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しおりを挟むそのままチーフマネジャーと話しながらタクシーで移動する事になり、多少の緊張を与えてくれるチーフマネジャーの存在は、下着への意識を軽減してくれるだろうと、タクシーに乗り込んだ時
「!」
座る姿勢が下着を食い込ませ、リボンの結び目の主張とクリトリスへの圧迫に、躰が反応し始めました
潤いを受ける布地は今日もストッキングだけ。膣がキュッと締まり、呼吸も細かくなっていきます
「結局、オフィス出てから何してたんだ?」
行き先を告げたチーフマネジャーは、会話を求め出しました
下着を脱いて、ノーパンになった後、卑猥な下着を履いて、チーフマネジャーと会いましたなんて、口が裂けても言えません
「ちょっと…いろいろ…ありまして…」
「職場のヤツらには、オレからオマエに仕事の話があるって言ってあるし…昨日のヤツらからは、行って気晴らしさせろって言われてる…変に気にするな」
「え?はい…いえっ!そういった事は…」
2人で食事する事に配慮してくれているのがわかりましたが、それが逆に、2人で食事する事を意識させられて、私をギクシャクさせます
「私は…チーフマネジャーとお食事出来て嬉しいです…あ!でも、そう言う意味ではなくて…」
「わかってる、オレも弁えはある。日頃のオレとオマエ見てりゃ……みんなも言われなくてもわかってたか」
「でしょうね…」
「もう着く。勝手に決めたが、食べ物の好き嫌いは?」
「大丈夫です、何でも食べられます」
いつもより砕けた会話に、緊張も解れ、到着したのは、創作和食のお店
古民家のような作りの奥、小さな小さな個室は、机の下が掘りになっており、正座せずに食事出来るようになっていました
座ることで下着の圧迫と摩擦が生じますが、正座していたら、下着の圧力も増して、平静を装うことは困難だったかもしれません
「ステキなお店ですね。良く来られるんですか?」
「いや…久しぶりだ。飲み物は…今日はわざわざ車置いて来たんだから、当然オマエも付き合うよな?」
そう言ったチーフマネジャーですが、店員さんの感じや、オーダーする様子は、常連のように見えました
チーフマネジャーは独身で、何となくですが、特定の彼女とお付き合いするより、いろいろな綺麗な女性とお付き合いしているのだろうな…と思わせる雰囲気があって
それにより、自分が対象外なのだという安心感が生まれます
オーダーを終えたときに、チーフマネジャーのスマホに着信があり
「悪い、ちょっと外すぞ、来たら先に食っててくれ」
個室を出てゆきました
気が紛れていた今まで、1人になり、スマホを見ると、メールが届いてます
気付かずにいたメールは、いつ届いていたのか
【チーマネにバラせばお仕置き、言えたらご褒美】
どう言う意味か読みとれません
どちらにしろ、チーフマネジャーに言いたくはないですし、言える訳がないのですから
〈メールの主が誰なのか〉
チーフマネジャーと食事する事は、みんな知っています。誰がメールの主なのかのヒントにはなりません
ただ、今、チーフマネジャーといる間は、電源を切っておけば、そちらに気をとられる事はなくなります
違う人から着信があっても、チーフマネジャーには失礼ですし、迷いなくスマホの電源を切ると、気持ちも楽になりました
少しずつ料理を運んでくれる度、それぞれの説明をしてくれる店員さんに癒されていると、チーフマネジャーが戻るなり
「今日残業してるヤツが、オマエの携帯繋がらないって、確認したい事があるらしいから会社に電話してやってくれ」
「はい!ちょっと失礼します」
スマホの電源を入れ、個室を出てから会社に電話してみると
「え?ちょっと待って、『誰か確認したい事ある人いたー?』………………って、いないみたいだけど…」
「え?」
「何だろうね。チーマネ、もう酔っぱらってんじゃないの?まぁ、ゆっくりしてきなよ」
腑に落ちないまま携帯を切り、頭の中を整理しようとする間もなく
♪~♪~♪
着信は非通知
フリックして、ゆっくり耳元に持っていくと、ボイスチェンジャーで変えられた声で
「チーマネハ.シッテルヨ
キノウ.ノーパンダッタコト
ツクエノシタデ.リョウアシヒロゲテタコト
マンコ.ピチャピチャサセテタコト
パンストヤブッテ.ビチャビチャマンコニ.ブルブルスルモノツッコンデタコト
コウフンシタ.ダラシノナイマンコガ.ヨロコンデ.ミンナノマエデ.カンタンニ.イッタコト
ミンナシッテルヨ
イマ.スケベナパンツハイテルコト
チーマネモシッテルヨ
ミンナモシッテルヨ…」
指先から温度がなくなり、動悸がしました
そして、そんな不安と恐怖に私の脳も躰も膣も喜びの反応を示してしまう事が、悔しくて歯痒いのです
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