美少女に転生しました！

三章 学園！

秘密！

「実は、先生の予想通り俺達は普通の獣人じゃない。驚くと思うが、俺が神獣でシーフが神人なんだ。」

　ルナがそう言った後、私は尻尾の数を元の９本に戻し、ルナは身体を元の大きさに戻した。

「､､､､､､はっ？？？」

ｼﾞｬｼﾞｬﾝ！！突然ですがクイズ！今の先生の状態は？

１、普通
２、フリーズ
３、気絶

ｶｯｺ､ｶｯｺ､ｶｯｺ､ｶｯｺ､ｶｯｺ､ｶｯｺ
　はーい！！正解は、2のフリーズです！
それはもう見事に固まってるよ～！流石に気絶はしてない！

～数分後～
「はっっっ！！！」

　おっ、先生のフリーズが溶けた！

「まさか神獣様だったとは､､､
しかし、何故神獣様が学園に通ってるのですか？！学園に来なくたって、充分魔法とか扱えるはずでしょうに！」

「それはですね、「俺だけの時は、敬語を使わないでください！」じゃあ、先生も敬語じゃなくたっていいよ！「､､､分かった､､､」」

「うん！それで、私達が学園に通ってる理由は王様に頼まれたからなんだよ～！！」

「えっ？！帝王に？！」

「ああ。この国の王に、アルフィータ学園は貴族だけしか入れないという先入観を無くしてほしいと頼まれたんだ。」

「､､､でも、それぐらいなら他の平民を入れればよかったんじゃ？」

「成績優秀者にならないと意味がないらしい。」

「断ることは？あいつら、入ることを強制させたんじゃないか？！」

「強制じゃないよ！王様達は私達に、学園に入る選択肢もあるって、言っただけ！ここに来たのは、ただ私が面白そうだと思ったからなんだ～！！あっ、ルナは私の付き添いだよ！って言うか、王様をあいつって呼ぶってことは、仲良いの？」

「ああ。俺は、公爵家の次男で帝王と同い年だったから、遊び相手だったんだ！だから、幼馴染だな！」

「えっ？！先生公爵家の人間だったの？！全然そんな感じしないね！」

「失礼だな！､､､俺は、もう話すことないが、そっちはあるか？」

「「ない！」」

「じゃあ、帰っていいぞ！気をつけてな！」

「はーい！」

　★

～帰り道～

「あの先生、いい人だったね～！」

「ああ、そうだな。」

「ねぇ、私達そういえば何か忘れてない？」

「俺もそう思ってた。」

　一回、歩みを止める。お互いを見て、自分を見て、やっと気づく。シーフは尻尾を一本にしてないことに、ルナは身体を小さくしてないことに､､､2人は急いで、元の姿に戻したが、2人の本当の姿を見ていたものが1人いたことには気づかなかった､､､






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