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挿入⑨

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すっかり慣らされた孔は、いとも簡単にオーナーのものを咥えこんでしまった。

オーナーは待ちきれないとばかりに腰を激しく動かした。

「ひゃぁっ!いやーっ!あっ!んぁっ!あぁッ!」

空は嬌声をあげる。

「あぁ、やっぱり君の中はたまらないよ。入口はキツく締まってるのに中肉はトロトロとしていて、中肉が絡み付いてくるよ!」

「やぁっ!言わな…ぃで…っ!あんッ」

ぐちゅぐちゅ、パチュンといやらしい音が静かな部屋に響く。

「はぁ、はぁ、聴こえるかい?僕たちが繋がっている音だよ!!」

「イヤぁっ!音、やだぁっ、恥ずかしぃ…!やぁっ…!」

「あぁ、恥ずかしがる空君は凄く可愛い。髪の一本一本まで愛しいよ。空君の全てが欲しい…!」

オーナーは前立腺をしつこくごりゅごりゅと擦り付けた。

「あッ!はぁん!あッ!あぁッ!や!ぁん!お尻、壊れちゃうよぉっ!んやぁぁっ!」

「壊したい。君を壊れるほど乱したいよ」

「やぁぁっ!らめぇッ!やぁんっ!も…いじわるしないでぇ…っ、あッ、やぁぁ!」

「空君…、空君…!!」

オーナーは、空の中に再び白濁を吐き出した。

陰茎が抜かれると、空はそのままベッドに崩れ落ちた。

「…わ、たさない…」

意識を失いそうな中、空が小さく言った。

「渡さない?何をだい?」

「…こころ。…ど、んなに身体を…奪われても…心は渡さな…ぃ…」

そこまで言って、空は気を失った。

「ふ、はは。本当に気の強い子だ。私は随分嫌われたものだ。まぁいいさ、時間は沢山ある。いずれ君の心も私の物にするさ」

意識のない空に向かってオーナーは言った。
 
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