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10 ダンジョン攻略!
10ー1 『悠久』のダンジョン
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10ー1 『悠久』のダンジョン
『よう、俺たち、こんな大人数だったっけかな?』
ダンジョンの中を進んでいきながらオークの冒険者たちのリーダーらしいオークその1がきくとオークその2が答えた。
『そういや数が増えてるような気がするな』
『そんなことないですよ』
ライさんが笑顔でそう言うとオークたちは、首を傾げた。
『そうだよな。えっと、悪い、ボロ忘れしちまった。お前、誰だっけ?』
『ライです。カナイ村のライ』
『ああ、そうだったな。ライ』
そんな話をしながらも私たちは、ダンジョンの中を奥へと歩いていった。
ダンジョンの中は、岩の壁に囲まれていて真っ暗だった。
私は、精霊さんの力で辺りを照らした。
『おお!明るくなったな!』
オークたちは、私の精霊魔法に無邪気に歓声をあげた。
本当にこんな人たちに魔王様とやらはダンジョンに入る許可を出したのかな。
私は、一瞬不安を覚えた。
それぐらい彼らは、若くて疑うことを知らない純朴さを持っていた。
まあ。
いっても騙してるのはこっちなんだけどね。
私は、罪悪感を感じてしまった。
話しているうちにオークのみなさんが魔物の国ではけっこう名の知れた冒険者たちであることがわかってきた。
彼らは、『紅の風』というパーティーのメンバーだった。
まあ、名が知れているとはいえライさんですら知らなかったわけだけどな。
彼ら曰く、都ではそこそこ知られているらしい。
嘘かほんとか、リーダーのオークその1であるロンさんが語った。
そして、オークその2は、ロンさんの幼馴染みで剣士のレイスさん。
無口であまり存在感のないヒーラーであり魔道師でもあるオークその3は、ロナさんという名の女の子のオークだったこともわかった。
おおっ!
私は、喜んでいた。
この世界で始めてみる女の子の冒険者だった。
というか魔物の世界には、女の子の冒険者もいるんだな!
私は、なんか嬉くなっていた。
ぜひ、ロナさんとはお友だちになりたいな。
私たちは、どんどんダンジョンの奥へと進んでいった。
ロンさんいわく、この『悠久』のダンジョンは、入るものによって深さも難度も変わってくるのだという。
まだ誰も攻略した者はいないらしいが、生きて帰った者は数名はいた。
『よう、俺たち、こんな大人数だったっけかな?』
ダンジョンの中を進んでいきながらオークの冒険者たちのリーダーらしいオークその1がきくとオークその2が答えた。
『そういや数が増えてるような気がするな』
『そんなことないですよ』
ライさんが笑顔でそう言うとオークたちは、首を傾げた。
『そうだよな。えっと、悪い、ボロ忘れしちまった。お前、誰だっけ?』
『ライです。カナイ村のライ』
『ああ、そうだったな。ライ』
そんな話をしながらも私たちは、ダンジョンの中を奥へと歩いていった。
ダンジョンの中は、岩の壁に囲まれていて真っ暗だった。
私は、精霊さんの力で辺りを照らした。
『おお!明るくなったな!』
オークたちは、私の精霊魔法に無邪気に歓声をあげた。
本当にこんな人たちに魔王様とやらはダンジョンに入る許可を出したのかな。
私は、一瞬不安を覚えた。
それぐらい彼らは、若くて疑うことを知らない純朴さを持っていた。
まあ。
いっても騙してるのはこっちなんだけどね。
私は、罪悪感を感じてしまった。
話しているうちにオークのみなさんが魔物の国ではけっこう名の知れた冒険者たちであることがわかってきた。
彼らは、『紅の風』というパーティーのメンバーだった。
まあ、名が知れているとはいえライさんですら知らなかったわけだけどな。
彼ら曰く、都ではそこそこ知られているらしい。
嘘かほんとか、リーダーのオークその1であるロンさんが語った。
そして、オークその2は、ロンさんの幼馴染みで剣士のレイスさん。
無口であまり存在感のないヒーラーであり魔道師でもあるオークその3は、ロナさんという名の女の子のオークだったこともわかった。
おおっ!
私は、喜んでいた。
この世界で始めてみる女の子の冒険者だった。
というか魔物の世界には、女の子の冒険者もいるんだな!
私は、なんか嬉くなっていた。
ぜひ、ロナさんとはお友だちになりたいな。
私たちは、どんどんダンジョンの奥へと進んでいった。
ロンさんいわく、この『悠久』のダンジョンは、入るものによって深さも難度も変わってくるのだという。
まだ誰も攻略した者はいないらしいが、生きて帰った者は数名はいた。
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