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「とても人懐っこい鳥だな」
「はい」
「じゃぁ、行こうか」
「はい」
肩の上の小鳥さんをベットの上に移動させ、シェイド王子に手を引かれて部屋を出て食堂へと歩いて行く
「大丈夫か?」
「えっ?」
「いや、大丈夫ならいいんだ。昨日より顔が笑っていない緊張した様な顔だった」
「それは・・・今日はシェイド王子と私にとって大事な日だからです」
「婚礼の儀だな」
「はい」
「朝食を食べれば少しは気持ちがほぐれるといいんだがな、マリー姫が喜びそうなドレスを選んだから楽しみにしていてくれ」
「シェイド王子が選んでくれたのですか?」
「あぁ、本当はマリー姫が決めるべきなのだがな。婚礼の儀はすべて私が決めなければいないんだそうだ」
「そうなのですね」
「昨日マリー姫に会って話して、それから決めた。きっと似合うはずだ」
「ありがとうございます、楽しみにしております」
食堂につくとテーブルの上に朝食が並べられていた
シェイド王子と少し離れた席に座り朝食を食べる、国王様は今日も一緒に食事を食べない様だ
朝食を終えてシェイド王子と部屋に戻る
ドアを開けると小鳥がわたしの肩に飛んできた
「戻ったよ、待っててくれたの?ありがとう」
頬に触れるふわふわの羽は気持ちがいい
「マリー姫は小鳥にも優しいな、こんな素敵な人が結婚相手だと私も嬉しい。小鳥にも何か食べさせないといけないな?」
「あっ、そうですね。でも小鳥は何を食べるんでしょうか?」
「なんだろうか・・・今まで生き物の世話をした事などなかったからな」
「わたしもです・・・」
「聞いてみるか、庭師なら小鳥の事も多少わかるのではないか」
「そうですね、聞いてみましょう」
「聞いてくるからマリー姫はここに」
「私も一緒に・・・」
「大丈夫だ、待っていてくれ」
「わかりました、お願いします」
シェイド王子は部屋を出て行った
シェイド王子だってとても優しい
わざわざ聞きに行ってくれるなんて、まだこれからだよね。いい所も嫌な所が見られるのは
思っていたより悪い人ではなさそうだし、もしかしたらうまくやっていけるのかもしれない
私は魔法の杖を取り出してユノウに教わった呪文を唱えてみた
部屋の天井近くの空間か色とりどりの花びらが舞い降りてきた
「ユノウ‥‥」
ひらひらと舞い落ちる花びらを手のひらで受けとめ花びらの匂いを嗅ぐ
とてもいい匂いがする、あの時の事を鮮明に思い出した
ここで魔法をたくさん勉強しよう、例えユノウに二度と会えなくても
コンコンっとノックの音で我にかえる
はいと返事をするとシェィド王子が部屋に入ってきた
「マリー姫、お母様から手紙が届いているよ。」
私は手紙を受け取る
「席を外そうか?」
「大丈夫です、後で読みますから」
「そうか?婚礼の儀の前の方がいいのではないか?」
「今はシェイド王子とお話ししていたいのです」
「わかった、マリー?その手の中の花びらは?」
「えっ、あっ‥‥これは‥‥」
「はい」
「じゃぁ、行こうか」
「はい」
肩の上の小鳥さんをベットの上に移動させ、シェイド王子に手を引かれて部屋を出て食堂へと歩いて行く
「大丈夫か?」
「えっ?」
「いや、大丈夫ならいいんだ。昨日より顔が笑っていない緊張した様な顔だった」
「それは・・・今日はシェイド王子と私にとって大事な日だからです」
「婚礼の儀だな」
「はい」
「朝食を食べれば少しは気持ちがほぐれるといいんだがな、マリー姫が喜びそうなドレスを選んだから楽しみにしていてくれ」
「シェイド王子が選んでくれたのですか?」
「あぁ、本当はマリー姫が決めるべきなのだがな。婚礼の儀はすべて私が決めなければいないんだそうだ」
「そうなのですね」
「昨日マリー姫に会って話して、それから決めた。きっと似合うはずだ」
「ありがとうございます、楽しみにしております」
食堂につくとテーブルの上に朝食が並べられていた
シェイド王子と少し離れた席に座り朝食を食べる、国王様は今日も一緒に食事を食べない様だ
朝食を終えてシェイド王子と部屋に戻る
ドアを開けると小鳥がわたしの肩に飛んできた
「戻ったよ、待っててくれたの?ありがとう」
頬に触れるふわふわの羽は気持ちがいい
「マリー姫は小鳥にも優しいな、こんな素敵な人が結婚相手だと私も嬉しい。小鳥にも何か食べさせないといけないな?」
「あっ、そうですね。でも小鳥は何を食べるんでしょうか?」
「なんだろうか・・・今まで生き物の世話をした事などなかったからな」
「わたしもです・・・」
「聞いてみるか、庭師なら小鳥の事も多少わかるのではないか」
「そうですね、聞いてみましょう」
「聞いてくるからマリー姫はここに」
「私も一緒に・・・」
「大丈夫だ、待っていてくれ」
「わかりました、お願いします」
シェイド王子は部屋を出て行った
シェイド王子だってとても優しい
わざわざ聞きに行ってくれるなんて、まだこれからだよね。いい所も嫌な所が見られるのは
思っていたより悪い人ではなさそうだし、もしかしたらうまくやっていけるのかもしれない
私は魔法の杖を取り出してユノウに教わった呪文を唱えてみた
部屋の天井近くの空間か色とりどりの花びらが舞い降りてきた
「ユノウ‥‥」
ひらひらと舞い落ちる花びらを手のひらで受けとめ花びらの匂いを嗅ぐ
とてもいい匂いがする、あの時の事を鮮明に思い出した
ここで魔法をたくさん勉強しよう、例えユノウに二度と会えなくても
コンコンっとノックの音で我にかえる
はいと返事をするとシェィド王子が部屋に入ってきた
「マリー姫、お母様から手紙が届いているよ。」
私は手紙を受け取る
「席を外そうか?」
「大丈夫です、後で読みますから」
「そうか?婚礼の儀の前の方がいいのではないか?」
「今はシェイド王子とお話ししていたいのです」
「わかった、マリー?その手の中の花びらは?」
「えっ、あっ‥‥これは‥‥」
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