探検の書

 俺は5歳の時に異世界に転生した事を自覚した。

 そこから始まる様々な出会いと別れ、苦労と努力の生き様がここから始まった。

 佐藤翔太は日本人として生まれ育ち病死して眠りについた。

 しかし、気がつくと異世界の神殿で"祝福"と言うステータスを貰うための儀式の時に完全に前世の記憶を取り戻した。さらには、転生した翔太=今世ではフィデリオ(愛称:リオ)は、突然のことで異世界転生した事実を受け入れることが出来なかった。

 自身が神様によって転生させられた存在なのか

 それとも世界の理の元、異世界に転生しただけの存在なのか

 誰も説明されず、突然の何一つ理解できない状況にフィデリオは、混乱の末に現実逃避してしまった。

 しかし、現実を少しずつ認識し異世界で過ごしていく内に、【世界中を旅して回りたいと言う好奇心】や【今世偉大な両親や祖父達と同じような冒険をする冒険者に憧れ】を持つようになる。

 そして地道な修業と下積み、異世界の価値観の違いに悩まされながら成長して冒険していく物語である。

*初のオリジナル投稿小説です。
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