『私たち、JKプロレスラーズ3 ~マチルダ女王様覚醒!C-MARTを壊滅せよ編~』

あらお☆ひろ

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「「松」コース」

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「「松」コース」

 ぶるぶるぶる!とマチルダのスマホが震え、ダウンロードの砂時計がまわり始める。
「マチルダ、松コースの前半は、さっきの「梅」の1と2の間ね。あんたが知りたがってた、衣装替えの謎がわかるわ。後半は、さっきの「梅」の3本目の後ね!あんたはやっぱりプロレスラーなんだって、私、あんたの研究熱心さに本当に感心したわ。いやぁ、あの状況であの新技が出るって尊敬するわ。ぜひとも、いつかユジンさんとマット上で戦ってあの技を決めて欲しいわ。」
「・・・・」
「ダウンロード終わったわね!覚悟はいい!?では、「松」コース、ムービースタート!」

「今日は、お召し物が大変汚れていらっしゃいますが・・・。」
と「D」の言葉でムービーは始まった。ナンシーの救出と犯人たちの確保の際、表で格闘となった時の泥だらけになったジャージ姿が写し出されている。突如ユジンが耐上がりマチルダに叫んだ。
「女王様、しばらくお待ちください!」
ユジンは走り出し、ドアの外へ消えていった。(おいおい、どうした?)、(わかんねぇ?)とセシルとデビッドの声が入る。約30秒でドアが開き、ユジンが息を切らせて駆け込んできた。左わきには大きなボストンバックが抱えられている。
 ぜぇぜぇと息を切らしながら、テーブルの上のノートパソコンをデビッドに渡し、ボストンバックの中から「黒いもの」を次々と取り出し、テーブルに並べていった。

 黒のハイヒールのロングブーツ、黒皮手袋が長、短の2種類、黒皮のハイレグボンテージ、黒皮のビキニ上下に黒い網タイツにガーターベルト、短い皮が何枚もひらひらと着いた短めの鞭に競馬の騎手が使うような長い鞭、赤い太い蝋燭に、ボールギャグ、何種類かのマスクが次々に並べられていった。
 マチルダをテーブル前に連れてきて、ユジンが言った。
「女王様、粗末なものですが、お好きなものをお選びください。」
マチルダは、テーブルを右から左へ視線を流し、
「これとこれとこれとこれ」
と、ロングブーツと短手袋、ハイレグのボンテージ、顔の上半分をカバーするクロヒョウのようなマスクを指さした。
「どうぞ、お召しください。」
とユジンが言った瞬間、マチルダはテーブルの上の短い皮の鞭を右手に取り、ユジンの左頬を打った。吹っ飛ぶユジン!
「こら、ゴミ虫ユジン!私に着替えろというのかい?いつから、お前はそんなに偉くなったんだい?」
とユジンの股間を踏みつけた。

「し、失礼しました。女王様・・・。」
と立ち上がり、マチルダの前へ。
「早くしな、このゴミ虫!」
とユジンに唾を吐きつける。
「は、はい、喜んで・・・。」
ユジンは中腰の姿勢でマチルダのジャージの上着のファスナーを下した。マチルダは冷たい目でユジンを見下ろしている。ユジンがジャージの上着を脱がしたところで止まっていると、マチルダはユジンの両肩を掴み、膝をみぞおちに入れた。
「ぐふっ、けほけほ・・・。」
とユジンは咳き込んだ。
「何度も言わすな、このゴミ虫!早くしろ!」と言われ、ユジンがジャージのズボンを脱がす。マチルダは脱ぎ終わりに足を軽く上げた以外は微動だにしない。続けて靴下を脱がした。皆、息をのんで見守っている。続いてTシャツを脱がせると、マチルダは元々のマスクと下着だけになった。ユジンがマチルダの目を窺がうと、低く落ち着いた声で
「早くしろ、このゴミ虫。」
とだけ言った。

 ユジンは震える指で、マチルダのブラジャーを外し、ショーツを脱がせた。真っ白な透き通る肌が水銀灯の元照らし出されている。マスク以外、素っ裸になったマチルダは恥ずかしがる様子もなく、あごをテーブルに向けしゃくった。
 ユジンが黒皮のハイレグボンテージを手に取り、マチルダとアイコンタクトをかわす。黙って頷くマチルダ。ユジンがボンテージの背中に革ひもをほどく間、マチルダは素っ裸のまま、腕を組んで黙って立っていた。ようやくユジンが紐をほどき終わり、マチルダの前で片膝をつきボンテージをマチルダの膝の高さに両手でセットした。マチルダはユジンの頭に左手を置き、ユジンの顔の前で左足を上げ、ボンテージに左足を通した。続いて右足を通すとユジンはゆっくりとボンテージを上に引き上げた膝から太もも、そして股間を経てへそ、そして胸の下まで引き上げた。
 ユジンはボンテージの胸のカップをひっくり返すと、マチルダの左の乳房に手を添えカップを被せた。続いて右の乳房に手を添え両胸の形をボンテージの中で整えた。マチルダは恥ずかしがるわけでもなく、表情を変えずに前を見続けている。左右の乳房を両サイドから寄せ、胸の谷間を創ると、ユジンは背後にまわり、おしりの上あたりまで切れ込んだ背中に革ひもを左右交互に斜めに編み上げていった。編み上げる終わると、正面にまわり
「きついことはありませんか?」
ユジンはマチルダに尋ねた。

マチルダは何も答えなかった。続いてユジンはブーツを手に取り、ファスナーを下した。マチルダの左足から履かせ、ゆっくりとファスナーを上げた。続いて、右足のブーツ、そして左右の皮手袋。
最後に「D」に対し、背を向けて立っているマチルダのプロレス用のマスクを脱がせ、黒豹のようなマスクを被せ、後ろのひもを縛った。
 ボストンバックから手鏡を取り出し、マチルダの前にかざし、
「女王様、これでよろしいでしょうか・・・?」
とマチルダの前で膝まづくユジンにマチルダはテーブルの上の長い競馬の騎手が使うような長い黒い鞭を手に取り、
「もういい。ゴミ虫、お前はやつの後ろで「ステイ」だ!」
と長い鞭で「D」を指し示した。

「えっ、そ、それだけですか・・・。」
とユジンが言うなり、ユジンの手の甲に鞭が入り、
「「ステイ」といったら「ステイ」だよ!このゴミ虫!黙ってチビブタの後ろで座ってな!」
と言い捨てた。ユジンはすごすごと「D」の後ろまで歩き正座した。
(すっかりはまりきってんなぁ。)とセシルの声が入る。キッ!っとマチルダのきつい視線が画面を横切る。デビッドがマチルダに近づき、
「マチルダ様、素敵でございます。では、引き続き下僕「D」への尋問をお願いいたします。」
とメモを渡した。すっかり本格的な女王様になったマチルダは「D」の方に振り返った。マチルダを見上げる「D」の目は潤んでいる。
「待たせたな、チビブタ!続きを始めようか!」
と鞭を振り下ろしたところで画像は止まり、数秒の後に「梅」の3本目でドリンクを「D」に振りかけ、馬乗りになりペットボトルを「D」の鼻にねじ込もうとするマチルダに向かって、ユジンが飛び込んでくるシーンに切り替わった。

 マチルダはスマホの動画の一時停止ボタンを押し、小刻みに震えている・・・。
「ア、アグネス・・・、何で止めてくれなかったのよ!私、ユジンさんにおっぱい触られて、あそこも間近で見られちゃってるのよ!あんた、親友でしょ!」とアグネスに食って掛かった。
アグネスは悪びれる様子もなく、
「ムリムリムリ!あの時のあんたは親友じゃなく女王様!ましてや、あんたの裸見たり触ったりしてたのはユジンさんじゃなくて「ゴミ虫」でしょ。女王様の前では誰も逆らえないわ。デビッドさんだって「マチルダ様」って、完全にビビっちゃってたじゃない!」
「・・・・」
「それより、あと少しだから、最後まで行っちゃいましょうよ!」
と再生ボタンを横から押した。

 「D」を押しのけて、マチルダの前に飛び出したユジンだったが、長い時間マチルダに「ステイ」と言われ、コンクリートの床に正座をしていたからだろうか、足のしびれで足を絡ませひっくり返りマチルダの前であおむけに倒れた。
「すみません、女王様・・・足がしびれて・・・。」
と謝るユジンに身体を反転し、ユジンの顔を跨いで立ち、ユジンを見下ろし
「こらゴミ虫!「ステイ」と言ってただろうが!何勝手に動いてやがんだ!いうことを聞かないゴミ虫には躾が必要だな!それ!インリン様直伝のM字固めを喰らいな!」
とマチルダはユジンに顔面騎乗の状態になり腰を振り、ぐりぐりとユジンの顔に股間を押し付ける。何度も何度も腰を前後に揺さぶる。かすかにユジンは嬉しそうな表情を浮かべたが、呼吸を止められみるみる顔が紫色に変わっていく。

 (やばい!ユジンがチアノーゼだ!こいつ、嬉しすぎて呼吸すんの忘れてやがる!アグネス!マチルダの催眠を解くんだ!)とデビッドの声が入る。(はい!)とアグネスの声が入ると同時に画像が上下左右に暴れ、スマホが床に落ちたのか、斜め上にユジンの頭のてっぺんとそのうえで腰を振り続けるマチルダの股間がアップで写し出された。(セシルさん、マチルダのスマホ取って!)、(おう、投げるぞ!)、(はい、えーと、プレーヤーの停止ボタンは・・・・、あっ、これだ!マチルダ!催眠終了よ!)とアグネスが叫ぶ声が入った。

 糸が切れた操り人形のように、マチルダの動きが止まり、ゆっくりとユジンの身体の上に後ろ向きに倒れていった。デビッドがさっとマチルダの首筋を支えるシーンが映っている。意識を取り戻したユジンがふらふらと頭を起こし、マチルダの股間に顔を押し込み、
「うわー、何も見えねー、なんか柔けー、あったけー、それに何かいいに匂い!なんじゃこりゃー!」
と騒いでいる。(ダメっ!ユジンさん、それマチルダのあそこ!)とアグネスの声が入り、アグネスのものと思われる右足がユジンの後頭部に食い込んだ。起こした頭と首が一瞬マチルダの股間に更に押し込まれた後、ゆっくりと頭が後ろに倒れてきて上を向いて動かなくなった。
マチルダをデビッドが抱き上げ画面から外れた。(おい、こいつ呼吸してねえぞ!)とセシルの声が入ると同時に画面にセシルが映り込み、心臓マッサージとセシルとユジンの人工呼吸のシーンが映し出される。
 (マチルダ!マチルダ!大丈夫か?)とデビッドの声。ペシペシと頬を平手でたたく音。(マチルダ、しっかりしろ!)とデビッドの声。(わー、「D」も倒れちゃってるわー!)アグネスの声が響く。
「ぷはーっ!」
セシルの人工呼吸でユジンが息を吹き返した。

「柔らかーい、あったかーい、いい匂いー、幸せ―・・・。」
とユジンがひとりごとを言っている。(アグネス、水飲ませてやってくれ!)と言いながらセシルの姿が画面から消える。(こいつもやばいぞ!)とセシルの声が入り、「D」への心臓マッサージと人工呼吸の声と音が入る。
 アグネスが水のペットボトルをユジンに差し出すために、ユジンの横に座ったとたん、ユジンに抱き着かれ、アグネスは胸に顔を押し付けられた。
「!!!・・・。か、固い・・・これ、違うわ・・・。」
アグネスの平手打ちを受け、ユジンが再び仰向けに倒れこむ。アグネスが、水をユジンの顔にかけている。
 (よーし、「D」のおっさんも呼吸再開OK!マチルダはどうだ、デビッド?)(大丈夫だ、気を失っているが、呼吸、脈とも正常だ。)(とりあえず、警部に電話してくれや!)(おう、わかった!)とのセシルとデビッドの声で動画は終わった。

 マチルダは白目をむいて動かない。アグネスが
「あんた、最後の「ゴミ虫には躾が必要だな!それ!インリン様直伝のM字固めを喰らいな!」ってあんたがユーチューブで見てた日本のハッスルマニアの台湾人レスラーの「インリン様」ってやつね。「インリン様直伝のM字固め」って、あんたいつ「インリン様」の弟子になったのよ。私に内緒で、弟子入りしてあんな技、練習してたなんて、いやーすごい!すごすぎるわマチルダ!」
とアグネスは腹を抱えながらマチルダの背中をバンバン叩いた。

「・・・・・」
「まあ、最後に催眠といてあげたのは私なんだから感謝しなさいよ、あんた!」
「・・・・・・」
「その後、元の服に着替えさせたのも私だし、あんたの家まで送って行ったのは私とセシルさんだしね。」
「・・・・・・・」
「黙ってないで、私に言うことあるでしょ!「ありがとう」は?」
「・・・・・・・・・・・」
「まあ、私がいなかったら、あんた今でも女王様のままだったかもしれないのよ!本当に、感謝しなさいよ!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「あんた、昨日一日寝っぱなしだったから、市警の聴取だって、私ひとりが行ってきたんだからね!」
とアグネスは得意げに話し、自分の弁当箱を開けた。
「さあ、昼休み終わっちゃう前に食べちゃいましょ!」
マチルダは黙っている。

「ねえ、マチルダ、早く食べなよ。あと15分で昼休み終わっちゃうわよ!」
「・・・・・・・・ところで、私が着ていたあの黒い衣装は・・・?」
「ああ、あれは、きちんとユジンさんのバックに詰めて返しておいたわよ。えっ?なに、欲しかったの?」
「えっ?・・・返したって、洗濯もしないで、そのまま・・・?」
「ええ、あの後、すぐにケネス警部やパトカーいっぱい来て、あんた気を失ったままだし、ユジンさんも意識飛んでふらふらだったし・・・ナンシーちゃんをパトカーで病院連れて行ったり、デビッドさんもセシルさんもばたばたしてて・・・まあ、仕方なかったわよ。」
「・・・それにしても、・・ユジンさんにあんなことや、こんなこと・・・。もうみんなに会えない・・・。」
と呟いたマチルダは泣きだした。

「何泣いてんのよ、私だってユジンさんに胸に顔でぐりぐりされちゃったわよ。おまけに「固い」、「これ違うわ」って何よ!泣きたいのは私だわ。失礼ったらないわよねぇ。」
「あ、あなたは、ジャージの上からじゃない・・・。それに比べて、私は・・・。」
「いいじゃない、減るもんじゃないし。」
バシッ!マチルダはアグネスの頬をひっぱたき
「アグネスのバカ!あほ!ぺったんこ!死んでしまえー!!」
とお弁当箱をベンチに残し走って行ってしまった。
 午後の教室に、マチルダの姿は無かった。

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