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最終章
あなたとわたしのこれから ※ 本編終了
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「んっ……! はぁん」
ライノが、彼の高ぶりを手に持ち、私の中に入ろうと切っ先で行く先を探る。その結び合わされた淫靡な状況に、とても見ていられなくて顔を横に背けた。
「ティーナ、俺を見て」
「だって……」
初めてだから怖いのもあるけれど、圧倒的に恥ずかしい。そんな状況で彼を見るなんて私には無理だと思った。なのに、くちゅりと音をさせながら少しそこに入ったのが分かった時、彼がその上の小さな尖りを指で挟んで刺激したものだから、たまらず体が大きく動いてしまう。
「あ……あ……」
本当に、私の中に、彼の大きなソレがもっと入り込もうとしているのが見えた。
「ティーナ、ティーナ」
「ライノぉ……ん、あっ……」
私を凝視する彼の視線を感じて、合わさる下半身から彼の顔に視線の先を移動させた。そこには、辛そうな、切なそうな、でも嬉しそうな何とも言えない表情をした彼が、私を見つめている。ただひたすらに名前を呼び合い、指をからめて手を握りしめた。
半分くらい入った時、彼が目を閉じて何かに耐えるかのように止まった。私の中をこじ開けて進む彼の汗が、灯りに煌めいていて、幻想的でとても綺麗だと思った。
「ティーナ、痛い?」
何かを必死に耐えているような彼こそ辛そうだ。なのに、私の目尻にそっと指を這わせて、私を心配してくれる優しい彼の姿に、胸がきゅんっとなる。いつの間にか涙が出ていたようで、それで彼が心配したのだろう。
「少しだけ……。でも、大丈夫だから、このまま……」
少しずつ、私の中から出て行こうとする彼にそういうと、本当に大丈夫なのか心配そうに見つめられる。
「ライノが好き。だから、お願い……」
「ティーナ、ごめん。力を抜いていて」
止まっていた彼の腰が再び私に向かって動き出す。じんじんする痛みと、さらにこじ開けられた事で引き攣れたかのような圧迫感が生じた。なるべく力を抜きたいのに、どうしても体が強張る。
長いようで短い時間をそんな風に過ごしていると、やっと彼の動きが止まる。ぴったりひっついた、私の足の間と彼の下腹部が、最後まで先端が届いた事を私に教えてくれた。
「……はぁ、ティーナ、辛いよな、ごめん。でも俺は幸せだ。愛してる」
「私も、ライナとこうなれて幸せです」
これで終わりというわけではない。止まった事で、辛くてゆがめた顔と体の緊張が解けていく。握られた指にきゅっと力を入れて、いまだに辛そうにしている彼に、恥ずかしさを堪えて「気持ち良くなって」と小さな声で伝えると、彼は私の様子を伺いながら腰を引いては押し付けられた。
「んんっ!」
折角治まりつつあったピリピリした痛みが、再び私の全身に広がる。でも、それ以上に、動き出した事で恍惚とした表情で私の中に入っている彼と微笑みあう今が嬉しい。
「ああ、ティーナ。俺だけ気持ち良くなってごめん」
「いいの。嬉しい……」
私でそんなにも気持ちが良くなってくれる彼が愛おしい。番なら体の相性は史上最高だと聞いたから、私のが彼にとって満足いくものでなかったらどうしようと思っていた小さな不安が、雪のようにさぁっと溶けた。
「ティーナ、もう少し早くしていいか?」
「思ったほど痛くないから、大丈夫」
この痛みすら、私の幸福感を高める。彼の注挿が、徐々にスピードをあげると、パンパン高く肌を打つ音と、ふたりの恥ずかしい液がぱちゅぱちゅと奏でる音が、さらに興奮を際限なく大きくした。
「ティーナ……!」
「あ、ぁっ、んんっ……!」
彼の動きで興奮したせいで、私まで達したかのように体が歓喜で震える。腰が引かれたかと思うと、お腹の下のほうに、暖かい何かがかけられた。
「はぁ……。ティーナ」
「ライナ……」
中にはくれなかったのかと少し残念に思う。彼の体が、私の上から横に移動する。キスをちゅっとされて、うっとりそれを受け入れていた。
「ティーナ、順序が逆になったけど、式が終わるまでは妊娠しないように気を付けるよ」
私の国では、子供が出来た事は何にも勝る悦びだから、そういう順序は気にしない。だけどこの国では、結婚前に子供が出来ると、ふしだらだと言われるらしい。
「でも、ライナ……。今のでも赤ちゃんが出来ちゃうかも……」
私は多産系だし、比較的妊娠しやすい種族だ。避妊については、研究所で色々学んだ。完全な避妊法はないし、さっきの行為でも先から少しでも漏れ出た彼の体液が実を結べば妊娠するだろう。
「え……?」
そうだ、お母様がこの世界の人たちの性教育は遅れてるってぼやいていたと思い出す。ライナは、吐き出す瞬間外に出せば避妊になるとこの世界の常識を信じていたようで、かなり驚愕していた。
「んっと……。今、赤ちゃんが出来ても、私は嬉しいんだけど、出来れば今じゃないほうがいいんですよね?」
「ああ。俺に対してはそうでもないが、婚前交渉した女性への視線は厳しいし、下手をすればいじめられるみたいだ。ごめん、俺知らなくて」
「ううん。じゃあ、〈結婚するまで妊娠しないようにして〉。これでよし、っと。ライナさん、魔法でしっかり制約をかけたから、もう大丈夫です」
「ティーナの魔法はすごいね。俺が不甲斐ないばかりに、本当にごめん。子供の事は、ふたりで相談して決めて行かなきゃいけないのに……」
私は、彼が私の下腹部を見て、申し訳なさそうに項垂れているのを見て、避妊の魔法を唱えた。
「ううん、この国ではそう信じられていたんだし、謝る事じゃないです。それに、さっきも言いましたけど、私としてはライナとの赤ちゃんがはやく欲しいくらいなんですってば。残念だけど、結婚までそれは我慢しますから……。これからのライナさんの大切なものは、全部残さず私に欲しいです」
落ち込む彼を元気づけるためとはいえ流石に恥ずかしすぎる事を言い過ぎた。体中の熱がぼんっと上がった気がする。耳も痛いくらいに熱くなっていて、彼の胸に顔を隠した。
汗ばんでいた肌が、今はひんやりして気持ちがいい。彼が下腹部に吐き出された彼の名残を、布で拭き取るのをちらっと見ると、その先の彼の欲が再び立ち上がっているのが視界に入ってきた。
私がそれを見た事に気付いたライナが、「今日は、ティーナが辛いだろうからしない」と言った。もっと繋がりたくて残念なような、でも、彼の変わらない優しさと思いやりと愛を感じて嬉しくなってもっとぎゅっと縋り付いた。
「ライナ、大好き」
「俺の方がもっと好きだ」
頭に、チュって優しくキスを落された。
夜の闇がもっと深くなり、暖房をしていても外の寒さが私たちを襲ってくる。だというのに、私たちは服も着ないで抱きしめ合い、お互いの温もりを感じながら眠りについた。
翌朝、掛布団をしっかりかけられて眠っている事に気付いた。夢のような幸せのひと時を過ごしたのが嘘のように思える。だけど、体にはしっかり彼に刻み付けられた痕や、月の物ではない下腹部の痛みが、本当の事だったと分からせた。
目覚めた今、彼の姿がなくて悲しくなる。しょんぼりして寝返りを打った時、彼が部屋に戻ってきた。シャワーをざっと浴びただけなのだろうか。慌てて駆け寄ってきた彼の指は冷たくて、そっと手で握り温めた。
「ティーナ、おはよう。どうした? 何かあったのか?」
「おはようございます、ライナ。何もないの。ただ、あなたがいないから寂しかっただけ」
そう言って、彼の冷たい指を手に包んだまま、頬ずりする。すると、感極まった彼が、ベッドの中に入り込んでぎゅうぎゅう抱きしめてきた。
「ライナ、私ね。勇気を持ってここに来て良かった。ライナと出会えて、本当に良かった。言葉に出来ないくらい、嬉しくて、幸せで……」
「それを言うのなら俺のほうだ。予定通り、ティーナの国で出会っていたとしても、俺はティーナを離さなかったけどな」
「ライナ、嬉しい……!」
お互いに硬く抱きしめ合うひと時が、ずっと続きますように──。
私は、昨日指にはめられたばかりのガチャのグッズに祈りを込める。すると、ダイヤモンドが、私たちの作る影の中だというのに、きらりと輝いた気がした。
美しい光を放つその輝きは、まるで、彼と私の思いがそうさせたかのように静かにそこで瞬いていたのであった。
R18 気弱なサンタは、クリプレガチャをお届け中! ──了
これにて本編完結です。あと一話。30分後に番外編で、触手と風呂いきます。よかったらお立ち寄りください。
ライノが、彼の高ぶりを手に持ち、私の中に入ろうと切っ先で行く先を探る。その結び合わされた淫靡な状況に、とても見ていられなくて顔を横に背けた。
「ティーナ、俺を見て」
「だって……」
初めてだから怖いのもあるけれど、圧倒的に恥ずかしい。そんな状況で彼を見るなんて私には無理だと思った。なのに、くちゅりと音をさせながら少しそこに入ったのが分かった時、彼がその上の小さな尖りを指で挟んで刺激したものだから、たまらず体が大きく動いてしまう。
「あ……あ……」
本当に、私の中に、彼の大きなソレがもっと入り込もうとしているのが見えた。
「ティーナ、ティーナ」
「ライノぉ……ん、あっ……」
私を凝視する彼の視線を感じて、合わさる下半身から彼の顔に視線の先を移動させた。そこには、辛そうな、切なそうな、でも嬉しそうな何とも言えない表情をした彼が、私を見つめている。ただひたすらに名前を呼び合い、指をからめて手を握りしめた。
半分くらい入った時、彼が目を閉じて何かに耐えるかのように止まった。私の中をこじ開けて進む彼の汗が、灯りに煌めいていて、幻想的でとても綺麗だと思った。
「ティーナ、痛い?」
何かを必死に耐えているような彼こそ辛そうだ。なのに、私の目尻にそっと指を這わせて、私を心配してくれる優しい彼の姿に、胸がきゅんっとなる。いつの間にか涙が出ていたようで、それで彼が心配したのだろう。
「少しだけ……。でも、大丈夫だから、このまま……」
少しずつ、私の中から出て行こうとする彼にそういうと、本当に大丈夫なのか心配そうに見つめられる。
「ライノが好き。だから、お願い……」
「ティーナ、ごめん。力を抜いていて」
止まっていた彼の腰が再び私に向かって動き出す。じんじんする痛みと、さらにこじ開けられた事で引き攣れたかのような圧迫感が生じた。なるべく力を抜きたいのに、どうしても体が強張る。
長いようで短い時間をそんな風に過ごしていると、やっと彼の動きが止まる。ぴったりひっついた、私の足の間と彼の下腹部が、最後まで先端が届いた事を私に教えてくれた。
「……はぁ、ティーナ、辛いよな、ごめん。でも俺は幸せだ。愛してる」
「私も、ライナとこうなれて幸せです」
これで終わりというわけではない。止まった事で、辛くてゆがめた顔と体の緊張が解けていく。握られた指にきゅっと力を入れて、いまだに辛そうにしている彼に、恥ずかしさを堪えて「気持ち良くなって」と小さな声で伝えると、彼は私の様子を伺いながら腰を引いては押し付けられた。
「んんっ!」
折角治まりつつあったピリピリした痛みが、再び私の全身に広がる。でも、それ以上に、動き出した事で恍惚とした表情で私の中に入っている彼と微笑みあう今が嬉しい。
「ああ、ティーナ。俺だけ気持ち良くなってごめん」
「いいの。嬉しい……」
私でそんなにも気持ちが良くなってくれる彼が愛おしい。番なら体の相性は史上最高だと聞いたから、私のが彼にとって満足いくものでなかったらどうしようと思っていた小さな不安が、雪のようにさぁっと溶けた。
「ティーナ、もう少し早くしていいか?」
「思ったほど痛くないから、大丈夫」
この痛みすら、私の幸福感を高める。彼の注挿が、徐々にスピードをあげると、パンパン高く肌を打つ音と、ふたりの恥ずかしい液がぱちゅぱちゅと奏でる音が、さらに興奮を際限なく大きくした。
「ティーナ……!」
「あ、ぁっ、んんっ……!」
彼の動きで興奮したせいで、私まで達したかのように体が歓喜で震える。腰が引かれたかと思うと、お腹の下のほうに、暖かい何かがかけられた。
「はぁ……。ティーナ」
「ライナ……」
中にはくれなかったのかと少し残念に思う。彼の体が、私の上から横に移動する。キスをちゅっとされて、うっとりそれを受け入れていた。
「ティーナ、順序が逆になったけど、式が終わるまでは妊娠しないように気を付けるよ」
私の国では、子供が出来た事は何にも勝る悦びだから、そういう順序は気にしない。だけどこの国では、結婚前に子供が出来ると、ふしだらだと言われるらしい。
「でも、ライナ……。今のでも赤ちゃんが出来ちゃうかも……」
私は多産系だし、比較的妊娠しやすい種族だ。避妊については、研究所で色々学んだ。完全な避妊法はないし、さっきの行為でも先から少しでも漏れ出た彼の体液が実を結べば妊娠するだろう。
「え……?」
そうだ、お母様がこの世界の人たちの性教育は遅れてるってぼやいていたと思い出す。ライナは、吐き出す瞬間外に出せば避妊になるとこの世界の常識を信じていたようで、かなり驚愕していた。
「んっと……。今、赤ちゃんが出来ても、私は嬉しいんだけど、出来れば今じゃないほうがいいんですよね?」
「ああ。俺に対してはそうでもないが、婚前交渉した女性への視線は厳しいし、下手をすればいじめられるみたいだ。ごめん、俺知らなくて」
「ううん。じゃあ、〈結婚するまで妊娠しないようにして〉。これでよし、っと。ライナさん、魔法でしっかり制約をかけたから、もう大丈夫です」
「ティーナの魔法はすごいね。俺が不甲斐ないばかりに、本当にごめん。子供の事は、ふたりで相談して決めて行かなきゃいけないのに……」
私は、彼が私の下腹部を見て、申し訳なさそうに項垂れているのを見て、避妊の魔法を唱えた。
「ううん、この国ではそう信じられていたんだし、謝る事じゃないです。それに、さっきも言いましたけど、私としてはライナとの赤ちゃんがはやく欲しいくらいなんですってば。残念だけど、結婚までそれは我慢しますから……。これからのライナさんの大切なものは、全部残さず私に欲しいです」
落ち込む彼を元気づけるためとはいえ流石に恥ずかしすぎる事を言い過ぎた。体中の熱がぼんっと上がった気がする。耳も痛いくらいに熱くなっていて、彼の胸に顔を隠した。
汗ばんでいた肌が、今はひんやりして気持ちがいい。彼が下腹部に吐き出された彼の名残を、布で拭き取るのをちらっと見ると、その先の彼の欲が再び立ち上がっているのが視界に入ってきた。
私がそれを見た事に気付いたライナが、「今日は、ティーナが辛いだろうからしない」と言った。もっと繋がりたくて残念なような、でも、彼の変わらない優しさと思いやりと愛を感じて嬉しくなってもっとぎゅっと縋り付いた。
「ライナ、大好き」
「俺の方がもっと好きだ」
頭に、チュって優しくキスを落された。
夜の闇がもっと深くなり、暖房をしていても外の寒さが私たちを襲ってくる。だというのに、私たちは服も着ないで抱きしめ合い、お互いの温もりを感じながら眠りについた。
翌朝、掛布団をしっかりかけられて眠っている事に気付いた。夢のような幸せのひと時を過ごしたのが嘘のように思える。だけど、体にはしっかり彼に刻み付けられた痕や、月の物ではない下腹部の痛みが、本当の事だったと分からせた。
目覚めた今、彼の姿がなくて悲しくなる。しょんぼりして寝返りを打った時、彼が部屋に戻ってきた。シャワーをざっと浴びただけなのだろうか。慌てて駆け寄ってきた彼の指は冷たくて、そっと手で握り温めた。
「ティーナ、おはよう。どうした? 何かあったのか?」
「おはようございます、ライナ。何もないの。ただ、あなたがいないから寂しかっただけ」
そう言って、彼の冷たい指を手に包んだまま、頬ずりする。すると、感極まった彼が、ベッドの中に入り込んでぎゅうぎゅう抱きしめてきた。
「ライナ、私ね。勇気を持ってここに来て良かった。ライナと出会えて、本当に良かった。言葉に出来ないくらい、嬉しくて、幸せで……」
「それを言うのなら俺のほうだ。予定通り、ティーナの国で出会っていたとしても、俺はティーナを離さなかったけどな」
「ライナ、嬉しい……!」
お互いに硬く抱きしめ合うひと時が、ずっと続きますように──。
私は、昨日指にはめられたばかりのガチャのグッズに祈りを込める。すると、ダイヤモンドが、私たちの作る影の中だというのに、きらりと輝いた気がした。
美しい光を放つその輝きは、まるで、彼と私の思いがそうさせたかのように静かにそこで瞬いていたのであった。
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