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あなたと一緒に過ごす一夜 ※
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恥ずかしいけれど、わたくしだって彼と一緒にいたい。
だけど、一糸まとわぬ姿は、人化した今は頼りなくて怖い気がする。ウォンバットの時は平気なのに。
部屋に入るやいなや覆いかぶさって来た彼に、全てを食べられてしまいそう。
「リフレーシュ、かわいい。ああ、ずっと、人化姿の君にも、こうして触れたかったんだ……とても柔らかくて、君の中に沈んでいくようだ」
「や……フレイムさま、そんな事言わないで……」
彼も少し興奮しているのか、普段は絶対言わなさそうなイヤらしい言葉をわたくしにかけてくる。ただでさえ、わたくしだけ裸だから全身に火がついたように熱いのに、もっと体温があがっていく。
でも……かわいいって。そういうのは、もっと言って欲しいなって思う。
立ったままの姿で、彼にすがりついているせいで足がつま先しか床についていない。転げそうになるから、ますます彼にしがみ付いた。
「リフレーシュ、リフレーシュ」
「ん、はぁ……や、や」
耳をペロリと舐められたかと思うと、彼の熱い吐息が言葉とともにかかり、体がぞくぞくする。逃げ出したいような、もぞもぞする何かが体の中を蠢く。助けて欲しいのに、ほかならぬ彼自身がその感覚を増幅させるから、首をすぼめて身を捩った。
いつのまにか、胸にも手を当てられていて、指が悪戯を仕掛けてくるたびに体がぴくぴく不随意に動く。なぜか、彼はわたくしが反応する度に嬉しそうになってもっと攻めてくるから翻弄されっぱなしだ。
「リフレーシュ愛している」
体も、指も、その瞳も何もかもがわたくしに愛を伝えてくれるのが嬉しい。だけど、彼から贈られる言葉が、一番わたくしを高みに登らせた。
「わ、わたくし、も……フレイムさま、フレイムさまぁ」
わたくしをこんな風にする張本人に助けを求めるなんて……。いつの間に移動していたのか、ぽすんとベッドに体を横たえられた。
「あ……」
薄暗い部屋の中、彼の大きな影がわたくしを上から逃がさないと檻を作っているかのよう。
「力を抜いて」
誰にも見せた事のない場所を、彼によって暴かれようとしているというのに、わたくしはコクンと頷いて彼の大きな手の動きにまかせるがまま足を広げた。
「きれいだ」
そう言えば、お風呂に入っていない。一日中遊んだし、彼を探してダッシュしていたから余計に汚れているはずだ。なのに、彼はうっとりした表情であろうことか足の付け根に顔を埋めて来たのであった。
熱がかかり、自分のじゃない指が、自分でもあまり触った事のない所に触れる。
「あっ! あ……ああっ!」
そんな所をじっくり見ちゃ嫌だと言いたいのに、いじられる度にわたくしの口からは言葉じゃない音しか出ない。余裕のひとかけらさえ失い、どろりと蕩けたチーズのようになった。
もう、彼から与えられる初めての感覚だけが、わたくしを支配する。
「はぁ、リフレーシュ、素敵だ。俺だけにもっと乱れた姿を見せて」
どこか、遠くからのように聞こえる彼の言葉が聞こえたと同時に、ぬるりとした何かが一番強い刺激を感じる部分に当たった。
見なくても、わかる。大好きな彼に舐められていると思った時、体中に力が入った。あまりにも強すぎる刺激に、蕩けるどころか、消えて無くなってしまったわたくしという存在そのものが、恥ずかしくてやめて欲しいという意志とはうらはらに、もっと与えてほしいと腰をゆすり足で彼の頭を挟んだ。
吸い付いて、舐めるような淫らな音が耳に入る。口が大きく開いて咽がのけ反り、今、自分がどんな格好をして、なんと叫んでいるのかわからない。
辛くて苦しい。上に逃げようとしても、体をがしっと固定されているから、辛うじて動く首を嫌々と横に振った。
このままどうにかなりそうで怖いけれど、彼にどうにかしてもらいたい。
力が入りっぱなしで、何かがクルと思った瞬間、パチンとスイッチが入ったかのように震えた。何が起きているのかわからず、体が揺れるがまま息を詰めた。
もういい。もう、やめて……
そう辛うじて考える事が出来た時、更にちゅうっと彼が吸い付くものだから、限界なんてとっくに来ているのに更に追い打ちをかけられた。もうどうにでもなれと言わんばかりに、わたくしは恥も外聞も全て脱ぎ捨てて、もう滅茶苦茶になってしまった。
いつの間に彼が体を起こしていたのだろうか。しかも、さっきまで着ていたはずの服を脱いで。
ぼんやりとした意識で、わたくしに覆いかぶさり抱きしめて来る彼の剥き出しの熱い胸板と逞しい腕にうっとりしてすがった。
「リフレーシュ……」
左の指に彼が指をからめながら、愛おしい者を実感するようにキスをされた。
ぼんやり見えるその光景は、まるで現実じゃないみたいで。
でも、わたくしの指にいつの間にかはめられた指輪が、現実なんだと教えてくれる。
「ふれいむさま……」
大好き、愛してると気持ちを伝えたいのに声が枯れているから名前を呼ぶのが精一杯。
「リフレーシュ」
指輪に当てられていた唇が、わたくしの声をふさいだ。
「かわいい、好きだ。もっと乱れて見せて」
「はい……見てください……」
何を言ってるんだろう。自分でも信じられない言葉が、彼に請われるだけで出てくる。
でも、頷いたわたくしを見下ろす彼の嬉しそうに微笑む瞳を見たら、自分じゃないわたくしに支配されちゃうかのようだ。
もっと彼とくっつきたい。隙間ひとつなくして、溶け合いたいと思う。
巻き付くように、腕と、はしたないけれど足でぎゅっと抱きついた。
「リフレーシュ、行くよ」
わたくしが足を絡ませたことで、彼の大きくて硬いものが、暴かれてしまった入り口に押しつけられる。まるで、自分から挿れてってねだったみたい。
そんなつもりじゃなかったはずなのに、期待している自分もいて、ゆっくり閉じられた場所に彼が入ってくるのを受け入れた。
「あ……フレイムさま、おっきすぎて、むりですぅ……」
わたくしの中に強引に入り込んでくる、男の人の想像しかした事のないアレ。たぶん、こんなにも苦しくて痛いんだから、フレイム様のは一際大きいに違いない。
「リフレーシュ、息を止めないで…………そんなに大きくはないのだが……。ぐ……狭いな……」
「は、はい……はい……」
普通のサイズなのねと驚愕しつつ、それでももう少しちっこくなって貰いたいなあって思うほどこじ開けられてくる。
ゆっくり、彼が奥に進んでくるのがわかって、早くこの苦しさの終わりと、彼とひとつになりたいという想いで必死に堪えた。
やがて、彼が動きをとめてぶるりと大きく震えたあと、長い息を吐いたのがわかり、ぎゅっと閉じていた目を開けた。
すると、汗を流しながら紅潮した大好きな人が、わたくしに微妙な顔をしているのが見えた。
まさか……わたくしのは良くなかったのかしら?
フレイム様に満足いただけなかったのかもしれないと思って、悲しくなった。体の相性は大事で、強い子は相性の良い夫婦から生まれるっていうジンクスがある。
彼がわたくしの体に物足りなさを感じたら、わたくしは……
自信がなくなり、涙があふれてくる。
「リフレーシュ、すまない……」
わたくしを抱きしめながら、そういう優しいフレイム様。わたくしを傷つけないようにしてくれているのだろう。どうすれば、彼が満足してもらえるのかわからなくて、ぎゅっと抱き着いた。
「フレイム様……ごめんなさい……わたくし、どうしたらいいのかわからなくて……お願いです、上手になりますから、嫌いにならないでくださいませぇ……」
今日は泣いてばかりだ。こんなに泣き虫だと、余計呆れられるかもしれない。だけど、次から次へと流れる涙が止まらない。フレイム様が唇で涙を綺麗にしてくれる。
まるで、手のかかるわがままな子供みたいだ。
「何を言っているんだ? リフレーシュは最高だ。可愛くて、気持ち良かったよ。……最高すぎて、その……」
泣き止んだわたくしに、彼が言いづらそうに言ってくれた言葉は、彼は情けないって言ってたけど、気持ち良くなってくれた証だと思うと、とても嬉しくなったのである。
だけど、一糸まとわぬ姿は、人化した今は頼りなくて怖い気がする。ウォンバットの時は平気なのに。
部屋に入るやいなや覆いかぶさって来た彼に、全てを食べられてしまいそう。
「リフレーシュ、かわいい。ああ、ずっと、人化姿の君にも、こうして触れたかったんだ……とても柔らかくて、君の中に沈んでいくようだ」
「や……フレイムさま、そんな事言わないで……」
彼も少し興奮しているのか、普段は絶対言わなさそうなイヤらしい言葉をわたくしにかけてくる。ただでさえ、わたくしだけ裸だから全身に火がついたように熱いのに、もっと体温があがっていく。
でも……かわいいって。そういうのは、もっと言って欲しいなって思う。
立ったままの姿で、彼にすがりついているせいで足がつま先しか床についていない。転げそうになるから、ますます彼にしがみ付いた。
「リフレーシュ、リフレーシュ」
「ん、はぁ……や、や」
耳をペロリと舐められたかと思うと、彼の熱い吐息が言葉とともにかかり、体がぞくぞくする。逃げ出したいような、もぞもぞする何かが体の中を蠢く。助けて欲しいのに、ほかならぬ彼自身がその感覚を増幅させるから、首をすぼめて身を捩った。
いつのまにか、胸にも手を当てられていて、指が悪戯を仕掛けてくるたびに体がぴくぴく不随意に動く。なぜか、彼はわたくしが反応する度に嬉しそうになってもっと攻めてくるから翻弄されっぱなしだ。
「リフレーシュ愛している」
体も、指も、その瞳も何もかもがわたくしに愛を伝えてくれるのが嬉しい。だけど、彼から贈られる言葉が、一番わたくしを高みに登らせた。
「わ、わたくし、も……フレイムさま、フレイムさまぁ」
わたくしをこんな風にする張本人に助けを求めるなんて……。いつの間に移動していたのか、ぽすんとベッドに体を横たえられた。
「あ……」
薄暗い部屋の中、彼の大きな影がわたくしを上から逃がさないと檻を作っているかのよう。
「力を抜いて」
誰にも見せた事のない場所を、彼によって暴かれようとしているというのに、わたくしはコクンと頷いて彼の大きな手の動きにまかせるがまま足を広げた。
「きれいだ」
そう言えば、お風呂に入っていない。一日中遊んだし、彼を探してダッシュしていたから余計に汚れているはずだ。なのに、彼はうっとりした表情であろうことか足の付け根に顔を埋めて来たのであった。
熱がかかり、自分のじゃない指が、自分でもあまり触った事のない所に触れる。
「あっ! あ……ああっ!」
そんな所をじっくり見ちゃ嫌だと言いたいのに、いじられる度にわたくしの口からは言葉じゃない音しか出ない。余裕のひとかけらさえ失い、どろりと蕩けたチーズのようになった。
もう、彼から与えられる初めての感覚だけが、わたくしを支配する。
「はぁ、リフレーシュ、素敵だ。俺だけにもっと乱れた姿を見せて」
どこか、遠くからのように聞こえる彼の言葉が聞こえたと同時に、ぬるりとした何かが一番強い刺激を感じる部分に当たった。
見なくても、わかる。大好きな彼に舐められていると思った時、体中に力が入った。あまりにも強すぎる刺激に、蕩けるどころか、消えて無くなってしまったわたくしという存在そのものが、恥ずかしくてやめて欲しいという意志とはうらはらに、もっと与えてほしいと腰をゆすり足で彼の頭を挟んだ。
吸い付いて、舐めるような淫らな音が耳に入る。口が大きく開いて咽がのけ反り、今、自分がどんな格好をして、なんと叫んでいるのかわからない。
辛くて苦しい。上に逃げようとしても、体をがしっと固定されているから、辛うじて動く首を嫌々と横に振った。
このままどうにかなりそうで怖いけれど、彼にどうにかしてもらいたい。
力が入りっぱなしで、何かがクルと思った瞬間、パチンとスイッチが入ったかのように震えた。何が起きているのかわからず、体が揺れるがまま息を詰めた。
もういい。もう、やめて……
そう辛うじて考える事が出来た時、更にちゅうっと彼が吸い付くものだから、限界なんてとっくに来ているのに更に追い打ちをかけられた。もうどうにでもなれと言わんばかりに、わたくしは恥も外聞も全て脱ぎ捨てて、もう滅茶苦茶になってしまった。
いつの間に彼が体を起こしていたのだろうか。しかも、さっきまで着ていたはずの服を脱いで。
ぼんやりとした意識で、わたくしに覆いかぶさり抱きしめて来る彼の剥き出しの熱い胸板と逞しい腕にうっとりしてすがった。
「リフレーシュ……」
左の指に彼が指をからめながら、愛おしい者を実感するようにキスをされた。
ぼんやり見えるその光景は、まるで現実じゃないみたいで。
でも、わたくしの指にいつの間にかはめられた指輪が、現実なんだと教えてくれる。
「ふれいむさま……」
大好き、愛してると気持ちを伝えたいのに声が枯れているから名前を呼ぶのが精一杯。
「リフレーシュ」
指輪に当てられていた唇が、わたくしの声をふさいだ。
「かわいい、好きだ。もっと乱れて見せて」
「はい……見てください……」
何を言ってるんだろう。自分でも信じられない言葉が、彼に請われるだけで出てくる。
でも、頷いたわたくしを見下ろす彼の嬉しそうに微笑む瞳を見たら、自分じゃないわたくしに支配されちゃうかのようだ。
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巻き付くように、腕と、はしたないけれど足でぎゅっと抱きついた。
「リフレーシュ、行くよ」
わたくしが足を絡ませたことで、彼の大きくて硬いものが、暴かれてしまった入り口に押しつけられる。まるで、自分から挿れてってねだったみたい。
そんなつもりじゃなかったはずなのに、期待している自分もいて、ゆっくり閉じられた場所に彼が入ってくるのを受け入れた。
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わたくしの中に強引に入り込んでくる、男の人の想像しかした事のないアレ。たぶん、こんなにも苦しくて痛いんだから、フレイム様のは一際大きいに違いない。
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やがて、彼が動きをとめてぶるりと大きく震えたあと、長い息を吐いたのがわかり、ぎゅっと閉じていた目を開けた。
すると、汗を流しながら紅潮した大好きな人が、わたくしに微妙な顔をしているのが見えた。
まさか……わたくしのは良くなかったのかしら?
フレイム様に満足いただけなかったのかもしれないと思って、悲しくなった。体の相性は大事で、強い子は相性の良い夫婦から生まれるっていうジンクスがある。
彼がわたくしの体に物足りなさを感じたら、わたくしは……
自信がなくなり、涙があふれてくる。
「リフレーシュ、すまない……」
わたくしを抱きしめながら、そういう優しいフレイム様。わたくしを傷つけないようにしてくれているのだろう。どうすれば、彼が満足してもらえるのかわからなくて、ぎゅっと抱き着いた。
「フレイム様……ごめんなさい……わたくし、どうしたらいいのかわからなくて……お願いです、上手になりますから、嫌いにならないでくださいませぇ……」
今日は泣いてばかりだ。こんなに泣き虫だと、余計呆れられるかもしれない。だけど、次から次へと流れる涙が止まらない。フレイム様が唇で涙を綺麗にしてくれる。
まるで、手のかかるわがままな子供みたいだ。
「何を言っているんだ? リフレーシュは最高だ。可愛くて、気持ち良かったよ。……最高すぎて、その……」
泣き止んだわたくしに、彼が言いづらそうに言ってくれた言葉は、彼は情けないって言ってたけど、気持ち良くなってくれた証だと思うと、とても嬉しくなったのである。
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