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第2章

第2章:ルイシーと一緒7(ifルート)

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 ベッドの上に腰をかけ、彩芽とルイシーに身体を舐められるストラディゴス。

 むせ返るような巨人の体臭が頭の奥を痺れさせ、彩芽とルイシーはパブロフの犬となっている。
 涎と愛液がフェラチオをしている時から止まらず、内股をトロトロと垂れて漏らしたような状態。
 締め切った部屋の中で汗まみれになりながら、ヌルヌルの身体全身を使って巨人は二人のモノであると臭いをつけていく。
 巨人の足や腕に股をこすり付け、ゴワゴワとした巨人の毛が鋭く秘部を刺激してくる。

 ルイシーが巨人の脇を舐めれば、彩芽は反対の脇を舐め、耳を舐めれば反対の耳を舐める。
 左右対称に巨人を愛撫する二人は、巨人の大きな口を同時にディープキスする。

 二本の舌が口内に侵入したストラディゴスは、二人の唾液の味と舌の質の違いを楽しむ。
 彩芽の舌の方が長く、ピアスの刺激もあって基礎的なポテンシャルは高いだろう。
 だが、ルイシーの舌の方が別の生物の様に自在に動いて、長年の経験もありストラディゴスの性感帯を正確に突いてくる。
 口の中でも、デコボコ姉妹の様な二人の舌。

 しばらくキスをしていると、彩芽を置いてルイシーがストラディゴスのヘソを攻め始める。
 すると、彩芽もルイシーについて行ってヘソを攻めて来る。
 ストラディゴスが腹の力を抜くと、二人の舌が、ヘソの奥を押して内臓を刺激し、くすぐったい。

 ストラディゴスがヘソはもう良いと、彩芽を持ち上げて腹の上にストラディゴスとは頭の向きをさかさまに置き、クンニし始める。
 彩芽は69の形で、さっきはしゃぶり損ねた亀頭の先端を口に含んでフェラをすると、ルイシーはストラディゴスの股の間に移動して、彩芽と目を合わせながら肛門をいじり始めた。

 ストラディゴスは肛門を攻めるルイシーが、唾で濡らした自分の指を次々に入れると、すぐに腕を肛門の中に挿入して、ストラディゴスにアナルフィスト状態で前立腺を刺激してくるが、されるがままに受け入れる。

 ストラディゴスの肛門括約筋がルイシーの腕を押し出そうと力むが、ルイシーは前立腺への刺激を続けたまま睾丸にもしゃぶりついてマッサージを始める。
 括約筋の力みが抜けるたびに、肛門がルイシーの腕を深く飲み込もうとする。
 それをルイシーは無理やり引き抜くのを繰り返し、ストラディゴスは肛門を犯される感覚を得ていた。

 男色の趣味は基本的に無く、肛門に挿入された事も無い。

 だが、挿入を受け入れると言う新たな感覚と、その相手がルイシーである事への興奮が、彩芽が愛撫するペニスの怒張を促進させ、膨らんだペニスに押されて体液の滑りで後ろに下がる彩芽の膣には、ストラディゴスの舌が、より深く刺さっていく。

 ルイシーの腕によるピストンが早まってくると、ストラディゴスはペニスを刺激されているからではない、絶頂への誘いを身体の奥に感じ、それは慣れ親しんだ射精と違って、まるで制御がきかず、一気に溢れ出た。



「う”あ”あ”あ”あ”ぁぁ!!?」

 巨人の情けない叫び声。

 彩芽を襲う、クジラの潮吹きの様な透明な射精。
 睾丸は殆ど縮んでおらず、ストラディゴスは精液を使わずして、絶頂を迎える事となった。

「今の何!?」

 彩芽が全身ドロドロになって聞くと、ルイシーは嬉しそうに答える。

「いつもして貰ってる事をそのまましてあげたつもりなんだけど、どう?」

「そ、それは、ヤバい……」

 ストラディゴスはドライオーガズムで潮を吹いてしまった事か、前祇で達してしまった事が恥ずかしかったのか、快感の余韻に顔を歪めながらも、珍しくも行為中に羞恥心から赤くなっていた。
 照れているストラディゴスを見て、彩芽とルイシーは嗜虐心をくすぐられる。

「気持ち良かった? 今度は私もやってあげたい」

「まて、イッたばかりで敏感っ!?」

 彩芽はルイシーと場所を交代すると、ストラディゴスの噴いた潮を潤滑剤に、肛門に手を突っ込んでみる。
 すでに腸液でドロドロの肛門は、括約筋が仕事をさぼり始め、あっさりと彩芽の腕を飲み込んでいく。

「うおおおぉぉぉ!?」

 敏感な部分を無遠慮に刺激され、自然と声が漏れてしまう。

「おちんちんの方の、コリコリしている所、分かる?」

「うん、わかる」

「今は待てっ!」

「そこをマッサージしてあげて」

 ストラディゴスが言うにも関わらず、ルイシーに言われ、彩芽は手で腸壁を掴む様に刺激を加えながら、腕を出し入れし始める。

「うおおおおぉぉ!?」

「たまも中をちゃんと意識して、流れを考えてマッサージしてあげてね」

 彩芽は言われるままに睾丸も口と手でマッサージし始める。
 ストラディゴスの身体が、過剰な刺激の波でのけぞって腰を浮かすが、ルイシーはストラディゴスの尿道に指を入れていじめ始める。
 ストラディゴスは、ルイシーにクンニする余裕も無く、苦しそうに、だが確かに快感を感じながら身をよじる事しか出来ない。

 ルイシーが、尿道を執拗に攻めると射精する様にピュッピュと我慢汁が溢れ、ルイシーをドロドロにして、余計に滑りを良くしていく。
 ルイシーの窄めた手の指が尿道にムリムリと二本入り、二本入ると三本入って行く様になり、ギチギチの状態で、今度はルイシーに尿道を犯され始める。

「っ!?」

 尿道を擦られる激痛。
 激痛はすぐに傷口のかゆみの様な感覚に変わり、かゆい所を擦られると気持ちが良いのと似た感覚がペニスの内側から頭を刺激する。

「ふおおおおおぉぉぉ!」

 ストラディゴスは、また果ててしまった。
 精子を一滴も吐き出さず、肛門と尿道を、愛する二人の女に犯されて。
 ルイシーの指で潮がせき止められ、尿道の中を大量の体液が圧迫し、かなり辛い。

 ストラディゴスが果てると、彩芽が竿の根元から大きな胸を使って中身を外へと絞り出していく。
 彩芽はそのまま素股の状態でペニスに跨ったまま、ヌルヌルのルイシーにキスを始める。
 絶頂して敏感なペニスの上で、愛する女が自分の体液にまみれてセックスをしている光景に、敏感なままのペニスは痛いぐらいに膨張していく。
 ペニスの包皮は余りが無くなり、引っ張られた表面は光を反射して、亀頭は一枚の鏡の様な美しい粘膜で覆われていた。

 ストラディゴスは我慢が出来ず、彩芽の身体を持ち上げると、そのまま騎乗位で挿入した。



 肉を押しのけて膣内を進む巨大なペニスの異物感に、彩芽は快感しか感じていない。
 子宮口がパクパクと開いて亀頭を吸盤の様に掴もうとするたびに、巨人からは快感の悲鳴が聞こえてくる。
 膣に出し入れをされている彩芽にルイシーはクンニし始め、彩芽は新たな快感の扉に到達する。
 ストラディゴスはルイシーにクンニをしながら、ルイシーの弱い所を攻め始める。

 ルイシーは、まるでストラディゴスと彩芽を楽しませる為に付き合っているかのような態度であるが、それで良い筈がない。
 彩芽にも、ルイシーが普段見せない乱れる姿を披露しなければ、ルイシーに申し訳が無い。

 涼しい顔でストラディゴスを既に二度も果てさせ、今は彩芽を快感に導いているルイシーの表情に、ようやく余裕でいられないと言った顔がのぞき出す。
 ストラディゴスが太い舌で子宮口をこじ開け、子袋の味を確かめる。
 トロトロに蕩けて来た子宮を愛撫され、ルイシーは彩芽へのクンニの口が止まると、彩芽にすがるように表情を乱れさせ始めた。

 彩芽はピストンされながらも、初めて見たルイシーの恍惚の表情に興奮し、上下運動に力が入る。

 ストラディゴスが体を起こし、彩芽とは正常位に、ルイシーの事は片手で逆立ち状態のままクンニをしつこく繰り返す。
 彩芽は、ストラディゴスが射精しようと高速ピストンを始めると、膣に力を入れて締めあげていく。

「中に! 中に出すぞ!」

 ストラディゴスが叫ぶと、彩芽の広がりかけの子宮口に亀頭の先を押し付け、子宮を押しつぶしながらいつも通り、一番奥でストラディゴスは大量射精を始めた。
 射精量は明らかにいつもより多く、巨大なカエルに産卵でも子宮にされているかのように、固形に近いこってりとした精液の塊がプリプリと子宮をうちつけていく。

 巨人の焦点が定まらないイキ顔を見て、まだ果ててなくても彩芽は満たされるのを感じた。



 ストラディゴスはペニスを引き抜くと、濃厚な精子がベッドに溢れ出て、いつもと比べると一段と大きな白い池を作って見せた。

 ストラディゴスは、すぐにルイシーを股間にあてがうと、松葉崩しの体位で一気に挿入する。
 彩芽よりも小柄なルイシーの小さな膣は、トロトロの状態で抵抗も無くストラディゴスを子宮の奥まで一気に包み込んだ。
 彩芽よりも多くを咥えこむルイシーの膣を見て、彩芽は驚く。

 それはまさに、長年巨人だけを愛してきた女の身体であった。
 巨人を受け入れるために、膣と子宮は柔軟で強靭になり、本来はヘソ下に収まっているであろう子宮が、腹の上にまで自然に持ち上げられ、腹を内側から押している光景。
 彩芽がまだ辿り着いていない、ボルチオセックスの到達点。

 そして、ストラディゴスの乱暴ともとれる重いピストンに喘ぐルイシーの感じる表情は、普段の冷静なルイシーからは想像も出来ない程の淫靡な雰囲気であり、同性が見ても発情してしまう妖艶さを併せ持っている。

 彩芽はルイシーをストラディゴスの様に犯したいと思うと、ストラディゴスの余った竿に素股で座り、ルイシーの小ぶりな胸を愛撫し始める。
 まるで自分の股間からペニスが生えているかのような錯覚と、彩芽を見て喘ぐルイシーの表情に心がザワツク。

 散々自分が開発されてきた性感帯を攻めてやると、ルイシ―はビクビクと反応し、それで膣が締まる度にストラディゴスも不規則な刺激に酔い、彩芽の背中を舌で舐め始める。
 彩芽は振り向くとストラディゴスの舌先をしゃぶり、ピアスで引っ掻いてやる。

 すると、今度はルイシーが切なそうに、彩芽に愛撫をねだってくる。

 彩芽はルイシーのクリトリスに自分のクリトリスをこすり付け、こうして二人は絡み合う。
 彩芽がピンと立ったルイシーの乳首を手でクリクリと愛撫し、首筋を舐めてやると、ルイシーがもうすぐ果てそうなのが反応で分かった。

 彩芽は、挿入されたままのルイシーにクンニをして、絶頂へと導いていく。
 彩芽は足りないだろうと、ルイシーのトロトロに蕩け、横に引き伸ばされた肛門に無理やり手を入れた。
 膣の圧迫で狭い腸内で、彩芽は腸壁越しにストラディゴスのピストンするペニスを指でつかんでやる。

 彩芽の愛撫は、ルイシーとストラディゴス二人にダイレクトに刺激を与える。
 二人の性器は、あり得ない方向からの圧迫が加わる事で、絶頂の波がやってくる。

「うあ”あ”あ”あ”あああああ♡♡♡♡♡」

 先に果てたのは、ルイシーであった。
 身体をエビの様にのけぞらせ、盛大に潮をぶちまける。

 だが、既に三回連続で果て、四回目であるストラディゴスは、まだ果てない。

 痙攣するルイシーを無理やり抑え込み、彩芽にした時とはまるで質の違う、遠慮なしの高速ピストンで子宮を打ち付け、膣壁を削り続ける。

「だめっ♡ 死ぬっ♡ 死んじゃうっ♡♡♡」

 イキッぱなしのルイシーが快感に顔を歪めて訴えるが、ストラディゴスは、腰を止める事が出来ない。
 あと少しでイケる。

 それだけを考え、ぐちゃぐちゃになっているルイシーに欲望をぶつけ続ける。

 彩芽は、暴れるルイシーに跨ってクンニをさせて押さえつけ、ストラディゴスにキスをせがむ。
 彩芽と舌を絡めながら、ストラディゴスは目を強く閉じるとルイシーの腹が破れんばかりに一番奥へとペニスを突き刺した。

 ストラディゴスあまりの快感に声を殺し、ルイシーの中へと我慢に我慢を重ねた小便をするかのように大量の精液を放出しだす。
 あまりの量と勢いに、尿道の中が渋滞を起こし、ルイシーによって愛撫された尿道先端部がひりひりとする。
 尿道の中を襲う精液のブリブリとした感触。
 射精感が三十秒ほど際限なく続くと、ストラディゴスは白目を剥きそうな恍惚感にしばらく動きを止める。



 ルイシーとストラディゴスが落ち着くと、ストラディゴスはペニスをデロンと引き抜く。
 ルイシーの膣からは、彩芽の時よりも濃くて量の多い精液が川の様に流れ始め、ベッドの下まで流れ落ちた。

 ルイシーは、腹と膣に力を入れた。
 すると、奥から精液が絞る様に押し出されていく。
 そのまま膣が体外へと、まるでペニスの様にせり出て、子宮口が膣口のあるべき位置へと降りて来た。

「え、どうやってるの!?」

「お尻でも出来るわよ」

 ルイシーが肛門に力を入れると、肛門は先端が脱腸して短い尻尾の様に。
 彩芽が刺激した部分だけ、粘膜に血の様な斑点が浮かんでいるのが見えた。

 彩芽は試しに力を籠めるが、そんな事は当然出来ない。

 だが、彩芽にも特技ならあった。

 子宮こそ降りてこないが、腹筋を限界まで締め上げると、内臓が体内で身体の上下へと移動するのだ。
 ヨガで腹をぺったんこに潰したり、異様に膨らませたりするのと同じ要領で、彩芽は凹ます事だけできた。

 腹が背中につくのでは無いかと言うほどに薄くなると、ルイシーとストラディゴスは十分に衝撃を受ける。

「それこそどうやるの?」

「胃袋とかを全部、こう、上の方に」

 彩芽の言う通り、肋骨の中は内臓で膨らみ、ただでさえ大きなバストが更に大きくなっている。
 さらに、腹筋で押し下げられた子宮や膀胱が股間周りに集まり、腹がぺったんこの分、膨らんだ恥丘が大きくなって見えた。

 彩芽の膨らんだ恥丘をみて、ストラディゴスの一物は回復していく。
 ピタリと閉じたスジから溢れる自らの子種。
 その流れ出る場所をストラディゴスは指で広げ、ドロリと精液の塊が落ちるのを見ると、彩芽とルイシーをベッドの上に押し倒した。

 まだ、夜は始まったばかり。

 こうして三人は、日が昇っても構わずに、やり抜いたのであった。
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