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公爵の手が俺の肌に触れた

ビクッ

「んっ…」

頭では大丈夫だと思っても、身体が震える

レナに会うためだ

俺は自分に言い聞かせる

「あっ…!」

公爵は俺の服を脱がせる

「ま 、まってくだ…」

「もう、終わりにするか?」

思わず腕を掴んでしまった

「だ、大丈夫です。続けてください」

俺は泣きそうになった
けれど、ここでやめてしまっては意味が無い

まだ大丈夫…

「脚を広げろ」

恐る恐る脚を広げる
恥ずかしさから、公爵から目を逸らしてしまう

「ひっ…」

公爵の指が俺の中に入る

くちゅ…くちゅ
ビクッ

「んっ…!ひっ、あ」

怖い…こわい
身体が震える
息が上手く吸えない

「は、はぁ、はぁ、んっ、こわい…」

「おい、落ち着け」

公爵が俺の頭を撫でる

「大丈夫だ、怖くない」

撫でられると力が抜けて楽になってきた

「んっ、ちゅ、くちゅ…」

公爵と唇を重ねる

どこか安心感を覚える

「は、んっ、あ、あっ」


「今日は最後までしないから安心しろ」


俺の耳元で公爵が囁いた






結局、公爵の言う通り最後まではしなかった

俺が果てたあとは、一緒に寝ただけだ

けれど、初めての行為は刺激が強くしばらく公爵を直視することができなかった










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