126 / 781
第5章 大和ノ国へ出発
第241話 結婚式後の魔王と陛下!そして、独裁者皇帝と謎の強き者!
しおりを挟む
結婚式は、盛大に盛り上がり幕を閉じたのだった。
参加者は、全員帰路につき会場には雇われた人とアレクとヘルミーナとファビロと沢山のお祝い品だけが残った。
「幸せで楽しい結婚式だったけど、あれだけの人が押し寄せたら疲れるね」
アレクは、ふぅ~と息を漏らして椅子に腰掛ける。
「アナタ、こんなとこで寝たら風邪を引くわよ。帰ってゆっくりしましょ?」
アレクは、大あくびをして目を閉じそうになるのだった。
「う...ん...そうするよ。ファビロ、あと頼んでいい?」
「お任せ下さい。旦那様とヘルミーナ様は、お先にお帰り下さい。あとは、私にお任せ下さい」
ファビロは、胸に手を当てて一礼する。
「じゃあ、任せるよ。ヘルミーナ、手を握って。転移するから」
ヘルミーナは、言われた通りに手を握る。すると、その場から消えるのだった。
◆
「余に話しておかねばならぬこととはなんだ?」
二人は、結婚式会場から馬車で王城に帰っている途中である。
「王国に帝国の刺客がおった。先程、妾も命を狙われたところだ」
「な、なにぃぃぃ!?」
まさかの発言に驚くウズベル王。大声を出したが、ラヴァーナが遮音結界を張っているので声が漏れることはない。
「王国の貴族に化けた帝国の者が侵入していたのだ。先程...」
結婚式に侵入していた者から尋問したこと、化けられていた本物の男爵と子息は亡くなったことを話した。
「まずは、王国の失態に謝罪しよう。すまなかった!」
帝国がやったことではあるが、王国内部で起こったことであり、本来なら問題にされて和平を破棄されても仕方ないことなのだ。
「フフッウォルトン、妾は怒っておらん。それよりも、内通者が誰か気になるのではないか?」
ラヴァーナの返答に内心安心するウズベル王。もし、返答次第では最悪な出来事もあった為である。
「うむ。誰なのだ?」
「ギンベル子爵、マルコ男爵、ハーバイロ伯爵...マルティル辺境伯...」
名前が、明かされるにつれてウズベル王は驚きを見せる。最後のマルティル辺境伯と聞いた時は、開いた口が塞がらず、ズルっと椅子から落ちるのだった。
「な、な、なんだと!全て王国派の貴族ではないか!それに、マルティル辺境伯だと?あり得ん!あの者が、裏切るなど...」
ラヴァーナに対して捲し立てるように言うが、ラヴァーナは一切表情を変えない。
「誠なのか?」
「記憶を食すスキルを使ったから間違いない」
スキルの全容を明かす必要はないので、一部だけを伝えるのだった。
「そうか...どうしたものか...全員信用しておった者達なのだがな」
ウズベル王は、悲しい顔をしながら、その者らの顔を思い浮かべる。
「妾を信用するのであれば、動いてくれ。この者らを信用するのであれば、妾は何も言わん。自国の問題なのであるからな。好きにするがよい」
「うむ。感謝するアナベルよ。王城に戻り次第、動くとしよう」
暗部に調査を依頼し、決定的な証拠を手に入れなければと考えるウズベル王。
「妾も、すぐに自国へ戻り色々準備せねばならないな。この様子だと思っていた以上に帝国の進攻が早まるやもしれない」
魔ノ国かあるいは、王国かどちらかには必ず進攻するだろうと予想するのであった。
「王とは辛いものであるな...」
ふと、ウズベル王は普段漏らさないような愚痴を口にする。
「フフッ、王とはそういうものであろう。ウズベル王は、まだ恵まれておるよ。アレク達がいることは普通あり得ないことであるからな。感謝すべきであるな」
アレクと仲間達の忠誠度や強さは、並大抵のことでは手に入らない人材だと言っているのであった。
「そうであるな。余には、勿体ない者ばかりである。それに、未来の為にも余も頑張らなくてはな」
やる気が戻ったウズベル王を見てラヴァーナは、これなら大丈夫だろうと思うのであった。
◆
「あの二人はまだ戻らんのか!なにをしている!この皇帝である我を待たせるとは、戻り次第極刑に処す。貴様ら、わかったな」
玉座の間でふんぞり返りながら、周りには美女を侍らせている。
「皇帝よ。そんなカリカリしてるとハゲが進行するぞ」
周りは全員、跪いているのだが、この人物だけは立ったまま話しているのだ。
ちなみに、皇帝は前頭部がハゲかかっているのである。
「チッ、お主が我より弱ければ、すぐに殺してやるのに...出来ん自分が情けないわ」
「フン、この世は力が全てだ。俺を使いたければうまくやることだな」
そう言って、ガタイのいいフルプレートに見を包んだ人物は、玉座の間から出て行く。
「貴様ら、何をしておる!今すぐに二人がどうなったか、王国の内通者を使って調べよ」
「は、はい!」
皇帝が、怒鳴り散らすと帝国の貴族達は、慌てるように玉座の間から出て行き、ランドルフとタンバルの行方を追うのであった。
参加者は、全員帰路につき会場には雇われた人とアレクとヘルミーナとファビロと沢山のお祝い品だけが残った。
「幸せで楽しい結婚式だったけど、あれだけの人が押し寄せたら疲れるね」
アレクは、ふぅ~と息を漏らして椅子に腰掛ける。
「アナタ、こんなとこで寝たら風邪を引くわよ。帰ってゆっくりしましょ?」
アレクは、大あくびをして目を閉じそうになるのだった。
「う...ん...そうするよ。ファビロ、あと頼んでいい?」
「お任せ下さい。旦那様とヘルミーナ様は、お先にお帰り下さい。あとは、私にお任せ下さい」
ファビロは、胸に手を当てて一礼する。
「じゃあ、任せるよ。ヘルミーナ、手を握って。転移するから」
ヘルミーナは、言われた通りに手を握る。すると、その場から消えるのだった。
◆
「余に話しておかねばならぬこととはなんだ?」
二人は、結婚式会場から馬車で王城に帰っている途中である。
「王国に帝国の刺客がおった。先程、妾も命を狙われたところだ」
「な、なにぃぃぃ!?」
まさかの発言に驚くウズベル王。大声を出したが、ラヴァーナが遮音結界を張っているので声が漏れることはない。
「王国の貴族に化けた帝国の者が侵入していたのだ。先程...」
結婚式に侵入していた者から尋問したこと、化けられていた本物の男爵と子息は亡くなったことを話した。
「まずは、王国の失態に謝罪しよう。すまなかった!」
帝国がやったことではあるが、王国内部で起こったことであり、本来なら問題にされて和平を破棄されても仕方ないことなのだ。
「フフッウォルトン、妾は怒っておらん。それよりも、内通者が誰か気になるのではないか?」
ラヴァーナの返答に内心安心するウズベル王。もし、返答次第では最悪な出来事もあった為である。
「うむ。誰なのだ?」
「ギンベル子爵、マルコ男爵、ハーバイロ伯爵...マルティル辺境伯...」
名前が、明かされるにつれてウズベル王は驚きを見せる。最後のマルティル辺境伯と聞いた時は、開いた口が塞がらず、ズルっと椅子から落ちるのだった。
「な、な、なんだと!全て王国派の貴族ではないか!それに、マルティル辺境伯だと?あり得ん!あの者が、裏切るなど...」
ラヴァーナに対して捲し立てるように言うが、ラヴァーナは一切表情を変えない。
「誠なのか?」
「記憶を食すスキルを使ったから間違いない」
スキルの全容を明かす必要はないので、一部だけを伝えるのだった。
「そうか...どうしたものか...全員信用しておった者達なのだがな」
ウズベル王は、悲しい顔をしながら、その者らの顔を思い浮かべる。
「妾を信用するのであれば、動いてくれ。この者らを信用するのであれば、妾は何も言わん。自国の問題なのであるからな。好きにするがよい」
「うむ。感謝するアナベルよ。王城に戻り次第、動くとしよう」
暗部に調査を依頼し、決定的な証拠を手に入れなければと考えるウズベル王。
「妾も、すぐに自国へ戻り色々準備せねばならないな。この様子だと思っていた以上に帝国の進攻が早まるやもしれない」
魔ノ国かあるいは、王国かどちらかには必ず進攻するだろうと予想するのであった。
「王とは辛いものであるな...」
ふと、ウズベル王は普段漏らさないような愚痴を口にする。
「フフッ、王とはそういうものであろう。ウズベル王は、まだ恵まれておるよ。アレク達がいることは普通あり得ないことであるからな。感謝すべきであるな」
アレクと仲間達の忠誠度や強さは、並大抵のことでは手に入らない人材だと言っているのであった。
「そうであるな。余には、勿体ない者ばかりである。それに、未来の為にも余も頑張らなくてはな」
やる気が戻ったウズベル王を見てラヴァーナは、これなら大丈夫だろうと思うのであった。
◆
「あの二人はまだ戻らんのか!なにをしている!この皇帝である我を待たせるとは、戻り次第極刑に処す。貴様ら、わかったな」
玉座の間でふんぞり返りながら、周りには美女を侍らせている。
「皇帝よ。そんなカリカリしてるとハゲが進行するぞ」
周りは全員、跪いているのだが、この人物だけは立ったまま話しているのだ。
ちなみに、皇帝は前頭部がハゲかかっているのである。
「チッ、お主が我より弱ければ、すぐに殺してやるのに...出来ん自分が情けないわ」
「フン、この世は力が全てだ。俺を使いたければうまくやることだな」
そう言って、ガタイのいいフルプレートに見を包んだ人物は、玉座の間から出て行く。
「貴様ら、何をしておる!今すぐに二人がどうなったか、王国の内通者を使って調べよ」
「は、はい!」
皇帝が、怒鳴り散らすと帝国の貴族達は、慌てるように玉座の間から出て行き、ランドルフとタンバルの行方を追うのであった。
110
お気に入りに追加
6,174
あなたにおすすめの小説
勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる! ×ランクだと思ってたギフトは、オレだけ使える無敵の能力でした
赤白玉ゆずる
ファンタジー
【10/23コミカライズ開始!】
『勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる!』のコミカライズが連載開始されました!
颯希先生が描いてくださるリュークやアニスたちが本当に素敵なので、是非ご覧になってくださいませ。
【第2巻が発売されました!】
今回も改稿や修正を頑張りましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
イラストは蓮禾先生が担当してくださいました。サクヤとポンタ超可愛いですよ。ゾンダールもシブカッコイイです!
素晴らしいイラストの数々が載っておりますので、是非見ていただけたら嬉しいです。
【ストーリー紹介】
幼い頃、孤児院から引き取られた主人公リュークは、養父となった侯爵から酷い扱いを受けていた。
そんなある日、リュークは『スマホ』という史上初の『Xランク』スキルを授かる。
養父は『Xランク』をただの『バツランク』だと馬鹿にし、リュークをきつくぶん殴ったうえ、親子の縁を切って家から追い出す。
だが本当は『Extraランク』という意味で、超絶ぶっちぎりの能力を持っていた。
『スマホ』の能力――それは鑑定、検索、マップ機能、動物の言葉が翻訳ができるほか、他人やモンスターの持つスキル・魔法などをコピーして取得が可能なうえ、写真に撮ったものを現物として出せたり、合成することで強力な魔導装備すら製作できる最凶のものだった。
貴族家から放り出されたリュークは、朱鷺色の髪をした天才美少女剣士アニスと出会う。
『剣姫』の二つ名を持つアニスは雲の上の存在だったが、『スマホ』の力でリュークは成り上がり、徐々にその関係は接近していく。
『スマホ』はリュークの成長とともにさらに進化し、最弱の男はいつしか世界最強の存在へ……。
どん底だった主人公が一発逆転する物語です。
※別小説『ぶっ壊れ錬金術師(チート・アルケミスト)はいつか本気を出してみたい 魔導と科学を極めたら異世界最強になったので、自由気ままに生きていきます』も書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。
野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。
転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
異世界のんびりワークライフ ~生産チートを貰ったので好き勝手生きることにします~
樋川カイト
ファンタジー
友人の借金を押し付けられて馬車馬のように働いていた青年、三上彰。
無理がたたって過労死してしまった彼は、神を自称する男から自分の不幸の理由を知らされる。
そのお詫びにとチートスキルとともに異世界へと転生させられた彰は、そこで出会った人々と交流しながら日々を過ごすこととなる。
そんな彼に訪れるのは平和な未来か、はたまた更なる困難か。
色々と吹っ切れてしまった彼にとってその全てはただ人生の彩りになる、のかも知れない……。
※この作品はカクヨム様でも掲載しています。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月 夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
捨てられた転生幼女は無自重無双する
紅 蓮也
ファンタジー
スクラルド王国の筆頭公爵家の次女として生を受けた三歳になるアイリス・フォン・アリステラは、次期当主である年の離れた兄以外の家族と兄がつけたアイリスの専属メイドとアイリスに拾われ恩義のある専属騎士以外の使用人から疎まれていた。
アイリスを疎ましく思っている者たちや一部の者以外は知らないがアイリスは転生者でもあった。
ある日、寝ているとアイリスの部屋に誰かが入ってきて、アイリスは連れ去られた。
アイリスは、肌寒さを感じ目を覚ますと近くにその場から去ろうとしている人の声が聞こえた。
去ろうとしている人物は父と母だった。
ここで声を出し、起きていることがバレると最悪、殺されてしまう可能性があるので、寝たふりをして二人が去るのを待っていたが、そのまま本当に寝てしまい二人が去った後に近づいて来た者に気づくことが出来ず、また何処かに連れていかれた。
朝になり起こしに来た専属メイドが、アイリスがいない事を当主に報告し、疎ましく思っていたくせに当主と夫人は騒ぎたて、当主はアイリスを探そうともせずに、その場でアイリスが誘拐された責任として、専属メイドと専属騎士にクビを言い渡した。
クビを言い渡された専属メイドと専属騎士は、何も言わず食堂を出て行き身支度をして、公爵家から出ていった。
しばらく歩いていると、次期当主であるカイルが後を追ってきて、カイルの腕にはいなくなったはずのアイリスが抱かれていた。
アイリスの無事に安心した二人は、カイルの話を聞き、三人は王城に向かった。
王城で、カイルから話を聞いた国王から広大なアイリス公爵家の領地の端にあり、昔の公爵家本邸があった場所の管理と魔の森の開拓をカイルは、国王から命られる。
アイリスは、公爵家の目がなくなったので、無自重でチートし続け管理と開拓を命じられた兄カイルに協力し、辺境の村々の発展や魔の森の開拓をしていった。
※諸事情によりしばらく連載休止致します。
※小説家になろう様、カクヨム様でも掲載しております。
勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~
楠ノ木雫
ファンタジー
IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき……
※他の投稿サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。