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【続編】美少年キャンバス⑤
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胸元や肋骨の辺りには、両乳首とは違う色合いの花を描いていく。
絵筆が肌を這う感触に空はビクビクと体を痙攣させながらただひたすらに耐えるしか無かった。
「ふう、これで花は完成ダ。もう少し周りに色を足したいところダネ」
田代は真剣な眼差しでブツブツと独り言を言うと、筆を置き、刷毛を手に持った。
その刷毛に薄い水色の絵の具を付けると、がら空きになっている空のツルツルとした脇下に持っていく。
「や、いやだ!そこはやめて!」
ただでさえ擽ったい脇下を刷毛で触れられたらおかしくなってしまうと思った空は、必死で訴えた。
「キャンバスは喋ってはいけないヨ」
田代は冷たくそう言い放つと、刷毛を脇下からスゥーッと下に撫で下ろした。
「ふは…ッ、んやぁっ、だめ、ぁっ、んぁぁ…ッ!」
空はあまりのくすぐったさに悶える。
田代はお構いなしに脇下から脇腹までを刷毛で何度も往復する。
「んぁぁ…ッ!やだぁ…っ、もうそこやだ…っ、あっ、やぁっ、ん、ふぁ…、らめ…ぇ…っ、おかしく…なっちゃう…ッ!」
敏感な脇から脇腹までを柔らかい毛先で弄ばれ、快感に脳が溶かされそうになってしまう。
「次は反対側ダネ」
「やぁっ、もうやだぁ!ぁ、んぁぁ…っ、ふぁ、んん、やぁん…っ」
絵筆が肌を這う感触に空はビクビクと体を痙攣させながらただひたすらに耐えるしか無かった。
「ふう、これで花は完成ダ。もう少し周りに色を足したいところダネ」
田代は真剣な眼差しでブツブツと独り言を言うと、筆を置き、刷毛を手に持った。
その刷毛に薄い水色の絵の具を付けると、がら空きになっている空のツルツルとした脇下に持っていく。
「や、いやだ!そこはやめて!」
ただでさえ擽ったい脇下を刷毛で触れられたらおかしくなってしまうと思った空は、必死で訴えた。
「キャンバスは喋ってはいけないヨ」
田代は冷たくそう言い放つと、刷毛を脇下からスゥーッと下に撫で下ろした。
「ふは…ッ、んやぁっ、だめ、ぁっ、んぁぁ…ッ!」
空はあまりのくすぐったさに悶える。
田代はお構いなしに脇下から脇腹までを刷毛で何度も往復する。
「んぁぁ…ッ!やだぁ…っ、もうそこやだ…っ、あっ、やぁっ、ん、ふぁ…、らめ…ぇ…っ、おかしく…なっちゃう…ッ!」
敏感な脇から脇腹までを柔らかい毛先で弄ばれ、快感に脳が溶かされそうになってしまう。
「次は反対側ダネ」
「やぁっ、もうやだぁ!ぁ、んぁぁ…っ、ふぁ、んん、やぁん…っ」
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