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第1章〜ウロボロス復活〜
第10話「ウロボロス。尊敬されたい2」
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まだこの時間はサエラは家にいないと思うので、先に服を持って玄関で待ち伏せてやろう。
サエラは寒さがひどくない日は外へ出て、走ったりトレーニングさしたりして身体を鍛えている。
軍人志望なのかと聞いたら「別に」と返ってきた。あれは単なる趣味らしい。
「そういえば、シオンは運動はしないのか?」
「わたしインドア派なので」
姉妹というのはどうにも不思議だな。似てるところもあれば真逆なところもある。
まだ家にいないサエラだろうが、あと数分もすれば戻ってくるだろう。なんだかんだそろそろ夕方だ。
部屋のドアをシオンが開ける。するとそこに‥‥‥げっ、ジジイがおる!
ちょうど部屋の前を通り過ぎようとしたところだろう。なんと間が悪い。
「‥‥‥なんだ?それは」
老人‥‥‥2人から教わったが、彼の名はグロータルというらしい。彼の目は我の持つ服に向けられていた。
「ふ、服です」
「服?」
シオンの返答にグロータルが怪訝な顔をする。「え?何これ雑巾じゃん」って顔だ。やめろ。我だって頑張ったのだ。
「ウーロさんがサエラを女の子らしくさせたいって作ったんです」
「ほぉ」
するとグロータルは我に向けて優しい視線を送ってきた。なんだその慈悲深そうな目は。
そして我の頭を一撫でしてのそのそと立ち去って行った。
なんなのだ?なんなのだ!?急に優しくなったぞ!!怖い!
「あのジジイ。我に優しくなかったか?」
「そりゃそうですよ。ウーロさんの両親蒸発設定を信じちゃってますもん」
ごめんグロータルおじさん、良い人だった。マジで。
「ただいま」
我が手を合わせて謝罪の想いを唱えていると、玄関の方から扉の開く音、そして聞き慣れた低めの女性声が聞こえてきた。
サエラが帰ってきたのだ。ちょうどいい。
我とシオンは小走りで玄関まで行き、サエラを迎える。
運動後なのだろう、頰と耳が少し赤い彼女が靴を脱いでいた。
「お帰りなさいサエラ!」
「おかえりである!」
「うん。二人は今‥‥‥掃除中?」
我の作った服を見ながら言わないでくんない?
「違いますよ!ウーロさんがサエラのために服を作ったんです!」
「へ、へぇ、そうなんだ」
シオンが伝えるとやはりというか、当然というか、サエラは眉を少しだけ下げ、引きつった笑みを浮かべた。
露骨に表情を作ってるのが丸わかりである!!
着たくないなぁって思ってるだろ!わかるぞ我もそう思うもん!
「‥‥‥おばけの衣装?」
「ワンピースです」
サエラの問いかけに我は小さな音量の敬語で答えた。大変申し訳ないが、それ衣装ではないのよね。
落ち込む我の背中を見てか、今度はシオンが取り繕った笑顔を作り、冷や汗を流しながらこう言った。
「う、ウーロさんが 3 時 間 かけて作った服ですよ!」
お前ええええええええ!!それを素直に言うか!?正直に言ってしまうか!?
例えるならお主、数分で終わる算数を数十分かけて解くような極限の遅さ!我が究極に裁縫が下手くそだということを大胆に公開してしまったのだぞ今!
ぶっちゃけあの程度の服、子供でも10分かそこらで作れるだろう。そんな低クオリティ。それを3時間て‥‥‥。
ほれ!サエラもどう反応すれば良いか困って、黙ってしまったではないか!
「努力は、認めるよ」
何でそんなみんな優しいのだ!?
「でも私、そもそもスカートが苦手だし」
え?そうなの?
「何故?」
「足がスースーするし、なんか心許なくて」
恥ずかしそうに言ってくるサエラに、我はとりあえず「ほーん?」という相槌を打っておく。
我、全裸だからよくわからない。下半身だけ鱗がなくなったイメージかの?確かに心許ないな。
「もー!サエラってば、そんなんだから行商人に坊主って言われぶっ!?」
シオンが調子よく言っていた瞬間、サエラの手が花のように開き、白魚のような指が蛇のごとく迫った。
五本の蛇はシオンの顔面に襲いかかり、それは獲物に食らいつくタコみたいに掴み上げる。
この妹!姉に向かって脳天締めしよった!!
「ナンダッテ?」
普段のクールなボイスとはまるで違うドスの効いた声だ。目も完全に見開かれて、三白眼みたいになってる。
サエラの指は、シオンの頭蓋骨をメリメリと音がなるくらい締め上げた。単純にサエラの握力も凄まじいのもあるが、骨がない皮膚と肉の部分に指をめり込ませていたり、力の中に技術を入れている。
何が言いたいかと言うと、めちゃくちゃ痛そう。
「いでててててててて!!う、嘘です何も言ってません!」
「‥‥‥」
シオンの必死の降参に、サエラはしばらく攻撃を続けたが、満足したらしくパッと手放した。「か、顔の形合ってます!?わたしまだ人ですか!?」とシオンが喚いてるが、大丈夫。少なくともお主の寝顔よりはマシだぞ。
「まったく、サエラは暴力的ですね。そんなに気にするなら女の子らしい格好してみたらいいのに」
「似合わないもん」
「似合いますって!わたしの双子なのに似合わないわけがないでしょ!」
今シオン、自画自賛したな?
「ウーロさん!そのぞうき、ワンピース貸してください!」
「う、うむ」
今、ぞうきんって言おうとしたよね?よね?
そんな我の諦めのこもった視線はシオンに届かなかった。なぜなら彼女は頭からワンピースを着ようと被っているのだ。前の開いてない服を頭から着るように。
「見ててくださいサエラ!わたしが似合ったらきっとサエラも似合うはずです!ふんぬ!」
どうでもいいが、ワンピースの着方ってそれで良いのか?パジャマ着るみたいになってるのだが‥‥‥ん?なんだか様子がおかしい。
ワンピースを着ようとして頭から被ったはいいが、そこで動きが止まった。それこそ時間が静止したように。
「どうしたのだ?シオン」
「あ、あの」
急にしおらしい、恥ずかしがった口調で迷うように言いよどむシオン。乙女か。‥‥‥乙女か。
我とサエラが疑問に首を傾げていると、蚊の鳴くような声でこう言った。
「胸が‥‥‥その、つっかえて」
あー、サエラのサイズで作ったから。
「寝るわ」
サエラがコンマ数秒という速度でそう言うと、スタスタと足音も立てずに高速移動で自分の部屋へ戻って行った。
我は止めることはできなかった。だってなんて声かければいいかわからなかったんだもの。
普段から無表情であったが、今の顔はなんだか氷のように冷徹な顔だった。
「あの、どうしましょこれ」
「‥‥‥破ったら良いのではないか?」
頭がしわくちゃのボロ布被ってるせいで、キノコ人間みたいになってて気持ち悪いぞシオン。
サエラは寒さがひどくない日は外へ出て、走ったりトレーニングさしたりして身体を鍛えている。
軍人志望なのかと聞いたら「別に」と返ってきた。あれは単なる趣味らしい。
「そういえば、シオンは運動はしないのか?」
「わたしインドア派なので」
姉妹というのはどうにも不思議だな。似てるところもあれば真逆なところもある。
まだ家にいないサエラだろうが、あと数分もすれば戻ってくるだろう。なんだかんだそろそろ夕方だ。
部屋のドアをシオンが開ける。するとそこに‥‥‥げっ、ジジイがおる!
ちょうど部屋の前を通り過ぎようとしたところだろう。なんと間が悪い。
「‥‥‥なんだ?それは」
老人‥‥‥2人から教わったが、彼の名はグロータルというらしい。彼の目は我の持つ服に向けられていた。
「ふ、服です」
「服?」
シオンの返答にグロータルが怪訝な顔をする。「え?何これ雑巾じゃん」って顔だ。やめろ。我だって頑張ったのだ。
「ウーロさんがサエラを女の子らしくさせたいって作ったんです」
「ほぉ」
するとグロータルは我に向けて優しい視線を送ってきた。なんだその慈悲深そうな目は。
そして我の頭を一撫でしてのそのそと立ち去って行った。
なんなのだ?なんなのだ!?急に優しくなったぞ!!怖い!
「あのジジイ。我に優しくなかったか?」
「そりゃそうですよ。ウーロさんの両親蒸発設定を信じちゃってますもん」
ごめんグロータルおじさん、良い人だった。マジで。
「ただいま」
我が手を合わせて謝罪の想いを唱えていると、玄関の方から扉の開く音、そして聞き慣れた低めの女性声が聞こえてきた。
サエラが帰ってきたのだ。ちょうどいい。
我とシオンは小走りで玄関まで行き、サエラを迎える。
運動後なのだろう、頰と耳が少し赤い彼女が靴を脱いでいた。
「お帰りなさいサエラ!」
「おかえりである!」
「うん。二人は今‥‥‥掃除中?」
我の作った服を見ながら言わないでくんない?
「違いますよ!ウーロさんがサエラのために服を作ったんです!」
「へ、へぇ、そうなんだ」
シオンが伝えるとやはりというか、当然というか、サエラは眉を少しだけ下げ、引きつった笑みを浮かべた。
露骨に表情を作ってるのが丸わかりである!!
着たくないなぁって思ってるだろ!わかるぞ我もそう思うもん!
「‥‥‥おばけの衣装?」
「ワンピースです」
サエラの問いかけに我は小さな音量の敬語で答えた。大変申し訳ないが、それ衣装ではないのよね。
落ち込む我の背中を見てか、今度はシオンが取り繕った笑顔を作り、冷や汗を流しながらこう言った。
「う、ウーロさんが 3 時 間 かけて作った服ですよ!」
お前ええええええええ!!それを素直に言うか!?正直に言ってしまうか!?
例えるならお主、数分で終わる算数を数十分かけて解くような極限の遅さ!我が究極に裁縫が下手くそだということを大胆に公開してしまったのだぞ今!
ぶっちゃけあの程度の服、子供でも10分かそこらで作れるだろう。そんな低クオリティ。それを3時間て‥‥‥。
ほれ!サエラもどう反応すれば良いか困って、黙ってしまったではないか!
「努力は、認めるよ」
何でそんなみんな優しいのだ!?
「でも私、そもそもスカートが苦手だし」
え?そうなの?
「何故?」
「足がスースーするし、なんか心許なくて」
恥ずかしそうに言ってくるサエラに、我はとりあえず「ほーん?」という相槌を打っておく。
我、全裸だからよくわからない。下半身だけ鱗がなくなったイメージかの?確かに心許ないな。
「もー!サエラってば、そんなんだから行商人に坊主って言われぶっ!?」
シオンが調子よく言っていた瞬間、サエラの手が花のように開き、白魚のような指が蛇のごとく迫った。
五本の蛇はシオンの顔面に襲いかかり、それは獲物に食らいつくタコみたいに掴み上げる。
この妹!姉に向かって脳天締めしよった!!
「ナンダッテ?」
普段のクールなボイスとはまるで違うドスの効いた声だ。目も完全に見開かれて、三白眼みたいになってる。
サエラの指は、シオンの頭蓋骨をメリメリと音がなるくらい締め上げた。単純にサエラの握力も凄まじいのもあるが、骨がない皮膚と肉の部分に指をめり込ませていたり、力の中に技術を入れている。
何が言いたいかと言うと、めちゃくちゃ痛そう。
「いでててててててて!!う、嘘です何も言ってません!」
「‥‥‥」
シオンの必死の降参に、サエラはしばらく攻撃を続けたが、満足したらしくパッと手放した。「か、顔の形合ってます!?わたしまだ人ですか!?」とシオンが喚いてるが、大丈夫。少なくともお主の寝顔よりはマシだぞ。
「まったく、サエラは暴力的ですね。そんなに気にするなら女の子らしい格好してみたらいいのに」
「似合わないもん」
「似合いますって!わたしの双子なのに似合わないわけがないでしょ!」
今シオン、自画自賛したな?
「ウーロさん!そのぞうき、ワンピース貸してください!」
「う、うむ」
今、ぞうきんって言おうとしたよね?よね?
そんな我の諦めのこもった視線はシオンに届かなかった。なぜなら彼女は頭からワンピースを着ようと被っているのだ。前の開いてない服を頭から着るように。
「見ててくださいサエラ!わたしが似合ったらきっとサエラも似合うはずです!ふんぬ!」
どうでもいいが、ワンピースの着方ってそれで良いのか?パジャマ着るみたいになってるのだが‥‥‥ん?なんだか様子がおかしい。
ワンピースを着ようとして頭から被ったはいいが、そこで動きが止まった。それこそ時間が静止したように。
「どうしたのだ?シオン」
「あ、あの」
急にしおらしい、恥ずかしがった口調で迷うように言いよどむシオン。乙女か。‥‥‥乙女か。
我とサエラが疑問に首を傾げていると、蚊の鳴くような声でこう言った。
「胸が‥‥‥その、つっかえて」
あー、サエラのサイズで作ったから。
「寝るわ」
サエラがコンマ数秒という速度でそう言うと、スタスタと足音も立てずに高速移動で自分の部屋へ戻って行った。
我は止めることはできなかった。だってなんて声かければいいかわからなかったんだもの。
普段から無表情であったが、今の顔はなんだか氷のように冷徹な顔だった。
「あの、どうしましょこれ」
「‥‥‥破ったら良いのではないか?」
頭がしわくちゃのボロ布被ってるせいで、キノコ人間みたいになってて気持ち悪いぞシオン。
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