12 / 16
第12話 王女双子姉妹の最後のバトル8
しおりを挟む
カンナ「ギャー」
突如、カンナの悲鳴が響き、カンナは腕を放した。レイラがカンナの左の二の腕に噛みついたのだった。
レイラは、カンナの脚の締めつけが緩んだ隙に這い出すように逃れ、カンナの腹に前蹴りを食い込ませる。そして、カンナから距離をとって壁にもたれかかりながら立ち上がる。
カンナも、すぐに立ち上がって、レイラの方に向かう。レイラは、ファイティングポーズをとって待ち構える。
カンナ「あんた、噛むのは反則じゃねえか」
レイラ「そんなルール、一言も聞いてないわよ。喧嘩じゃ、噛みつきも攻撃のうちでしょ」
カンナ「負けそうになったからといって、卑怯な手を使うんじゃないわよ」
カンナは、脚や胴体の痛みで、動きはぎこちないながらも、レイラの腹にまたパンチを叩き込もうと左右の腕を何度も突き出す。しかし、レイラも、何発かパンチを食らいながらも、辛うじて回り込みながら、かわしていく。
レイラも、胴体に多くのパンチを浴びており、動きにキレはない。
それでも、カンナの攻撃に勢いがないのを見て、レイラも、カンナの腹や顔面にパンチを打ち込んでいく。
それでも、パンチの打ち合いではカンナに分があると見たレイラは、接近すると、カンナの髪の毛をつかみ、体を引き寄せるように膝をカンナの腹に打ち込む。カンナは、うめき声を上げながらも、レイラに膝を返し、それがレイラの股間に入る。
レイラ「ああぁん……。どこ蹴ってるのよ、バカ」
カンナ「一丁前に感じてるじゃない。相手してくれる男友達もいないくせに」
レイラ「王女なのに家来の男に手を出すあんたよりましよ。ちゃんと蹴り方を教えてあげるわよ」
レイラは、カンナの髪の毛を豪快に引っ張り、カンナの腹に膝を打ち込む。カンナは、うめき声を上げ、動きが止まる。レイラは、もう1度膝を打ち込むが、カンナは、両手で受け止めた。
そして、つかんだ脚を持ち上げて全力で投げ倒し、レイラを絨毯の上に這わせる。カンナは、間髪を入れず、上から踏みつけをしようとするが、レイラも、暴れるように防ぎ、すぐに立ち上がって、パンチを繰り出す。
突如、カンナの悲鳴が響き、カンナは腕を放した。レイラがカンナの左の二の腕に噛みついたのだった。
レイラは、カンナの脚の締めつけが緩んだ隙に這い出すように逃れ、カンナの腹に前蹴りを食い込ませる。そして、カンナから距離をとって壁にもたれかかりながら立ち上がる。
カンナも、すぐに立ち上がって、レイラの方に向かう。レイラは、ファイティングポーズをとって待ち構える。
カンナ「あんた、噛むのは反則じゃねえか」
レイラ「そんなルール、一言も聞いてないわよ。喧嘩じゃ、噛みつきも攻撃のうちでしょ」
カンナ「負けそうになったからといって、卑怯な手を使うんじゃないわよ」
カンナは、脚や胴体の痛みで、動きはぎこちないながらも、レイラの腹にまたパンチを叩き込もうと左右の腕を何度も突き出す。しかし、レイラも、何発かパンチを食らいながらも、辛うじて回り込みながら、かわしていく。
レイラも、胴体に多くのパンチを浴びており、動きにキレはない。
それでも、カンナの攻撃に勢いがないのを見て、レイラも、カンナの腹や顔面にパンチを打ち込んでいく。
それでも、パンチの打ち合いではカンナに分があると見たレイラは、接近すると、カンナの髪の毛をつかみ、体を引き寄せるように膝をカンナの腹に打ち込む。カンナは、うめき声を上げながらも、レイラに膝を返し、それがレイラの股間に入る。
レイラ「ああぁん……。どこ蹴ってるのよ、バカ」
カンナ「一丁前に感じてるじゃない。相手してくれる男友達もいないくせに」
レイラ「王女なのに家来の男に手を出すあんたよりましよ。ちゃんと蹴り方を教えてあげるわよ」
レイラは、カンナの髪の毛を豪快に引っ張り、カンナの腹に膝を打ち込む。カンナは、うめき声を上げ、動きが止まる。レイラは、もう1度膝を打ち込むが、カンナは、両手で受け止めた。
そして、つかんだ脚を持ち上げて全力で投げ倒し、レイラを絨毯の上に這わせる。カンナは、間髪を入れず、上から踏みつけをしようとするが、レイラも、暴れるように防ぎ、すぐに立ち上がって、パンチを繰り出す。
0
お気に入りに追加
11
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる