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「昼休み」
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「昼休み」
午前中の授業が終わり、アグネスと昼のお弁当を食べるために学校の中庭に出た。マチルダがスマホの電源を入れると、多数のメッセージの着信の通知があった。
アグネスと横隣りにベンチに座り、マチルダがメッセージを読んでいく。
マリー先生から、「ナンシーちゃん、登園してきました。元気です。安心してね。」とあった。(よかった。次回、会うのが楽しみだわ。)
ラマダから、「あんた、女王様に鞍替えかい?ジムに来るように。」(・・・・?なにこれ?よくわかんないなぁ・・・)
セシルから「おはよう、今日の朝刊見てくれたかい?写真使わせてもらったぜ。編集部でも評判良かったんで、今度グラビア、頼めないか?近いうち、メシでも行こう!」(今朝のデイリーLAまだ買いに行けてないや。セシルさん、また社長賞取るのかな?でもグラビアって?)
デビッドから、「一昨日はいろいろありがとう。マチルダの本性が見れて楽しかった。きっとユジンから変な依頼があると思うが、適当にいなしておいて下さい。ケネス警部からもよろしくとのことです。」(・・・本性?・・・ユジンさんから変な依頼?何?)
アレサから、「新聞見たよ!あんたそっちの路線もいいねぇ!次回練習の時、衣装もって来いよ!」(そっちの路線って?衣装って何?)
ケイトから、「清純派から色物へ!期待しています(ハートマーク)」(んんん?わけわかんなくなってきちゃった・・・)
ウーピーから、「マチルダ女王様、キュンキュンしました!」(また、「女王様」?)
そして、ユジンからのメッセージ。(デビッドさんが「変な依頼」ってあったけど・・・。えーい、クリック!)「僕の女王様になってください。今度は「放置プレイ」でなく、「D」のように踏みつけていたぶって欲しいです。あなたの白い肌とピンクのポッチが頭から離れません。近々お会いしてもらいたいです。よろしくお願いします。」(!!!)
「な、な、何これ・・・。マリー先生のメッセージはわかるけど、後の人たちは何言ってんの・・・?」
スマホを持った手をプルプルさせて、お弁当のふたも開けず、マチルダは固まった。アグネスが小悪魔顔で聞く。
「あんた、本当~に、何も覚えてないの~?ユジンさん泣いちゃうぞ!」
「えっ?ユジンさんって・・・?」
(ユジンのメッセージを読み返し、「僕の女王様」、「踏みつけて」って・・・、「白い肌とピンクのポッチ」って・・・。)みるみる間に顔が耳まで真っ赤になる。
「あ、アグネス・・・、C-MARTの連中捕まえた後、何があったの・・・?私、昨日の夕方まで寝てて・・・、起きるまでの記憶が無いんだけど・・・。」
「ふーん、あの時のマチルダ、あんなに気合入ってたのにねぇ・・。デビッドさんは引きまくってたし、セシルさんなんか夢中でカメラまわしてたわよ!まぁ、一番はユジンさんだったけどね~!」
「このままじゃ、みんなに会えないわ。特に、何人か書いてたけど、「女王様」って何?教えて・・・アグネス・・・。」
「ほっほー、教えて欲しい?「松」、「竹」、「梅」どれから行く?私的には、いきなり「松」は避けた方がいいと思うけどね~!」
「何それ・・・。じゃ、じゃあ、とりあえず「梅」・・・か・・・ら・・・。」
午前中の授業が終わり、アグネスと昼のお弁当を食べるために学校の中庭に出た。マチルダがスマホの電源を入れると、多数のメッセージの着信の通知があった。
アグネスと横隣りにベンチに座り、マチルダがメッセージを読んでいく。
マリー先生から、「ナンシーちゃん、登園してきました。元気です。安心してね。」とあった。(よかった。次回、会うのが楽しみだわ。)
ラマダから、「あんた、女王様に鞍替えかい?ジムに来るように。」(・・・・?なにこれ?よくわかんないなぁ・・・)
セシルから「おはよう、今日の朝刊見てくれたかい?写真使わせてもらったぜ。編集部でも評判良かったんで、今度グラビア、頼めないか?近いうち、メシでも行こう!」(今朝のデイリーLAまだ買いに行けてないや。セシルさん、また社長賞取るのかな?でもグラビアって?)
デビッドから、「一昨日はいろいろありがとう。マチルダの本性が見れて楽しかった。きっとユジンから変な依頼があると思うが、適当にいなしておいて下さい。ケネス警部からもよろしくとのことです。」(・・・本性?・・・ユジンさんから変な依頼?何?)
アレサから、「新聞見たよ!あんたそっちの路線もいいねぇ!次回練習の時、衣装もって来いよ!」(そっちの路線って?衣装って何?)
ケイトから、「清純派から色物へ!期待しています(ハートマーク)」(んんん?わけわかんなくなってきちゃった・・・)
ウーピーから、「マチルダ女王様、キュンキュンしました!」(また、「女王様」?)
そして、ユジンからのメッセージ。(デビッドさんが「変な依頼」ってあったけど・・・。えーい、クリック!)「僕の女王様になってください。今度は「放置プレイ」でなく、「D」のように踏みつけていたぶって欲しいです。あなたの白い肌とピンクのポッチが頭から離れません。近々お会いしてもらいたいです。よろしくお願いします。」(!!!)
「な、な、何これ・・・。マリー先生のメッセージはわかるけど、後の人たちは何言ってんの・・・?」
スマホを持った手をプルプルさせて、お弁当のふたも開けず、マチルダは固まった。アグネスが小悪魔顔で聞く。
「あんた、本当~に、何も覚えてないの~?ユジンさん泣いちゃうぞ!」
「えっ?ユジンさんって・・・?」
(ユジンのメッセージを読み返し、「僕の女王様」、「踏みつけて」って・・・、「白い肌とピンクのポッチ」って・・・。)みるみる間に顔が耳まで真っ赤になる。
「あ、アグネス・・・、C-MARTの連中捕まえた後、何があったの・・・?私、昨日の夕方まで寝てて・・・、起きるまでの記憶が無いんだけど・・・。」
「ふーん、あの時のマチルダ、あんなに気合入ってたのにねぇ・・。デビッドさんは引きまくってたし、セシルさんなんか夢中でカメラまわしてたわよ!まぁ、一番はユジンさんだったけどね~!」
「このままじゃ、みんなに会えないわ。特に、何人か書いてたけど、「女王様」って何?教えて・・・アグネス・・・。」
「ほっほー、教えて欲しい?「松」、「竹」、「梅」どれから行く?私的には、いきなり「松」は避けた方がいいと思うけどね~!」
「何それ・・・。じゃ、じゃあ、とりあえず「梅」・・・か・・・ら・・・。」
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