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~第1章~
出会い
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グラン「お前は誰だ」
グランは王の前に現れた何者かも分からない黒いフードを被った青年に問った
青年「…」
グラン「答えろ」
王「グランよ少し待ってやれ何
も理由無しでこのような所
には来るまい」
グラン「それはそうですが…」
青年「俺を強くして下さい…」
青年は顔を上げず静止したまま呟いた
グラン「強くなりたい?だがな
ここに来ても強くなっ
たら戦いに出る、負け
れば死が待っているだ
けだぞ?」
そう、この世には強くなりたいと思う者はいても王の元に来て戦場に出たいと言う者はそうそういないのだ。当たり前だ負ければ死が待っているのだから…
この青年の言葉には王も驚いた
青年「分かっています。俺は
皆さんと同じように命
を王に、この国に捧げる
覚悟があるから此処に今
います。」
王「…青年その言葉を私は信じ
るぞ。」
グラン「?!お、王そんな簡単
に信じては…」
王「グランお前になら分かるだ
ろう。そやつの魔力見てみ
るのだ。」
言われた通りグランは青年の魔力を測ろうと自分の魔力を抑え青年の魔力に集中した
グラン「…?!」
王「分かったようだな」
グラン「これは…」
青年「?…俺がどうかしました
か?」
青年は心配そうに顔をあげた
グラン「青年お前がこの団に
加入することを認め
る」
青年「!本当ですか?!」
嬉しそうに顔をあげた青年にグランは少し違和感を覚えたが
《まぁ思い違いだろう…》と心の隅にしまった。
グラン「青年よまずそのフード
をとり名を名乗れ」
青年「あ、はい!すみません」
青年はフードを外し顔をあげた
《綺麗な顔してるな…》グランは心の中で思った
青年「俺の名前はライ=カース
トです。」
王「ライ君かこれから頼むよ」
王は笑顔でライと名乗った少年に言った
ライ「はい!よろしくお願いし
ます。」
王「早速だが君の教育はこの
グランに頼む。」
グラン「分かりました。よろし
く。」
ライ「よろしくお願いします
。」
王「グランこやつを頼むぞ」
グラン「はい。王の命とあれば
俺が必ず強く。」
そう言うとグランは他の者を呼び王の側近を任せた
グラン「ライ、来い。行くぞ」
そう言うとグランはライの横を通り外へと向かった
ライ「は、はい!」
ライも慌てて立ち上がりグランを追いかけた
グランは王の前に現れた何者かも分からない黒いフードを被った青年に問った
青年「…」
グラン「答えろ」
王「グランよ少し待ってやれ何
も理由無しでこのような所
には来るまい」
グラン「それはそうですが…」
青年「俺を強くして下さい…」
青年は顔を上げず静止したまま呟いた
グラン「強くなりたい?だがな
ここに来ても強くなっ
たら戦いに出る、負け
れば死が待っているだ
けだぞ?」
そう、この世には強くなりたいと思う者はいても王の元に来て戦場に出たいと言う者はそうそういないのだ。当たり前だ負ければ死が待っているのだから…
この青年の言葉には王も驚いた
青年「分かっています。俺は
皆さんと同じように命
を王に、この国に捧げる
覚悟があるから此処に今
います。」
王「…青年その言葉を私は信じ
るぞ。」
グラン「?!お、王そんな簡単
に信じては…」
王「グランお前になら分かるだ
ろう。そやつの魔力見てみ
るのだ。」
言われた通りグランは青年の魔力を測ろうと自分の魔力を抑え青年の魔力に集中した
グラン「…?!」
王「分かったようだな」
グラン「これは…」
青年「?…俺がどうかしました
か?」
青年は心配そうに顔をあげた
グラン「青年お前がこの団に
加入することを認め
る」
青年「!本当ですか?!」
嬉しそうに顔をあげた青年にグランは少し違和感を覚えたが
《まぁ思い違いだろう…》と心の隅にしまった。
グラン「青年よまずそのフード
をとり名を名乗れ」
青年「あ、はい!すみません」
青年はフードを外し顔をあげた
《綺麗な顔してるな…》グランは心の中で思った
青年「俺の名前はライ=カース
トです。」
王「ライ君かこれから頼むよ」
王は笑顔でライと名乗った少年に言った
ライ「はい!よろしくお願いし
ます。」
王「早速だが君の教育はこの
グランに頼む。」
グラン「分かりました。よろし
く。」
ライ「よろしくお願いします
。」
王「グランこやつを頼むぞ」
グラン「はい。王の命とあれば
俺が必ず強く。」
そう言うとグランは他の者を呼び王の側近を任せた
グラン「ライ、来い。行くぞ」
そう言うとグランはライの横を通り外へと向かった
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