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歴史

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翌日念願のジム!

ジャージ上下に着替えて葉子さんと森さんについて来てもらい、マシンの使い方の説明をしてもらう。

早速!と思ったら、準備運動は念入りに!と柔軟体操を念入りにされる。

「痛い!押したら骨折れるー」

「折れませんよ。はい、あと十回」

「鬼ー!」

隣でストレッチしている森さんはかなり体が柔らかい!

やっとランニングマシーンに乗ってボタンを押すとゆっくり動き始め、慣れてきた頃に森さんがスピードを上げてくれる。

「体育よりキツイ」

「初めてですから少しづつ時間を伸ばしていけばいいと思いますよ」

隣の葉子さんはかなりのスピードで走っているのにかなり余裕。

若さだけでは勝てなかった!

「止めてぇー」

ギブアップと止めてもらって、水を飲んでからタオルで汗を拭く。

少し休憩と座っていると森さんも葉子さんもかなり慣れているのか、重そうな機械で腕や足を鍛えている。

試しにやらせてもらうと、「おっもい!なにこれ!」と動かない。

「二の腕が引き締まりますよ。やり過ぎたら筋肉だらけになりますけど」

「モデルさんみたいに引き締まるなら頑張る!」

とは言っても、毎日はきっと無理と既に心が折れそう。

幾つか試させてもらって、あまり筋肉を使いすぎても良くないからと一日目が終わり、お風呂に入ってからダイニングに行くと、葉子さんは疲れないのか元気にご飯の支度をしてくれている。

「体力が無さすぎってよくわかった」

「慣れもありますよ」

「葉子さんは何かスポーツしてたの?」

「学生の頃は。私はテニスでしたけど、主人はバスケットをしてました」

「私は中学もとりあえず入ってたら良かったから、美術部で本読んでただけ」

まずは週末だけにして、段々と日にちを増やして行ったらいいと言われたので、来週も予定を組んで欲しいと頼んでいると、「ただいま戻りました」と珍しく帰宅の早い栗花落。

「おかえりなさい」

「ジムはどうでしたか?」

全然だめと話をすると、やはり少しづつ体を慣れさせて行くことから始めた方がいいと言われる。

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