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兄のマネージャー
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「まって!!!!まってアークくん!!暴力はダメだよ!」
「そうですよ、みっともないんでやめてください」
の、ノアくん……!
「っ……しかしノア…!コイツはフォトンにイカガワシイことを…!!!」
「してないよっ!」
慌てて弁解してると、ようやく部屋着に着替えたフォトンちゃんが来た
「お兄ちゃん!私たち変なことなんてしてないよ?
月代さん、家に私1人にするのが心配だから一緒にいてくれたのっ♡優しいでしょ!?」
「………。。。ソウカ」
え……。大丈夫…?
「俺は風呂に入る………」
と今度はアークくんが脱ぎ始めた
「キャー!こんな所で脱がないでよっ!」
「………フォトンちゃん、俺帰るね…」
今日は楽しかったな………。
会いたいと思ったら、フォトンちゃんみたいに電話していいんだな。
俺の方が年上なのに、彼女の振る舞いから学ぶことは多い。
…ふと、俺の足はいつものバーに向かっていた
彼女と素敵な時間を過ごした場所…。
あれ?やってる……?
ドアを開けてみた
「おや、月代くん。いらっしゃい」
「え…今日やってるんですか」
「ええ、気が向いたのでね」
………。せっかくだし、飲んでこうかな…?
と入ってみたが。
あれ…?あの人どっかで見たことあるような…
「…あら、月代さん…?」
あ、陽門さん…だっけ。
……知り合いいると気まずいし面倒だから帰るか…
「ちょっと!?少し話していきませんか?」
引き止められた…
はぁ…………めんどいけど付き合ってやるか。(上から目線)
彼女の隣に座る
「そちらのアークさんは最近どうですか?」
「まあ楽しそうに仕事してますよ
終わったら即家に帰りますけどね」
「ふふ、いいお兄ちゃんですよね
兄弟と仲良しって有名ですよね」
あ、そんなふうに言われてるんだ…よかったねアークくん。
「…そっちのフォトンちゃんは元気ですか」
…まぁ、さっきまで一緒にいたから元気なのは分かってるんだけど。
「…ええ、フォトンちゃんは、とっても元気で………っ」
………!?
え、なんでこの人泣いてんの…?
彼女は勝手にハンカチを取り出して涙を拭いている。
…あのハンカチ、くしゃくしゃ…。さっきも泣いてたんだろうな
「…あの、フォトンちゃんに何かあったんですか」
「………ええ、あなたならフォトンちゃんとあまり接点なさそうだし…言ってもいいかしら」
え、俺めちゃくちゃ接点あr「実は…フォトンちゃんが好きだったの」
……。
「…えーーー!?!?」
ゆ……百合ってやつ!?
「ちょっと…驚きすぎですよっ
…おかしいですよね、私女で…しかも9歳も歳離れてるのに…っ」
あ、この人俺と同い年なんだ。
えぇ………
「あの、フォトンちゃんはそれ知ってるんですか?」
「ううん、知らないと思うわ
でもそれでいいのよ、あのね…あの子実は彼氏が出来たんですって」
………。その彼氏は俺ですけどね……
これさ…この人が知ったらどうするんだろ?俺殺されるんじゃない?てか既にアークくんにも殺されそうになってるのに…
「…もし、その彼氏がヘンタイおじさんだったらどうしますか」
「えぇっ…!?フォトンちゃんがそんなに男見る目ないとは思えないけど、そうね…
私の可愛い可愛いフォトンちゃんを汚すなんて許せないから、潰してやろうかしら」にっこり
ぞっ………
「ねぇ!あなたもフォトンちゃんの彼氏がどんな人か分かったら教えてくれない?
正直まだショックだけど…あの子が幸せな姿を見るのが1番楽しいわ」
…。これ、やっぱり伝えた方がいいよな…。
あの子とはちゃんと付き合いたいし。
「あの、陽門さん………俺」
ぴろりん ぴろりん
「!あら、事務所のモデルの子から電話だわ…」
……。タイミング悪い…。
はぁ…俺もそろそろ帰ろっかな。
…ある意味、この人とはもう会いたくない……。
「こんばんは♡月代さん」
………っ
「フォトンちゃん………」
また彼女の夢を見たようだ
…この夢、なんだかおかしい。やけに意識がはっきりしている
あれ、今度は縛られてない…
俺は手を伸ばすと、彼女もそうして手を繋いでくれた
「わぁ…!触れる…」
「うふふっ、さわれるよー!」
……。好きだ………
「…ねぇ、夢と現実の君が本当に同一人物だとしたら、現実でここの話をしてくると思うんだけど…。
現実の君はそんな話はしてこなかったよ」
「…!そ、それは恥ずかしいから……」
「………君は本当にフォトンちゃんなの?」
「本当にフォトンだよっ!
…でも、こんなヘンタイな子だと思われたくなくて…夢の中なら言い訳つくと思って……」
………。俺は起き上がって、彼女の柔らかい頬に触れた
「俺、前も言ったけど君が淫魔だとしても好きだよ」
「…!」
「だから……できれば、俺が夢から覚めたら…
現実の君もここの話をしてきてくれない?
俺正直君が本物のフォトンちゃんか半信半疑で…」
フォトンちゃん以外の女子とはしたくないからね。
「そうですよ、みっともないんでやめてください」
の、ノアくん……!
「っ……しかしノア…!コイツはフォトンにイカガワシイことを…!!!」
「してないよっ!」
慌てて弁解してると、ようやく部屋着に着替えたフォトンちゃんが来た
「お兄ちゃん!私たち変なことなんてしてないよ?
月代さん、家に私1人にするのが心配だから一緒にいてくれたのっ♡優しいでしょ!?」
「………。。。ソウカ」
え……。大丈夫…?
「俺は風呂に入る………」
と今度はアークくんが脱ぎ始めた
「キャー!こんな所で脱がないでよっ!」
「………フォトンちゃん、俺帰るね…」
今日は楽しかったな………。
会いたいと思ったら、フォトンちゃんみたいに電話していいんだな。
俺の方が年上なのに、彼女の振る舞いから学ぶことは多い。
…ふと、俺の足はいつものバーに向かっていた
彼女と素敵な時間を過ごした場所…。
あれ?やってる……?
ドアを開けてみた
「おや、月代くん。いらっしゃい」
「え…今日やってるんですか」
「ええ、気が向いたのでね」
………。せっかくだし、飲んでこうかな…?
と入ってみたが。
あれ…?あの人どっかで見たことあるような…
「…あら、月代さん…?」
あ、陽門さん…だっけ。
……知り合いいると気まずいし面倒だから帰るか…
「ちょっと!?少し話していきませんか?」
引き止められた…
はぁ…………めんどいけど付き合ってやるか。(上から目線)
彼女の隣に座る
「そちらのアークさんは最近どうですか?」
「まあ楽しそうに仕事してますよ
終わったら即家に帰りますけどね」
「ふふ、いいお兄ちゃんですよね
兄弟と仲良しって有名ですよね」
あ、そんなふうに言われてるんだ…よかったねアークくん。
「…そっちのフォトンちゃんは元気ですか」
…まぁ、さっきまで一緒にいたから元気なのは分かってるんだけど。
「…ええ、フォトンちゃんは、とっても元気で………っ」
………!?
え、なんでこの人泣いてんの…?
彼女は勝手にハンカチを取り出して涙を拭いている。
…あのハンカチ、くしゃくしゃ…。さっきも泣いてたんだろうな
「…あの、フォトンちゃんに何かあったんですか」
「………ええ、あなたならフォトンちゃんとあまり接点なさそうだし…言ってもいいかしら」
え、俺めちゃくちゃ接点あr「実は…フォトンちゃんが好きだったの」
……。
「…えーーー!?!?」
ゆ……百合ってやつ!?
「ちょっと…驚きすぎですよっ
…おかしいですよね、私女で…しかも9歳も歳離れてるのに…っ」
あ、この人俺と同い年なんだ。
えぇ………
「あの、フォトンちゃんはそれ知ってるんですか?」
「ううん、知らないと思うわ
でもそれでいいのよ、あのね…あの子実は彼氏が出来たんですって」
………。その彼氏は俺ですけどね……
これさ…この人が知ったらどうするんだろ?俺殺されるんじゃない?てか既にアークくんにも殺されそうになってるのに…
「…もし、その彼氏がヘンタイおじさんだったらどうしますか」
「えぇっ…!?フォトンちゃんがそんなに男見る目ないとは思えないけど、そうね…
私の可愛い可愛いフォトンちゃんを汚すなんて許せないから、潰してやろうかしら」にっこり
ぞっ………
「ねぇ!あなたもフォトンちゃんの彼氏がどんな人か分かったら教えてくれない?
正直まだショックだけど…あの子が幸せな姿を見るのが1番楽しいわ」
…。これ、やっぱり伝えた方がいいよな…。
あの子とはちゃんと付き合いたいし。
「あの、陽門さん………俺」
ぴろりん ぴろりん
「!あら、事務所のモデルの子から電話だわ…」
……。タイミング悪い…。
はぁ…俺もそろそろ帰ろっかな。
…ある意味、この人とはもう会いたくない……。
「こんばんは♡月代さん」
………っ
「フォトンちゃん………」
また彼女の夢を見たようだ
…この夢、なんだかおかしい。やけに意識がはっきりしている
あれ、今度は縛られてない…
俺は手を伸ばすと、彼女もそうして手を繋いでくれた
「わぁ…!触れる…」
「うふふっ、さわれるよー!」
……。好きだ………
「…ねぇ、夢と現実の君が本当に同一人物だとしたら、現実でここの話をしてくると思うんだけど…。
現実の君はそんな話はしてこなかったよ」
「…!そ、それは恥ずかしいから……」
「………君は本当にフォトンちゃんなの?」
「本当にフォトンだよっ!
…でも、こんなヘンタイな子だと思われたくなくて…夢の中なら言い訳つくと思って……」
………。俺は起き上がって、彼女の柔らかい頬に触れた
「俺、前も言ったけど君が淫魔だとしても好きだよ」
「…!」
「だから……できれば、俺が夢から覚めたら…
現実の君もここの話をしてきてくれない?
俺正直君が本物のフォトンちゃんか半信半疑で…」
フォトンちゃん以外の女子とはしたくないからね。
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