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ノアとアーク年子編
アークかなりモテてそう
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アーク、月代 高2
フォトン、ノア 高1
親いる
「兄さん、先行きますよ」
「待てって!ガチであと30秒!!」
弟に置いてかれそうになりながら、急いで靴下を履く
「アーク、ノア。気をつけろよ」
今頃寝室から出てきた父さんに声をかけられた
「はいはい、じゃーね父さん」
ちなみに妹のフォトンは他校の女子校に通っているので、既に家を出ている。
その学校の近くに母さんの弁護士事務所があるから、フォトンを溺愛している母さんはわざわざ一緒に行って満員電車に乗って出勤している。
今日は俺がご飯当番だったが、家族五人分のオムレツを作るのはなかなか脳死作業だった…
「兄さん遅いですよ!ボクまで遅刻したらどうするんですかっ」
「ん、そんときゃ一緒にサボればいーじゃん♡」ぎゅー
「何言ってるんですか!留年するなら1人でしてくださいっ」
弟のノアは、大変賢いので名門私立高校に通っている。
俺はノアのことが大好きだから、先回ってどうにかして同じ高校に入ったが…
べ、勉強が難しい……………
俺、ただでさえ俳優してんのについていける気がしない。
…まぁそう言いつつ既に俺は高2だし、あと1年頑張ればいいや。
学校に近づいてきた。次第に俺たちと同じ制服を着る奴らが道に増えてくる
「兄さん、ボク今日の放課後は補講があるんで一緒に帰れないです」
「なにっ!終わるまで待つ…」「けっこうです!それに兄さん今日ご飯当番でしょっ」
うっ…そうだった
なんだー今日ノアと一緒に帰れねーのかよ。萎えてきたわ~
「……兄さん露骨にテンション低いですね…
しょーがないなぁ…じゃあこんどの土曜日、図書館で一緒に勉強しませんか?」
べ………勉強っ……
多分ノアは勉強が趣味みたいなところがある。俺とは全く趣味が合わない。
しかし俺はノアが大好きだ。勉強だろうと、ノアが近くにいるならなんだっていい
「うれしい♡そーしようぜっ」
俺たちは仲良し兄弟だから四六時中一緒にいる。
俺はノアが恋愛的に好きだからそうするのは当然だが、向こうは俺の事なんて所詮ブラコン兄くらいにしか思ってないだろうからウザがってるかもしれない。
「アーク様おはよぉ~♡」
!!あれはクラスメイトの女!
んだよ…俺とノアの楽しい登校時間を邪魔しやがって
「ん、おはよ♡」キラキラ
「キャーーーーー♡♡ねえアーク様今日一緒に帰らない!?
さっきノアくんとは一緒に帰らないって話聞いちゃった♡」
うわ!めんどくせぇ!
「あー俺今日月代と一緒に帰るから!」
と勝手に決め…ん?
ノアがいない!?
あっ…あんな遠くに!!
「おいノアっ兄ちゃんのこと置いてくなよ~」
「は?兄さんさっきの先輩と一緒に行くんじゃなかったんですか」
ん…?なんか機嫌悪い?
「何言ってんだよ~俺がノアを差し置いて他のやつと一緒に行くわけないだろ♡」ぎゅー
「ちょっ…人多いからやめてっ」
とはいえ…帰りノアいないのかー
マジで萎える…授業聞く気もしねえわ
「アーク」
あー…ノア………
「アークっ」
「あ?」
「あ?じゃないっ 問題は解けてるんだろうな?」
うおっ、先生に指されてた!
みんな「クスクス…」
当然、プリントは真っ白なんだよな~。
「先生どこの問題だっけ?全然聞いてなかった」
「問1だっ 銅の炎色反応の色だっ」
あー…炎色反応ね~ なんだっけ?
リアカー 無きK村………(語呂合わせを思い出している)
………やべーそっから先思い出せねぇ…
「月代、なんだっけ?」
隣の席のクラスメイトに聞く
「・・・」
彼は呆れた顔で、俺の青緑色のシャーペンを指さした
「………青緑色?」
「ガッツリ月代に助けられてるじゃないか!
アーク、ちゃんと解いとけよっ」
「はいはい」
俺そろそろヤバいかもな~。炎色反応も思い出せないとか…
昼ごはんは当然ノアと一緒に食べて、放課後になった。
ノア~…………一緒に帰れないなんて…
「仕方ない…月代一緒に帰ってやるよ」
「は?」
ん?このイケメンの俺が一緒に帰ってやるんだぞ!
もっと喜べ!
「てかアークくん、炎色反応も思い出せないとかバカじゃないの。そろそろヤバいよ」
む!バカとは失礼だがそれ以外は正論だから何も言い返せない
ノアと一緒にいる時間が減るのは嫌だから追試や赤点は取らないように頑張っているが、そろそろ危ないかも知れない。
靴を履き替える
…ん、あれはクラスメイトの女だ。部活にも行かず話し込んでいる
「1年のノアくんってめっちゃかわいくない!?」
…!?俺の弟!?
「しかも模試全国1位って聞いたんだけど!付き合ったら一生勝ち組じゃんw
ねー誰かLINE持ってないの?」
……。ぐぬぬぬ…ノアに悪い虫なんてつけさせたくねぇ…!
「あ!アーク様~♡これアタシのラインIDなんだけどノアくんに渡してくれる?」
うわっ!………でもいいチャンスかも
「ん、それより俺にしとけよ…♡」キラキラ
「…え!?アーク様………!?」
「ちょっと!何してんのアークくん…行くよっ」
後ろから月代がやってきて引っ張ってきた。
「これじゃ俺が女たらしって広まるのも時間の問題かもな」
「…違うでしょ。君の弟がモテるのが嫌なだけじゃん」
お、コイツなかなか分かってんじゃん。
フォトン、ノア 高1
親いる
「兄さん、先行きますよ」
「待てって!ガチであと30秒!!」
弟に置いてかれそうになりながら、急いで靴下を履く
「アーク、ノア。気をつけろよ」
今頃寝室から出てきた父さんに声をかけられた
「はいはい、じゃーね父さん」
ちなみに妹のフォトンは他校の女子校に通っているので、既に家を出ている。
その学校の近くに母さんの弁護士事務所があるから、フォトンを溺愛している母さんはわざわざ一緒に行って満員電車に乗って出勤している。
今日は俺がご飯当番だったが、家族五人分のオムレツを作るのはなかなか脳死作業だった…
「兄さん遅いですよ!ボクまで遅刻したらどうするんですかっ」
「ん、そんときゃ一緒にサボればいーじゃん♡」ぎゅー
「何言ってるんですか!留年するなら1人でしてくださいっ」
弟のノアは、大変賢いので名門私立高校に通っている。
俺はノアのことが大好きだから、先回ってどうにかして同じ高校に入ったが…
べ、勉強が難しい……………
俺、ただでさえ俳優してんのについていける気がしない。
…まぁそう言いつつ既に俺は高2だし、あと1年頑張ればいいや。
学校に近づいてきた。次第に俺たちと同じ制服を着る奴らが道に増えてくる
「兄さん、ボク今日の放課後は補講があるんで一緒に帰れないです」
「なにっ!終わるまで待つ…」「けっこうです!それに兄さん今日ご飯当番でしょっ」
うっ…そうだった
なんだー今日ノアと一緒に帰れねーのかよ。萎えてきたわ~
「……兄さん露骨にテンション低いですね…
しょーがないなぁ…じゃあこんどの土曜日、図書館で一緒に勉強しませんか?」
べ………勉強っ……
多分ノアは勉強が趣味みたいなところがある。俺とは全く趣味が合わない。
しかし俺はノアが大好きだ。勉強だろうと、ノアが近くにいるならなんだっていい
「うれしい♡そーしようぜっ」
俺たちは仲良し兄弟だから四六時中一緒にいる。
俺はノアが恋愛的に好きだからそうするのは当然だが、向こうは俺の事なんて所詮ブラコン兄くらいにしか思ってないだろうからウザがってるかもしれない。
「アーク様おはよぉ~♡」
!!あれはクラスメイトの女!
んだよ…俺とノアの楽しい登校時間を邪魔しやがって
「ん、おはよ♡」キラキラ
「キャーーーーー♡♡ねえアーク様今日一緒に帰らない!?
さっきノアくんとは一緒に帰らないって話聞いちゃった♡」
うわ!めんどくせぇ!
「あー俺今日月代と一緒に帰るから!」
と勝手に決め…ん?
ノアがいない!?
あっ…あんな遠くに!!
「おいノアっ兄ちゃんのこと置いてくなよ~」
「は?兄さんさっきの先輩と一緒に行くんじゃなかったんですか」
ん…?なんか機嫌悪い?
「何言ってんだよ~俺がノアを差し置いて他のやつと一緒に行くわけないだろ♡」ぎゅー
「ちょっ…人多いからやめてっ」
とはいえ…帰りノアいないのかー
マジで萎える…授業聞く気もしねえわ
「アーク」
あー…ノア………
「アークっ」
「あ?」
「あ?じゃないっ 問題は解けてるんだろうな?」
うおっ、先生に指されてた!
みんな「クスクス…」
当然、プリントは真っ白なんだよな~。
「先生どこの問題だっけ?全然聞いてなかった」
「問1だっ 銅の炎色反応の色だっ」
あー…炎色反応ね~ なんだっけ?
リアカー 無きK村………(語呂合わせを思い出している)
………やべーそっから先思い出せねぇ…
「月代、なんだっけ?」
隣の席のクラスメイトに聞く
「・・・」
彼は呆れた顔で、俺の青緑色のシャーペンを指さした
「………青緑色?」
「ガッツリ月代に助けられてるじゃないか!
アーク、ちゃんと解いとけよっ」
「はいはい」
俺そろそろヤバいかもな~。炎色反応も思い出せないとか…
昼ごはんは当然ノアと一緒に食べて、放課後になった。
ノア~…………一緒に帰れないなんて…
「仕方ない…月代一緒に帰ってやるよ」
「は?」
ん?このイケメンの俺が一緒に帰ってやるんだぞ!
もっと喜べ!
「てかアークくん、炎色反応も思い出せないとかバカじゃないの。そろそろヤバいよ」
む!バカとは失礼だがそれ以外は正論だから何も言い返せない
ノアと一緒にいる時間が減るのは嫌だから追試や赤点は取らないように頑張っているが、そろそろ危ないかも知れない。
靴を履き替える
…ん、あれはクラスメイトの女だ。部活にも行かず話し込んでいる
「1年のノアくんってめっちゃかわいくない!?」
…!?俺の弟!?
「しかも模試全国1位って聞いたんだけど!付き合ったら一生勝ち組じゃんw
ねー誰かLINE持ってないの?」
……。ぐぬぬぬ…ノアに悪い虫なんてつけさせたくねぇ…!
「あ!アーク様~♡これアタシのラインIDなんだけどノアくんに渡してくれる?」
うわっ!………でもいいチャンスかも
「ん、それより俺にしとけよ…♡」キラキラ
「…え!?アーク様………!?」
「ちょっと!何してんのアークくん…行くよっ」
後ろから月代がやってきて引っ張ってきた。
「これじゃ俺が女たらしって広まるのも時間の問題かもな」
「…違うでしょ。君の弟がモテるのが嫌なだけじゃん」
お、コイツなかなか分かってんじゃん。
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