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鬼神阿修羅
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《颯汰side》
真優華の血は予想以上に甘かった。
甘いのは基本嫌いだが、真優華のは特別。
ほんとはもっと吸いたかったけど、体の弱い真優華に無理はさせたくなかったから、我慢した。
トローンとした顔をする真優華は色っぽい。
チュッと真優華のほっぺにキスすると、たちまち真っ赤になる、真優華。
「へ?颯汰さん・・・・・?」
小鳥が鳴くような声が耳を通り抜ける。
「可愛い・・・食べていい?」
「え?あの、その・・・・・」
ワタワタする彼女が可愛すぎて意識が飛びそー。
ああーーー!もう限界!
俺は彼女をヒョイッと持ち上げ、自分の膝の上にのせて、後ろからギュッと抱き締めた。
ほんとはキスしたいし、キスマークつけたいけど我慢、我慢・・・。
「えっ?えっ?」
この状況についてこれないのか、困惑する真優華。
チュッと彼女の頭にキスする。
「・・・こっち向いて、真優華・・・・顔が見たい」
真優華は良い子だ・・・・素直にこちらを振り返ったのだから。
頬を朱色に染める真優華。
真優華は小柄だから、上目遣いに俺を見上げる。
やべぇ・・・・・なんで、こんなに真優華は可愛い訳?
てか、真優華のこと好きすぎて爆発しそー。
真優華が俺以外のやつ好きななったら、その好きになった相手、嫉妬で殺すかも・・・・。
真優華の顔を見てると更に我慢がきかなくなってきて、すぐに限界がきた。
チュッとあたるだけのキスをすると、真優華は耳まで赤く染める。
「あ・・・・あ・・・颯汰さん・・・あの」
パッと電気が消えた。
は?
「キャッ」
えっ?
真優華の体温が、重みが、ない・・・・。
しかもさっきの真優華の悲鳴・・・・・。
一気に頭に血がのぼった。
誰かが、俺から真優華を取り上げた?
「こいつはもらってくぞ、颯汰・・・・」
は?誰だよ、お前・・・・?
真優華を連れていく気か?
「あ?誰だ、テメェ!」
「・・・俺は千鶴。西園寺 千鶴(さいおんじ ちづる)」
は・・・?
まさか・・・・!!
と思ったときには遅かった。
電気がつくと、もうあいつと真優華の姿はなかった。
「兄さん!!西園寺のやつらが、って真優華は?・・・まさか!」
李都が焦った感じで俺の部屋に駆け込み、状況を察すると俺と同様、鬼神阿修羅と化していた。
あいつら、許さねぇ!
ぶち殺してやる!!
《颯汰side end》
真優華の血は予想以上に甘かった。
甘いのは基本嫌いだが、真優華のは特別。
ほんとはもっと吸いたかったけど、体の弱い真優華に無理はさせたくなかったから、我慢した。
トローンとした顔をする真優華は色っぽい。
チュッと真優華のほっぺにキスすると、たちまち真っ赤になる、真優華。
「へ?颯汰さん・・・・・?」
小鳥が鳴くような声が耳を通り抜ける。
「可愛い・・・食べていい?」
「え?あの、その・・・・・」
ワタワタする彼女が可愛すぎて意識が飛びそー。
ああーーー!もう限界!
俺は彼女をヒョイッと持ち上げ、自分の膝の上にのせて、後ろからギュッと抱き締めた。
ほんとはキスしたいし、キスマークつけたいけど我慢、我慢・・・。
「えっ?えっ?」
この状況についてこれないのか、困惑する真優華。
チュッと彼女の頭にキスする。
「・・・こっち向いて、真優華・・・・顔が見たい」
真優華は良い子だ・・・・素直にこちらを振り返ったのだから。
頬を朱色に染める真優華。
真優華は小柄だから、上目遣いに俺を見上げる。
やべぇ・・・・・なんで、こんなに真優華は可愛い訳?
てか、真優華のこと好きすぎて爆発しそー。
真優華が俺以外のやつ好きななったら、その好きになった相手、嫉妬で殺すかも・・・・。
真優華の顔を見てると更に我慢がきかなくなってきて、すぐに限界がきた。
チュッとあたるだけのキスをすると、真優華は耳まで赤く染める。
「あ・・・・あ・・・颯汰さん・・・あの」
パッと電気が消えた。
は?
「キャッ」
えっ?
真優華の体温が、重みが、ない・・・・。
しかもさっきの真優華の悲鳴・・・・・。
一気に頭に血がのぼった。
誰かが、俺から真優華を取り上げた?
「こいつはもらってくぞ、颯汰・・・・」
は?誰だよ、お前・・・・?
真優華を連れていく気か?
「あ?誰だ、テメェ!」
「・・・俺は千鶴。西園寺 千鶴(さいおんじ ちづる)」
は・・・?
まさか・・・・!!
と思ったときには遅かった。
電気がつくと、もうあいつと真優華の姿はなかった。
「兄さん!!西園寺のやつらが、って真優華は?・・・まさか!」
李都が焦った感じで俺の部屋に駆け込み、状況を察すると俺と同様、鬼神阿修羅と化していた。
あいつら、許さねぇ!
ぶち殺してやる!!
《颯汰side end》
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