あの歌を歌ってくれよ～教師調教～

0 ジェラスガイ

     「雪先生、俺のこと、探してた？」
    音楽室の扉をガラッと開けて、茶髪で、整った顔をした背の高い少年が現れる。
   僕は、手にしていたCDを机に置いて、彼、高田   正宗の方へと向き直る。
   「高田くん」
    僕は、どう切り出そうかと迷ったが、単刀直入にきいた。
    「君、昨日、見てたよね？」
    「何を？」
    高田くんは、知らんふりを決め込んでいるようだった。
   僕は、顔が赤らんでくるのを感じた。
   「僕が、昨日、長井先生と一緒にいたときの、写真、撮ってただろ？」
   「ああ」
    高田くんは、頷いていった。
   「雪先生が長井に犯されているとこの動画、ね。撮ってるよ」
   「それ、消してくれないか」
   僕は、高田くんに頼んだ。
   「頼むから」
    「これ」
    高田くんが、僕に、スマホの画面を見せて言った。
   「すごくよく撮れてるでしょ？見る？」
    画面に、長井  初に押し倒され、秘所を貫かれている僕自身の姿が流れている。
   僕は、思わず顔を背けて、言った。
   「頼むから、それを、消してくれ」
    「どうしようかな」
    高田くんは、探るように僕を見つめてくる。
    僕は、言った。
   「消してくれるなら、何でも、言うことをきくから」
   「本当に？」
    高田くんは、言った。
   「じゃあ、ここで、服を脱いで裸になって」
   「えっ？」
    僕は、高田くんに聞き返した。
   「ここで、裸に？」
    「嫌なら、いいんだよ」
    高田くんが、言った。
        「これ、ネットに流していいんなら。きっと、雪先生、すげぇ、人気者になれるよ」
   「何、待ってよ」
    僕は、戸惑っていた。
   高田くんは、いわゆる、不良生徒だった。
   だが、いい子だと思っていたのに。
   「早く、脱げよ」
   高田くんは、言った。
   「脱がないなら、今、ここで、ネットに流すぞ」
   「待って、高田くん」
   僕は、仕方なく、服を脱ぎ始めた。
   ゆっくりと、シャツのボタンをはずしているのを、高田くんが食い入るようにみつめている。
    シャツを脱いだ僕は、ベルトに手をかけて、チャックを下ろした。
    僕が、ためらっていると、高田くんが言った。
   「早くしろよ、さもなきゃ」
    「わかった！」
     僕は、思いきって、ズボンと下着を脱いだ。
    高田くんは、裸になった僕をじろじろと見つめていた。
    「すげぇ、本当に、白雪姫、だな」
    僕は、白田    雪という名前のせいで、生徒たちから、白雪姫と呼ばれていた。
    僕にとっては、ありがたくない渾名だった。
    僕は、僕の裸を凝視している高田くんから、体を隠しながら、言った。
   「これで、もう、いいだろ？」
    「ダメに決まってるだろ」
    高田くんが言った。
   「そこの教卓の上に座って、足を開いて見せろよ」
       「そんなこと」
    僕が言うと、高田くんが言った。
   「なら、雪先生は、ネットデビュー、だ」
   「高田くん」
    「早くやれよ」
    高田くんが言った。
   「できないなら、俺が、手伝ってやろうか？」
    僕は、諦めて、教卓の上に腰を下ろして、高田くんに向かって両足を開いた。
   羞恥心のあまり、体が熱くなる。
   「おお、すげぇ」
   高田くんが、除きこんでくるので、僕は、顔を背けて、耐えた。
   「先生、そのまま、両足を支えて足を開いてろよ」
    「何？」
    高田くんが、いきなり、僕のものを口に含んだ。
   「ん、んっ」
    僕が足を閉じようとするのを、高田くんが、僕の足を捕らえて開かせる。
    その間も、高田くんは、僕のものを舐めあげ、吸い付いてくる。
   「ぁんっ、あっ、あぁっ」
    僕のものが、僕の意思に反して立ち上がり、堪えきれずに、高田くんの口の中に精を吐いてしまった。
   高田くんは、音をたてて、それを飲み込むと、舌舐めずりして言った。
    「雪先生、そのまま、足を開いてろよ、今度、閉じたら、マジで、ネットデビューだからな」
      「ああっ」
    僕は、両手で足をしっかりと押さえて股間を開いた。
   高田くんは、自分の指をペロリと舐めて、唾液を含ませると、それを、僕の後門へと差し込んだ。
    「っ、痛いっ！」
    「力、抜けよ、雪先生」
     高田くんが僕に言いながら僕の中をかき回す。
   「ぅんっ、あっ」
    思わず、声が漏れる。
    高田くんが指を一本増やして突っ込むと、入り口を広げ始める。
   「ぁんっ、だ、めだ」
    僕は、しっかりと足を支えながら、喘いだ。
   高田くんは、遠慮なく、僕の中をかき混ぜる。
   「ひぁっ、や、やめて」
    僕は、情けない声を出してしまう自分が嫌になった。
   高田くんは、かまわず、自分のものを僕の入り口にあてがい、僕の体を貫いた。
   引き裂かれる。
   「ぁあっ、やあっ」
    高田くんは、無言で、僕をつき続けた。
   すごい、お腹の中の違和感と圧迫感に、僕は、呼吸を荒げて、泣き声をあげる。
    「だ、だめ、あ、ああっ、た、かだ、くん、やめ、て」
    「雪先生、しっかり、足を支えてろよ、さもないと、ネットデビューだかんな」
    言いながらも、高田くんは、僕を貫き続ける。
    「ぅあっ、んっ、あぁっ」
       ぎゅっとつぶった目尻から、涙が流れてくる。
   「ぁあっ、ん、あっ、あぁっ」
   「出すぞ、雪先生」
    高田くんが言って、僕の腹中に熱いものが広がっていく。

   全てが終わって、僕が腹を着ていると、高田くんが、言った。
   「雪先生、これからは、ずっと、俺のもの、だからな」
    「えっ？」
    僕は、高田くんの方を見た。
   「それは、約束が違う。言うことを聞いたら、消してくれるって」
   「はぁ？」
    高田くんが、言った。
   「誰が、そんな約束したんだよ」
   これが、僕の地獄の始まりだった。