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本編
08.緊急
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どこの職種でも繁忙期というものは大抵、時期が決まっているものだ。
世間が休みのシーズンだったり、年の瀬だったり年明けだったり、年度末だったり。
一方、異世界課に繁忙期はなく、ただ突発的に重量級の案件が転がり込む。
その訪れはほとんどの場合予測することができない。
「みんな聞いて。『転生』からヘルプ要請。期間は一週間前後。行ける人は?」
立ち上がった係長を転移係のメンバー全員で注視する。
マオは間髪いれず手を上げていた。
「行きます」
世は助け合いと言うが、異世界課で言えば転移係が転生係を支えることのほうが圧倒的に多い。
その理由がこの「突発案件」だ。
急ぎの案件を抱えていない同僚三人と足早に隣の部屋へ向かう。
マオが口にした「失礼します」という入室の挨拶は、転生係内の騒々しさでかき消され、誰にも届かなかった。
「資料のプリントアウトまだか!?」
「第一会議室押さえました、20分後です!」
「電話全部こっち回して、あとできるだけやりとりはメールか文書にするよう通達」
「資源管理課に連絡! あと転移門にも!」
「手が空いてる人こっち来て!」
「手が空いてるやつなんていないよ!」
地獄絵図である。
マオはもう何度も見た光景なので「今回も大変そうだな」としか思わなかったが、転生係の修羅場が初めての同僚はドン引きしていた。
ばたばたと走り回る転生係の職員たちの間を縫って室内へ入る。
なんとか奥のデスクにたどり着くと、そこには立ったまま話す二人の男性がいた。
「あっ人手!!」
マオと目が合った途端に叫ばれ、あんまりな呼び名だが気持ちはわかると思いつつ会釈する。
「転移係のみなさん、お待ちしてましたよ~助かります」
心底ほっとしたように胸を撫で下ろすのは、転生係の係長だ。
見るからに精力的な男性で、癖の強い転生係の職員や魂たちを相手に渡り合ってきた人物。おそらく転生者だろうと噂されている。
そしてその隣に立って指示を出していたのは、マオたち平職員のずっとずっと上の相手だ。
「やぁ、応援に来てくれて助かるよ。僕も全面的にバックアップするから、何かあればすぐ言ってくれ」
「絹川さん……が、入られるんですか」
多元宇宙対策本部のトップである本部長、キヌガワ。
すらりと背が高く、一見して柔和な紳士に見える。その実態はやり手のキャリア。
新しいものには慎重で弱腰な政府を丸め込み、何をするにも手探りな宇宙および異世界に柔軟に対応対処する多元宇宙対策本部の基礎を作り上げた、生ける伝説とまで言われる男。
マオの知る中で最も優秀だ。
多忙ここに極まる現在の転生係の対応は急務だが、かといってトップが現場に降りてくるほどの案件ではないはずなのに。
嫌な気配を感じて無意識に一歩後ずさったマオの肩を、キヌガワがしっかりと掴んだ。
「いやぁ、ベテランの英くんがいるなら百人力だね。頼りにしてるよ、はっはっは」
「いえあの、キヌガワさんがいらっしゃるなら私は不要かと、」
「何を言っているのかね。君のように優秀な男を差し置いてこの僕が出しゃばるわけにはいかない。あとは任せたよ、僕はサポートに回るからね」
「……はぁ」
妙に親しげに、遠慮のあるようなないような会話を交わすふたりを、転移の仲間たちが不思議そうに見つめている。
しかし今はそれどころじゃないと気がつき、皆ばたばたとできることを探して散っていった。
係長も呼ばれていき、マオとキヌガワだけが残される。
「……もしかして、今回の案件には『私』が必要なんですか」
間隙を縫うように訪れたふたりのみの空間で、マオは小声で問いかける。
その声色は冷酷に響いた。
普段のマオを知っている者が聞けば驚いたであろうほどに冷たい。
しかしキヌガワは動じることなく、深い笑みを浮かべて首を振った。
「そんなに構えなくていい。今回はとにかく先方の要求量が多くて手が回らないだけだ。『特定の誰かの助け』が必要なわけじゃないよ」
「……そうですか」
「あぁでも、君とこうして顔を合わせるのは久しぶりだね。────今夜、僕のところにおいで」
「……はい」
マオは一呼吸ののちに、わずかに頷いた。
キヌガワは満足そうに頷き、マオの肩をばんばん叩いて、何事もなかったように背を向けた。転移係の助っ人たちへ声をかけに行ったのだろう。
両掌に爪が食い込む。
握り込んでしまっていた手をほどき、マオも気を引き締めて作業へ取り掛かることにした。
余計なことを考えながらこなせる仕事量ではないのだ。
そんな二人の様子を横目で見ていた男がいたことに、マオは気づいていなかった。
転生課に時折発生する大規模案件。
若手が「緊急クエスト」などと揶揄するそれはいくつかの系統に分けられるが、今回は緊急性はそれほどない。
求められるのは、転生者の魂の「数」だ。
とにかく大量の魂を送ってほしいと異世界から要請される。単純だが、これが一番大変だったりする。
「このあとの会議で細かい話を詰めるけど、まず要請元の異世界のデータはこれ。それからこっちが、転生時に必要になる調整パラメータの推定。これはまだ触らないで。木曜に第一便を送って、問題なければ残りを金曜に送る。転生係は土日も詰めるけど、助っ人のみんなは金曜が終われば解散。ここまでで質問は?」
転生係の係長が説明し、いくつかの質問が飛ぶ。
この段階で疑問が湧くのは「緊急クエスト」の経験者だろう。マオも手を上げかけたが、他の者が気になるところを聞いてくれたのでそっと下ろした。
転移から連れてきた同僚たちは配布された資料を読むのに必死だ。
転移係だけでなく他の課からも多数の助っ人がやってきたおかげで、転生課の比較的広いオフィスは人でいっぱい。当然椅子が足りないので皆立ったまま短いミーティングを聞いている。
「ではさっき指名した『転生』職員は本部長と第一会議室へ。残ったメンバーと助っ人は作業割り振りをします」
転生係の係長やベテラン勢が数名、本部長と共に足早に部屋を出ていくと、室内はややざわつきはじめた。
「すごいですね人数。魂も。こんなに送っちゃって、こっちの魂足りなくなんないのかな」
「送る魂のいくらかは貸付扱いですからね。向こうで魂増やして天寿を全うしたらこっちに戻されます。今回はほとんどが貸付だから、異世界とのマッチング指数やパラメータのピーキーな調整は必要なさそうですね」
「へ~、英さんなんでも知っててすごいなぁ」
仲間たちの無邪気な尊敬の眼差しに、マオはそっと目を伏せる。
含むもののない視線は少し恥ずかしくて、いたたまれない。
その後すぐに雑談をしている暇はなくなり、マオたちは転生係に混じって送付する魂の選別チームへ加えられることになった。
「先方の提示した条件は別紙にありますが、今はとにかく絶対当てはまらないだろう条件の魂を弾くことを優先してください。最終的には条件に合わない魂もある程度は入れないと数が足りなくなるから、最初は大まかでいいです。細かいチェックはあとからやりましょう」
「はいっ」
転生係もいる場なのに、なぜかマオの仕切りで作業がスタートしてしまった。
ちらりと見た転生係のチームリーダーは、マオの説明を平メンバーのような顔で拝聴していたので諦めた。
リーダーはとにかく転生係の偉い人と連携してくれればそれでいい。それは他係のマオにできないことだ。
急いで運び込まれた助っ人用のパイプ椅子に座り、持参したノートPCを開く。
尻に当たる金属的な感触に、明日からはもう少しきちんとした場所を用意してもらおうと考えながら、マオは資源管理課のソフトを立ち上げた。
世間が休みのシーズンだったり、年の瀬だったり年明けだったり、年度末だったり。
一方、異世界課に繁忙期はなく、ただ突発的に重量級の案件が転がり込む。
その訪れはほとんどの場合予測することができない。
「みんな聞いて。『転生』からヘルプ要請。期間は一週間前後。行ける人は?」
立ち上がった係長を転移係のメンバー全員で注視する。
マオは間髪いれず手を上げていた。
「行きます」
世は助け合いと言うが、異世界課で言えば転移係が転生係を支えることのほうが圧倒的に多い。
その理由がこの「突発案件」だ。
急ぎの案件を抱えていない同僚三人と足早に隣の部屋へ向かう。
マオが口にした「失礼します」という入室の挨拶は、転生係内の騒々しさでかき消され、誰にも届かなかった。
「資料のプリントアウトまだか!?」
「第一会議室押さえました、20分後です!」
「電話全部こっち回して、あとできるだけやりとりはメールか文書にするよう通達」
「資源管理課に連絡! あと転移門にも!」
「手が空いてる人こっち来て!」
「手が空いてるやつなんていないよ!」
地獄絵図である。
マオはもう何度も見た光景なので「今回も大変そうだな」としか思わなかったが、転生係の修羅場が初めての同僚はドン引きしていた。
ばたばたと走り回る転生係の職員たちの間を縫って室内へ入る。
なんとか奥のデスクにたどり着くと、そこには立ったまま話す二人の男性がいた。
「あっ人手!!」
マオと目が合った途端に叫ばれ、あんまりな呼び名だが気持ちはわかると思いつつ会釈する。
「転移係のみなさん、お待ちしてましたよ~助かります」
心底ほっとしたように胸を撫で下ろすのは、転生係の係長だ。
見るからに精力的な男性で、癖の強い転生係の職員や魂たちを相手に渡り合ってきた人物。おそらく転生者だろうと噂されている。
そしてその隣に立って指示を出していたのは、マオたち平職員のずっとずっと上の相手だ。
「やぁ、応援に来てくれて助かるよ。僕も全面的にバックアップするから、何かあればすぐ言ってくれ」
「絹川さん……が、入られるんですか」
多元宇宙対策本部のトップである本部長、キヌガワ。
すらりと背が高く、一見して柔和な紳士に見える。その実態はやり手のキャリア。
新しいものには慎重で弱腰な政府を丸め込み、何をするにも手探りな宇宙および異世界に柔軟に対応対処する多元宇宙対策本部の基礎を作り上げた、生ける伝説とまで言われる男。
マオの知る中で最も優秀だ。
多忙ここに極まる現在の転生係の対応は急務だが、かといってトップが現場に降りてくるほどの案件ではないはずなのに。
嫌な気配を感じて無意識に一歩後ずさったマオの肩を、キヌガワがしっかりと掴んだ。
「いやぁ、ベテランの英くんがいるなら百人力だね。頼りにしてるよ、はっはっは」
「いえあの、キヌガワさんがいらっしゃるなら私は不要かと、」
「何を言っているのかね。君のように優秀な男を差し置いてこの僕が出しゃばるわけにはいかない。あとは任せたよ、僕はサポートに回るからね」
「……はぁ」
妙に親しげに、遠慮のあるようなないような会話を交わすふたりを、転移の仲間たちが不思議そうに見つめている。
しかし今はそれどころじゃないと気がつき、皆ばたばたとできることを探して散っていった。
係長も呼ばれていき、マオとキヌガワだけが残される。
「……もしかして、今回の案件には『私』が必要なんですか」
間隙を縫うように訪れたふたりのみの空間で、マオは小声で問いかける。
その声色は冷酷に響いた。
普段のマオを知っている者が聞けば驚いたであろうほどに冷たい。
しかしキヌガワは動じることなく、深い笑みを浮かべて首を振った。
「そんなに構えなくていい。今回はとにかく先方の要求量が多くて手が回らないだけだ。『特定の誰かの助け』が必要なわけじゃないよ」
「……そうですか」
「あぁでも、君とこうして顔を合わせるのは久しぶりだね。────今夜、僕のところにおいで」
「……はい」
マオは一呼吸ののちに、わずかに頷いた。
キヌガワは満足そうに頷き、マオの肩をばんばん叩いて、何事もなかったように背を向けた。転移係の助っ人たちへ声をかけに行ったのだろう。
両掌に爪が食い込む。
握り込んでしまっていた手をほどき、マオも気を引き締めて作業へ取り掛かることにした。
余計なことを考えながらこなせる仕事量ではないのだ。
そんな二人の様子を横目で見ていた男がいたことに、マオは気づいていなかった。
転生課に時折発生する大規模案件。
若手が「緊急クエスト」などと揶揄するそれはいくつかの系統に分けられるが、今回は緊急性はそれほどない。
求められるのは、転生者の魂の「数」だ。
とにかく大量の魂を送ってほしいと異世界から要請される。単純だが、これが一番大変だったりする。
「このあとの会議で細かい話を詰めるけど、まず要請元の異世界のデータはこれ。それからこっちが、転生時に必要になる調整パラメータの推定。これはまだ触らないで。木曜に第一便を送って、問題なければ残りを金曜に送る。転生係は土日も詰めるけど、助っ人のみんなは金曜が終われば解散。ここまでで質問は?」
転生係の係長が説明し、いくつかの質問が飛ぶ。
この段階で疑問が湧くのは「緊急クエスト」の経験者だろう。マオも手を上げかけたが、他の者が気になるところを聞いてくれたのでそっと下ろした。
転移から連れてきた同僚たちは配布された資料を読むのに必死だ。
転移係だけでなく他の課からも多数の助っ人がやってきたおかげで、転生課の比較的広いオフィスは人でいっぱい。当然椅子が足りないので皆立ったまま短いミーティングを聞いている。
「ではさっき指名した『転生』職員は本部長と第一会議室へ。残ったメンバーと助っ人は作業割り振りをします」
転生係の係長やベテラン勢が数名、本部長と共に足早に部屋を出ていくと、室内はややざわつきはじめた。
「すごいですね人数。魂も。こんなに送っちゃって、こっちの魂足りなくなんないのかな」
「送る魂のいくらかは貸付扱いですからね。向こうで魂増やして天寿を全うしたらこっちに戻されます。今回はほとんどが貸付だから、異世界とのマッチング指数やパラメータのピーキーな調整は必要なさそうですね」
「へ~、英さんなんでも知っててすごいなぁ」
仲間たちの無邪気な尊敬の眼差しに、マオはそっと目を伏せる。
含むもののない視線は少し恥ずかしくて、いたたまれない。
その後すぐに雑談をしている暇はなくなり、マオたちは転生係に混じって送付する魂の選別チームへ加えられることになった。
「先方の提示した条件は別紙にありますが、今はとにかく絶対当てはまらないだろう条件の魂を弾くことを優先してください。最終的には条件に合わない魂もある程度は入れないと数が足りなくなるから、最初は大まかでいいです。細かいチェックはあとからやりましょう」
「はいっ」
転生係もいる場なのに、なぜかマオの仕切りで作業がスタートしてしまった。
ちらりと見た転生係のチームリーダーは、マオの説明を平メンバーのような顔で拝聴していたので諦めた。
リーダーはとにかく転生係の偉い人と連携してくれればそれでいい。それは他係のマオにできないことだ。
急いで運び込まれた助っ人用のパイプ椅子に座り、持参したノートPCを開く。
尻に当たる金属的な感触に、明日からはもう少しきちんとした場所を用意してもらおうと考えながら、マオは資源管理課のソフトを立ち上げた。
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