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6部 星の女神編
顔合わせ
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太陽の間、そこは華美な装飾など一切なく、広い部屋の中にはテーブルとイスのみ。
もっと豪華な部屋だと思っていただけに、これにはクオンも拍子抜けしたような表情を浮かべている。本当にここは女神の城だったのか、とすら思っていたほどだ。
「驚いたかしら」
クスリと笑うイリティスに、クオンは素直に頷いた。驚いたことは事実だから。
「元々、なにか置いてあったわけでもないし、華美な物を求めるようなのがいないしね。気付いたらこうなってたのよ」
家具に関心などない。住めればなんでもいいと思っていたのだ。それがシオンとグレンだったことから、太陽の間と呼ばれるこちら側には、豪華な家具など置いていない。
「なるほど……」
それなら納得だと呟くクオン。
「女神様って、質素が好きだったのか?」
「どうなのかしら。そういう時代だった可能性もあるし」
「あぁ……そうか」
それもそうだな、と呟く。時代が今と違うのだから、女神であっても豪華な家具など、持ってはいなかったのかもしれない。
考えもしなかったと、クオンは考えることをやめた。
室内をよく見てみれば、窓辺にハーフエルフとセイレーンがいる。英雄王とその妻だ。
太陽神の住まいとしている部分へ入ってから、ずっと聞こえていた音色。気になってはいたが、英雄王の妻だったのかと思う。
(寝てる……が、起きてるのか)
目を閉じているグレンに、寝ているが神経は外へ向けられている状態だとクオンは気付く。おそらく、今現在も会話は聞いている。
不死となっている現在だからできることだ。今の自分にも、同じことができるのだろうかと、思わずそんなことを考えてしまう。
「ごめんねー。グレン君、だいぶ寝てなかったから、少し休ませてあげてね。話は聞いてると思うから」
えへへと笑う英雄王の妻は、どう見ても少女に見える。違うとわかっていても、無邪気に笑う彼女は少女だ。
「子供に見えるでしょ。私も思うのよね」
クオンの内心を察したイリティスが言えば、どういう意味だと膨れるから、あれを大人の女性とは見えないな、とさらに思ってしまった。
どうすれば、彼女のようになるのかと。
(考えるだけ無駄か)
どうせ考えても答えはない。なにせ、仲間がわかっていないのだから。
「とりあえず、座ってちょうだい。自己紹介から必要でしょうしね」
イリティスが促すままにクオンが座れば、三人もそれぞれ席に着く。
長話をするためか、テーブルの上にはいくらかの食べ物と飲み物が用意されている。そこに、自分が買ってきた果物を置くクオンに、妙な雰囲気が流れたのは一瞬。
誰もが突っ込まないことに決めたのも、早かった。
『俺の食い物もちゃんとあるのか! さすがだな!』
チョコが用意されているのを見て、ヴェガは上機嫌でテーブルに乗る。
「そろそろ欲しいのではないかと思ってね」
クオンについていたことで、数日はチョコを食べていない。聖獣は食べなくても困らないのだが、好物を食べないと機嫌が悪くなる。
それをよく知っているイリティスは、この場に必要と用意していたのだ。
『さすがイリティスだぜ。俺のご主人様は、その辺り気が利かねぇ』
困ったもんだぜ、と言いながらチョコを食べ始めたから、リーナが吹き出しそうになる。クオンの表情は引きつっているが、視線を逸らすクロエも笑いを堪えているようだ。
「いい性格だな」
『褒めても分けてやらねぇぞ』
フィーリオナにヴェガが答えれば、褒めてねぇよと呟くクオン。集まりの場でなければ、怒鳴っていただろう。
いい関係だ、とイリティスも笑えば、なにかに気付いたようで後ろを見る。
グレンが起きていたのだ。気配を絶って入ってきた客に気付いて。
「趣味が悪いな。気配を絶ってくるなんて」
「気付いたではないですか」
にこやかに笑うイクティスと、どことなく疲れた表情を浮かべるセルティ。振り回されているのかもと思えば、大変だなと笑う。
「やれやれ。クレドはとんでもないのを残したものだな」
おとなしく寝かせてもらえないとぼやけば、話に参加するのか席に着く。起きたからには参加しようということなのだろう。
「起きたなら、任せるわよ」
こういったのは自分の役割ではない。グレンの方が慣れているだろ、という意味だ。
「仕方ないな。クレドがいれば、なんでも仕切ってくれたんだが」
このメンバーではやるしかないか、と笑う。
グレン自身も、仕切るというのは好きではない。可能なら誰かに丸投げしたいところなのだが、さすがにこの状態では丸投げするわけにもいかないのだ。
アクアが寄り添うようにやってくれば、グレンの表情は引き締まった。
「名乗りから始めるとしようか。知っている者もいるとは思うが、必要だろ」
確認するようにグレンが視線を向ければ、クオンは頷く。彼にとっては、知らない者ばかりだ。この先、関わっていくことになるのだから、情報は欲しい。
「俺はグレン。グレン・フォーランだ。バルスデの名は、退位と同時に捨てている。英雄王と呼ばれるのは好きじゃないから、呼ぶなよ」
バルスデの関係者である以上、自分を英雄王と呼ぶことを見越しての言葉だった。
「知っての通り、太陽神と月神の聖剣を所持している。現在は太陽神の眷属という扱いで不死となった状態だ」
一番気になるところは、不死となっている部分だろう。わかっているからこそ、彼は先に情報として流した。
「そして、俺が連れてきたのが傭兵組合の者達だ」
自分が連れてきた仲間として視線を向ければ、クオンも自然とそちらを見る。
「傭兵組合、副組合長のエシェル・フラムーン、シュレ・エーレルカとアイカ・カスティーリ。シュレはシリン・アルヴァースが使っていた聖弓を継いでいる。今現在の、俺の片腕だ」
ハッキリと言われた言葉に、誰よりも驚いたのはシュレ自身だ。まさか、このような場で自分を片腕と言うとは思わなかった。
(まったく……とんでもない期待だな)
だが、悪くないと思う。この期待に、応えたいと。
クオンの方も、今の紹介だけでシュレをどれほど頼りにしているのか知る。つまり、彼側の人材としては一番だと言うことだ。
「次はあたしかな? あたしはアクア・フォーラン。イリティスちゃんの眷属で、星視とこれぐらいしか力はないかなぁ」
奏でられる竪琴。音色に合わせて動く物を見て、リーナが驚く。彼女は音色で魔力を使っているからだ。
「女神の能力だと思われる言霊も使えるが、これも魔力が尽きたら使えない。援護メインだと覚えてもらえればいい」
補足するようにグレンが言えば、四人ともがありがたいじゃないかと視線を向ける。
なにせ、四人ともが援護ではない。辛うじてリーナが援護もできるのだが、基本は接近戦タイプだ。
「言いたいことはわかる」
苦笑いを浮かべながらグレンが言えば、アクアだけがわかっていない様子で首を傾げた。
「で、あたしと一緒にいるのが天空騎士団の副団長ソニア・フォーランと魔騎士団シャル・フィアラント。シャルがイェルクの聖槍を引き継いだよ」
紹介された二人を見て、あのハーフエルフかとクオンが観察する。
彼は間違いなく強い。そう思うと同時に、フィアラントの名に首を傾げた。
・
もっと豪華な部屋だと思っていただけに、これにはクオンも拍子抜けしたような表情を浮かべている。本当にここは女神の城だったのか、とすら思っていたほどだ。
「驚いたかしら」
クスリと笑うイリティスに、クオンは素直に頷いた。驚いたことは事実だから。
「元々、なにか置いてあったわけでもないし、華美な物を求めるようなのがいないしね。気付いたらこうなってたのよ」
家具に関心などない。住めればなんでもいいと思っていたのだ。それがシオンとグレンだったことから、太陽の間と呼ばれるこちら側には、豪華な家具など置いていない。
「なるほど……」
それなら納得だと呟くクオン。
「女神様って、質素が好きだったのか?」
「どうなのかしら。そういう時代だった可能性もあるし」
「あぁ……そうか」
それもそうだな、と呟く。時代が今と違うのだから、女神であっても豪華な家具など、持ってはいなかったのかもしれない。
考えもしなかったと、クオンは考えることをやめた。
室内をよく見てみれば、窓辺にハーフエルフとセイレーンがいる。英雄王とその妻だ。
太陽神の住まいとしている部分へ入ってから、ずっと聞こえていた音色。気になってはいたが、英雄王の妻だったのかと思う。
(寝てる……が、起きてるのか)
目を閉じているグレンに、寝ているが神経は外へ向けられている状態だとクオンは気付く。おそらく、今現在も会話は聞いている。
不死となっている現在だからできることだ。今の自分にも、同じことができるのだろうかと、思わずそんなことを考えてしまう。
「ごめんねー。グレン君、だいぶ寝てなかったから、少し休ませてあげてね。話は聞いてると思うから」
えへへと笑う英雄王の妻は、どう見ても少女に見える。違うとわかっていても、無邪気に笑う彼女は少女だ。
「子供に見えるでしょ。私も思うのよね」
クオンの内心を察したイリティスが言えば、どういう意味だと膨れるから、あれを大人の女性とは見えないな、とさらに思ってしまった。
どうすれば、彼女のようになるのかと。
(考えるだけ無駄か)
どうせ考えても答えはない。なにせ、仲間がわかっていないのだから。
「とりあえず、座ってちょうだい。自己紹介から必要でしょうしね」
イリティスが促すままにクオンが座れば、三人もそれぞれ席に着く。
長話をするためか、テーブルの上にはいくらかの食べ物と飲み物が用意されている。そこに、自分が買ってきた果物を置くクオンに、妙な雰囲気が流れたのは一瞬。
誰もが突っ込まないことに決めたのも、早かった。
『俺の食い物もちゃんとあるのか! さすがだな!』
チョコが用意されているのを見て、ヴェガは上機嫌でテーブルに乗る。
「そろそろ欲しいのではないかと思ってね」
クオンについていたことで、数日はチョコを食べていない。聖獣は食べなくても困らないのだが、好物を食べないと機嫌が悪くなる。
それをよく知っているイリティスは、この場に必要と用意していたのだ。
『さすがイリティスだぜ。俺のご主人様は、その辺り気が利かねぇ』
困ったもんだぜ、と言いながらチョコを食べ始めたから、リーナが吹き出しそうになる。クオンの表情は引きつっているが、視線を逸らすクロエも笑いを堪えているようだ。
「いい性格だな」
『褒めても分けてやらねぇぞ』
フィーリオナにヴェガが答えれば、褒めてねぇよと呟くクオン。集まりの場でなければ、怒鳴っていただろう。
いい関係だ、とイリティスも笑えば、なにかに気付いたようで後ろを見る。
グレンが起きていたのだ。気配を絶って入ってきた客に気付いて。
「趣味が悪いな。気配を絶ってくるなんて」
「気付いたではないですか」
にこやかに笑うイクティスと、どことなく疲れた表情を浮かべるセルティ。振り回されているのかもと思えば、大変だなと笑う。
「やれやれ。クレドはとんでもないのを残したものだな」
おとなしく寝かせてもらえないとぼやけば、話に参加するのか席に着く。起きたからには参加しようということなのだろう。
「起きたなら、任せるわよ」
こういったのは自分の役割ではない。グレンの方が慣れているだろ、という意味だ。
「仕方ないな。クレドがいれば、なんでも仕切ってくれたんだが」
このメンバーではやるしかないか、と笑う。
グレン自身も、仕切るというのは好きではない。可能なら誰かに丸投げしたいところなのだが、さすがにこの状態では丸投げするわけにもいかないのだ。
アクアが寄り添うようにやってくれば、グレンの表情は引き締まった。
「名乗りから始めるとしようか。知っている者もいるとは思うが、必要だろ」
確認するようにグレンが視線を向ければ、クオンは頷く。彼にとっては、知らない者ばかりだ。この先、関わっていくことになるのだから、情報は欲しい。
「俺はグレン。グレン・フォーランだ。バルスデの名は、退位と同時に捨てている。英雄王と呼ばれるのは好きじゃないから、呼ぶなよ」
バルスデの関係者である以上、自分を英雄王と呼ぶことを見越しての言葉だった。
「知っての通り、太陽神と月神の聖剣を所持している。現在は太陽神の眷属という扱いで不死となった状態だ」
一番気になるところは、不死となっている部分だろう。わかっているからこそ、彼は先に情報として流した。
「そして、俺が連れてきたのが傭兵組合の者達だ」
自分が連れてきた仲間として視線を向ければ、クオンも自然とそちらを見る。
「傭兵組合、副組合長のエシェル・フラムーン、シュレ・エーレルカとアイカ・カスティーリ。シュレはシリン・アルヴァースが使っていた聖弓を継いでいる。今現在の、俺の片腕だ」
ハッキリと言われた言葉に、誰よりも驚いたのはシュレ自身だ。まさか、このような場で自分を片腕と言うとは思わなかった。
(まったく……とんでもない期待だな)
だが、悪くないと思う。この期待に、応えたいと。
クオンの方も、今の紹介だけでシュレをどれほど頼りにしているのか知る。つまり、彼側の人材としては一番だと言うことだ。
「次はあたしかな? あたしはアクア・フォーラン。イリティスちゃんの眷属で、星視とこれぐらいしか力はないかなぁ」
奏でられる竪琴。音色に合わせて動く物を見て、リーナが驚く。彼女は音色で魔力を使っているからだ。
「女神の能力だと思われる言霊も使えるが、これも魔力が尽きたら使えない。援護メインだと覚えてもらえればいい」
補足するようにグレンが言えば、四人ともがありがたいじゃないかと視線を向ける。
なにせ、四人ともが援護ではない。辛うじてリーナが援護もできるのだが、基本は接近戦タイプだ。
「言いたいことはわかる」
苦笑いを浮かべながらグレンが言えば、アクアだけがわかっていない様子で首を傾げた。
「で、あたしと一緒にいるのが天空騎士団の副団長ソニア・フォーランと魔騎士団シャル・フィアラント。シャルがイェルクの聖槍を引き継いだよ」
紹介された二人を見て、あのハーフエルフかとクオンが観察する。
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