二度目の初恋
《あらすじ》
空を眺めるのが好きだった。
とても平和だ。
少なくとも卯月(うづき)は、若干十八歳にして〝素晴らしい世に生まれた〟と思っている。
けれどどこか、何か大切なものを忘れている気がして、空に答えを探す日々。
そんな高校三年の春、中村 大和が転校して来た。
大和を見た瞬間、消えかけていた卯月の記憶が蘇る──。
※2022年fujossy様にて行われました
「5分で感じる『初恋』BL」コンテスト出品作
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