狂宴〜接待させられる美少年〜

【続編】「今日から君は商品です」④

「さて、さっそく服を脱いでもらいましょうか」

鷹取の言葉に空はビクッと体を震わせる。

館に囚われ、オーナーや島田に体を弄ばれていた記憶が蘇り、体が勝手に震えてしまう。

それでも勇気を振り絞って空は言った。

「い、いやだ…ッ」

「空君、何度も言いますけど、あなたが拒絶すればレオ君が痛い目に合いますよ？今日は空君の裸体の確認と写真撮影だけにしてあげます」

「き、今日は…って、写真撮影だけって…どういう事！？」

「声が震えていますね。そんなに怖がらないでください。言葉通りですよ。今日から空君はここで暮らすんです。またオークションに際しては、様々なショーを予定しています。それに向けての調教や性感トレーニングも行います。」

「や、やだ…！そんなのしたくない…っ！」

空はついに目を潤ませ始めた。

「…かわいい…」

その様子を見ていた鷹取がそう呟いた次の瞬間、いきなり空の唇を奪った。

「…ッ！んん…っ！んぅ…」

空は、鷹取の胸を叩いたり押し返そうとして暴れるが、背の高い鷹取はびくともせず、口内を嬲られてしまう。

その様子をカレンはカシャカシャと連写した。

「…っ！はぁ…ッ、やだ…」

漸く口を開放されると、空はその場にへたり込み、手の甲で唇を抑えながら身を縮め、涙を流した。

「可愛いですね、空君。あの館の連中が夢中になったのも頷けます」

そう言うと、鷹取はスマホを取り出しその画面を見せた。

それを見た空は固まった。

「わかりますか？レオ君の家の住所です。我々はいつでもレオ君を痛い目に合わせる事ができますよ」

「…ッ、だめ！レオには何もしないで！！」

空は叫ぶように言った。

さっきまで鷹取の言う事を半信半疑で聞いていたが、実際の住所を把握している事がわかり、鷹取の言葉に信憑性が増し、空は恐怖した。

「では、やる事はわかりますね？」

鷹取の言葉に空は俯き涙を流すことしかできなかった。