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3部 永久の歌姫編
エトワール神殿
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エトワール神殿までの道のりは特に問題もなく、セネシオの力が役立って魔物との交戦もさほど多くなかった。避けられるものは避けて動くことができた為だ。
ハーフエルフであるシャルがいることで、それなりの日数がかかることを覚悟していたアクア。
けれどそこは心配なく、騎士団に所属しているハーフエルフには馬が与えられていた。三人に後れを取ることはなく、馬上からの戦闘にも慣れている。
「もしかして、そんな訓練があるの?」
「ありますよ。馬上訓練として、実戦もしています」
セイレーンにはない機動力。これが魔騎士団の武器となっていた。その中には馬も含まれており、乗ったまま戦えるように訓練もされている。
数は多くないが、だからこその動き方を求められる騎士団だとも言えた。
「お陰で、槍も剣も使えるようになりましたね。馬上は槍の方が戦いやすいですし」
あくまでも自分はだと笑いながら言うと、今回は必要ないと思っていることも付け足す。
「おそらく、馬上での戦いは求められないでしょ」
「このメンバーですから、そうなりますかね」
地上戦をしてもらいたいとセネシオが言えば、ソニアも同意するように頷いた。
幾度か魔物と戦ったが、イジャークが言う通りだとアクアは思っていた。彼は間違いなく強い。
メンバーがメンバーだからか、誰よりも率先して前で戦うようにしているシャル。同行しているすべてが護衛対象とでも思っているのかもしれない。
(あたしとセネシオはそうだよね。で、ソニアも可能ならってところかな)
大切にされているのだとわかれば、少しばかり嬉しくもなる。彼女には幸せになってもらいたいのだ。辛い想いをして育ってきたから。
「俺がいなければ、もっと楽に行けたのではないですか?」
「大丈夫だよ。歩ける浅瀬があるんだぁ」
エトワール神殿は小島にあることから、移動手段に問題がでないかと思っていたシャル。だからこそ、歩ける浅瀬があると聞いたときには心底驚いていた。
「ねぇ」
「はい」
同意を求めるようにソニアを見れば、知らないのかと言うように見る。
それにたいして、知らないと言うように見返すのがシャルとセネシオの二人。どちらも知らなかったのだ。歩ける浅瀬があることを。
メリエス大陸は遥か昔に大陸が裂けたとも言われており、南の一部には小島と無数の無人島が存在する。集落もあり、セイレーン達が暮らしているのだ。
アクアは小島の出身であり、ソニアも一時期は小島に隠れ住んでいたことから、無人島や小島の密集しているところには浅瀬があると知っていた。
セイレーンは飛ぶことができることから、浅瀬があろうがなかろうが、無人島や小島を簡単に移動できることから知られていないのだろう。
「まぁ、その辺りに暮らしてるハーフエルフや人間もいないからね。知られてないのも当然かも」
「なるほど。あの一帯から神官になる者はエトワール神殿へ行くことが多いですし、尚更ですね」
舞いと歌。どちらも同じぐらいと判断されれば、出身地で所属が決まることがほとんどだ。小島一帯の神官は、ほとんどが周辺の集落から来ている者ばかりで、セレーネ神殿へ行くことはほとんどない。
魔法でパッと移動することができないことから、遠い神殿所属になると、里帰りがしづらいということで、このような形になっている。
「その浅瀬は、馬も問題はないのでしょうか?」
「ないと思うよ。心配なら、歩けるようにするって」
さすがに試したことがないけれど、歩けるのだから大丈夫だろうと気楽に言えば、シャルは苦笑いを浮かべる。
ここは彼女を信じるしかない。どうにもならなければ、預けることぐらいはできるだろうと思うことにした。なにかあったときのため、女王の命で動いている証をもらっていたのだ。
(これがあれば、とりあえず馬ぐらい預けられる)
馬での移動と決まったとき、団長であるイジャークより渡された物。西の大陸で馬は貴重なだけに、なにかあってはいけないという意味でだ。
「この馬、名前とかあるの?」
「ありますよ。正式な騎士になると、相棒となる馬が一頭与えられます。基本的にはすべて自分で世話をしますし、相棒であり家族に近いかもしれません」
感覚は人それぞれだと言えば、シャルにとっては相棒で家族なのだとも言う。
常に共にある存在。魔物との交戦中に相棒を失う話を聞いたこともあるだけに、大切にしたいと思っていた。
話を聞いていたアクアはにこにこと笑う。
「なら、その子もちゃんと連れていかなきゃね」
目の前に広がる浅瀬を見ながら、アクアが渡ってみてと促す。まずは渡れるかどうかだ。
無理ならどうするかについては、すでに考えている。彼らの前でなら、それをやってもいいかと思ったのだ。
「お先失礼します」
本来なら最後を行くのだが、今回ばかりは自分達が通れるかが一番の問題だとわかるだけに、先に行くことを了承した。
浅瀬とわかっていても、本当に大丈夫なのかと思いながら一歩を踏み込む。
沈むかと思っていたシャルは、水底が固いことに驚く。どうやら砂ではなく岩場になっているようだ。
(これなら通れるか)
水溜まりよりは深いが、沈むことはないし歩くことには問題がない。
「ヤハ、ゆっくり来い」
手綱を軽く引けば、シャルの相棒となる黒毛の馬が浅瀬へ踏み込む。
信頼関係がしっかりと築けているのか、怖がることもなく歩く姿にホッとしたのはアクアだけではない。ソニアとセネシオも気にしていたのだ。
一番の問題であろう浅瀬をクリアすれば、神殿までの旅路は終わりだ。
塔を中心とした、囲うように建てられた神殿。ある程度の力を持つ者なら感じ取ることができたことだろう。中央の塔が放つ力を。
「なるほど、これが例の門があるところですね」
前に聞いた話を思いだし、ソニアが確認するように言う。アクアが言っていた、セレンへ行くための門が放つ力なのだろうと思ったのだ。
「そうだね。あたしも、ここにいたときはよくわからなかったよ。不気味でしょうがなかったほど、嫌なものだと思ってたかな」
当時のことを思いだしながら言えば、なにも知らなければ不気味に思うかもしれないとセネシオが同意する。知っているからこそ、この力がなんなのかわかるのだ。
知らない者からすれば、なぜこんな力が溢れているのかと思うだろうし、わけのわからない力を不気味と思ってもおかしくはない。
「でも、力が弱くなったんだよね。今は強いけど」
月神の覚醒と意味があるのかもしれないと、アクアは塔を見た。
月の力が強くなったことで、塔の力も影響を受けているのかもしれない。なんとなくだが、そう思えたのだ。
・
ハーフエルフであるシャルがいることで、それなりの日数がかかることを覚悟していたアクア。
けれどそこは心配なく、騎士団に所属しているハーフエルフには馬が与えられていた。三人に後れを取ることはなく、馬上からの戦闘にも慣れている。
「もしかして、そんな訓練があるの?」
「ありますよ。馬上訓練として、実戦もしています」
セイレーンにはない機動力。これが魔騎士団の武器となっていた。その中には馬も含まれており、乗ったまま戦えるように訓練もされている。
数は多くないが、だからこその動き方を求められる騎士団だとも言えた。
「お陰で、槍も剣も使えるようになりましたね。馬上は槍の方が戦いやすいですし」
あくまでも自分はだと笑いながら言うと、今回は必要ないと思っていることも付け足す。
「おそらく、馬上での戦いは求められないでしょ」
「このメンバーですから、そうなりますかね」
地上戦をしてもらいたいとセネシオが言えば、ソニアも同意するように頷いた。
幾度か魔物と戦ったが、イジャークが言う通りだとアクアは思っていた。彼は間違いなく強い。
メンバーがメンバーだからか、誰よりも率先して前で戦うようにしているシャル。同行しているすべてが護衛対象とでも思っているのかもしれない。
(あたしとセネシオはそうだよね。で、ソニアも可能ならってところかな)
大切にされているのだとわかれば、少しばかり嬉しくもなる。彼女には幸せになってもらいたいのだ。辛い想いをして育ってきたから。
「俺がいなければ、もっと楽に行けたのではないですか?」
「大丈夫だよ。歩ける浅瀬があるんだぁ」
エトワール神殿は小島にあることから、移動手段に問題がでないかと思っていたシャル。だからこそ、歩ける浅瀬があると聞いたときには心底驚いていた。
「ねぇ」
「はい」
同意を求めるようにソニアを見れば、知らないのかと言うように見る。
それにたいして、知らないと言うように見返すのがシャルとセネシオの二人。どちらも知らなかったのだ。歩ける浅瀬があることを。
メリエス大陸は遥か昔に大陸が裂けたとも言われており、南の一部には小島と無数の無人島が存在する。集落もあり、セイレーン達が暮らしているのだ。
アクアは小島の出身であり、ソニアも一時期は小島に隠れ住んでいたことから、無人島や小島の密集しているところには浅瀬があると知っていた。
セイレーンは飛ぶことができることから、浅瀬があろうがなかろうが、無人島や小島を簡単に移動できることから知られていないのだろう。
「まぁ、その辺りに暮らしてるハーフエルフや人間もいないからね。知られてないのも当然かも」
「なるほど。あの一帯から神官になる者はエトワール神殿へ行くことが多いですし、尚更ですね」
舞いと歌。どちらも同じぐらいと判断されれば、出身地で所属が決まることがほとんどだ。小島一帯の神官は、ほとんどが周辺の集落から来ている者ばかりで、セレーネ神殿へ行くことはほとんどない。
魔法でパッと移動することができないことから、遠い神殿所属になると、里帰りがしづらいということで、このような形になっている。
「その浅瀬は、馬も問題はないのでしょうか?」
「ないと思うよ。心配なら、歩けるようにするって」
さすがに試したことがないけれど、歩けるのだから大丈夫だろうと気楽に言えば、シャルは苦笑いを浮かべる。
ここは彼女を信じるしかない。どうにもならなければ、預けることぐらいはできるだろうと思うことにした。なにかあったときのため、女王の命で動いている証をもらっていたのだ。
(これがあれば、とりあえず馬ぐらい預けられる)
馬での移動と決まったとき、団長であるイジャークより渡された物。西の大陸で馬は貴重なだけに、なにかあってはいけないという意味でだ。
「この馬、名前とかあるの?」
「ありますよ。正式な騎士になると、相棒となる馬が一頭与えられます。基本的にはすべて自分で世話をしますし、相棒であり家族に近いかもしれません」
感覚は人それぞれだと言えば、シャルにとっては相棒で家族なのだとも言う。
常に共にある存在。魔物との交戦中に相棒を失う話を聞いたこともあるだけに、大切にしたいと思っていた。
話を聞いていたアクアはにこにこと笑う。
「なら、その子もちゃんと連れていかなきゃね」
目の前に広がる浅瀬を見ながら、アクアが渡ってみてと促す。まずは渡れるかどうかだ。
無理ならどうするかについては、すでに考えている。彼らの前でなら、それをやってもいいかと思ったのだ。
「お先失礼します」
本来なら最後を行くのだが、今回ばかりは自分達が通れるかが一番の問題だとわかるだけに、先に行くことを了承した。
浅瀬とわかっていても、本当に大丈夫なのかと思いながら一歩を踏み込む。
沈むかと思っていたシャルは、水底が固いことに驚く。どうやら砂ではなく岩場になっているようだ。
(これなら通れるか)
水溜まりよりは深いが、沈むことはないし歩くことには問題がない。
「ヤハ、ゆっくり来い」
手綱を軽く引けば、シャルの相棒となる黒毛の馬が浅瀬へ踏み込む。
信頼関係がしっかりと築けているのか、怖がることもなく歩く姿にホッとしたのはアクアだけではない。ソニアとセネシオも気にしていたのだ。
一番の問題であろう浅瀬をクリアすれば、神殿までの旅路は終わりだ。
塔を中心とした、囲うように建てられた神殿。ある程度の力を持つ者なら感じ取ることができたことだろう。中央の塔が放つ力を。
「なるほど、これが例の門があるところですね」
前に聞いた話を思いだし、ソニアが確認するように言う。アクアが言っていた、セレンへ行くための門が放つ力なのだろうと思ったのだ。
「そうだね。あたしも、ここにいたときはよくわからなかったよ。不気味でしょうがなかったほど、嫌なものだと思ってたかな」
当時のことを思いだしながら言えば、なにも知らなければ不気味に思うかもしれないとセネシオが同意する。知っているからこそ、この力がなんなのかわかるのだ。
知らない者からすれば、なぜこんな力が溢れているのかと思うだろうし、わけのわからない力を不気味と思ってもおかしくはない。
「でも、力が弱くなったんだよね。今は強いけど」
月神の覚醒と意味があるのかもしれないと、アクアは塔を見た。
月の力が強くなったことで、塔の力も影響を受けているのかもしれない。なんとなくだが、そう思えたのだ。
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