ノン・フィクション ― 嘘だと気付かないうちは幸せな虚像の物語 ―
※ 4/28 内容を鑑みて、ジャンルを『ミステリー』から『キャラ文芸』に変更しました。
貴方にはハッピーエンドの創作を。
私には――バッドエンドの現実を。
兼業作家のライター。
彼はハッピーエンドが大好きだ。
誰かが幸せになる。それはつまり、誰かがバッドエンドを迎えているからだ。
自分がしたいように生きるハッピーエンドの裏側で、都合よく使われたバッドエンドの誰かがいる。
彼はそんな話が大好きだ。
だから彼は、お悩み相談所【幸せ本舗・ハッピーエンド】を開業した。
依頼主は幸せになりに来る。
誰かを踏み台にして――
『皆に内緒で手紙を出すの。名前と、職業と、悩み事を書いて扉に貼り付けて。お返事が来ても言っちゃだめ。じゃないと悩みを解決してくれないよ。何も言わなければ絶対、ハッピーエンドだよ』
貴方にはハッピーエンドの創作を。
私には――バッドエンドの現実を。
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彼はハッピーエンドが大好きだ。
誰かが幸せになる。それはつまり、誰かがバッドエンドを迎えているからだ。
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彼はそんな話が大好きだ。
だから彼は、お悩み相談所【幸せ本舗・ハッピーエンド】を開業した。
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『皆に内緒で手紙を出すの。名前と、職業と、悩み事を書いて扉に貼り付けて。お返事が来ても言っちゃだめ。じゃないと悩みを解決してくれないよ。何も言わなければ絶対、ハッピーエンドだよ』
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夢と現の世界が入り雑じる不思議な怖さが魅力的です。気付かなければ幸せな世界(現実?)って何って考えてしまいました。
お読みいただきありがとうございます。
魅力的……嬉しい(*¯꒳¯*)
面白かったです。
大賞に1票投票させてもらいました!
良い結果を期待しますね!
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
!!!Σ(°̀ᗝ°́)
嬉しいです!
ありがとうございます!!!⸜(* 'ᵕ' *)⸝
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