラゴンが、ドラゴンに変身をしてちょっと行ってくると、アレクに言ってから、何体もの魔物達が集まってきているのだ。
「お待たせ致しました~」
レッドドラゴンが、空から降りてきて人化して頭を垂れる。
「なにしてくれているの?どんどん魔物が集まってきているんだけど!」
「何とは?森の長に挨拶は必須です!これで、貴方様が長として認められたのです」
「お~い!何勝手なことをしてくれてるんだよ!大変なことになったじゃないか!」
アレクの周りには、明らかに普通のオーガじゃない色と大きさをした者やトロールやグリフォンやキマイラや聖職者の服を着たスケルトンやワイバーンまでいるのだ。
「シクシク、頑張って集めてきましたのに......悲しいです」
良かれと思って、レッドドラゴンはしたようだが、拒絶されたことで泣き始めるのだ。
「あ~もう、すぐ泣くなよ!わかったから!この中で人語がわかる魔物はいますか?」
すると、先程のオーガと聖職者の服を着たスケルトンと後ろにいて見えなかったが、ミノタウロスが前に出て来る。そして、その中にいたオーガがアレクに殴りかかってくるのだ。
「ちょ、危な!」
アレクは、ギリギリで躱して、ケツに蹴りを入れる。そのままオーガは吹き飛び木々をなぎ倒していく。
「痛ててぇ~やはりレッドドラゴン様が認めたお方だ!俺なんかじゃ全く歯が立たねぇ」
牙をむき出しに大笑いしながら、こちらに歩いてくる。
「当たり前です!貴方には、この方の魔力が見えないのですか?申し遅れました。私は、スケルトンの最上位であるオーバーテイカーです!以後お見知り置きを」
スケルトンは、胸の前で手を添えてお辞儀をする。しかも、アレクからしてもわかるくらいの強さがヒシヒシと肌で感じる程なのだ。
「おいらは、ミノタウロスの代表をしている。主様に忠誠を誓う」
ミノタウロスは、言葉短くアレクに忠誠を誓うと発言する。
「待ってよ!俺はレッドドラゴンに勝っただけだし、こんな人間の子供を認めていいの?」
「貴方様を置いて誰が長を語れましょうか!我々を導いて下さい」
「ちょ、ちょっと待って!今課外授業中で俺にも事情があるんだよ。数日後、この国の偉い人にどうするか報告をするから、それまでレッドドラゴンが今まで通り長を務めてくれないかな?」
これは、陛下に報告しないといけないのと、またお叱りを受けるだろうと頭を抱えるアレク。
「お任せ下さい!長がいない間、私が全てを取り仕切りましょう」
「じゃあ、頼んだよ!俺は行くから」
そう言って、アレクは二人が待つ野営地に転移するのだ。本当なら風呂を作ったりしたかったのだが、まさかのことが起きてしまい、辺りは真っ暗になっていたのである。
「お~い!セト、レティー、お待たせ~!」
アレクは、片手にはレッドドラゴンの尻尾を持ち、もう片方の手を上げて振るのだ。
「アレクく~ん」
「アレクくん!心配したよぉ」
セトとレティーが、アレク気付くと二人共抱き着いてくる。それ程までに心配していたのだろう。
「アレクくん、無事でよかったよ。心配したんだからねぇ」
レティーが、泣きながらアレクの胸をポカポカと叩く。セトも、鼻水と涙でグチャグチャになっている。
「こめんよ!それより、これを見て!」
アレクは、ドラゴンの尻尾をセトとレティーに見せる。それを見たセトとレティーは、目を点にしてしまう。
「・・・・・もしかして、レッドドラゴンの尻尾.....?」
セトが沈黙を破って言う。
「その通り!今日は、これを食べよう~」
「アレクくんて何者なのぉ?凄すぎるよ~」
レティーが、興奮した表情で、アレクを問いただす!
「何者ってただの学生だけど?それより、これを食べようよ。お腹が空いたでしょ」
二人は「うん」と言って、さっきまでの憂いの表情から一転してレッドドラゴンの尻尾に対して興味津々になる。
◆
「おいおいおい~あれ、ドラゴンの尻尾じゃねぇか!」
「英雄様は、半端ねぇな」
「レッドドラゴン......どんな味がするんだろうな。一度でいいから食ってみたいな」
「食べますか?」
木の陰から様子を伺っていた三人の冒険者の前へ急に姿を現すアレク。三人は、驚いて木から落ちるのだ。
「冒険者さん達も一緒に食べましょう。こっちに来て下さい」
アレクが、冒険者達を手招きする。
「なぁ~もうバレちまったし、仕方ねぇよな?」
「あぁ~そうだな。食わせてもらうか」
「よっしゃぁぁぁぁ」
三人の冒険者は、本当に食べてみたかったのだろう。あり得ないくらい喜びをあらわにするのだった。
レッドドラゴンが、ドラゴンに変身をしてちょっと行ってくると、アレクに言ってから、何体もの魔物達が集まってきているのだ。
「お待たせ致しました~」
レッドドラゴンが、空から降りてきて人化して頭を垂れる。
「なにしてくれているの?どんどん魔物が集まってきているんだけど!」
「何とは?森の長に挨拶は必須です!これで、貴方様が長として認められたのです」
「お~い!何勝手なことをしてくれてるんだよ!大変なことになったじゃないか!」
アレクの周りには、明らかに普通のオーガじゃない色と大きさをした者やトロールやグリフォンやキマイラや聖職者の服を着たスケルトンやワイバーンまでいるのだ。
「シクシク、頑張って集めてきましたのに......悲しいです」
良かれと思って、レッドドラゴンはしたようだが、拒絶されたことで泣き始めるのだ。
「あ~もう、すぐ泣くなよ!わかったから!この中で人語がわかる魔物はいますか?」
すると、先程のオーガと聖職者の服を着たスケルトンと後ろにいて見えなかったが、ミノタウロスが前に出て来る。そして、その中にいたオーガがアレクに殴りかかってくるのだ。
「ちょ、危な!」
アレクは、ギリギリで躱して、ケツに蹴りを入れる。そのままオーガは吹き飛び木々をなぎ倒していく。
「痛ててぇ~やはりレッドドラゴン様が認めたお方だ!俺なんかじゃ全く歯が立たねぇ」
牙をむき出しに大笑いしながら、こちらに歩いてくる。
「当たり前です!貴方には、この方の魔力が見えないのですか?申し遅れました。私は、スケルトンの最上位であるオーバーテイカーです!以後お見知り置きを」
スケルトンは、胸の前で手を添えてお辞儀をする。しかも、アレクからしてもわかるくらいの強さがヒシヒシと肌で感じる程なのだ。
「おいらは、ミノタウロスの代表をしている。主様に忠誠を誓う」
ミノタウロスは、言葉短くアレクに忠誠を誓うと発言する。
「待ってよ!俺はレッドドラゴンに勝っただけだし、こんな人間の子供を認めていいの?」
「貴方様を置いて誰が長を語れましょうか!我々を導いて下さい」
「ちょ、ちょっと待って!今課外授業中で俺にも事情があるんだよ。数日後、この国の偉い人にどうするか報告をするから、それまでレッドドラゴンが今まで通り長を務めてくれないかな?」
これは、陛下に報告しないといけないのと、またお叱りを受けるだろうと頭を抱えるアレク。
「お任せ下さい!長がいない間、私が全てを取り仕切りましょう」
「じゃあ、頼んだよ!俺は行くから」
そう言って、アレクは二人が待つ野営地に転移するのだ。本当なら風呂を作ったりしたかったのだが、まさかのことが起きてしまい、辺りは真っ暗になっていたのである。
「お~い!セト、レティー、お待たせ~!」
アレクは、片手にはレッドドラゴンの尻尾を持ち、もう片方の手を上げて振るのだ。
「アレクく~ん」
「アレクくん!心配したよぉ」
セトとレティーが、アレク気付くと二人共抱き着いてくる。それ程までに心配していたのだろう。
「アレクくん、無事でよかったよ。心配したんだからねぇ」
レティーが、泣きながらアレクの胸をポカポカと叩く。セトも、鼻水と涙でグチャグチャになっている。
「こめんよ!それより、これを見て!」
アレクは、ドラゴンの尻尾をセトとレティーに見せる。それを見たセトとレティーは、目を点にしてしまう。
「・・・・・もしかして、レッドドラゴンの尻尾.....?」
セトが沈黙を破って言う。
「その通り!今日は、これを食べよう~」
「アレクくんて何者なのぉ?凄すぎるよ~」
レティーが、興奮した表情で、アレクを問いただす!
「何者ってただの学生だけど?それより、これを食べようよ。お腹が空いたでしょ」
二人は「うん」と言って、さっきまでの憂いの表情から一転してレッドドラゴンの尻尾に対して興味津々になる。
◆
「おいおいおい~あれ、ドラゴンの尻尾じゃねぇか!」
「英雄様は、半端ねぇな」
「レッドドラゴン......どんな味がするんだろうな。一度でいいから食ってみたいな」
「食べますか?」
木の陰から様子を伺っていた三人の冒険者の前へ急に姿を現すアレク。三人は、驚いて木から落ちるのだ。
「冒険者さん達も一緒に食べましょう。こっちに来て下さい」
アレクが、冒険者達を手招きする。
「なぁ~もうバレちまったし、仕方ねぇよな?」
「あぁ~そうだな。食わせてもらうか」
「よっしゃぁぁぁぁ」
三人の冒険者は、本当に食べてみたかったのだろう。あり得ないくらい喜びをあらわにするのだった。
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