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第363話 マブダチ到来
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疲れた。
本当に……ほんと~に!!
つーかーれーたああああああ!!
打ち上げは別だけど、出店作業はめちゃくちゃ疲れたから……終わったら、さっとラティスト達とお風呂に入って、ベッドにイン!!
すぐに寝ちゃったんだけど、なんだか重みを感じて起き上がらざるを得なかった。
「…………な、に…………?」
おんもい。
なんか、すんごくおんもい!?
ぎゅーっと、抱きしめられているし、体重かけられてる!?
ラティストはこんな事はしない相手なのは知っているし、カウルはこんなにも重くない!?
誰かが侵入してきたのか!? ラティストの結界とか色々あるのに!? あ、ラティストも爆睡だから警戒心が薄くなっている!?
とにかく、うんしょっと体を起こしてみると……『うー』って聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「け~~ん~~と~~!」
その声を聞いて、眠気から完璧に覚醒出来た!!
慌てて起き上がれば、腰のあたりに変装した『エディ』が抱きついていたのです!?
「エディ!?」
「よ! おはよーさん!」
僕が呼びかければ、エディは僕から離れて爽やかに笑っていたんだ。
顔の前にさって、手をかざせば国王様の方のエディの顔が出てきたから、慌てて元(?)に戻させました!! その顔で街に出たら大変なことで済まないから!!
「エディに戻して!?」
「どっちも俺だぜ?」
「君! 自分の立場考えて!?」
「まあ、なあ?」
エディだから、僕らの部屋に入ってこれたのは納得出来たけれど!? だからって、いきなりの登場には心底驚いたよ!!
ラティスト達は、爆睡してるからかベッドから起き上がることはなかった。
「……もう、お城はいいの?」
昨日の今日だけど、こっちに来れると言うことは大事な式典とかは終わったということだろう。
僕が問い掛ければ、エディはえっへんとしながら胸を張ったのだ。
「おうよ! 全部無事に終わらせてから来たぜ!!」
「……偉そうなこと言ってるけど、普通じゃない?」
「相変わらず、『俺』にでも気ぃ遣わないなあ?」
「ふふ。今更でしょ?」
僕らはマブダチ。
そう告げると、お互いに拳をガッと突き合わせて絆を確かめ合った。
笑顔になって、笑い合うと、エディのお腹から物凄い爆音が聞こえてきた。
「……あー……なーんにも食ってきてねーから、腹減った」
「……なんにも?」
「できるだけ早くケントに会いたかったからな! パンも城のより、君のが食いたかった!!」
「! ありがとう」
そんなにも食べたいと思ってくれてたのなら嬉しいじゃないか。
せっかくだから、僕も何か飲みたかったのでオープンキッチンを展開させている厨房へ、エディを案内することにした。
本当に……ほんと~に!!
つーかーれーたああああああ!!
打ち上げは別だけど、出店作業はめちゃくちゃ疲れたから……終わったら、さっとラティスト達とお風呂に入って、ベッドにイン!!
すぐに寝ちゃったんだけど、なんだか重みを感じて起き上がらざるを得なかった。
「…………な、に…………?」
おんもい。
なんか、すんごくおんもい!?
ぎゅーっと、抱きしめられているし、体重かけられてる!?
ラティストはこんな事はしない相手なのは知っているし、カウルはこんなにも重くない!?
誰かが侵入してきたのか!? ラティストの結界とか色々あるのに!? あ、ラティストも爆睡だから警戒心が薄くなっている!?
とにかく、うんしょっと体を起こしてみると……『うー』って聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「け~~ん~~と~~!」
その声を聞いて、眠気から完璧に覚醒出来た!!
慌てて起き上がれば、腰のあたりに変装した『エディ』が抱きついていたのです!?
「エディ!?」
「よ! おはよーさん!」
僕が呼びかければ、エディは僕から離れて爽やかに笑っていたんだ。
顔の前にさって、手をかざせば国王様の方のエディの顔が出てきたから、慌てて元(?)に戻させました!! その顔で街に出たら大変なことで済まないから!!
「エディに戻して!?」
「どっちも俺だぜ?」
「君! 自分の立場考えて!?」
「まあ、なあ?」
エディだから、僕らの部屋に入ってこれたのは納得出来たけれど!? だからって、いきなりの登場には心底驚いたよ!!
ラティスト達は、爆睡してるからかベッドから起き上がることはなかった。
「……もう、お城はいいの?」
昨日の今日だけど、こっちに来れると言うことは大事な式典とかは終わったということだろう。
僕が問い掛ければ、エディはえっへんとしながら胸を張ったのだ。
「おうよ! 全部無事に終わらせてから来たぜ!!」
「……偉そうなこと言ってるけど、普通じゃない?」
「相変わらず、『俺』にでも気ぃ遣わないなあ?」
「ふふ。今更でしょ?」
僕らはマブダチ。
そう告げると、お互いに拳をガッと突き合わせて絆を確かめ合った。
笑顔になって、笑い合うと、エディのお腹から物凄い爆音が聞こえてきた。
「……あー……なーんにも食ってきてねーから、腹減った」
「……なんにも?」
「できるだけ早くケントに会いたかったからな! パンも城のより、君のが食いたかった!!」
「! ありがとう」
そんなにも食べたいと思ってくれてたのなら嬉しいじゃないか。
せっかくだから、僕も何か飲みたかったのでオープンキッチンを展開させている厨房へ、エディを案内することにした。
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