秘密多め令嬢の自由でデンジャラスな生活〜魔力０、超虚弱体質、たまに白い獣で大冒険して、溺愛されてる話

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400.【ここまでのまとめ】周辺各国とグレインビル家（アリー）関連

◇◇周辺各国◇◇
【アドライド国】
東のジャガンダ国、西のブランドゥール国、南のオギラドン国と外交上ではほぼ友好な関係。
参考：西欧。

【ジャガンダ国他東方諸国】
東の国。
参考：日本。

【ブランドゥール国他西方諸国】
西の国。
参考：インド。
西の諸国は外交と交易で資金的に潤う。
南の諸国と友好国となる国が多く、繋がりが元々強固。
獣人人口が多く、アボット商会率いる西の商会のいくつかは今や北と東の諸国とも取り引きをしてる。

【オギラドン国】
南の国。
参考：タイ。
獣人人口が多く、西の諸国と友好国となる国が多く、繋がりが元々強固。
直通の交易ルートの開放によってアドライド国とも外交や交易が盛んになる。

【ザルハード国】
南西の国。
第３王子と取り巻きが生じさせた他国との不和を明るみになる前にグレインビル家(アドライド国)が恩を与える形で取り持った。
自国の民の国外流出や王妃の生家である元筆頭公爵家の衰退やジャスパーの生家である子爵家の没落等国内情勢は不穏で不安定。

【イグドゥラシャ国】
内政が読みづらくどこか不穏な気配。
かつてアドライド国ギディアス王太子とこの国の第１王女の婚約解消があった。
南の諸国(オギラドン国)との交易ルートを解放している。
※これまで南の諸国との交易はザルハード国を介する必要があった(イグドゥラシャ国を避けて西に迂回する形)。
アドライド国とイグドゥラシャ国を囲む周辺の国々との外交を安定させたからこそ実現。

【ヒュイルグ国】
グレインビル領と大河を挟んだ隣国。
アリーの幼い頃はアドライド国グレインビル領と自国のフロルエラ領とで小競り合いの紛争をよくしていた。
※仕掛けるのはフロルエラ領側。
そのせいでかつての専属侍女を亡くしたアリーの逆鱗に触れ、秘密裏に当時の国王とエヴィンを交代させられた。

◆◆アドライド国◆◆
◇グレインビル関係者◇
●アリアチェリーナ=グレインビル
主人公。
一人称：僕、私。
白銀髪紫暗目の優しげな顔立ちで魔力０の超虚弱体質。
前世享年40オーバー、300年前生まれ。
生後約半年から霧の神殿で300年過ごす。
アリリアの咲く季節に拾われてから何年も常に生死の境をさ迷いながらぼやっと生存していたが、ポニーちゃんを与えられた体年齢４才頃からお転婆になり、５才で山で野宿までする。
名付け親は義母ミレーネ。
左目は精霊眼、右目は魔眼。
現状イタチかムササビになれるが、ムササビの時のやらかしが酷く、使用禁止命令を家族から発令中。

●ヘルト＝グレインビル
養父。
一人称：私。
金髪赤目で凛々しい面差し。
23才で第１子誕生。

●ミレーネ＝グレインビル
義母。
白金髪翡翠目。
アリーが４才頃の年末に心臓病を発症。
兄17才、弟13才、アリー7才で死去。

●バルトス＝グレインビル
義長兄。
一人称：俺。
王宮魔術師団副団長。
金髪翡翠色の目をした優しげな顔立ち。
15才でA冒険者となる。

●レイヤード＝グレインビル
義次兄。
白金髪赤目の凛々しい顔立ち。
一人称：僕。
16才でブレイバーA冒険者。

●ルナチェリア＝グレインビル
グレインビル夫妻の実の娘。
生後すぐに死去。

●ココ
アリーが３才の頃に拐われそうになったのを守って亡くなった専属侍女。

●ニーア
現在のアリー専属侍女でA級冒険者。
薄茶髪、薄灰色の目。
元々は他国からこの国に流れてきた竜人の流民。
当時は特殊な魔法に縛られ、ほぼ奴隷落ち状態だったところをアリーが助けた。
アリーの専属侍女を自薦し、拒否し続けるアリーをストーカー行為の末に説得。
『主と定めたアリーではなく、己の命を優先させる事』を竜人の本質を現すとされている真名の方でアリーが誓わせた。

●セバスチャン
グレインビル家当主専属執事。
先代当主が現役の時は鮮血の戦鬼と呼ばれる。

●お馬の師匠
高難度ダンジョンでしか取れない希少な茸を採取して晩酌の肴にするのが趣味。
Ａ級冒険者。
アリーに時々茸のお裾分けをしている。
アリーは末永く冒険者生命が続くのを密かに願っている。

◇◇精霊王◇◇
●フェル
光の精霊王。
金髪緑碧眼美女。
豊胸でアリーを窒息させかける癖がある。
養父と義長兄とは仲が悪い。
他の精霊達から騒がしツートップと言われている。

●ヤミー（注意：アリーのつけた愛称）
闇の精霊で元精霊王。
１度寿命を迎えた後、再び闇の精霊として蘇りザルハード国のゼストゥウェル第１王子と共に生活している。まだ正式な名前は決まっていない。
褐色の肌に黒髪黒目の妖精。
当初は可愛らしい10才くらいの少年だったが、今はもう少し成長した姿にも、手の平サイズになれる。

●ロギ
火の精霊王。
一人称：おいら。
長身で燃えるような赤い髪は長く、目はくりっとした青い目。
光の加減で目の青さが揺らぐように変わって見える。
顔立ちはかなり整っていて快活で生気に溢れた爽やかな印象を受ける。

●ヴァイ
水の精霊王。
独特の淡水色あわみずいろの長い髪に、深海のようなダークブルーの目。
洗練されたように美しく整った顔は仲間内からは氷の微笑と呼ばれる事もある。
かつてアリーが怒りに任せてロギの力を借り、反動で内臓の焼かれる痛みを何年も与えた事を未だに怒っている。
当時は死にかけたアリーにファルと協力して加護を与え続け、反動で治癒魔法や回復魔法が効きにくくなっていった事に気をもんでいた。

●トゥリ
風の精霊王。
金緑色の短髪と透明感のある緑灰色の目をしたワイルドな美形。
ガタイの良い筋肉質な体。
大きな声で喋る。
アリーに無礼を働いたザルハード国第３王子に腹をたて、風の噂を撒き散らした。
筋肉でアリーを締める癖がある。
他の精霊達から騒がしツートップと言われている。



※※後書き※※
大変長らくお待たせしました。
遅くなってしまいましたが、他サイトでの応募作品も無事10万文字超え、同時進行中の作品も一区切りつきました。
まずはまとめから少しずつ投稿していきます。

◇よろしければご覧下さいm(_ _)m
【太夫→傾国の娼妓からの、やり手爺→今世は悪妃の称号ご拝命～数打ち妃は悪女の巣窟（後宮）を謳歌する】

昨日から投稿していますが、カクヨムに先行投稿もしています。

【稀代の悪女と呼ばれた天才魔法師は天才と魔法を淑女の微笑みでひた隠す～だって無才無能の方が何かとお得でしょ？】

無事一区切りつきました。