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兄が淫魔に襲われる編

淫魔は手を出すのが早い

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[アーク視点]

「アークくん、初めてじゃないでしょ?」
朦朧とする意識の中、どこかで見た男が俺に近づく
その細い指で俺のワイシャツを脱がす…
「や、やめ……ろ…」
なんで、こんなことに…!?
たしかノアと一緒に家に帰ったあと、車にあった
上着を取りに行こうと1人で車庫に向かった時に、首筋に電流(スタンガン?)を感じて……
…あぁ、俺としたことがボンヤリしてた。
「ふふ♡アークくん本当に可愛い…
わぁ、俳優の体ってやっぱり綺麗だね~、
早速キスマークつけちゃおっかな」
…!
「やっ…やだ…!やめて、くれ…」
「……嘘だよ。…はぁ、ホントに綺麗…」
……っ、、
乳首を触られた
「ここ、いつも誰かに弄られてるんでしょ?
…まぁ君ほどの俳優ならセフレの1人や2人いるか」
…セフレなんかじゃ、ない…
「へぇ?そりゃ大ニュースじゃん
まあなんでもいいけど。俺もそのセフレの1人に
入れてよ♡」
と、唇を近づけて…
ま、まずい催眠かけられる!
弱々しく、手のひらで奴をおさえて顔を背ける
「…ちょっと。へこむんだよねそういうの」
「お前とは…ぜったい、したくないっ…」
「………」ぐい
………うぅ…
必要以上に口の中を掻き回されて、探られて、
舐め回された。
「っはぁ…君の舌ホントにエロい味する」
 なんだよそれ…
…やっぱり催淫魔法だった…体がどんどん甘く痺れていく
もう何も抵抗できない俺は、どんどん服を脱がされていく
「もう俺、普通の人間とのセックス飽きてきてるんだよねぇ~
で、君みたいな人なら、イケメンだし催淫効果でたくさん気持ちよくなれるじゃん?」
うぅ…奴が俺に触る。気持ちわるい
奴は勝手にあなるぷらぐを抜き、片手を前に回すといとも簡単に貞操帯が崩れた
勝手に外しやがって…
ご主人様との約束だったのに。
…そして今度は細い指が、俺の中を掻き回すから気持ち悪くなってくる。
「さすが俳優だよねぇ♡顔はもちろん申し分ないし、華奢な体、漂う色気…」
「や、やだ…頼むから、やめて…くれ」
男はズボンを脱ぎ、当然のようにデカチンを取り出した
はぁ…
なんでタダで好きでもない奴とやらないといけないんだよ…
「アークくん、メスっぽいし下でいいよね?あとせっかくだから生でやろ♡」
っ!
「た、頼むから生はやめてくれっ…やだっ…おねがい、だから…」
「ふふっ…♡そんなエロい姿でお願いされても…我慢出来るわけないでしょっ…」ずずぷずぷっ
…、、、
甘い吐き気と共に、バカでかいちんぽが差し込まれた

…オナホ同然に使われた俺の後ろから、どぷどぷとあふれる
こいつどんだけ出すんだよ…
「はぁっ、はぁっ♡あー♡アークくんっ♡ホントに可愛い…」
既に精液まみれの顔に、また暖かくくさい液体がかけられる
もう、抵抗する気もなくなってきた…
「はぁ…はぁ…」
「…いつまでやるんだよ」
「だってアークくんエロいし気持ちいいんだもん♡ねぇ、君のもう1人のセフレって誰なの」
…!
絶対言わねぇからな…
「ねぇ誰なの~、もしかしてこないだの弟くん?」
!!、!!
「ふふっ、やっぱりそっかぁ♡そんな気してたんだよね~
ねぇ、アークくんの後ろガバガバだったけど、それって彼とヤリまくってるってことだよね♡」
そうだけど…
「そんなに気持ちいいんだぁ♡俺も彼としてみたいなぁ」
「っ……それだけはやめろ」
「どうして?3人でエッチすればきっと最高にきもちいいよ♡ねぇ弟くんってどんな子だったっけ?写真見せてよ」
と、許可もしてないのに俺のスマホを掴んで弟の写真を調べる
「…おい、やめろ…やめろっ」
「うるさいなぁ…もっと縛られてもいいの?」
…コイツ…
「やっぱり君の弟だけあって可愛いね~♡…こんな子が、君みたいな上級淫魔ヒーヒー言わせられるようなチンチンもってるんだ…」
と、奴は自分で後ろをほじくりはじめた
「はぁ…はぁ♡ノアくんっ…この子と、きみと♡3人でしたいっ…♡」
………やめろ、やめろ…!
ノアのちんちんは俺のものなんだよ!
ガシャン

…!
俺が犯されてる時は何も出来なかったのに、弟が狙われた瞬間怒りで魔力が暴走したらしい。
コイツは気絶してしまったようだ。
………今のうちに、逃げないと……
奴が持っているスマホを奪い返すと弟から電話が来ていた
…1人じゃ帰れそうにないし、助けに来て欲しい…
電話をかけた。

マンション?の廊下を走る足音が聞こえたから、ドアを少し開ける
「はぁ、はぁ…兄さんっ、兄さん!」
「…ノア、悪いな…っ!?」
なんと彼は俺に抱きついてきた
「兄さん……ほんと不用心なんだから…ぐす」
…心配させてしまったようだ。頭を撫でる
「俺は、大丈夫だから…」
「大丈夫なもんですか!よりによってアイツに連れ去られるなんて……!!!
…あれ、本人は?」
リビングを指さす。奴はまだ気絶している
「…はぁ。ムカつくけど、行きましょう」
う…
「の、ノアちょっと待ってくれ」
ズボンを脱ぎ、さっき出された精液を掻き出す
「……!!!!!!!!!」
ん…?あ、そういや弟には襲われたこと言ってなかったな。
と、彼はキッチンにあった果物ナイフを掴み…!
「やめろ!」
すんでのところでその手を必死に止める
「このクソ野郎よくもボクの兄さんを…!殺さないと…!!!!」
「やめろ!俺はお前が人殺ししてるところなんて見たくない!」
「放してくださいっ!ボクが殺さないと!よりにもよって、直接中になんて…!!!!」
ナイフを掴む手により力がこもるから、さらに必死になって止める

「……………………
わかりました。兄さんの前では、やめます」
…ん?俺の前では?
「さぁ、早く帰って体洗ってください」
と歩き出すから、急いで追いかけた

「兄さん?あの男に暗示かけられたでしょう」
シャワーを浴びたあと、休んでいると弟が近づいてきた
あ…
押し倒された
「メスイキしたんですか?」
「暗示はかけられたけど…でもやっぱりノアのじゃないといけない……」
「……!ふふっ…お利口さんですね♡」
と、俺の首筋に顔を近づけ………
「っ…」
甘い痛みとともに、血が吸われる
「の、ノアっ♡いま、ちーすったら……」
奴に掛けられた魔法も一緒に摂取してしまう。
「ん…ちゅっ…ぷは
……やっぱりいつもより雑味がする…!」
「の、ノア…大丈夫か?」
「大丈夫ですよ。ボクにはこの毒は効かないみたいですから」
そ、そうか…
すっかり毒を抜かれた俺は、さっそくフェロモンを出して彼を誘惑する
「なぁ、ノア……早く上書きしてくれよ」
「…………兄さん…」
あ…
柔らかい唇でキスをされるから、嬉しくてどんどんフェロモンを出す
「ん…、んぅ…♡」
あ…舌も入れてくるなんて♡
はぁ、はぁ…ノア…のあぁ…♡
………あ。

[ノア視点]

唇を離すと、兄さんは可愛い顔ですやすやと眠っていた
自信はなかったが、催眠の暗示が成功したようだ
つい今までエロい顔で誘ってきたくせに…。
毛布をかけて、ボクは家を出た
…ここかな
奴は部屋で、兄さんを襲ったときの録画映像を見ながらしこっていた。
もう起きてるのかよ…
「…あ♡君がノアくんだね」
こいつにこれ以上しゃべらせたくない。
早く殺そう…
…が、奴の方が早く、ボクを押し倒して上に股がった
うぁ…なんだこのフェロモンの濃さは…?
「アークくんの魔力もらったからいま最強の淫魔状態なんだよねぇ♡
ねーノアくん♡僕の後ろも気持ちよくしてよぉ♡」
意志とは関係なくどんどん硬くなっていくボクのおちんちんに、奴のお尻をグリグリ押し付けてくる
キモイ……!!!!!
絶対にころしてやる…
ボクの体内に魔力がほとばしった。

…やっと動かなくなったその体を蹴り落として帰ってきた。
暗くなった部屋では、兄さんがベッドに座ってぼーっとしていた
「兄さん」
「…!ノア!
お前もしかして…」
「ええ。兄さんに汚らしい場面は見せられませんから」
!兄さんはボクの肩を掴み怒鳴りつけてきた
「お前…!やめろって言っただろ!」
「兄さんはアイツが裁きも受けずにのうのうと暮らしててもいいんですか?」
「そうは言ってないだろ!
淫魔の命の軽さが人間と違うからって、簡単に殺すやつが嫌いだって言ってるんだ!」
…!!!
「ヴァンパイアは気性が荒くなるって本当だったのか…」
「………」
呆然と、ボクを冷たく見る兄さんを見つめていた
「はぁ…」
こんな目で見られるのは初めてだった。
兄さんはボクを置いて去っていく
…どうして?ボクは兄さんのためにアイツを殺したのに…。
まって…
待ってよ兄さん…!




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