237 / 276
6部 星の女神編
セレンの情報
しおりを挟む
月明かりが逆光となり、近づいてくる誰かの顔を見ることはできない。けれど間違いなくわかるのは、とてつもなく強い力を持っているということ。
相手はセレンの住民ではない、ということもわかる。セレンで暮らす住民は、独特な気配を持っているからだ。
おそらく、セイレーンとエルフの血が混ざりあった結果だろう。
「ハーフエルフだな……立ち振る舞いからして、騎士といったところ」
見ていたクロエが小さな声で言えば、三人ともが同意だと頷く。他の三人から見ても、目の前にいる人物はハーフエルフだ。
「けど、ハーフエルフにしては力がおかしくない?」
ジッと見ていたリーナが言えば、もしかしてとフィーリオナが言う。
「光の英雄も聖剣や聖槍といった物を使っていた。それらが残されていて、誰かが継いでいるという可能性も……」
もしそうなら、これも使えるようになるかもしれない。こっそり持ってきた聖剣に触れながら、フィーリオナは方法を知りたいと思う。
聖剣が使えるようになれば、自分の立場はもっと安定する。セルティやイクティスに頼らなくてもいいのだ。
四人ともがそれぞれに見ている先、もう一人現れるのを見て、どうやら見回りをしているようだと知る。
夜になると、虹の女神と英雄王の仲間が見回りをしているのかもしれない。もしかしたら、二人も出歩いているかもと思えば、早急に離れようと思う。
「一緒にいるのは、セイレーンか」
クオンが新たに見つけた人物。けれど、三人は見えていないことから、どこだと言うように見る。
「見えねぇのか?」
ほら、とハーフエルフのさらに後ろを示すが、どんなに集中しても見ることができない。まだ遠くにいるのかもしれないが、見えることに驚く。
「夜目が利くのではないか? クオンは月神だ。夜は月神の時間だろ」
見ることを断念したフィーリオナが言えば、なるほどと納得する。それならば、自分達が見えないのは仕方ないことだ。
「じゃあ、あのハーフエルフも顔まで見えるの?」
「あぁ、バッチリ見えるぜ。なんだ? イケメンかどうか知りたいとかか」
ジロリと見れば、なぜそうなるのだとリーナが呆れたように見返す。そんなことはどうでもいいと。
違うならいいと、クオンは二人組へ視線を戻す。
「セイレーンがいるとなると、英雄王の妻が連れているのではないか? 西へ現れるというし、護衛として連れているのではと思うが」
それは十分にあり得るとクロエが言えば、クオンもそうかもな、と呟く。セイレーンなど、西以外ではほとんどいない。
西を出ることは稀なだけに、一番の可能性は誰かの護衛をしているということだ。
太陽神の仲間で護衛を必要とするのは、英雄王の妻ぐらいだろう。虹の女神も、名の通り女神の力を持つのだから、と考えた辺りでクオンは張り詰めていたものを緩める。
「いなくなったか。次の見回りが来るかもしれねぇし、さっさと離れるぞ」
「そうだね」
住居内から離れたとしても、ある程度は警戒しておくべきだろうが、ここにいるよりは気を抜けると思えば離れたいのは全員同じ。
休息は必要だ。ずっと張り詰めたままでいることなど、さすがに騎士であってもできないのだ。いざというときに緩むかもしれない。
そんな真似をするバカは、さすがにいなかった。
整備された住居から離れると、四人ともがどうするかと顔を見合わせる。
とりあえず、クロエが聞き出してきた情報からだと視線を向ければ、そうだなと頷く。多少は聞いていたが、結局三人で談笑して終わってしまった。
「このセレンは、七英雄の戦いで裂けた。その後、光の英雄が戻した、というのが俺達の認識だろ」
七英雄が魔王と戦い、中央の大陸が裂けてしまったというのは、学校へ通っていれば誰もが知っている。その後、光の英雄達が世界を開いたと言われ、中央の大陸が戻ったのはその証。
神々の地で、入ることはできないと言われている。実際は、船を出すことができないのが正解だ。
「だから発展途上になっているわけだが、南のある場所からだと船が出せるらしい。太陽神の加護で船が守られるらしいな」
お前にもできるんじゃないか、と視線が問いかければ、肩をすくめてみせるクオン。さすがにそこまではわからない。
太陽神に聞けばわかるのかもしれないが、今のところ必要とは思っていなかった。他の誰かが簡単に入ってくるのも困るからと。
なぜ南からなのか。南しかできないのかに関しては太陽神にでも聞かなければわからないが、開かれた場所を利用して商人のみを入れているとのことだった。
「商人は、正確には東の傭兵組合管理となっているようだ。ただ、気になるのは傭兵組合に関わる誰か、とのことだ」
傭兵を護衛としてつけているが、傭兵達は傭兵組合に頼まれてではないという。個人的に関係者から頼まれてやっていると、そんなことまで話していた。
「よく知ってるな」
「商人の娘だそうだ。だからこそ、ここへ移住できたのだろうが」
そう簡単に移住を許すような場所でもないと思うだけに、元々ここに出入りしていたからこそ許されたと言うべきだろう。
太陽神や虹の女神だけならまだしも、英雄王とその妻がいる。よそ者が移住したいと申し出ても、簡単に受け入れられるようなことではない。
住民がすべてを知っているとなれば、尚更だろう。街中で普通に話されるかもしれないし、本人達も出歩いているだろうから。
「ふむ……傭兵を動かせる関係者か。シュトラウス家が絡むかもしれないな」
考え込むように呟くフィーリオナに、三人の視線が向けられる。
「シュトラウス家が、傭兵組合と繋がってるのか?」
さすがにあり得ないと思いたいクオン。シュトラウス家ほど厄介な存在はないと思っているのだ。
バルスデ王国の四大騎士族と呼ばれることもあって、クオンはもちろん、クロエとリーナも家同士の付き合いがある。
イクティスに関しては、三人が赤子の頃から知っているだろうとすら思っていた。
「そうか、あまり北では知られていないな。傭兵組合立ち上げが英雄王というのは知ってるよな」
もちろんと頷く三人。英雄王は早くに退位し、その後は各地を旅して東で傭兵組合を立ち上げる。その後、突然いなくなったと言われていた。
「英雄王について、カロル・シュトラウスが当時国を出ていてな。東の傭兵組合立ち上げにも関わっている。その後、姿を消した英雄王の代わりに、傭兵組合を今の状態にしたのがその人物だ」
名は知っているだろ、と言われれば、三人はまた頷く。シュトラウス家を受け継ぎ、存続させたハーフエルフだ。知らないわけがない。
・
相手はセレンの住民ではない、ということもわかる。セレンで暮らす住民は、独特な気配を持っているからだ。
おそらく、セイレーンとエルフの血が混ざりあった結果だろう。
「ハーフエルフだな……立ち振る舞いからして、騎士といったところ」
見ていたクロエが小さな声で言えば、三人ともが同意だと頷く。他の三人から見ても、目の前にいる人物はハーフエルフだ。
「けど、ハーフエルフにしては力がおかしくない?」
ジッと見ていたリーナが言えば、もしかしてとフィーリオナが言う。
「光の英雄も聖剣や聖槍といった物を使っていた。それらが残されていて、誰かが継いでいるという可能性も……」
もしそうなら、これも使えるようになるかもしれない。こっそり持ってきた聖剣に触れながら、フィーリオナは方法を知りたいと思う。
聖剣が使えるようになれば、自分の立場はもっと安定する。セルティやイクティスに頼らなくてもいいのだ。
四人ともがそれぞれに見ている先、もう一人現れるのを見て、どうやら見回りをしているようだと知る。
夜になると、虹の女神と英雄王の仲間が見回りをしているのかもしれない。もしかしたら、二人も出歩いているかもと思えば、早急に離れようと思う。
「一緒にいるのは、セイレーンか」
クオンが新たに見つけた人物。けれど、三人は見えていないことから、どこだと言うように見る。
「見えねぇのか?」
ほら、とハーフエルフのさらに後ろを示すが、どんなに集中しても見ることができない。まだ遠くにいるのかもしれないが、見えることに驚く。
「夜目が利くのではないか? クオンは月神だ。夜は月神の時間だろ」
見ることを断念したフィーリオナが言えば、なるほどと納得する。それならば、自分達が見えないのは仕方ないことだ。
「じゃあ、あのハーフエルフも顔まで見えるの?」
「あぁ、バッチリ見えるぜ。なんだ? イケメンかどうか知りたいとかか」
ジロリと見れば、なぜそうなるのだとリーナが呆れたように見返す。そんなことはどうでもいいと。
違うならいいと、クオンは二人組へ視線を戻す。
「セイレーンがいるとなると、英雄王の妻が連れているのではないか? 西へ現れるというし、護衛として連れているのではと思うが」
それは十分にあり得るとクロエが言えば、クオンもそうかもな、と呟く。セイレーンなど、西以外ではほとんどいない。
西を出ることは稀なだけに、一番の可能性は誰かの護衛をしているということだ。
太陽神の仲間で護衛を必要とするのは、英雄王の妻ぐらいだろう。虹の女神も、名の通り女神の力を持つのだから、と考えた辺りでクオンは張り詰めていたものを緩める。
「いなくなったか。次の見回りが来るかもしれねぇし、さっさと離れるぞ」
「そうだね」
住居内から離れたとしても、ある程度は警戒しておくべきだろうが、ここにいるよりは気を抜けると思えば離れたいのは全員同じ。
休息は必要だ。ずっと張り詰めたままでいることなど、さすがに騎士であってもできないのだ。いざというときに緩むかもしれない。
そんな真似をするバカは、さすがにいなかった。
整備された住居から離れると、四人ともがどうするかと顔を見合わせる。
とりあえず、クロエが聞き出してきた情報からだと視線を向ければ、そうだなと頷く。多少は聞いていたが、結局三人で談笑して終わってしまった。
「このセレンは、七英雄の戦いで裂けた。その後、光の英雄が戻した、というのが俺達の認識だろ」
七英雄が魔王と戦い、中央の大陸が裂けてしまったというのは、学校へ通っていれば誰もが知っている。その後、光の英雄達が世界を開いたと言われ、中央の大陸が戻ったのはその証。
神々の地で、入ることはできないと言われている。実際は、船を出すことができないのが正解だ。
「だから発展途上になっているわけだが、南のある場所からだと船が出せるらしい。太陽神の加護で船が守られるらしいな」
お前にもできるんじゃないか、と視線が問いかければ、肩をすくめてみせるクオン。さすがにそこまではわからない。
太陽神に聞けばわかるのかもしれないが、今のところ必要とは思っていなかった。他の誰かが簡単に入ってくるのも困るからと。
なぜ南からなのか。南しかできないのかに関しては太陽神にでも聞かなければわからないが、開かれた場所を利用して商人のみを入れているとのことだった。
「商人は、正確には東の傭兵組合管理となっているようだ。ただ、気になるのは傭兵組合に関わる誰か、とのことだ」
傭兵を護衛としてつけているが、傭兵達は傭兵組合に頼まれてではないという。個人的に関係者から頼まれてやっていると、そんなことまで話していた。
「よく知ってるな」
「商人の娘だそうだ。だからこそ、ここへ移住できたのだろうが」
そう簡単に移住を許すような場所でもないと思うだけに、元々ここに出入りしていたからこそ許されたと言うべきだろう。
太陽神や虹の女神だけならまだしも、英雄王とその妻がいる。よそ者が移住したいと申し出ても、簡単に受け入れられるようなことではない。
住民がすべてを知っているとなれば、尚更だろう。街中で普通に話されるかもしれないし、本人達も出歩いているだろうから。
「ふむ……傭兵を動かせる関係者か。シュトラウス家が絡むかもしれないな」
考え込むように呟くフィーリオナに、三人の視線が向けられる。
「シュトラウス家が、傭兵組合と繋がってるのか?」
さすがにあり得ないと思いたいクオン。シュトラウス家ほど厄介な存在はないと思っているのだ。
バルスデ王国の四大騎士族と呼ばれることもあって、クオンはもちろん、クロエとリーナも家同士の付き合いがある。
イクティスに関しては、三人が赤子の頃から知っているだろうとすら思っていた。
「そうか、あまり北では知られていないな。傭兵組合立ち上げが英雄王というのは知ってるよな」
もちろんと頷く三人。英雄王は早くに退位し、その後は各地を旅して東で傭兵組合を立ち上げる。その後、突然いなくなったと言われていた。
「英雄王について、カロル・シュトラウスが当時国を出ていてな。東の傭兵組合立ち上げにも関わっている。その後、姿を消した英雄王の代わりに、傭兵組合を今の状態にしたのがその人物だ」
名は知っているだろ、と言われれば、三人はまた頷く。シュトラウス家を受け継ぎ、存続させたハーフエルフだ。知らないわけがない。
・
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした
せんせい
ファンタジー
自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。
その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ!
約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。
―――
魔術師セナリアンの憂いごと
野村にれ
ファンタジー
エメラルダ王国。優秀な魔術師が多く、大陸から少し離れた場所にある島国である。
偉大なる魔術師であったシャーロット・マクレガーが災い、争いを防ぎ、魔力による弊害を律し、国の礎を作ったとされている。
シャーロットは王家に忠誠を、王家はシャーロットに忠誠を誓い、この国は栄えていった。
現在は魔力が無い者でも、生活や移動するのに便利な魔道具もあり、移住したい国でも挙げられるほどになった。
ルージエ侯爵家の次女・セナリアンは恵まれた人生だと多くの人は言うだろう。
公爵家に嫁ぎ、あまり表舞台に出る質では無かったが、経営や商品開発にも尽力した。
魔術師としても優秀であったようだが、それはただの一端でしかなかったことは、没後に判明することになる。
厄介ごとに溜息を付き、憂鬱だと文句を言いながら、日々生きていたことをほとんど知ることのないままである。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
続・拾ったものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜
ぽん
ファンタジー
⭐︎書籍化決定⭐︎
『拾ってたものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜』
第2巻:2024年5月20日(月)に各書店に発送されます。
書籍化される[106話]まで引き下げレンタル版と差し替えさせて頂きます。
第1巻:2023年12月〜
改稿を入れて読みやすくなっております。
是非♪
==================
1人ぼっちだった相沢庵は小さな子狼に気に入られ、共に異世界に送られた。
絶対神リュオンが求めたのは2人で自由に生きる事。
前作でダークエルフの脅威に触れた世界は各地で起こっている不可解な事に憂慮し始めた。
そんな中、異世界にて様々な出会いをし家族を得たイオリはリュオンの願い通り自由に生きていく。
まだ、読んでらっしゃらない方は先に『拾ったものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜』をご覧下さい。
前作に続き、のんびりと投稿してまいります。
気長なお付き合いを願います。
よろしくお願いします。
※念の為R15にしています。
※誤字脱字が存在する可能性か高いです。
苦笑いで許して下さい。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
チートな親から生まれたのは「規格外」でした
真那月 凜
ファンタジー
転生者でチートな母と、王族として生まれた過去を神によって抹消された父を持つシア。幼い頃よりこの世界では聞かない力を操り、わずか数年とはいえ前世の記憶にも助けられながら、周りのいう「規格外」の道を突き進む。そんなシアが双子の弟妹ルークとシャノンと共に冒険の旅に出て…
これは【ある日突然『異世界を発展させて』と頼まれました】の主人公の子供達が少し大きくなってからのお話ですが、前作を読んでいなくても楽しめる作品にしているつもりです…
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
2024/7/26 95.静かな場所へ、97.寿命 を少し修正してます
時々さかのぼって部分修正することがあります
誤字脱字の報告大歓迎です(かなり多いかと…)
感想としての掲載が不要の場合はその旨記載いただけると助かります
悪役令嬢?何それ美味しいの? 溺愛公爵令嬢は我が道を行く
ひよこ1号
ファンタジー
過労で倒れて公爵令嬢に転生したものの…
乙女ゲーの悪役令嬢が活躍する原作小説に転生していた。
乙女ゲーの知識?小説の中にある位しか無い!
原作小説?1巻しか読んでない!
暮らしてみたら全然違うし、前世の知識はあてにならない。
だったら我が道を行くしかないじゃない?
両親と5人のイケメン兄達に溺愛される幼女のほのぼの~殺伐ストーリーです。
本人無自覚人誑しですが、至って平凡に真面目に生きていく…予定。
※アルファポリス様で書籍化進行中(第16回ファンタジー小説大賞で、癒し系ほっこり賞受賞しました)
※残虐シーンは控えめの描写です
※カクヨム、小説家になろうでも公開中です
異世界のんびり冒険日記
リリィ903
ファンタジー
牧野伸晃(マキノ ノブアキ)は30歳童貞のサラリーマン。
精神を病んでしまい、会社を休職して病院に通いながら日々を過ごしていた。
とある晴れた日、気分転換にと外に出て自宅近くのコンビニに寄った帰りに雷に撃たれて…
================================
初投稿です!
最近、異世界転生モノにはまってるので自分で書いてみようと思いました。
皆さん、どうか暖かく見守ってくださいm(._.)m
感想もお待ちしております!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる