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大天使デイジー様が降臨しましたパー9 (その25)
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悪役令嬢は、主人公(ヒロイン)を溺愛します
その24とその25は、同じ時間軸です
~その25~
大天使デイジー様が降臨しましたパー9
(A級冒険者のコスモスの目線)
大量の魔物の時も冥界の扉の事件も大天使デイジー様に助けてもらいました
私は、いつか大天使デイジー様に恩返したいと思いました。
「ここがそうなのですか……?」
私達は、泉の異変を知らされて冒険者ギルドの依頼で泉を調べに来ました
100メートル以上大きな泉の前に着きました。
「っ!?
ここの泉の水は、瘴気で濁っています!?
このままでは、危ないかも知れません!?」
私の妹の聖女でもあるユリちゃんは、泉の水を触り慌てました。
「ユ、ユリちゃん、それは、どういう事ですか!?」
私は、ユリちゃんの態度が普通でないのに気がついて慌ててユリちゃんに詰め寄りました。
「このまま瘴気が増え続けるとこの泉が冥界の扉になるかも知れません!?」
ユリちゃんは、真剣な表情で私を見つめました。
「め、冥界の扉!?
それってこの前みたいに泉から大量の魔物が出てくるって事ですか!?」
バーベナちゃんは、慌てて泉の方を向きました。
「それってヤバイじゃないすか!?」
モモちゃんも慌てて泉の方を向いて大声を出して驚きました。
「そ、それで何か対策は、あるのですか?」
私は、このままだと危ないってのは、解っていました。
だから慌ててユリちゃんの方を向きました。
「ユリの上級魔法の高度の浄化魔法を使います。
魔法を使うのに時間がかかります。
しばらく私を護っていてください」
ユリちゃんは、杖に魔力を込め出しました。
すると杖が光輝き始めました。
ユリちゃんの魔力に引かれて泉から魔物達が沸き出て来ました。
「ユリちゃん、必ず護りましょう!」
私は、バーベナちゃんとモモちゃんにユリちゃんを護るのをお願いしました。
「はい!」
バーベナちゃんは、杖を構えて返事をしました。
「うん、ユリちゃんは、ボク達が必ず護ろうね!」
モモちゃんも拳を握り締めて返事をしました。
私とモモちゃんとバーベナちゃんは、ユリちゃんを魔物から護るように戦いました。
「っ!?
ま、魔物が多すぎます!?」
バーベナちゃんは、魔物を魔法で撃退しながら悲鳴を出しました。
「でも負けられないっす!?」
モモちゃんは、魔物達を倒しながら悲鳴を出しました。
「ユリちゃんは、私が必ず護ります!」
私もユリちゃんを魔物から護るように戦いました。
「準備が出来ました!
私の後ろに下がってください!
『ホーリーリフレッシュ!』」
ユリちゃんは、私達が泉から離れたのを見て杖を泉の方に向けると黄金の光が泉に向かって行きました。
黄金の光が魔物と泉が包み込み魔物が消滅して泉の水の瘴気も綺麗になりました。
「これで終わったのでしょうか……?」
私は、戸惑いながら泉の方を見つめました。
「はい、たぶんこれで終わりだと想います……」
ユリちゃんは、地面に座り込んで息を切らしました。
でもいきなり泉が漆黒に輝き始めました。
そして泉の中央に漆黒に輝く魔石が見えました。
「そ、そんな、破滅の魔石ですか!?
む、無理です!?
破滅の魔石を破壊できる魔法なんかありません!?」
ユリちゃんは、絶望したように地面に座り込みました。
私とバーベナちゃんとモモちゃんも何もかも終わりだと思い絶望したようにその場に座り込みました。
でもいきなり空から大きな黒色の炎の塊が降ってきました。
そしてそのまま泉に降り注ぎ泉の瘴気の水と破滅の魔石が消滅しました。
「ま、まさか、ヘルフレアバーストですか!?
そ、それは、神話に存在した魔法です!?」
バーベナちゃんは、炎が降り注いだのを見て驚きの声を出しました。
「ヘルフレアバーストって言ったら全てを冥界の炎で焼き尽くす魔法でないですか!?
も、もしかしてまた大天使デイジー様が私達を助けにきてくれたのですか……?
大天使デイジー様にまた助けてくれるだなんて何て慈悲深い方なのでしょうか……
大天使デイジー様に感謝をします……」
私は、両手を握り締めて大天使デイジー様に感謝の祈りをしました。
「大天使デイジー様、ユリ達を助けてくれてありがとうございます……」
ユリちゃんも両手を合わせて大天使デイジー様に感謝の祈りをしました。
「大天使デイジー様、ボク達を助けてくれてありがとうございますっす……」
モモちゃんも両手を合わせて大天使デイジー様に感謝の祈りをしました。
「大天使デイジー様、モモ達を助けてくれてありがとうございます……」
バーベナちゃんも両手を合わせて大天使デイジー様に感謝の祈りをしました。
私達は、いつまでも大天使デイジー様に感謝の祈りをしました。
~続く~
ストーリーを楽しめるように説明します。
その24とその25は、同じ時間軸です。
スミレは、自分が大天使デイジーだと勘違いされているのに気がついていません。
スミレが放ったヘルフレアバーストは、たまたま破滅の魔石に当たって砕けています。
スミレは、ヘルフレアバーストが破滅の魔石を砕いたのに気がついていません。
スミレは、あくまでも空にヘルフレアバーストを放ったつもりです。
その事を理解してもう一度その24とその25を読んでもらえると嬉しいです。
その24とその25は、同じ時間軸です
~その25~
大天使デイジー様が降臨しましたパー9
(A級冒険者のコスモスの目線)
大量の魔物の時も冥界の扉の事件も大天使デイジー様に助けてもらいました
私は、いつか大天使デイジー様に恩返したいと思いました。
「ここがそうなのですか……?」
私達は、泉の異変を知らされて冒険者ギルドの依頼で泉を調べに来ました
100メートル以上大きな泉の前に着きました。
「っ!?
ここの泉の水は、瘴気で濁っています!?
このままでは、危ないかも知れません!?」
私の妹の聖女でもあるユリちゃんは、泉の水を触り慌てました。
「ユ、ユリちゃん、それは、どういう事ですか!?」
私は、ユリちゃんの態度が普通でないのに気がついて慌ててユリちゃんに詰め寄りました。
「このまま瘴気が増え続けるとこの泉が冥界の扉になるかも知れません!?」
ユリちゃんは、真剣な表情で私を見つめました。
「め、冥界の扉!?
それってこの前みたいに泉から大量の魔物が出てくるって事ですか!?」
バーベナちゃんは、慌てて泉の方を向きました。
「それってヤバイじゃないすか!?」
モモちゃんも慌てて泉の方を向いて大声を出して驚きました。
「そ、それで何か対策は、あるのですか?」
私は、このままだと危ないってのは、解っていました。
だから慌ててユリちゃんの方を向きました。
「ユリの上級魔法の高度の浄化魔法を使います。
魔法を使うのに時間がかかります。
しばらく私を護っていてください」
ユリちゃんは、杖に魔力を込め出しました。
すると杖が光輝き始めました。
ユリちゃんの魔力に引かれて泉から魔物達が沸き出て来ました。
「ユリちゃん、必ず護りましょう!」
私は、バーベナちゃんとモモちゃんにユリちゃんを護るのをお願いしました。
「はい!」
バーベナちゃんは、杖を構えて返事をしました。
「うん、ユリちゃんは、ボク達が必ず護ろうね!」
モモちゃんも拳を握り締めて返事をしました。
私とモモちゃんとバーベナちゃんは、ユリちゃんを魔物から護るように戦いました。
「っ!?
ま、魔物が多すぎます!?」
バーベナちゃんは、魔物を魔法で撃退しながら悲鳴を出しました。
「でも負けられないっす!?」
モモちゃんは、魔物達を倒しながら悲鳴を出しました。
「ユリちゃんは、私が必ず護ります!」
私もユリちゃんを魔物から護るように戦いました。
「準備が出来ました!
私の後ろに下がってください!
『ホーリーリフレッシュ!』」
ユリちゃんは、私達が泉から離れたのを見て杖を泉の方に向けると黄金の光が泉に向かって行きました。
黄金の光が魔物と泉が包み込み魔物が消滅して泉の水の瘴気も綺麗になりました。
「これで終わったのでしょうか……?」
私は、戸惑いながら泉の方を見つめました。
「はい、たぶんこれで終わりだと想います……」
ユリちゃんは、地面に座り込んで息を切らしました。
でもいきなり泉が漆黒に輝き始めました。
そして泉の中央に漆黒に輝く魔石が見えました。
「そ、そんな、破滅の魔石ですか!?
む、無理です!?
破滅の魔石を破壊できる魔法なんかありません!?」
ユリちゃんは、絶望したように地面に座り込みました。
私とバーベナちゃんとモモちゃんも何もかも終わりだと思い絶望したようにその場に座り込みました。
でもいきなり空から大きな黒色の炎の塊が降ってきました。
そしてそのまま泉に降り注ぎ泉の瘴気の水と破滅の魔石が消滅しました。
「ま、まさか、ヘルフレアバーストですか!?
そ、それは、神話に存在した魔法です!?」
バーベナちゃんは、炎が降り注いだのを見て驚きの声を出しました。
「ヘルフレアバーストって言ったら全てを冥界の炎で焼き尽くす魔法でないですか!?
も、もしかしてまた大天使デイジー様が私達を助けにきてくれたのですか……?
大天使デイジー様にまた助けてくれるだなんて何て慈悲深い方なのでしょうか……
大天使デイジー様に感謝をします……」
私は、両手を握り締めて大天使デイジー様に感謝の祈りをしました。
「大天使デイジー様、ユリ達を助けてくれてありがとうございます……」
ユリちゃんも両手を合わせて大天使デイジー様に感謝の祈りをしました。
「大天使デイジー様、ボク達を助けてくれてありがとうございますっす……」
モモちゃんも両手を合わせて大天使デイジー様に感謝の祈りをしました。
「大天使デイジー様、モモ達を助けてくれてありがとうございます……」
バーベナちゃんも両手を合わせて大天使デイジー様に感謝の祈りをしました。
私達は、いつまでも大天使デイジー様に感謝の祈りをしました。
~続く~
ストーリーを楽しめるように説明します。
その24とその25は、同じ時間軸です。
スミレは、自分が大天使デイジーだと勘違いされているのに気がついていません。
スミレが放ったヘルフレアバーストは、たまたま破滅の魔石に当たって砕けています。
スミレは、ヘルフレアバーストが破滅の魔石を砕いたのに気がついていません。
スミレは、あくまでも空にヘルフレアバーストを放ったつもりです。
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