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一章〜復讐〜

【第六話】ヘルクvsロメルス

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  空を飛びながら魔弾を繰り出していく、それを全てバリアで防がれる、そうしたら目の前に手をかざし【破壊デストロイ】をくりだした
「、、、、危ねぇな」
  すぐに反応して避けたがあれは危ない身を持って体験しているからわかる、俺の体など跡形もなく消え去ってしまうだろう、
「【斬撃ブレイド】」
  俺が【斬撃ブレイド】を放つと奴はため息をつきながら
「そんなものか!!!!!」
  そう言いながら奴は素手で【斬撃ブレイド】を叩き壊した
「本気で来い、、、、全力はこんなもんじゃないだろう」
  そう言うと奴はこっちに全速力で突っ込んで来た
「安心しろ、、、、【破壊デストロイ】は使わん」
「ッ、、、、舐めてんじゃねぇよ!!!!!
閃光フラッシュ】!!!!!」
「ぐっ、、、、またこれか、、、、」
「【斬撃ブレイド】【装備アジャスト】」
  俺は【斬撃ブレイド】を拳に纏わせて奴を殴りつけたが、拳が止まった
「小賢しいんだよ、、、、クソガキが、、、、仮にも親父に楯突いてんじゃねぇよ!!!!!【影操作シャドウレイド】!!!!!」
  下から影が伸びてくる、
「くっ、【反射リフレクト】!!!」
  何とか軌道をずらしたがまだ追ってくる
「潰した方が速ぇな【焔斬撃フレアブレイド】!!!!」
「【影爆発シャドウボンバー】」
  影が【焔斬撃フレアブレイド】に衝突した瞬間爆発を起こし奴の足元に帰っていった
「流石、我が息子だ、褒めてやろう」
「てめぇを親だなんて思ったことはねぇよ、俺の親には父親はいない!いるのは母親2人だけだ!!!!!」
「精神的にはな、だが実際親は誰かと他人に聞けば、あのマリア=ニーナと俺だろうな血が繋がっているのは俺たちだけなのだから」
「てめぇが母さんの名前を口にしてんじゃねぇよ!!!!!【凍斬撃ブリザブレイド】!!!!!」
  奴に当たったはず、しかし
「なんだその魔導の使いかたは!まるであの女の生き写しだな!【錬金グローム】!」
  そう言うと奴は手からレイピアを生成した
「せっかくの親子喧嘩だ、正々堂々やろうじゃないか」
「うるせぇ!!!!!何が親子だ!!!!!【焔手フレアハンド】!!!!!」
  右手に【フレア】を纏わせて大きく振っただが簡単に見切られた
「お前のような感情が先走る奴はとても殺りやすい、【捕獲キャプチャー】」
  見えない網のようなものに縛られた、どれだけ振りほどこうとしても取れない
「ご苦労だ、ここまでの道とても苦労しただろう、毎日毎日悪夢にうなされたんじゃないか?そこまでした結果がこれだ、全て無駄だ!!!!!お前の努力!!!!!あのアンドロイドの学習!!!!!あの博士の研究!!!!!全てだ!!!!!全てが無意味に終わる!!!!!泣きてぇか?叫びてぇか?好きなだけするといい、お前の大好きなお母さんに泣きついてこいよ、あの世でなぁ!!!!!」
  奴はレイピアを俺の脳天に突き刺した、いやレイピアが俺にあたる寸前跡形もなく消滅した、
「これは、、、、貴様、、、、!!!!!」
「俺は別に無駄になってもいいんだよ、俺の努力なんて報われなくてもなんでもいい、ただ俺はお前を殺さねぇと気がすまねぇだけなんだよ」
  俺は目線を奴の方向に上げてこう言った
「お前を殺したいだけなんだよ!!!!!」
  俺はその【消える魔導】を使ってロープのようなものも消滅させた
「お前も使えたのか、、、、【破壊デストロイ】を!!!!!」
「てめぇのものじゃねぇ、破壊するんじゃねぇ、消すんだ、どんなものでもな、この魔導の名前は」
  そう言いながら俺は奴に掌をかざしてこう言った
「【消滅クリア】」
「くっ、、、、【破壊デストロイ】!!!!!」
破壊デストロイ】が俺の掌に当たった瞬間跡形もなく消滅した
「な、、、、何故だ!!!!!能力の本質は変わらないはず!!!!!」
「いくら【破壊デストロイ】と言えど物質なんだ物質なら消えるだろ、今度はこっちの番だ!!!!!
焔斬撃フレアブレイド】!!!!!」
  奴は何とかバリアで防ぐ、だが俺は距離を詰める
「【焔斬撃フレアブレイド】【装備アジャスト】」
焔斬撃フレアブレイド】を爪の様に右手に纏わせてやつを切り裂いた
「ぐっ、、、、負けるかぁ!!!!!【錬金グローム】!!!!!」
  レイピアを生成したやつは俺に
「必死だな、レイピアは別に切れねぇよそれは突き限定だ振り下ろしてもただの鈍器だぜ」
「馬鹿め!!俺の目的は近づくことだ!!
破壊デストロイ】!!!!!」
  左手で受け止めたが義手は粉々に壊れた
「余裕がないのはどちらだ?【影操作シャドウレイド】!!」
  それを思いっきり腹にくらった、うずくまっていたら
「まだまだァ!!!!!【捕獲キャプチャー】!!!!!」
  見えない網のようなものを纏わせそれを掴み俺を振り回し、地面に叩きつけた、俺は血を吐いて倒れた、
「上空、何メートルだったんだろうな」
「さぁ、、、、な、、、、少なくとも、、、、100メートルは、、、、超えてたな」
  力が入らねぇ、まずいなどうするか、そんな事考えてる隙に
「【破壊デストロイ】」
  右腕が飛ばされた、腕2本とも無くしてしまった、だが痛みをあまり感じない、いやむしろ調子が良くなってきたのか?
「おい、腕飛ばしたくらいで俺に勝てると思ったか?」
「もちろん、思ってないぜ、むしろこっからって感じだな、別に構わんが」
「そうだな」
  そう言った次の瞬間、右腕の切られた断面が熱い、火を当てられているかのようだ、この感覚は前にも会った、コイツから逃げる時だあの時は、そうだ魔力が急に上昇した時の感覚だ、これなら、そう思った瞬間今切られたばかりの断面を奴に向けたそして
「【斬撃ブレイド】!!!!!」
  と叫んだすると断面から【斬撃ブレイド】が出てきた、と同時になにか出てきた、これは
「お前、、、、何をした!!!!!急に腕が生えるなんて、、、、ありえん!!!!!」
「知らねぇよ、俺が聞きてぇくらいだ、だがこれはいい、前より魔導も魔術もパワーアップしてやがる、これならあいつを倒せる!!!!!」
  【消滅クリア】はもう限界だ、あれを出す魔力は俺には残っちゃいない、なら他の魔導でやるしかない!!!!!
「【フレア】」
  奴はバリアで防ぐ、そしてまた近づいて来た
「【影操作シャドウレイド】」
  影を操作して突っ込ませてきた
「【反射リフレクト】!」
  弾き返した、影が奴の足元に帰って行く
「これで最後だ!!!!!【破壊デストロイ】!!!!!」
  奴が拳を突き出す
「【焔斬撃フレアブレイド】【装備アジャスト】」
  俺はそのまま突っ込んだ
「血迷ったか!?お前はもう【消滅クリア】は使えない!!!!!【破壊デストロイ】には勝てない!!!!!」
「あぁ確かにそうだな、じゃあ当たらなければいい、【フライ】解除!!!!!」
  俺はそのまま落ちて行った、下ならどれだけでかかろうと当たらない!
「【フライ】!!!!!」
  俺は奴にもう一度突っ込んだ、そしてやつの首を切り裂いた、俺が振り向いた時にはもう奴の体と頭が別れていた、


奴が、、、、ロメルスドが、、、、死んだ
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