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第五章 戦争への序曲
5-6 大日本帝国の決断 その三
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「朝食は午前8時を予定しておりますので時間になりましたら、ホール前方のリビングダイニングにお越し下さい。」
それから丁寧なお辞儀をして和服の女性は望月に割り当てられた部屋を退室していった。
女性が乗っているなんて事前には聞いていなかったが、この分では益々驚かされそうである。
美味しい昆布茶を頂いてから、寝る前に、船内を少し歩いてみようと思った。
前方のリビングダイニングはすぐにわかった。
更にその前には操縦室がある。
ステップを二つあがった場所にそれはあった。
二人の男が何やら計器のチェックをしている。
無数の小さな灯りと光る数字が並び、また船外が見える小さなスクリーンのようなものが幾つかある。
望月の知っている船とは全く異質の物らしく、何を見ても用途不明である。
舵らしきものが二人の男の座席の前についていることぐらいがわかった程度である。
それにしても此処からはどうやって出るのだろうと望月は不思議に思っていた。
「おや、こちらにいらしたんですね。」
背後から声を掛けられた。
宏禎王である。
いつものことながら、宏禎王は宮家の一員でありながら侍従に対しても丁寧な態度である。
そうして、その背後には陛下が立っておられた。
どうやら、陛下をご案内してきたようである。
運転席の二人が起立して姿勢を正す。
「そのまま仕事を続けてくれ。」
宏禎王がそう言うと、二人は、座りなおして再度何やら細かい確認をしているようだ。
「此処が操縦室です。
陛下、どうぞこちらの席で出港をご覧下さい。
望月侍従もどうぞ。
そこに立っておられると邪魔になる場合もありますので。」
運転席と思しき背後に8個ぐらいの座席が並んでいる。
通常は陛下のお傍に立っていることが望月の仕事であるが、船の仕事に支障があると言われて、止む無く望月も座った。
まもなく、運転席の一人が立って宏禎王に報告する。
「総帥、出港準備完了しました。
予定の乗員も搭乗は完了しております。」
「宜しい。
では出港して下さい。」
「はい、出港いたします。」
座席に着くと、男はヘッドホン様のものを付けた。
ヘッドホンから口元にまで棒状のものが下がっている。
「出港用意。」
男がそういうと天井か壁から音声が聞こえた。
船内全部にスピーカーで知らせているようだ。
望月が想像していたような船のエンジン音が聞こえない。
おかしいなと思っているその内に、望月の見ている前で、船が突然沈みだした。
見る見るうちに前面ガラスまで水面が上がってくる。
思わず立ち上がりかけた望月だが、乗組員は全員落ち着いている。
これがおそらく当たり前のことなんだろうと半分浮かしかけた腰を無理にも降ろした。
その間にも急速に船は沈降し、いまや、天井の一部が水面上に出ているだけで、それもすぐに水に覆われた。
船の前方に急に明かりが見えた。
リング状の大きなトンネルであり、その周囲に明かりがついているのだ。
船はその中央付近まで沈降するとやがて前方にゆっくりと動き出した。
前方に大きな壁のような扉がある。
近づくと左右方向にスライドして開いた。
「ここは第一関門と言い、水密隔壁になっております。」
船は其処を通過する。
「間もなく第二関門が見えます。
背後で第一関門が閉じないと、第二関門は開きません。」
そうして、同様に第三関門までを通過すると間もなく、船内の明かりが消えた。
これも異常ではなさそうだ。
「間もなく、外海に出ますので、照明類は最低の明るさにさせていただきます。
操縦室以外の場所では明かりをつけても外には漏れませんので心配は入りません。」
トンネル内はわずかに明かりもあったが、すぐに暗い中へと入っていた。
「現在水深100mほどを航走中ですが、これから徐々に潜りながら速力を増してゆきます。
残念ながら、100mも潜りますと外の明かりは届きません。
これ以上はここにいても外部がよく見えませんので、これで見学は終了させていただきます。
後は、明朝までお部屋でお休み下さい。
紅兵団の乗船する『青龍』と会合するのは明日、午後4時頃となります。」
船、いや驚くべき潜水船は、望月が寝ている間にも太平洋を東南方向に向けて驀進していた。
翌朝、望月が陛下に付き添ってリビングダイニングへ8時少し前に行くと、既に食事の用意がされていた。
二人の女性が給仕をしてくれる。
和服に割烹着を着ており、どこかの家庭に紛れ込んだのではないかと錯覚してしまう。
食事は美味しかった。
望月は船酔いが怖かったのであるが、この船は全く揺れない。
振動も無いのである。
だから大地にいるのとほとんど変わらない生活ができる。
食事が終えると、宏禎王が宜しければと応接セットのある方へ陛下をご案内する。
其処へ座ると先ほどの女性が来て食後の飲み物を尋ねる。
コーヒー、紅茶、緑茶とあるらしい。
陛下は緑茶を頼まれた。
望月は、陛下の傍に立つことにしていたので、断った。
宏禎王にはコーヒーが出た。
どうやら頼まずとも嗜好を知っているようである。
「飲みながらご覧いただければ結構かと存じますが、私どもで、陸海軍に提供した兵装を今から御紹介します。
前方のスクリーンをご覧下さい。」
するすると天井から白いスクリーン様のものが下がってきた。
映画ならば室内を暗くするのだろうかと思っていると違っていた。
スクリーン自体が画像を鮮明に映し出したのである。
天井付近から音声が聞こえ、説明を始めた。
女性の声である。
最初に陸軍であった。
戦車や装甲車など望月の見たことも無い戦闘車両が次々に出てくる。
画面の中でそれらが走り回り、実際に射撃をする。
これまでの陸軍が保有する兵装との比較もされた。
戦車などは、まるで大人と幼児ほどの違いがある。
兵器に詳しくない望月にも洗練されたデザインの格好がいいと思わせた。
それに比べると陸軍がこれまで保有しているものがまるでガラクタに見える。
次に、海軍に移った。
大きな戦艦と航空母艦である。
どちらも海軍が保有しているものの倍の大きさがある。
シルエットで比較されると、余計に大きさの違いが判る。
性能も段違いのものである。
既に提供されているものとして潜水艦があった。
海軍の秘密武器として対外的にはその存在を秘匿しているようだ。
潜水艦は、ほぼ公開されている潜水艦と比較するとかなり大型のものであり、艦首が丸い涙滴型と呼ばれるもので二重反転プロペラを有し、最高速力45ノットが出せるものらしい。
更に今後提供を予定しているものとして航空機が披露された。
航空機は、大型爆撃機、大型輸送機、戦闘機、攻撃機、輸送用ヘリコプター、攻撃用ヘリコプターであった。
いずれも極めて優秀な性能を有すものであるが、非常に金が掛かるということを教えられた。
望月には良く判らなかったが、陛下は時折宏禎王に質問をして感心しておられた。
宏禎王はこのほかにも航空機用の燃料を用意しているようだ。
また、宏禎王が関与されている樺太油田からの産油により、帝国は少なくとも燃料に関して心配することは無くなり、石油製品は主として工業用燃料と化学製品に当てられているようだ。
陛下と望月の乗った潜水船は、深度1000mを毎時55ノット、つまり時速100キロで突っ走っているらしい。
だが、それほどの深海を潜っているのに、何故、ガラスが割れないのか望月は不思議であった。
宏禎王は、ガラスではなく特殊な金属で出来ていると陛下に説明していた。
船体は特殊処理を施した純鉄でできており、戦艦の砲弾が当たっても変形すらしないという。
透明な金属もそれに匹敵する強度を持ったものらしい。
そのため理論的には2万メートルまで潜航することも出来るというが、それほど深い海はないので試せないと言って宏禎王は笑っていた。
とにもかくにもこの船は先進技術の塊であろうことは望月にも容易に推測できた。
一旦割り当てられた船室に戻って待機していた望月侍従だが、15時40分頃、宏禎王から声をかけられ、再度操縦室に望月は入った。
すぐにお上も宏禎王の案内で入ってくる。
操縦室は依然として暗闇であり、深い海の中を進んでいることがわかる。
だが、間もなく速力を落としたようである。
海底からの気泡の流れが望月にも見えるようになったからである。
船の前部から強い光が出て、周囲をほのかに明るくする。
見たこともないような気味の悪い魚がときおり見えるがそれだけである。
望月は、さんご礁の色取り取りの魚群をイメージしていたので少々がっかりした。
突然正面に何か大きな壁のようなものが見えた。
徐々に近づくにつれ、見える範囲全てを壁が覆うようになった。
全体に灰色がかった色にみえるが、暗い海の中なのでよくはわからない。
徐々に近づいてゆくと、壁の一部がするすると開いて、ぽっかりとした空洞が生じた。
船はその中に入ってゆく。
船が入ると同時に背後で扉が閉まってゆくのが、操縦席に見えるスクリーンにぼやけて見えた。
完全に閉じてしまうと、途端に周囲に眩い明かりが差し込んだ。
周囲は全面金属光沢の壁である。
船は完全に停止した。
その内に徐々に海面が降りてきた。
壁の位置から判断して、船が浮上しているのではない。
水位が徐々に下がっているのだ。
やがて、水面が潜水船の天井に達し、それから操縦席の下まで下がってゆく。
どうやら船は大きな格納庫のようなところにあるらしい。
船の右側にトンネルがあり、船はゆっくりと向きを変えてトンネルの中に入って行く。
背後でトンネルの扉が閉鎖されるのがわかる。
短いトンネルの先に同じような広い格納庫様の場所があるが、先ほどと異なり、今度は岸壁がある。
それから丁寧なお辞儀をして和服の女性は望月に割り当てられた部屋を退室していった。
女性が乗っているなんて事前には聞いていなかったが、この分では益々驚かされそうである。
美味しい昆布茶を頂いてから、寝る前に、船内を少し歩いてみようと思った。
前方のリビングダイニングはすぐにわかった。
更にその前には操縦室がある。
ステップを二つあがった場所にそれはあった。
二人の男が何やら計器のチェックをしている。
無数の小さな灯りと光る数字が並び、また船外が見える小さなスクリーンのようなものが幾つかある。
望月の知っている船とは全く異質の物らしく、何を見ても用途不明である。
舵らしきものが二人の男の座席の前についていることぐらいがわかった程度である。
それにしても此処からはどうやって出るのだろうと望月は不思議に思っていた。
「おや、こちらにいらしたんですね。」
背後から声を掛けられた。
宏禎王である。
いつものことながら、宏禎王は宮家の一員でありながら侍従に対しても丁寧な態度である。
そうして、その背後には陛下が立っておられた。
どうやら、陛下をご案内してきたようである。
運転席の二人が起立して姿勢を正す。
「そのまま仕事を続けてくれ。」
宏禎王がそう言うと、二人は、座りなおして再度何やら細かい確認をしているようだ。
「此処が操縦室です。
陛下、どうぞこちらの席で出港をご覧下さい。
望月侍従もどうぞ。
そこに立っておられると邪魔になる場合もありますので。」
運転席と思しき背後に8個ぐらいの座席が並んでいる。
通常は陛下のお傍に立っていることが望月の仕事であるが、船の仕事に支障があると言われて、止む無く望月も座った。
まもなく、運転席の一人が立って宏禎王に報告する。
「総帥、出港準備完了しました。
予定の乗員も搭乗は完了しております。」
「宜しい。
では出港して下さい。」
「はい、出港いたします。」
座席に着くと、男はヘッドホン様のものを付けた。
ヘッドホンから口元にまで棒状のものが下がっている。
「出港用意。」
男がそういうと天井か壁から音声が聞こえた。
船内全部にスピーカーで知らせているようだ。
望月が想像していたような船のエンジン音が聞こえない。
おかしいなと思っているその内に、望月の見ている前で、船が突然沈みだした。
見る見るうちに前面ガラスまで水面が上がってくる。
思わず立ち上がりかけた望月だが、乗組員は全員落ち着いている。
これがおそらく当たり前のことなんだろうと半分浮かしかけた腰を無理にも降ろした。
その間にも急速に船は沈降し、いまや、天井の一部が水面上に出ているだけで、それもすぐに水に覆われた。
船の前方に急に明かりが見えた。
リング状の大きなトンネルであり、その周囲に明かりがついているのだ。
船はその中央付近まで沈降するとやがて前方にゆっくりと動き出した。
前方に大きな壁のような扉がある。
近づくと左右方向にスライドして開いた。
「ここは第一関門と言い、水密隔壁になっております。」
船は其処を通過する。
「間もなく第二関門が見えます。
背後で第一関門が閉じないと、第二関門は開きません。」
そうして、同様に第三関門までを通過すると間もなく、船内の明かりが消えた。
これも異常ではなさそうだ。
「間もなく、外海に出ますので、照明類は最低の明るさにさせていただきます。
操縦室以外の場所では明かりをつけても外には漏れませんので心配は入りません。」
トンネル内はわずかに明かりもあったが、すぐに暗い中へと入っていた。
「現在水深100mほどを航走中ですが、これから徐々に潜りながら速力を増してゆきます。
残念ながら、100mも潜りますと外の明かりは届きません。
これ以上はここにいても外部がよく見えませんので、これで見学は終了させていただきます。
後は、明朝までお部屋でお休み下さい。
紅兵団の乗船する『青龍』と会合するのは明日、午後4時頃となります。」
船、いや驚くべき潜水船は、望月が寝ている間にも太平洋を東南方向に向けて驀進していた。
翌朝、望月が陛下に付き添ってリビングダイニングへ8時少し前に行くと、既に食事の用意がされていた。
二人の女性が給仕をしてくれる。
和服に割烹着を着ており、どこかの家庭に紛れ込んだのではないかと錯覚してしまう。
食事は美味しかった。
望月は船酔いが怖かったのであるが、この船は全く揺れない。
振動も無いのである。
だから大地にいるのとほとんど変わらない生活ができる。
食事が終えると、宏禎王が宜しければと応接セットのある方へ陛下をご案内する。
其処へ座ると先ほどの女性が来て食後の飲み物を尋ねる。
コーヒー、紅茶、緑茶とあるらしい。
陛下は緑茶を頼まれた。
望月は、陛下の傍に立つことにしていたので、断った。
宏禎王にはコーヒーが出た。
どうやら頼まずとも嗜好を知っているようである。
「飲みながらご覧いただければ結構かと存じますが、私どもで、陸海軍に提供した兵装を今から御紹介します。
前方のスクリーンをご覧下さい。」
するすると天井から白いスクリーン様のものが下がってきた。
映画ならば室内を暗くするのだろうかと思っていると違っていた。
スクリーン自体が画像を鮮明に映し出したのである。
天井付近から音声が聞こえ、説明を始めた。
女性の声である。
最初に陸軍であった。
戦車や装甲車など望月の見たことも無い戦闘車両が次々に出てくる。
画面の中でそれらが走り回り、実際に射撃をする。
これまでの陸軍が保有する兵装との比較もされた。
戦車などは、まるで大人と幼児ほどの違いがある。
兵器に詳しくない望月にも洗練されたデザインの格好がいいと思わせた。
それに比べると陸軍がこれまで保有しているものがまるでガラクタに見える。
次に、海軍に移った。
大きな戦艦と航空母艦である。
どちらも海軍が保有しているものの倍の大きさがある。
シルエットで比較されると、余計に大きさの違いが判る。
性能も段違いのものである。
既に提供されているものとして潜水艦があった。
海軍の秘密武器として対外的にはその存在を秘匿しているようだ。
潜水艦は、ほぼ公開されている潜水艦と比較するとかなり大型のものであり、艦首が丸い涙滴型と呼ばれるもので二重反転プロペラを有し、最高速力45ノットが出せるものらしい。
更に今後提供を予定しているものとして航空機が披露された。
航空機は、大型爆撃機、大型輸送機、戦闘機、攻撃機、輸送用ヘリコプター、攻撃用ヘリコプターであった。
いずれも極めて優秀な性能を有すものであるが、非常に金が掛かるということを教えられた。
望月には良く判らなかったが、陛下は時折宏禎王に質問をして感心しておられた。
宏禎王はこのほかにも航空機用の燃料を用意しているようだ。
また、宏禎王が関与されている樺太油田からの産油により、帝国は少なくとも燃料に関して心配することは無くなり、石油製品は主として工業用燃料と化学製品に当てられているようだ。
陛下と望月の乗った潜水船は、深度1000mを毎時55ノット、つまり時速100キロで突っ走っているらしい。
だが、それほどの深海を潜っているのに、何故、ガラスが割れないのか望月は不思議であった。
宏禎王は、ガラスではなく特殊な金属で出来ていると陛下に説明していた。
船体は特殊処理を施した純鉄でできており、戦艦の砲弾が当たっても変形すらしないという。
透明な金属もそれに匹敵する強度を持ったものらしい。
そのため理論的には2万メートルまで潜航することも出来るというが、それほど深い海はないので試せないと言って宏禎王は笑っていた。
とにもかくにもこの船は先進技術の塊であろうことは望月にも容易に推測できた。
一旦割り当てられた船室に戻って待機していた望月侍従だが、15時40分頃、宏禎王から声をかけられ、再度操縦室に望月は入った。
すぐにお上も宏禎王の案内で入ってくる。
操縦室は依然として暗闇であり、深い海の中を進んでいることがわかる。
だが、間もなく速力を落としたようである。
海底からの気泡の流れが望月にも見えるようになったからである。
船の前部から強い光が出て、周囲をほのかに明るくする。
見たこともないような気味の悪い魚がときおり見えるがそれだけである。
望月は、さんご礁の色取り取りの魚群をイメージしていたので少々がっかりした。
突然正面に何か大きな壁のようなものが見えた。
徐々に近づくにつれ、見える範囲全てを壁が覆うようになった。
全体に灰色がかった色にみえるが、暗い海の中なのでよくはわからない。
徐々に近づいてゆくと、壁の一部がするすると開いて、ぽっかりとした空洞が生じた。
船はその中に入ってゆく。
船が入ると同時に背後で扉が閉まってゆくのが、操縦席に見えるスクリーンにぼやけて見えた。
完全に閉じてしまうと、途端に周囲に眩い明かりが差し込んだ。
周囲は全面金属光沢の壁である。
船は完全に停止した。
その内に徐々に海面が降りてきた。
壁の位置から判断して、船が浮上しているのではない。
水位が徐々に下がっているのだ。
やがて、水面が潜水船の天井に達し、それから操縦席の下まで下がってゆく。
どうやら船は大きな格納庫のようなところにあるらしい。
船の右側にトンネルがあり、船はゆっくりと向きを変えてトンネルの中に入って行く。
背後でトンネルの扉が閉鎖されるのがわかる。
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