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南の島のおじいちゃん
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「忘れ物はないですか?オムツやミルクは多めに入れましたけど」
「大丈夫です。雪翔君は?」
「僕も大丈夫!」
そう言って冬弥に狐の国まで連れて行ってもらい、連絡がいっていたのか、玄関には祖父母と幸さん。幸さんと京弥さんの子の小雪が出迎えてくれた。
「しばらく厄介になります」
「一週間はこちらなんじゃろう?」
「ええ。そのあと南の伯父上の所に。そのあとは島の曽祖父の所へ」
「それなんじゃが、一日や二日ならば栞さんと侑弥も行けんのか?」
広間まで行って、荷物から小雪に小さなぬいぐるみのパンダさんを渡すと、早速侑弥とキャッキャと遊んでいるので、栞と幸に任せ祖父の話を聞く。
「今回、那智と航平は早めに向かうと言っていたが、実は儂が呼び寄せたんじゃ」
「で、那智たちはまだ来てないんですか?」
「もう向かってもろうた。代わりに重次がこちらに向かっておる」
「大丈夫です。雪翔君は?」
「僕も大丈夫!」
そう言って冬弥に狐の国まで連れて行ってもらい、連絡がいっていたのか、玄関には祖父母と幸さん。幸さんと京弥さんの子の小雪が出迎えてくれた。
「しばらく厄介になります」
「一週間はこちらなんじゃろう?」
「ええ。そのあと南の伯父上の所に。そのあとは島の曽祖父の所へ」
「それなんじゃが、一日や二日ならば栞さんと侑弥も行けんのか?」
広間まで行って、荷物から小雪に小さなぬいぐるみのパンダさんを渡すと、早速侑弥とキャッキャと遊んでいるので、栞と幸に任せ祖父の話を聞く。
「今回、那智と航平は早めに向かうと言っていたが、実は儂が呼び寄せたんじゃ」
「で、那智たちはまだ来てないんですか?」
「もう向かってもろうた。代わりに重次がこちらに向かっておる」
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