【第一部完結】保健室におっさんは似合わない!
加藤誠作は私立男子校の養護教諭である。元々は、某旧帝大の医学部の学生だったが、動物実験に嫌気がさして、医学部から教育学部に転部し、全国でも70人くらいしかいない、男性の養護教諭となった、と本人は言っている。有名な推理小説の探偵役のプロフを、真似ているとしか言えない人物である。とはいえ、公立の教員採用試験では、何度受けても採点すらしてもらえない過去を持ち、勤務態度も決して良いとは言えない。ただ、生徒の心身の問題に直面すると、人が変わったように能力を発揮する。これは加藤と加藤の同僚の白根澤が、学校で起こった事件を解決していく、かもしれない物語である。
第一部完結。
現在エピソード追加中。
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面白かった!
加藤もだけど、脇役が良い。同僚の先生とか、友人とか。
続編に期待。
大変面白かったです。
全体にコメディ調ではありましたが、色んなことを調べた上で書かれているのがわかりますし、物語の芯というかまなざしがしっかりしておられて、安心感を持って読むことができました。
特に序章の小論文などはつい笑ってしまうのですが、全編その中にも現実的な問題点や指針が含まれているように感じられて、おもしろおかしく読みつつも色々考えさせられるようなお話でありました。
終盤の謎解きというかミステリー的な部分はやや駆け足というか詰め込みすぎというか、一読でシーンがイメージできない部分がありましたが、ミステリー的部分は添え物で本作品の眼目はそこにはないのかなとも感じましたので、これくらいの塩梅でもいいのかもしれません。
とても楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。
翠山都様
お読みくださいまして、ありがとうございます!!
感想、大変嬉しいです(^^)/
おっしゃる通り、謎解き編は言葉足らずで、駆け足だったと思います。トリックも、最初に考えていたものが、諸般の事情で変更したりして、説明不足になってしまいましたm(__)m
折を見て、加筆したいと思っています。
本作を選んでお読みくださいまして、心より感謝申し上げます!!
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