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未知なる探検編

第七話 未知なる脅威

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「恐らくこれは…神本人が建造した人類の破滅させる4大艦艇のひとつ…だと思う」

「なんだ…それ?」

「現在発見されてるのも0隻…俺らが最初の発見者だと思う…」

ベールックは恐ろしがりながら言った。

「多分これの攻撃力はスゴすぎる…これが社会に出たら世界各国がこれを強奪しようとして世界大戦が起こるだろう…どうにかしようぜ…」

「それにこの金貨…どうすんだよ…?」

「今は俺、リアク、リナ、リエ、リノ、ララはこの6人…この金貨を山分けするか、」

「でも何枚あるかわかんないだろ」

「私こういう時にすぐに数える魔法あるから使うね。第四級魔法、特定域計算術ビィングラルア

リエを中心に円形の緑の輪が広がる。

「よしっ、ここにある金貨合計で3,671億枚あるわよ…」

つまり3,671億÷6=約612億(61,183,333,333)枚

そして金貨1枚3万6000Oオルドであるため612億×36,000=2,203兆2千億Oオルドにもなる。事実上世界一の富豪になれる程の金額だ。

「一人612億枚…そしてOオルド換算すると…約2,203兆Oオルド…正直怖い…」

その後…リアク達は金貨を異空間に転送した後、巨大な建造物に向かった。

「やっぱりこれ、リーベェルシリーズ一番艦のシルヴィラだよ、でも俺が知ってる神話の形と違うな…何が起きてる…?」

「とりあえずあの中に入ってみよう」


リアク達はシルヴィラの中に入った。

「広いな…でも所々壁がないし…」

シルヴィラの艦内は、植物で溢れ返っていた。

「これ動きそうにないな…」

「リーベェルシリーズは天使を動力に起動するから…ゴンバレオット七大天使で…?」

「天使は無理だろさすがに…」

〔君自体が天使ということを、知らないの?〕

〔エザルス…どういうことだ…?〕

〔君はもはや人間じゃないよ…天使4割、神3割。そして次元の人格2割、人間性は1割に過ぎない〕

〔天使…なんで俺の中に天使が…?〕

〔丁度今さっきだよ。君の中に、始祖第八之天使ウリエルが転生してきた。故に君がウリエルに人格を乗っ取られている時は君の仲間ベールックだっけ?その子もきっと殺されるかもだよ〕

〔でも天使は神の使い。エザルスより…〕

〔あくまで始祖天使は始祖十三王の使い。力で言えば神である神聖魔法を宿した私たちより強い。すぐ負けるよ〕

〔俺でもウリエルを制御できるのか?〕

〔恐らく無理だ…だが、0とは言わない。努力すればなんでも出来るよ。きっとね…〕
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