184 / 276
4部 女神の末裔編
聖剣と女神の力3
しおりを挟む
「ヴェルトが?」
その情報は唐突に入ってきた。ヴェルトが聖剣を手にしたと。
少しばかり驚いたが、リーシュを守りたいと願う強い想いを知っているだけに、納得もいく結果だ。守るためなら、どんなことでもやりそうな青年だと。
「なにか新しい情報でしょうか」
にこやかに問いかけてくるイクティスに、彼も侮れないとはイリティスの内心だ。
中にいる魔物と外にいる魔物は同じ個体と見抜き、束縛までしてみせた。同時に倒さなければ、また別の場所へ逃げられてしまうだろうとも彼は言う。
一度中へ逃げられてしまっただけに、イリティスもそうかもしれないと思い、同時に倒せるよう現状は見守っているのだが。
(彼にこのような力があろうとはね)
さすがに想定外だ。イリティスが知っているクレドは魔力なしのエルフ、ということもあって、甘く見ていた自分を叱咤したほどだった。
「虹の女神殿?」
「ごめんなさい。なんでもないわ。中で聖剣を継いだ者がいると、連絡があったものでね」
それで考え込んでいたと言えば、一応納得はしてくれた様子。完全に信じてはいないだろうが、嘘でもないと思っているのだろう。
それで、とイクティスが見てくるから笑う。どうやら、彼も聖剣を継いだ者が気になるようだ。
「そういったところは、クレドにそっくりね。あの子も、知りたいときはそんな表情していたわ」
本人なのではないかと思うほどだが、違うのはわかっている。都合よく転生してくるわけがない。
仮に転生して記憶を持っていたとしたら、この対応はしないだろう。太陽神すらこき使ったクレドだ、もっとイリティスにも求めてきたことは間違いない。
(判断基準がこれも、どうかと思うのだけど)
そう思わせるほど似ているのだ。親もこうなのかもしれないと思えば、クレドの子供自体が似ているということだろう。
「そんなに、似ていますか?」
考え込むイリティスに、自分はそれほど似ているのだろうかと不思議そうにしている。
「似ているわね」
「そうですか。まぁ、僕は父に似ているようなので、父がクレド・シュトラウスに似ているということなのでしょうね」
「なるほど。そういうことなのね」
似た者親子となり、そのまま続いているのかと笑った。
「それで、聖剣を継いだ人物ね。会った方が早いと思うのだけど」
どうせ会っていくのだろう、と言われてしまえば、イクティスは笑うしかない。
会うつもりがなくても、村の中へ入れば自然と対面するだろう。仲間が村にいる以上、ここでさようなら、というわけにはいかない。
「その通りですね」
彼女からの評価なら信用できると思ったのだが、会うのだから自分で確認するべきかと思い直す。
「まぁ、面白い子ではあるかもね」
会ったときには気付かなかったが、しばらく一緒にいて思いだしたのだ。以前、ミヤーフ神殿ですれ違った子供だと。
つまり、リーシュはなにも言わなかったが、彼は王子だということになる。
「あなたが言うのですから、間違いはないでしょうね。楽しみですよ」
笑いながら言うイクティスに、少しだけ不気味さを感じるのであった。
彼は、クレドと似ているがそうではない。おそらく、隠された本性があるのだろうと、このときイリティスは気付いたのだ。
見た目以上に厄介な存在だと。
グレンを連れてくればよかった、などと思いながらイリティスは精霊達の声へ耳を傾ける。
目の前にいる彼を相手するには、間違いなくグレンがいいだろうと思ったのだ。自分ではまともに相手できないとすら思っていた。
「シャル、どう……」
村の中から光の柱が立ち上ると、シャルが驚いたようにどこかを見ている。
気付いたイリティスがそちらを見て、その光景に驚く。イリティスだけではない。イクティスも驚いていた。
「フェーナ……」
一人の女性が目の前にいる。どことなく透けているような姿に、誰も言葉を発することはない。どう声を掛けたらいいのかわからないのだ。
むしろ、声を掛けたら届くのかすらわからない。
『イェルク…先に消えるわね』
透けているフェーナが聖槍へ触れながら言えば、三人ともが理解する。彼女は消える前に、挨拶をしに来たのだ。
聖剣に焼き付いた存在だが、本人と変わらない存在でもある。恋人である彼に会いたいと思うのも、十分に理解できる行動だった。
それが最後の挨拶となれば、なおのことだ。
これを意味することは、フェーナ・ノヴァ・オーヴァチュアの聖剣を引き継いだ者は、自分のものにしたということ。
シャルはどうやったのか、ということよりも、今彼を解放させたいと思う気持ちの方が強かった。
同時に眠らせてあげたい。そう強く思ったとき、聖槍が問いかけてくる。どのように使いたいのかと。
(そういうことか。俺は槍だから気にしなかったが、彼女はレイピア使い。使い手がレイピアを使わないなら、自分に使いやすい聖剣へと変えたはず)
つまり、それが自分のものにするという意味だ。
ならば、と彼は聖槍へ意識を向ける。同調させるように声へ意識を向ければ、力に宿るものを感じ取れるようになった。
(なるほどな。俺は槍のままでいい)
剣も使うが、他とのバランスも考えれば聖槍がいいと思う。聖槍を手にした戦いのときも、槍が欲しいと思っていたところだ。
聖槍だからこその利点もある。形を変える必要はない。ただ、自分の槍となってくれればいい。
問いかけてきた声に答えれば、強い光を放ちだした。
手にしていた聖槍が軽くなったと感じたとき、目の前に一度だけ見た男性が現れる。聖槍の使い手であったイェルク・ソレニムスだ。
『まさか、このタイミングでやるとはな』
どことなく笑っているような表情で見てくるイェルクに、シャルは笑ってみせる。感謝しろと言うように。
『あぁ…感謝するべきなのだろう』
たとえ本人ではない焼き付いた意識であっても、彼らは本人達と同じ記憶を持ち、同じ感情を持つ。互いを恋人と認識しているのだ。
『ありがとう。私達を会わせてくれて』
フェーナが微笑むのと同時に、二人の姿は光の粒となって消え去った。
「シャル、合図よ!」
感傷に浸る時間もなく、精霊からの合図はやってくる。こちらの動きに合わせて、中も動くというものだ。
「……聖槍よ」
握り締めた聖槍。小さく呟くと、以前よりも格段に強い力が解き放たれていく。
これなら一撃で消し去ることができるだろう。塵も残さないほどに。
「頼むぞ、精霊達」
向こうは問題ない。いつ動くのか、わざと声に出してから斬りかかれば、あとは精霊と村の中にいる仲間を信じるだけ。
明るくなりだした空に、まだ終わりではないとセルティがリーシュを見る。
魔物はすべて倒したが、村中に撒き散らかされた花粉が問題だ。効果は人それぞれのようだが、どちらにしても毒に変わりはない。
「精霊の巫女なら浄化ができるだろ」
「できますが、一気になんて……」
一人ずつやったとしても、自分の力では無理だと思う。いくらなんでも、村すべてを浄化することなどできない。
「できる。血の解放をしているだろ」
血の解放という言葉に、ハッとしたように見る。やってみたことは間違いないが、精霊達は応えてくれなかった。解放されていないのだ。
自分には女神の力を使う資格などない。そう突き付けられたのだと思っている。
「……リーシュ、お前は使えるはずだ。お前の影響を受けたのがいるということは、血の解放をされているということだ」
セルティの視線がヴェルトへと向けられれば、なにを言っているのかと言いたげにするリーシュ。
「あいつは、どう見ても女神の影響を受けているぞ。お前以外にはいないだろ」
思わぬ言葉に、驚いたように水色の瞳を見開く。
血の解放をしてもらえなかったのではなく、すでにされている。いつしたのかは思いだせないが、すでに戦う力は己の中にあったのだ。
(私の力……)
使えるだろうか。今度は不安に陥る。
今までとは次元の違う力だ。使いこなせるかわからない。使いこなすことができなければ、村は消え去ってしまうかもしれないのだ。
「信じろ、リーシュ」
「ヴェルト…」
「俺達はみんな、お前を信じてる。精霊の巫女だからじゃなく、お前だからだ!」
ヴェルトを見れば、力強い瞳で真っ直ぐにリーシュを見ていた。
そのまま他の傭兵達を見れば、同じような表情で頷く。信じていると伝えるように。
「……やってみます」
自分は一人ではない。ここには自分を信じている仲間がいる。彼らの気持ちが自分を支えてくれるのだ。
身体の奥底へと意識を向け、そこから力を引き出していく。
(普段と変わらない。ただ、誰かに対してか村に対してかの違い)
それだけだと考えた辺りで、リーシュの中から強い力が溢れ出した。その力は村全体を飲み込み、本当の意味で戦いは終わりを告げる。
・
その情報は唐突に入ってきた。ヴェルトが聖剣を手にしたと。
少しばかり驚いたが、リーシュを守りたいと願う強い想いを知っているだけに、納得もいく結果だ。守るためなら、どんなことでもやりそうな青年だと。
「なにか新しい情報でしょうか」
にこやかに問いかけてくるイクティスに、彼も侮れないとはイリティスの内心だ。
中にいる魔物と外にいる魔物は同じ個体と見抜き、束縛までしてみせた。同時に倒さなければ、また別の場所へ逃げられてしまうだろうとも彼は言う。
一度中へ逃げられてしまっただけに、イリティスもそうかもしれないと思い、同時に倒せるよう現状は見守っているのだが。
(彼にこのような力があろうとはね)
さすがに想定外だ。イリティスが知っているクレドは魔力なしのエルフ、ということもあって、甘く見ていた自分を叱咤したほどだった。
「虹の女神殿?」
「ごめんなさい。なんでもないわ。中で聖剣を継いだ者がいると、連絡があったものでね」
それで考え込んでいたと言えば、一応納得はしてくれた様子。完全に信じてはいないだろうが、嘘でもないと思っているのだろう。
それで、とイクティスが見てくるから笑う。どうやら、彼も聖剣を継いだ者が気になるようだ。
「そういったところは、クレドにそっくりね。あの子も、知りたいときはそんな表情していたわ」
本人なのではないかと思うほどだが、違うのはわかっている。都合よく転生してくるわけがない。
仮に転生して記憶を持っていたとしたら、この対応はしないだろう。太陽神すらこき使ったクレドだ、もっとイリティスにも求めてきたことは間違いない。
(判断基準がこれも、どうかと思うのだけど)
そう思わせるほど似ているのだ。親もこうなのかもしれないと思えば、クレドの子供自体が似ているということだろう。
「そんなに、似ていますか?」
考え込むイリティスに、自分はそれほど似ているのだろうかと不思議そうにしている。
「似ているわね」
「そうですか。まぁ、僕は父に似ているようなので、父がクレド・シュトラウスに似ているということなのでしょうね」
「なるほど。そういうことなのね」
似た者親子となり、そのまま続いているのかと笑った。
「それで、聖剣を継いだ人物ね。会った方が早いと思うのだけど」
どうせ会っていくのだろう、と言われてしまえば、イクティスは笑うしかない。
会うつもりがなくても、村の中へ入れば自然と対面するだろう。仲間が村にいる以上、ここでさようなら、というわけにはいかない。
「その通りですね」
彼女からの評価なら信用できると思ったのだが、会うのだから自分で確認するべきかと思い直す。
「まぁ、面白い子ではあるかもね」
会ったときには気付かなかったが、しばらく一緒にいて思いだしたのだ。以前、ミヤーフ神殿ですれ違った子供だと。
つまり、リーシュはなにも言わなかったが、彼は王子だということになる。
「あなたが言うのですから、間違いはないでしょうね。楽しみですよ」
笑いながら言うイクティスに、少しだけ不気味さを感じるのであった。
彼は、クレドと似ているがそうではない。おそらく、隠された本性があるのだろうと、このときイリティスは気付いたのだ。
見た目以上に厄介な存在だと。
グレンを連れてくればよかった、などと思いながらイリティスは精霊達の声へ耳を傾ける。
目の前にいる彼を相手するには、間違いなくグレンがいいだろうと思ったのだ。自分ではまともに相手できないとすら思っていた。
「シャル、どう……」
村の中から光の柱が立ち上ると、シャルが驚いたようにどこかを見ている。
気付いたイリティスがそちらを見て、その光景に驚く。イリティスだけではない。イクティスも驚いていた。
「フェーナ……」
一人の女性が目の前にいる。どことなく透けているような姿に、誰も言葉を発することはない。どう声を掛けたらいいのかわからないのだ。
むしろ、声を掛けたら届くのかすらわからない。
『イェルク…先に消えるわね』
透けているフェーナが聖槍へ触れながら言えば、三人ともが理解する。彼女は消える前に、挨拶をしに来たのだ。
聖剣に焼き付いた存在だが、本人と変わらない存在でもある。恋人である彼に会いたいと思うのも、十分に理解できる行動だった。
それが最後の挨拶となれば、なおのことだ。
これを意味することは、フェーナ・ノヴァ・オーヴァチュアの聖剣を引き継いだ者は、自分のものにしたということ。
シャルはどうやったのか、ということよりも、今彼を解放させたいと思う気持ちの方が強かった。
同時に眠らせてあげたい。そう強く思ったとき、聖槍が問いかけてくる。どのように使いたいのかと。
(そういうことか。俺は槍だから気にしなかったが、彼女はレイピア使い。使い手がレイピアを使わないなら、自分に使いやすい聖剣へと変えたはず)
つまり、それが自分のものにするという意味だ。
ならば、と彼は聖槍へ意識を向ける。同調させるように声へ意識を向ければ、力に宿るものを感じ取れるようになった。
(なるほどな。俺は槍のままでいい)
剣も使うが、他とのバランスも考えれば聖槍がいいと思う。聖槍を手にした戦いのときも、槍が欲しいと思っていたところだ。
聖槍だからこその利点もある。形を変える必要はない。ただ、自分の槍となってくれればいい。
問いかけてきた声に答えれば、強い光を放ちだした。
手にしていた聖槍が軽くなったと感じたとき、目の前に一度だけ見た男性が現れる。聖槍の使い手であったイェルク・ソレニムスだ。
『まさか、このタイミングでやるとはな』
どことなく笑っているような表情で見てくるイェルクに、シャルは笑ってみせる。感謝しろと言うように。
『あぁ…感謝するべきなのだろう』
たとえ本人ではない焼き付いた意識であっても、彼らは本人達と同じ記憶を持ち、同じ感情を持つ。互いを恋人と認識しているのだ。
『ありがとう。私達を会わせてくれて』
フェーナが微笑むのと同時に、二人の姿は光の粒となって消え去った。
「シャル、合図よ!」
感傷に浸る時間もなく、精霊からの合図はやってくる。こちらの動きに合わせて、中も動くというものだ。
「……聖槍よ」
握り締めた聖槍。小さく呟くと、以前よりも格段に強い力が解き放たれていく。
これなら一撃で消し去ることができるだろう。塵も残さないほどに。
「頼むぞ、精霊達」
向こうは問題ない。いつ動くのか、わざと声に出してから斬りかかれば、あとは精霊と村の中にいる仲間を信じるだけ。
明るくなりだした空に、まだ終わりではないとセルティがリーシュを見る。
魔物はすべて倒したが、村中に撒き散らかされた花粉が問題だ。効果は人それぞれのようだが、どちらにしても毒に変わりはない。
「精霊の巫女なら浄化ができるだろ」
「できますが、一気になんて……」
一人ずつやったとしても、自分の力では無理だと思う。いくらなんでも、村すべてを浄化することなどできない。
「できる。血の解放をしているだろ」
血の解放という言葉に、ハッとしたように見る。やってみたことは間違いないが、精霊達は応えてくれなかった。解放されていないのだ。
自分には女神の力を使う資格などない。そう突き付けられたのだと思っている。
「……リーシュ、お前は使えるはずだ。お前の影響を受けたのがいるということは、血の解放をされているということだ」
セルティの視線がヴェルトへと向けられれば、なにを言っているのかと言いたげにするリーシュ。
「あいつは、どう見ても女神の影響を受けているぞ。お前以外にはいないだろ」
思わぬ言葉に、驚いたように水色の瞳を見開く。
血の解放をしてもらえなかったのではなく、すでにされている。いつしたのかは思いだせないが、すでに戦う力は己の中にあったのだ。
(私の力……)
使えるだろうか。今度は不安に陥る。
今までとは次元の違う力だ。使いこなせるかわからない。使いこなすことができなければ、村は消え去ってしまうかもしれないのだ。
「信じろ、リーシュ」
「ヴェルト…」
「俺達はみんな、お前を信じてる。精霊の巫女だからじゃなく、お前だからだ!」
ヴェルトを見れば、力強い瞳で真っ直ぐにリーシュを見ていた。
そのまま他の傭兵達を見れば、同じような表情で頷く。信じていると伝えるように。
「……やってみます」
自分は一人ではない。ここには自分を信じている仲間がいる。彼らの気持ちが自分を支えてくれるのだ。
身体の奥底へと意識を向け、そこから力を引き出していく。
(普段と変わらない。ただ、誰かに対してか村に対してかの違い)
それだけだと考えた辺りで、リーシュの中から強い力が溢れ出した。その力は村全体を飲み込み、本当の意味で戦いは終わりを告げる。
・
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
異世界のんびり冒険日記
リリィ903
ファンタジー
牧野伸晃(マキノ ノブアキ)は30歳童貞のサラリーマン。
精神を病んでしまい、会社を休職して病院に通いながら日々を過ごしていた。
とある晴れた日、気分転換にと外に出て自宅近くのコンビニに寄った帰りに雷に撃たれて…
================================
初投稿です!
最近、異世界転生モノにはまってるので自分で書いてみようと思いました。
皆さん、どうか暖かく見守ってくださいm(._.)m
感想もお待ちしております!
当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
ゆとりある生活を異世界で
コロ
ファンタジー
とある世界の皇国
公爵家の長男坊は
少しばかりの異能を持っていて、それを不思議に思いながらも健やかに成長していた…
それなりに頑張って生きていた俺は48歳
なかなか楽しい人生だと満喫していたら
交通事故でアッサリ逝ってもた…orz
そんな俺を何気に興味を持って見ていた神様の一柱が
『楽しませてくれた礼をあげるよ』
とボーナスとして異世界でもう一つの人生を歩ませてくれる事に…
それもチートまでくれて♪
ありがたやありがたや
チート?強力なのがあります→使うとは言ってない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
身体の状態(主に目)と相談しながら書くので遅筆になると思います
宜しくお付き合い下さい
続・拾ったものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜
ぽん
ファンタジー
⭐︎書籍化決定⭐︎
『拾ってたものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜』
第2巻:2024年5月20日(月)に各書店に発送されます。
書籍化される[106話]まで引き下げレンタル版と差し替えさせて頂きます。
第1巻:2023年12月〜
改稿を入れて読みやすくなっております。
是非♪
==================
1人ぼっちだった相沢庵は小さな子狼に気に入られ、共に異世界に送られた。
絶対神リュオンが求めたのは2人で自由に生きる事。
前作でダークエルフの脅威に触れた世界は各地で起こっている不可解な事に憂慮し始めた。
そんな中、異世界にて様々な出会いをし家族を得たイオリはリュオンの願い通り自由に生きていく。
まだ、読んでらっしゃらない方は先に『拾ったものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜』をご覧下さい。
前作に続き、のんびりと投稿してまいります。
気長なお付き合いを願います。
よろしくお願いします。
※念の為R15にしています。
※誤字脱字が存在する可能性か高いです。
苦笑いで許して下さい。
《戦》いの《鳥》と《少女》たちは二つの世界を舞う
たくみ
ファンタジー
突如現れた異形の怪物達に襲われた王国。
抵抗空しく、最後の時を迎えようとする王国と命運を共にしようとする王女。
だが、王宮に仕える魔法使いに導かれ王女は異世界へと逃れる。
時と場所は変わって現代の日本。
毎夜不思議な夢を見るようになった少女は、肉親に起こったとある変化をきっかけにその運命を大きくかえる事になる。
伯爵夫人のお気に入り
つくも茄子
ファンタジー
プライド伯爵令嬢、ユースティティアは僅か二歳で大病を患い入院を余儀なくされた。悲しみにくれる伯爵夫人は、遠縁の少女を娘代わりに可愛がっていた。
数年後、全快した娘が屋敷に戻ってきた時。
喜ぶ伯爵夫人。
伯爵夫人を慕う少女。
静観する伯爵。
三者三様の想いが交差する。
歪な家族の形。
「この家族ごっこはいつまで続けるおつもりですか?お父様」
「お人形遊びはいい加減卒業なさってください、お母様」
「家族?いいえ、貴方は他所の子です」
ユースティティアは、そんな家族の形に呆れていた。
「可愛いあの子は、伯爵夫人のお気に入り」から「伯爵夫人のお気に入り」にタイトルを変更します。
女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません
青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております
悪役令嬢?何それ美味しいの? 溺愛公爵令嬢は我が道を行く
ひよこ1号
ファンタジー
過労で倒れて公爵令嬢に転生したものの…
乙女ゲーの悪役令嬢が活躍する原作小説に転生していた。
乙女ゲーの知識?小説の中にある位しか無い!
原作小説?1巻しか読んでない!
暮らしてみたら全然違うし、前世の知識はあてにならない。
だったら我が道を行くしかないじゃない?
両親と5人のイケメン兄達に溺愛される幼女のほのぼの~殺伐ストーリーです。
本人無自覚人誑しですが、至って平凡に真面目に生きていく…予定。
※アルファポリス様で書籍化進行中(第16回ファンタジー小説大賞で、癒し系ほっこり賞受賞しました)
※残虐シーンは控えめの描写です
※カクヨム、小説家になろうでも公開中です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる