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【続編】こころ①
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「空君、田代の事はすいませんでした」
翌日、鷹取は空の部屋を訪れ、謝罪をした。
田代の空に対する悪戯は鷹取の逆鱗に触れ、田代はその日のうちに解雇された。
空は拘束を解かれ、その日はそれ以上の事はされずに、部屋で休む事を許された。
勿論田代自身は必死に謝り、カレンも画家がいないのではこの先の商品の販売に影響が出ると抗議した。
だが、鷹取の怒りは収まらなかった。
鷹取自身も空に手を出しておきながら、それでも鷹取の頭の中は空の事で頭がいっぱいだったのだ。
「…謝るくらいなら僕を解放してよ」
空はベッドで体育座りをしたまま、鷹取を横目で睨みながら言った。
「空くん、何度も言いますがそれはできません」
「なんで!あの訳のわからない写真で沢山売り上げたんでしょ?もう充分じゃん!」
空は珍しく声を荒げる。
こんな辱めにもうこれ以上耐えられなかったのだ。
「わかっていませんね、まだ序の口です。空君だったらもっと稼ぐ事ができますよ」
「…なんで僕なの…」
空は一転、消えてしまいそうな声で言った。
「空君…?」
「なんで僕ばっかりこんな目に合うの?こんな恥ずかしい想いをするのもうやだ…もうやだよ!」
空は目に涙を浮かべる。
「空君、恨むのなら君の容姿を恨んでください。可愛らしい顔と感じやすい体。それらを持ってして生まれてしまった君の運命なんですよ」
鷹取のあまりの言い分に空は反発する気力もなく涙を流す。
その涙を鷹取がそっと指で拭った。
翌日、鷹取は空の部屋を訪れ、謝罪をした。
田代の空に対する悪戯は鷹取の逆鱗に触れ、田代はその日のうちに解雇された。
空は拘束を解かれ、その日はそれ以上の事はされずに、部屋で休む事を許された。
勿論田代自身は必死に謝り、カレンも画家がいないのではこの先の商品の販売に影響が出ると抗議した。
だが、鷹取の怒りは収まらなかった。
鷹取自身も空に手を出しておきながら、それでも鷹取の頭の中は空の事で頭がいっぱいだったのだ。
「…謝るくらいなら僕を解放してよ」
空はベッドで体育座りをしたまま、鷹取を横目で睨みながら言った。
「空くん、何度も言いますがそれはできません」
「なんで!あの訳のわからない写真で沢山売り上げたんでしょ?もう充分じゃん!」
空は珍しく声を荒げる。
こんな辱めにもうこれ以上耐えられなかったのだ。
「わかっていませんね、まだ序の口です。空君だったらもっと稼ぐ事ができますよ」
「…なんで僕なの…」
空は一転、消えてしまいそうな声で言った。
「空君…?」
「なんで僕ばっかりこんな目に合うの?こんな恥ずかしい想いをするのもうやだ…もうやだよ!」
空は目に涙を浮かべる。
「空君、恨むのなら君の容姿を恨んでください。可愛らしい顔と感じやすい体。それらを持ってして生まれてしまった君の運命なんですよ」
鷹取のあまりの言い分に空は反発する気力もなく涙を流す。
その涙を鷹取がそっと指で拭った。
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