1 / 1
喧嘩ックス(野外)
しおりを挟む
リビングのソファーで横になり、携帯の画面を眺めた。午後八時半。
キッチンでは母親が忙しなく夕飯の支度をしていて、香ばしい匂いが部屋に漂っている。
もう一度携帯を手に取り、通話履歴の一番上を押した。呼び出し中の電子音が何度も流れる。暫くすると留守電になってしまい、諦めて終話ボタンを押した。
舌打ちをし、GPSアプリを開く。検索中の文字の後、赤いアイコンが画面に表示された。
「蒼太、ご飯出すからテーブル片付けてくれる」
エプロンで手を拭いてこちらに声を掛ける母親に、頭を掻きながら答えた。
「悪い。今日は要らない。…出掛けて来るから」
「あら、そう」
携帯と財布、パーカーを引っ掴んで玄関を飛び出した。タクシーを止め、携帯の画面を見せて急ぐよう伝えた。
目的地に近付く程に街並みがきらびやかになっていく。ピンクや紫の看板が眩しく輝いて辺りを照らしていた。
「ここで停めて下さい」
タクシーを降り、目の前の店を見る。出入口には厳つい風貌の男が立っていて、持ち物のチェックをしているようだ。扉の前で体を触られ、中へ通される。
階段を下った先のフロアでは、息が苦しくなるような重低音が響き渡っていた。けばけばしい化粧の女達と、にやけた面の男共が音楽に合わせて体を揺らしている。
静かにフロアの隅に立ち、人波に目を凝らした。
DJブースに程近い位置に見覚えのある姿を見付けた。金髪の若い男の側で踊りながら、時折媚びるように体を近付けている。
突然動きを止め、男の顔を見詰めた。目を閉じながら男を抱き寄せる。
「おい、彩夏」
揺れる人波を掻き分けて走り寄り、男の肩を掴んだ。鼻の下を伸ばしただらしない顔に向かって拳を振り上げる。
ぼぐ、と鈍い音と共に男が崩れ落ち、周りから戸惑いの悲鳴が上がる。幸いにも陽気なダンスミュージックに掻き消されて騒ぎになることは無かった。
倒れた男を呆然と見つめる彩夏の腕を引き、出口へと走った。
「痛い…っ、痛いってばっ」
店を出て路地裏に入った所で彩夏が腕を振り払う。俺は動きを止めて振り返った。
「何でまたあんな所に行くんだよ。言っただろ、やめろって!」
「ただ楽しく遊んでただけだし」
「阿呆か!さっきの奴の顔を見てなかったのかよ!鼻の下伸ばして下品な顔をしてただろ」
走り去ろうとする肩を掴み、コンクリートの壁へと押し付けた。痛みに顔を歪める彩夏。
「痛っ…。蒼太には関係ないでしょ!ほっといてよ!」
暴言と共に唾を吹き掛けられ、頬が汚れた。怒りに体が震えて拳を握る。思い切り振り上げて、彩夏の顔の直ぐ横を殴り付けた。鈍い音が響き、拳から血が流れ出す。
「そんなにヤりてぇのかよ、ビッチ」
暴れる彩夏の首を掴み顔を近付けた。怒りに歪んだ顔を見ながら唇に噛みつく。がりり、と歯を食い込ませると血が滲み出す。
「キスもまともに出来ないの。下手くそ」
彩夏が足を持ち上げ、俺の股間に膝を合わせた。絶妙な力加減で刺激され、劣情が頭をもたげる。
「黙れ糞ビッチ。大人しく股開いてろ」
首を押さえたまま片手を下腹に伸ばした。スカートを捲り上げて下着の中に手を突っ込むと、僅かに湿り気のある蜜口に指を這わせた。
「…ん、っ…、」
「はっ、無理やり犯されて濡れてりゃ世話ねぇな」
中指を沈め、ぐるりと一周掻き回す。ざらつきのある部分を指の腹で撫でると腰が揺れて蜜が溢れた。
「っ、下手くそ、触んなっ」
両腕を突っ張って俺の指を抜き取ろうとする。大して力が入っている訳でもないがうざったい。
挿入する指を増やして動きを激しくし、同時に首に当てた手に力を込めた。
ひゅ、という乾いた音がして両腕が離れた。首を絞める腕を必死で掴んで爪を立てる。
「おら、弛んできたぞ。もっと締めろ」
激しく水音を立てながら膣内を掻き回す。首の力を強めるにつれ、内部が不規則に痙攣し始めた。
顔を真っ赤にして腕を引っ掻く彩夏。やがてまぶたが落ち始め、黒目が上を向く直前、素早く手の力を抜いた。
「がはっ…、は…ぁ」
荒い呼吸を繰り返し、だらりと体から力が抜ける。落ちかけた頭を乱雑に掴み、後ろを向かせて下着を剥ぎ取った。
デニムの前を寛げ、猛った肉杭を取り出す。ひくつく蜜口に幾度か擦り付けてぬめりを絡めた。
「念願のちんこだぞ。喜べよ…っ」
ずぶりと挿入し、動きを止める。肉壁がぴったり吸い付いてうねり、精を搾り取ろうと収縮を繰り返していた。
「ぅ、ぁ…ぁあっ」
ゆっくり抽挿を開始する。ぎりぎりまで引き抜いては最奥に先端をぶつけ、奥のしこりをごりごり擦った。
「あっ、やめ…いたい…っ」
「うるせぇ…っ」
掴んでいた髪を離して細い腰に手を当てると、肌に汗が滲んでべたついている。手が張り付くような感覚を味わいながら強く腰を穿った。
「ぁ、あ、あぁっ、蒼太っ蒼太っ」
両手を壁について腰を振る彩夏。俺の動きにぴったり合わせた動きは、互いの快感を益々高めていく。
「…っはぁ、彩夏っ」
「あっ、蒼太、蒼太っ」
俺の名前を呼びながら体を震わせる様子に、心が満たされていく感じがした。後ろから覆い被さり、きつく体を抱き締める。
「彩夏…」
首筋に唇を合わせ、吸い付きながら最奥を穿った。びくりと大きく痙攣した膣壁が扱き上げるように締め付け、たまらず精液を吐き出した。
「彩夏」
力を失った肉塊を抜き取り、正面を向かせる。虚ろな瞳を覗き込み、唇を合わせて舌を絡めた。
「何で試すようなことをするんだ」
「…また、捨てられるかも知れないから」
彩夏はすがり付くように首に腕を絡めた。口元の直ぐ横に来た二の腕を軽く食む。
「こうやって思い出して貰わないと…ママとパパみたいに、蒼太も居なくなっちゃう…からぁ…っ」
「馬鹿。居なくなる訳ないだろ」
肩を震わせる彩夏を優しく抱き締め、溢れる涙を舐め取りながら額に唇を落とした。
「今までもずっと一緒に居ただろ。お前が嫌だと言っても、ずっと付いていく」
揺れる頭を胸に押し付け、強く掻き抱いた。彩夏は苦しそうに上をむいて笑う。
「ははっ、ずっとはうざいね」
俺を見てにこりと笑う姿は、太陽のように輝いて見えた。
つられて頬を緩め、ずり上がったスカートを戻して下着を拾い上げる。
「ほら、帰るぞ」
「うん、そうだね」
手を握り合い、指を絡めて歩き出した。
「ねぇ。なんで私の下着、ポケットに入れたの」
「…うるせぇよ」
「きゃあ、変態がいるよぉ」
悪戯っぽく笑う彩夏を見てほっと胸を撫で下ろした。
握った手に力を込める。
「もうやめろよ、こういうの」
「…うん。ごめん」
ちかちかと輝く電飾を潜って家路を急ぐ途中、同じタイミングで腹が鳴った。すっかり夕飯を食べ損ねてしまっている。
「飯食って行くか」
「そうだね。あ、パスタがいいなぁ」
「腹に溜まらないから却下」
「ええっ、じゃあ蕎麦」
「ふざけんな。やっぱ肉だろ」
「やだ。もう十二時だよ。重いって」
「…俺の驕りなんだから文句言うなよ」
言い合いをしながらあちこちの店を指差して街を歩く。
何でもない一瞬に、幸せな気持ちが胸を満たした。
キッチンでは母親が忙しなく夕飯の支度をしていて、香ばしい匂いが部屋に漂っている。
もう一度携帯を手に取り、通話履歴の一番上を押した。呼び出し中の電子音が何度も流れる。暫くすると留守電になってしまい、諦めて終話ボタンを押した。
舌打ちをし、GPSアプリを開く。検索中の文字の後、赤いアイコンが画面に表示された。
「蒼太、ご飯出すからテーブル片付けてくれる」
エプロンで手を拭いてこちらに声を掛ける母親に、頭を掻きながら答えた。
「悪い。今日は要らない。…出掛けて来るから」
「あら、そう」
携帯と財布、パーカーを引っ掴んで玄関を飛び出した。タクシーを止め、携帯の画面を見せて急ぐよう伝えた。
目的地に近付く程に街並みがきらびやかになっていく。ピンクや紫の看板が眩しく輝いて辺りを照らしていた。
「ここで停めて下さい」
タクシーを降り、目の前の店を見る。出入口には厳つい風貌の男が立っていて、持ち物のチェックをしているようだ。扉の前で体を触られ、中へ通される。
階段を下った先のフロアでは、息が苦しくなるような重低音が響き渡っていた。けばけばしい化粧の女達と、にやけた面の男共が音楽に合わせて体を揺らしている。
静かにフロアの隅に立ち、人波に目を凝らした。
DJブースに程近い位置に見覚えのある姿を見付けた。金髪の若い男の側で踊りながら、時折媚びるように体を近付けている。
突然動きを止め、男の顔を見詰めた。目を閉じながら男を抱き寄せる。
「おい、彩夏」
揺れる人波を掻き分けて走り寄り、男の肩を掴んだ。鼻の下を伸ばしただらしない顔に向かって拳を振り上げる。
ぼぐ、と鈍い音と共に男が崩れ落ち、周りから戸惑いの悲鳴が上がる。幸いにも陽気なダンスミュージックに掻き消されて騒ぎになることは無かった。
倒れた男を呆然と見つめる彩夏の腕を引き、出口へと走った。
「痛い…っ、痛いってばっ」
店を出て路地裏に入った所で彩夏が腕を振り払う。俺は動きを止めて振り返った。
「何でまたあんな所に行くんだよ。言っただろ、やめろって!」
「ただ楽しく遊んでただけだし」
「阿呆か!さっきの奴の顔を見てなかったのかよ!鼻の下伸ばして下品な顔をしてただろ」
走り去ろうとする肩を掴み、コンクリートの壁へと押し付けた。痛みに顔を歪める彩夏。
「痛っ…。蒼太には関係ないでしょ!ほっといてよ!」
暴言と共に唾を吹き掛けられ、頬が汚れた。怒りに体が震えて拳を握る。思い切り振り上げて、彩夏の顔の直ぐ横を殴り付けた。鈍い音が響き、拳から血が流れ出す。
「そんなにヤりてぇのかよ、ビッチ」
暴れる彩夏の首を掴み顔を近付けた。怒りに歪んだ顔を見ながら唇に噛みつく。がりり、と歯を食い込ませると血が滲み出す。
「キスもまともに出来ないの。下手くそ」
彩夏が足を持ち上げ、俺の股間に膝を合わせた。絶妙な力加減で刺激され、劣情が頭をもたげる。
「黙れ糞ビッチ。大人しく股開いてろ」
首を押さえたまま片手を下腹に伸ばした。スカートを捲り上げて下着の中に手を突っ込むと、僅かに湿り気のある蜜口に指を這わせた。
「…ん、っ…、」
「はっ、無理やり犯されて濡れてりゃ世話ねぇな」
中指を沈め、ぐるりと一周掻き回す。ざらつきのある部分を指の腹で撫でると腰が揺れて蜜が溢れた。
「っ、下手くそ、触んなっ」
両腕を突っ張って俺の指を抜き取ろうとする。大して力が入っている訳でもないがうざったい。
挿入する指を増やして動きを激しくし、同時に首に当てた手に力を込めた。
ひゅ、という乾いた音がして両腕が離れた。首を絞める腕を必死で掴んで爪を立てる。
「おら、弛んできたぞ。もっと締めろ」
激しく水音を立てながら膣内を掻き回す。首の力を強めるにつれ、内部が不規則に痙攣し始めた。
顔を真っ赤にして腕を引っ掻く彩夏。やがてまぶたが落ち始め、黒目が上を向く直前、素早く手の力を抜いた。
「がはっ…、は…ぁ」
荒い呼吸を繰り返し、だらりと体から力が抜ける。落ちかけた頭を乱雑に掴み、後ろを向かせて下着を剥ぎ取った。
デニムの前を寛げ、猛った肉杭を取り出す。ひくつく蜜口に幾度か擦り付けてぬめりを絡めた。
「念願のちんこだぞ。喜べよ…っ」
ずぶりと挿入し、動きを止める。肉壁がぴったり吸い付いてうねり、精を搾り取ろうと収縮を繰り返していた。
「ぅ、ぁ…ぁあっ」
ゆっくり抽挿を開始する。ぎりぎりまで引き抜いては最奥に先端をぶつけ、奥のしこりをごりごり擦った。
「あっ、やめ…いたい…っ」
「うるせぇ…っ」
掴んでいた髪を離して細い腰に手を当てると、肌に汗が滲んでべたついている。手が張り付くような感覚を味わいながら強く腰を穿った。
「ぁ、あ、あぁっ、蒼太っ蒼太っ」
両手を壁について腰を振る彩夏。俺の動きにぴったり合わせた動きは、互いの快感を益々高めていく。
「…っはぁ、彩夏っ」
「あっ、蒼太、蒼太っ」
俺の名前を呼びながら体を震わせる様子に、心が満たされていく感じがした。後ろから覆い被さり、きつく体を抱き締める。
「彩夏…」
首筋に唇を合わせ、吸い付きながら最奥を穿った。びくりと大きく痙攣した膣壁が扱き上げるように締め付け、たまらず精液を吐き出した。
「彩夏」
力を失った肉塊を抜き取り、正面を向かせる。虚ろな瞳を覗き込み、唇を合わせて舌を絡めた。
「何で試すようなことをするんだ」
「…また、捨てられるかも知れないから」
彩夏はすがり付くように首に腕を絡めた。口元の直ぐ横に来た二の腕を軽く食む。
「こうやって思い出して貰わないと…ママとパパみたいに、蒼太も居なくなっちゃう…からぁ…っ」
「馬鹿。居なくなる訳ないだろ」
肩を震わせる彩夏を優しく抱き締め、溢れる涙を舐め取りながら額に唇を落とした。
「今までもずっと一緒に居ただろ。お前が嫌だと言っても、ずっと付いていく」
揺れる頭を胸に押し付け、強く掻き抱いた。彩夏は苦しそうに上をむいて笑う。
「ははっ、ずっとはうざいね」
俺を見てにこりと笑う姿は、太陽のように輝いて見えた。
つられて頬を緩め、ずり上がったスカートを戻して下着を拾い上げる。
「ほら、帰るぞ」
「うん、そうだね」
手を握り合い、指を絡めて歩き出した。
「ねぇ。なんで私の下着、ポケットに入れたの」
「…うるせぇよ」
「きゃあ、変態がいるよぉ」
悪戯っぽく笑う彩夏を見てほっと胸を撫で下ろした。
握った手に力を込める。
「もうやめろよ、こういうの」
「…うん。ごめん」
ちかちかと輝く電飾を潜って家路を急ぐ途中、同じタイミングで腹が鳴った。すっかり夕飯を食べ損ねてしまっている。
「飯食って行くか」
「そうだね。あ、パスタがいいなぁ」
「腹に溜まらないから却下」
「ええっ、じゃあ蕎麦」
「ふざけんな。やっぱ肉だろ」
「やだ。もう十二時だよ。重いって」
「…俺の驕りなんだから文句言うなよ」
言い合いをしながらあちこちの店を指差して街を歩く。
何でもない一瞬に、幸せな気持ちが胸を満たした。
10
お気に入りに追加
7
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる
奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。
だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。
「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」
どう尋ねる兄の真意は……
鬼上官と、深夜のオフィス
99
恋愛
「このままでは女としての潤いがないまま、生涯を終えてしまうのではないか。」
間もなく30歳となる私は、そんな焦燥感に駆られて婚活アプリを使ってデートの約束を取り付けた。
けれどある日の残業中、アプリを操作しているところを会社の同僚の「鬼上官」こと佐久間君に見られてしまい……?
「婚活アプリで相手を探すくらいだったら、俺を相手にすりゃいい話じゃないですか。」
鬼上官な同僚に翻弄される、深夜のオフィスでの出来事。
※性的な事柄をモチーフとしていますが
その描写は薄いです。
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
ブラック企業を退職したら、極上マッサージに蕩ける日々が待ってました。
イセヤ レキ
恋愛
ブラック企業に勤める赤羽(あかばね)陽葵(ひまり)は、ある夜、退職を決意する。
きっかけは、雑居ビルのとあるマッサージ店。
そのマッサージ店の恰幅が良く朗らかな女性オーナーに新たな職場を紹介されるが、そこには無口で無表情な男の店長がいて……?
※ストーリー構成上、導入部だけシリアスです。
※他サイトにも掲載しています。
なし崩しの夜
春密まつり
恋愛
朝起きると栞は見知らぬベッドの上にいた。
さらに、隣には嫌いな男、悠介が眠っていた。
彼は昨晩、栞と抱き合ったと告げる。
信じられない、嘘だと責める栞に彼は不敵に微笑み、オフィスにも関わらず身体を求めてくる。
つい流されそうになるが、栞は覚悟を決めて彼を試すことにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる