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不能の訳

不能の訳1/6

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 ※主人公以外の女性との営みの描写があります。(本番なし)
 



 
 
 遺跡の救出任務から数ヶ月後――。






 
 あの後、自分の未熟さを痛感したルーカスは、女性を侍らせることを控えて真面目に鍛錬と仕事を始めた。
 チャラチャラしていたいた優男が、堅実に自身を鍛える事に注視したことにより更にモテるようになっていた。
 自身の無力さ驕りによってパーティを危険にさらした事で、慢心していた自分を改めて自覚し考えを改めていた。それに伴って戦闘力や戦略の技量が増して、冒険者のランクも昇格してAランクになった。


 自分への戒めも含めた生活が、結果的に性欲を忘れるくらい禁欲的になり鍛錬に没頭していた。そんな生活に慣れ、冒険者ランクの昇格もあったことで一旦禁欲生活に一区切りをつけようと、久しぶりに夜の繁華街に出てきた。







 

「あら!ルーカス様!お久しぶりじゃない?」
「あぁ、久しぶりだね」


 欲を吐き出す街に久しぶりにやってくると、店先で客待ちをしている顔見知り達にひっきりなしに誘われた。
 豊満な胸に、くびれた腰、お尻の肉付きも良く、短いスカートから見える太ももはしゃぶりたくなるほど艶かしく映った。


 流石にモテる自覚はあったが、自分を囲うように円ができてしまった。とりあえずまた来るからねと皆んなに断って、この街で5本指に入るお店で人気No. 1の子を指名した。



「ルーカス様お久しぶりね」
「あぁ、久しぶり」


 豪華なシャンデリアが吊るされる部屋は薄暗く、壁に設置されているアンティークランプだけがついている。辛うじで相手の顔が見えるくらいの明るさに、シャンデリアをつける意味があるのか甚だ疑問だ。キングサイズはあるベッドに、歩くと少し沈む上質なカーペットがVIP用の部屋だと主張してくる。

 そんな部屋に通されたルーカスは、いつもの鎧姿ではなく、腰に剣を挿してはいるがとてもラフな格好。
 部屋に着くなり、剣をテーブルの上に置いてシャツのを第3ボタンまで外す。
 はだけた所から、鍛えられた筋肉が見え艶かしい。


 


 ベッドの淵に腰掛けているとさほど時間も経たず、豪華な扉から美しい女性が入ってきた。


「ご指名ありがとうございます。ルーカス様」


 紫色のマーメイドドレスは胸元が大きくV字に開いており、綺麗な谷間。スリットが腰まで入っており、太腿に自然と目がいってしまう。


「こちらこそ。ルナーリア、今日はよろしくね。最近頑張っていたから久しぶりなんだ」


 ルナーリアはルーカスの横に座ると、首に腕を絡めてた。
 豊満な胸に自然と顔が吸い寄せられる。
 フカフカの胸に顔を埋めると、頭を撫でられた。心地が良いまま、手を太腿に沿わせる。


「優しくしてくださいな」
「もちろんだよ」


 ベッドに倒れ込んで、組み敷く。
 ルーカスの流儀は、女性を先に気持ちよく、そして自分も。レディーファーストの精神。


 




 一頻りルナーリアを悦ばせると、そろそろ自分もお願いしようと仰向けに寝転び、腰の上に跨らせた。


 自分は服を着たまま、対極的にルナーリアは何も身につけておらず、場の主導権を握っていることに満足していた。


「んっ……ルーカス様も脱いでくださいな」


 今度は主導権を相手に譲る。艶っぽく紅潮した顔がルーカスの肌を湿らせる。シャツのボタンを外して、乳首を嬲る。


「……っ、情熱的だね」


 小さく笑いながら手は、徐々にスラックスに伸びる。既に隆起しているであろうモノを早く外に出してあげようとベルトを外してスラックスを下げた。
 パンツの上からルーカスのモノを撫でる。




「……ぇ」


 女性の動きが一瞬止まったが、そのままルーカスのモノをすいた。
 かりを引っ掻き、竿の部分をソフトタッチで撫でる。
 幾分か経ち、パンツを下げて直接手をつけた。


 ルーカスは黙って触られている感触を愉しんでいた。


 一生懸命ご奉仕をするルナーリア。谷間を使い、乳首を嬲り、口を使って。


「…………ルーカス様」


 下から呼ばれて、薄ら目をあげてそろそろ本番の準備に入ろうと上半身を上げた。
 自分の下にいたルナーリアが物欲しそうに上目遣いで強請ってきていることだろうと視線を合わせると、想像に反して困惑した表情を浮かべていた。


「ん?どうしたの?そろそろ欲しくなった?」
「ぁ……あの、ルーカス様」






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