127 / 173
帝国 王太子レオン(夢と自覚・R18)
しおりを挟む
【 レオンの視点 】
ミーシェ……泣いているのか?
《何があった。私がお前の憂いを取り除こう》
《ここが……》
胸?
《あいつに触られた左胸が……》
《痛いのか!?》
《触れられて…摘まれた感触が離れないの》
《どうしたらいいんだ。チェルシーを呼ぶか?》
《チェルシーの手は小さいわ》
《エヴァン?》
《彼の話はしないで》
《……私でもいいか?》
《うん 》
ミーシェはナイトドレスの腰のリボンを解き、布をクロスさせて隠してた肌を曝け出した。
鎖骨、胸の谷間、腹、下着、脚の順に視線を落とした。
ミーシェはベッドの中央に座った。
私もベッドに膝をつき、ミーシェの左の衣に鳩尾辺りから手を差し入れ左の乳房を掌で包んだ。
なんて柔らかい胸だ。吸い付くように指が沈む。
ミーシェを見ると何か言いたそうだった。
《触り方がおかしいか?》
《もっと形を変えるほど…それに先を……》
ほんの少しだけ力を足して乳房を揉み、可愛い頂を摘んだ。
ミーシェはビクッと体を震わせると、スルリと衣が肩から滑り落ち、左上半身は完全に肌を曝け出した。
ミーシェに顔を寄せ髪の匂いを嗅ぎながら優しくクリクリと指で捏ねた。
《んっ、》
私の首元から肩辺りにミーシェが顔を付け、捏ねる度にビクンと跳ね、可愛い小さな声を漏らす。
ミーシェの耳に唇を付け小さく囁く。
《もっとか?》
《あっ!》
肯定と受け取って遠慮なく左胸を堪能した。
ミーシェが右胸を押さえているので頭を撫でながら囁く。
《ミーシェ、右が放っておかれて可哀想だ。
右側も可愛がって欲しかったら言ってくれ》
手を止めて待つと恥ずかしそうに片側を隠していた衣を肩から外し、右上半身も顕になった。
《いい子だ》
ミーシェの脚の間に入り込み、背中を支えてそっとベッドに倒した。
右の乳房を揉みながら頂を捏ねると下半身をモジモジとさせながらビクビクと反応させ声を漏らす。
右胸の頂を摘み捏ねながら左乳房を掬い上げ頂きを口に含んだ。
《ああっ!》
痛いほど勃ち上がった陰茎を布越しに秘部に擦り当てながら頂、乳房、谷間、腹を舐めた。
へそから谷間まで強くゆっくり舐め上げながら両方の頂を摘み捏ねるとミーシェの脚は私の腰に絡んでいた。
《はあっ! レオン様っ!》
従属国とはいえ、他国の王族の婚約者。
だけどそんな事がどうでも良くなるほど理性が消し飛んだ。
右手を下着に差し入れ、秘部に届くとそこは潤いに満たされていた。
可愛い芽を擦りながら暴れるミーシェの片側に体重を少しだけ乗せて押さえ、頂を舌で弄ぶ。
《ああっ!はあっ!!》
挿れたい!早く奥を押し上げたい!
指を滑らせて、そのまま膣へ滑り込ませた。
気持ち良さそうに腰をくねらせるのでもう一本指を増やした。
我慢が出来ず、少し手荒だがナカを解すと蜜がどんどん溢れてシーツを湿らせていく。
下着を脱がせ、自分の服も脱ぎ、透明な液で濡れた陰茎の先を秘部に当てて往復し、膣口を捉えるとそのまま体重をかけながらズブズブと挿入し、奥を押し上げるように全てを収めた。
《ふぅ……》
充分な潤いとキュウキュウと締め付ける膣壁と先端を包む子宮を堪能していた。
腰は動かしていないが陰茎が勝手にビクビクと暴れている。
ミーシェの体は薄いピンクに染まり、瞳には涙を溜め、手の甲を噛んでいた。
《噛んじゃダメだ》
口から手を離させて代わりに舌を差し入れてミーシェの舌を絡めた。
《ん……んっ……》
膣壁が蠢き陰茎を刺激する。
もう駄目だ。気持ち良過ぎて射てしまう。
頂を摘み捏ねながら少しだけナカを掻き回し、ミーシェに謝った。
《ごめん、射る》
するとミーシェが首に腕を回して引き寄せようとしていた。
抱きしめて欲しいのだと分かり強く抱きしめて無作為に膣内を荒く突き動かすと奥が吸い付き卑猥な音を立てていた。
チュポッ チュポッ
《ミーシェ!愛してる!》
次の瞬間、視界に映ったのは暗い天井だった。
平然を装い洗面室へ行き、トイレに精を放った。
ビュルッ ビュルッ ビュルッ ………
「くぁっ………」
吐精を終え、飛び散った精液を拭き、便器は水で流した。
手を洗い、顔を洗い、鏡に映る自分を見た。
「ハッ……」
水気を拭いて洗面室を出てそのままバルコニーへ出た。
ベンチにもたれ、目を閉じた。
「気分転換をしたいだけだ」
バルコニーにいた護衛騎士に構うなと意思表示をして目を閉じた。
夢の中で私はミーシェに愛してると告げていた。
今まで女を抱く夢など見たこともないし、“愛してる” などと言ったこともない。
噂から想像していた美しさとは桁違いで、まだ開花しかけた令嬢に驚いた。
最初はそれだけだった。
つれない彼女とのダンス。
大粒の涙を溢し表情を一変させた泣き顔は、庇護欲を揺さぶった。
泣く女を慰めようとしたり、ましてや抱きしめたり頭を撫でるなどしたことがない。
弟妹や子にさえしたことがない。
翌日の彼女は笑顔を見せ、心を開いていた。
女の育った環境を知りたくて滞在したいなどと思ったことも無かった。
剣術の才能にも惚れた。
いくら影が教えたからといって、教えられた誰もが習得するわけではない。
帝国の王族付き王宮騎士だからといって、習得できるわけではない。
まさに選ばれし者だ。
腕の後遺症が無ければもっと本格的な鍛錬を積み、一つも有効が取れないだろう。
ライアンと打ち合ったように。
ガブリエルが彼女の胸を堪能してると分かった瞬間に頭が沸騰して弟を貫いていた。
兄に殺されかけた時、同腹の妹が売られるように嫁がされた時もこんなに感情が乱れなかった。
入浴中の女達の会話に耳を傾けたことなど無かった。
それに湯上がりのミーシェを見て身体中がビリビリとまるで雷に打たれたように衝撃が走った。
長い睫毛や小さな唇の動き、ガウンからでも分かる柔らかな曲線。幼さが少し残る顔。
溜まっているせいかと一晩限りの女を呼ぶつもりが、過ったのはステファニー王女の話だった。
気軽に女を呼んで欲を解消したとミーシェに知られたらと思うと、その考えは消えた。
側妃は子を産ませる為、帝王から配分された女だ。妻達を抱く時は当然抱いていて情などわかなかった。
私にとっては一晩限りの女と大差なかった。
生きてきて恋人がいたこともあったが、それは恋と呼べるのだろうか。
夢の中でミーシェにしたように、抱いてる相手のことを常に考え、反応を見守りながらセックスをしたことは無い。
今まで快いと言われれば其処を刺激してやったが、どちらかというと快楽を得た女が陰茎を締め付けるから、私の快楽のための行為だった。
現実も夢と同じようにミーシェとなら初めて味わうような快楽と満足感を得られるのだろうか。
ミーシェに甘えて貰いたい。頼って貰いたい。守ってやりたい。
他の男を見ないで、私の名だけを呼んで欲しい。
こんな気持ちになるなんて。
「困ったな……」
「王太子殿下、何か」
「いや、独り言だ。忘れてくれ」
部屋に戻りソファに身を任せた。
ミーシェ……泣いているのか?
《何があった。私がお前の憂いを取り除こう》
《ここが……》
胸?
《あいつに触られた左胸が……》
《痛いのか!?》
《触れられて…摘まれた感触が離れないの》
《どうしたらいいんだ。チェルシーを呼ぶか?》
《チェルシーの手は小さいわ》
《エヴァン?》
《彼の話はしないで》
《……私でもいいか?》
《うん 》
ミーシェはナイトドレスの腰のリボンを解き、布をクロスさせて隠してた肌を曝け出した。
鎖骨、胸の谷間、腹、下着、脚の順に視線を落とした。
ミーシェはベッドの中央に座った。
私もベッドに膝をつき、ミーシェの左の衣に鳩尾辺りから手を差し入れ左の乳房を掌で包んだ。
なんて柔らかい胸だ。吸い付くように指が沈む。
ミーシェを見ると何か言いたそうだった。
《触り方がおかしいか?》
《もっと形を変えるほど…それに先を……》
ほんの少しだけ力を足して乳房を揉み、可愛い頂を摘んだ。
ミーシェはビクッと体を震わせると、スルリと衣が肩から滑り落ち、左上半身は完全に肌を曝け出した。
ミーシェに顔を寄せ髪の匂いを嗅ぎながら優しくクリクリと指で捏ねた。
《んっ、》
私の首元から肩辺りにミーシェが顔を付け、捏ねる度にビクンと跳ね、可愛い小さな声を漏らす。
ミーシェの耳に唇を付け小さく囁く。
《もっとか?》
《あっ!》
肯定と受け取って遠慮なく左胸を堪能した。
ミーシェが右胸を押さえているので頭を撫でながら囁く。
《ミーシェ、右が放っておかれて可哀想だ。
右側も可愛がって欲しかったら言ってくれ》
手を止めて待つと恥ずかしそうに片側を隠していた衣を肩から外し、右上半身も顕になった。
《いい子だ》
ミーシェの脚の間に入り込み、背中を支えてそっとベッドに倒した。
右の乳房を揉みながら頂を捏ねると下半身をモジモジとさせながらビクビクと反応させ声を漏らす。
右胸の頂を摘み捏ねながら左乳房を掬い上げ頂きを口に含んだ。
《ああっ!》
痛いほど勃ち上がった陰茎を布越しに秘部に擦り当てながら頂、乳房、谷間、腹を舐めた。
へそから谷間まで強くゆっくり舐め上げながら両方の頂を摘み捏ねるとミーシェの脚は私の腰に絡んでいた。
《はあっ! レオン様っ!》
従属国とはいえ、他国の王族の婚約者。
だけどそんな事がどうでも良くなるほど理性が消し飛んだ。
右手を下着に差し入れ、秘部に届くとそこは潤いに満たされていた。
可愛い芽を擦りながら暴れるミーシェの片側に体重を少しだけ乗せて押さえ、頂を舌で弄ぶ。
《ああっ!はあっ!!》
挿れたい!早く奥を押し上げたい!
指を滑らせて、そのまま膣へ滑り込ませた。
気持ち良さそうに腰をくねらせるのでもう一本指を増やした。
我慢が出来ず、少し手荒だがナカを解すと蜜がどんどん溢れてシーツを湿らせていく。
下着を脱がせ、自分の服も脱ぎ、透明な液で濡れた陰茎の先を秘部に当てて往復し、膣口を捉えるとそのまま体重をかけながらズブズブと挿入し、奥を押し上げるように全てを収めた。
《ふぅ……》
充分な潤いとキュウキュウと締め付ける膣壁と先端を包む子宮を堪能していた。
腰は動かしていないが陰茎が勝手にビクビクと暴れている。
ミーシェの体は薄いピンクに染まり、瞳には涙を溜め、手の甲を噛んでいた。
《噛んじゃダメだ》
口から手を離させて代わりに舌を差し入れてミーシェの舌を絡めた。
《ん……んっ……》
膣壁が蠢き陰茎を刺激する。
もう駄目だ。気持ち良過ぎて射てしまう。
頂を摘み捏ねながら少しだけナカを掻き回し、ミーシェに謝った。
《ごめん、射る》
するとミーシェが首に腕を回して引き寄せようとしていた。
抱きしめて欲しいのだと分かり強く抱きしめて無作為に膣内を荒く突き動かすと奥が吸い付き卑猥な音を立てていた。
チュポッ チュポッ
《ミーシェ!愛してる!》
次の瞬間、視界に映ったのは暗い天井だった。
平然を装い洗面室へ行き、トイレに精を放った。
ビュルッ ビュルッ ビュルッ ………
「くぁっ………」
吐精を終え、飛び散った精液を拭き、便器は水で流した。
手を洗い、顔を洗い、鏡に映る自分を見た。
「ハッ……」
水気を拭いて洗面室を出てそのままバルコニーへ出た。
ベンチにもたれ、目を閉じた。
「気分転換をしたいだけだ」
バルコニーにいた護衛騎士に構うなと意思表示をして目を閉じた。
夢の中で私はミーシェに愛してると告げていた。
今まで女を抱く夢など見たこともないし、“愛してる” などと言ったこともない。
噂から想像していた美しさとは桁違いで、まだ開花しかけた令嬢に驚いた。
最初はそれだけだった。
つれない彼女とのダンス。
大粒の涙を溢し表情を一変させた泣き顔は、庇護欲を揺さぶった。
泣く女を慰めようとしたり、ましてや抱きしめたり頭を撫でるなどしたことがない。
弟妹や子にさえしたことがない。
翌日の彼女は笑顔を見せ、心を開いていた。
女の育った環境を知りたくて滞在したいなどと思ったことも無かった。
剣術の才能にも惚れた。
いくら影が教えたからといって、教えられた誰もが習得するわけではない。
帝国の王族付き王宮騎士だからといって、習得できるわけではない。
まさに選ばれし者だ。
腕の後遺症が無ければもっと本格的な鍛錬を積み、一つも有効が取れないだろう。
ライアンと打ち合ったように。
ガブリエルが彼女の胸を堪能してると分かった瞬間に頭が沸騰して弟を貫いていた。
兄に殺されかけた時、同腹の妹が売られるように嫁がされた時もこんなに感情が乱れなかった。
入浴中の女達の会話に耳を傾けたことなど無かった。
それに湯上がりのミーシェを見て身体中がビリビリとまるで雷に打たれたように衝撃が走った。
長い睫毛や小さな唇の動き、ガウンからでも分かる柔らかな曲線。幼さが少し残る顔。
溜まっているせいかと一晩限りの女を呼ぶつもりが、過ったのはステファニー王女の話だった。
気軽に女を呼んで欲を解消したとミーシェに知られたらと思うと、その考えは消えた。
側妃は子を産ませる為、帝王から配分された女だ。妻達を抱く時は当然抱いていて情などわかなかった。
私にとっては一晩限りの女と大差なかった。
生きてきて恋人がいたこともあったが、それは恋と呼べるのだろうか。
夢の中でミーシェにしたように、抱いてる相手のことを常に考え、反応を見守りながらセックスをしたことは無い。
今まで快いと言われれば其処を刺激してやったが、どちらかというと快楽を得た女が陰茎を締め付けるから、私の快楽のための行為だった。
現実も夢と同じようにミーシェとなら初めて味わうような快楽と満足感を得られるのだろうか。
ミーシェに甘えて貰いたい。頼って貰いたい。守ってやりたい。
他の男を見ないで、私の名だけを呼んで欲しい。
こんな気持ちになるなんて。
「困ったな……」
「王太子殿下、何か」
「いや、独り言だ。忘れてくれ」
部屋に戻りソファに身を任せた。
108
お気に入りに追加
1,316
あなたにおすすめの小説
【完結】平凡な容姿の召喚聖女はそろそろ貴方達を捨てさせてもらいます
ユユ
ファンタジー
“美少女だね”
“可愛いね”
“天使みたい”
知ってる。そう言われ続けてきたから。
だけど…
“なんだコレは。
こんなモノを私は妻にしなければならないのか”
召喚(誘拐)された世界では平凡だった。
私は言われた言葉を忘れたりはしない。
* さらっとファンタジー系程度
* 完結保証付き
* 暇つぶしにどうぞ
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
はっきり言ってカケラも興味はございません
みおな
恋愛
私の婚約者様は、王女殿下の騎士をしている。
病弱でお美しい王女殿下に常に付き従い、婚約者としての交流も、マトモにしたことがない。
まぁ、好きになさればよろしいわ。
私には関係ないことですから。
決めたのはあなたでしょう?
みおな
恋愛
ずっと好きだった人がいた。
だけど、その人は私の気持ちに応えてくれなかった。
どれだけ求めても手に入らないなら、とやっと全てを捨てる決心がつきました。
なのに、今さら好きなのは私だと?
捨てたのはあなたでしょう。
【完結】王命婚により月に一度閨事を受け入れる妻になっていました
ユユ
恋愛
目覚めたら、貴族を題材にした
漫画のような世界だった。
まさか、死んで別世界の人になるって
いうやつですか?
はい?夫がいる!?
異性と付き合ったことのない私に!?
え?王命婚姻?子を産め!?
異性と交際したことも
エッチをしたこともなく、
ひたすら庶民レストランで働いていた
私に貴族の妻は無理なので
さっさと子を産んで
自由になろうと思います。
* 作り話です
* 5万字未満
* 完結保証付き
いじめられ続けた挙げ句、三回も婚約破棄された悪役令嬢は微笑みながら言った「女神の顔も三度まで」と
鳳ナナ
恋愛
伯爵令嬢アムネジアはいじめられていた。
令嬢から。子息から。婚約者の王子から。
それでも彼女はただ微笑を浮かべて、一切の抵抗をしなかった。
そんなある日、三回目の婚約破棄を宣言されたアムネジアは、閉じていた目を見開いて言った。
「――女神の顔も三度まで、という言葉をご存知ですか?」
その言葉を皮切りに、ついにアムネジアは本性を現し、夜会は女達の修羅場と化した。
「ああ、気持ち悪い」
「お黙りなさい! この泥棒猫が!」
「言いましたよね? 助けてやる代わりに、友達料金を払えって」
飛び交う罵倒に乱れ飛ぶワイングラス。
謀略渦巻く宮廷の中で、咲き誇るは一輪の悪の華。
――出てくる令嬢、全員悪人。
※小説家になろう様でも掲載しております。
【掌編集】今までお世話になりました旦那様もお元気で〜妻の残していった離婚受理証明書を握りしめイケメン公爵は涙と鼻水を垂らす
まほりろ
恋愛
新婚初夜に「君を愛してないし、これからも愛するつもりはない」と言ってしまった公爵。
彼は今まで、天才、美男子、完璧な貴公子、ポーカーフェイスが似合う氷の公爵などと言われもてはやされてきた。
しかし新婚初夜に暴言を吐いた女性が、初恋の人で、命の恩人で、伝説の聖女で、妖精の愛し子であったことを知り意気消沈している。
彼の手には元妻が置いていった「離婚受理証明書」が握られていた……。
他掌編七作品収録。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します
「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」
某小説サイトに投稿した掌編八作品をこちらに転載しました。
【収録作品】
①「今までお世話になりました旦那様もお元気で〜ポーカーフェイスの似合う天才貴公子と称された公爵は、妻の残していった離婚受理証明書を握りしめ涙と鼻水を垂らす」
②「何をされてもやり返せない臆病な公爵令嬢は、王太子に竜の生贄にされ壊れる。能ある鷹と天才美少女は爪を隠す」
③「運命的な出会いからの即日プロポーズ。婚約破棄された天才錬金術師は新しい恋に生きる!」
④「4月1日10時30分喫茶店ルナ、婚約者は遅れてやってきた〜新聞は星座占いを見る為だけにある訳ではない」
⑤「『お姉様はズルい!』が口癖の双子の弟が現世の婚約者! 前世では弟を立てる事を親に強要され馬鹿の振りをしていましたが、現世では奴とは他人なので天才として実力を充分に発揮したいと思います!」
⑥「婚約破棄をしたいと彼は言った。契約書とおふだにご用心」
⑦「伯爵家に半世紀仕えた老メイドは伯爵親子の罠にハマり無一文で追放される。老メイドを助けたのはポーカーフェイスの美女でした」
⑧「お客様の中に褒め褒めの感想を書ける方はいらっしゃいませんか? 天才美文感想書きVS普通の少女がえんぴつで書いた感想!」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる